人気ブログランキング | 話題のタグを見る

絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
プロフィールを見る
更新通知を受け取る
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

三まいのおふだ

ううっ、ショックです(泣)

大好きな大好きな作家の長谷川摂子さんが、18日にお亡くなりになりました。

最近も「てのひらえほんシリーズ」の「かちかちやま」を紹介したばかりでした。



良い作家さんがお亡くなりになる度に、ああもっと早くお話を聞いておけばよかった!と後悔します。

なんと言っても大好きなのは「きつねにょうぼう」です。




そして今読み比べているのは、「三まいのおふだ」







読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、やまの おてらに おしょうさんと こぞうが おった。

あるひ、おしょうさんは こぞうを よんで、

「もうじき おひがんが くるすけ、やまへ はなとりに いってこいや」

といった。

「はいっ」と いって こぞうが でかけようとすると、おしょうさんは、

「もし やまで おまえの みに なんぞ あったら、このおふだに たすけてもらえ」

と いって、 三まいの おふだを ふところに いれてくれた。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

小僧は良い気分で、歌など歌いながら山道を行った。

ところがどこまで行っても花が見つからない。

どんどん山奥に入って行く内、陽が落ちて暗くなってきた。

困っていると、向こうの方に家の明かりが見えたから、走っていって戸を叩いた。

白髪のばあさが出てきて、小僧を泊めてくれた。

干し柿をたんと食わせて貰った小僧は眠たくなった。

「こぞう、もう ねれ。うちには ふとんが これしか ないすけ、おらが おまえを だいて ねる」

「とんでもねえ。おら、ひとりがいい」


でも、ばあさの言う通りにするしかなかった。

夜中に雨が降り出し、雨だれがこんな歌を歌った。


てーん てん てらの こぞう


かお みれ、かお みれ


てん てん てん



小僧がそっと目を開けて、ばあさの顔を見ると!


* * * * *


これは長谷川摂子さん再話の方です。

水沢さんの方が有名でしょうか?

三枚のお札の登場の仕方が異なります。

長谷川さんのでは、和尚さんが持たせるのですが、水沢さんのでは、小僧が逃げ込んだ便所の神様から貰います。


雨が小僧にばあさの正体を教える場面。

水沢さんのでは更にこわ~い場面が加わります。

三枚のお札と言うのは、鬼ばばから逃げる小僧を助ける役目を果たすのですが、

長谷川さんのでは、それは大川・大藪・大火事になり、

水沢さんのでは、大山・大川・大火事と、若干異なります。


その後の場面は変わりなく、お話的にはそれ程の違いはないようです。

水沢さんの方は絵が梶山俊夫さんとあって、雰囲気があります。

長谷川さんの方はちょっと漫画っぽく、それ程怖いイメージではないのかな?

そうたは園で、水沢さんのを読んで貰っていたと思うのですが、家では長谷川さんの方を手に取ります。

とっても怖いお話だと思うのですが、「てのひらむかしばなし」の方ならば、小さな子でも夢にまで出てくる程怖くは無いと思いますよ。

お寺まで逃げてきた小僧が、和尚さんに早く開けてと頼む場面。

焦る小僧とのんびりしている和尚さんの掛け合いが、何度読んでも面白い(^^)


* * * * *

長谷川摂子さん、素敵なお話をたくさん残して頂き、ありがとうございました。

ご冥福を心よりお祈りいたします。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!

あなたの一票が明日への励みに繋がりま~す(^^)

 ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ

 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ
by yomuyomuehon | 2011-10-26 00:14 | 昔ばなし