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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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ひとつぶのおこめ


「ぼくは だれと けっこんするのかなあ・・・」

(またそんな事言ってるよ~)とパパと顔を見合わせ苦笑(^^;)

「この1年の間に好きな子がころころ変わるんだから、分かんないなあ。パパやママだって、そうたの年でお互いを知らなかったし、ずーっと、ずーっと後になってからの事だもの。世の中にはたくさんの人がいて、その中から結婚する人を探すなんて難しいけど、そうたの世界が広くなれば成る程、自分にピッタリ会う人と出会う機会も増えるわけ。その為にはしっかり勉強してたくさん遊んで世界を広げなくちゃね」

「でも・・・けっこんしないひともいるよ」

「そうだね(^^;)〇ちゃんとか×ちゃんとかねぇ」

「×ちゃんは一回したんだよ。別れちゃったけど・・・」

「なんで?」

「そうただって好きな子が変わるじゃない?大人も一緒なの。まあ、パパやママみたいに我慢すれば良いんだけど、我慢したくなかったんじゃない?」

「世の中には国よっても人によっても価値観が違うから、結婚しない人も居るし、結婚しないで子どもが居る人もいるのよ」

「そうたはどう?」

「パパとママとこどもがいるのがいい!」

子育てに成功したか否かは、子どもが今ある家族環境を、自分が親になっても作りたいと思えるか否かではないかと、私は思います。

そんな意味では今の環境は、子どもにとって心地良いものなのかな?

さて、それはさて置き、その後そうたの質問は続き、

「きょうりゅうはどうやってうまれたの?」

「ちきゅうはどうやってできたの?」

等など、色々あって忘れましたが、急にどうしちゃったの?と思えるような質問を次々投げかけてきまして、こちらはそれにろくに答えられず・・・(^^;)

急に利口になったようなお兄ちゃんに、今日はこれを読んでみますか?とはぐらかし、夕べ読んだのがこれ。




読んであげるなら 8、9歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、インドの ある ちほうに ひとりの おうさまが いました。

この おうさまは、じぶんは かしこくて ただしくて、おうと よばれるに ふさわしいと おもいこんでいました。

その ちほうには、おこめを つくる ひとたちが くらしていました。

けれども、とれた おこめの ほとんどは、おうさまに めしあげられていました。

「こめは わしが ちゃんと しまっておく。やがて、こめが とれない ききんの としが やってくるかもしれん。そのときは、しまっておいた こめを みんなに わけあたえよう。そうすれば、だれも うえじに しなくて すむからな」と おうさまは、、やくそくしていました。


 * * * * *


(以下、あらすじです)


何年もの間豊作が続き、王様の米蔵はいっぱいになりました。

しかし本当に飢饉がやってきた時、王様はお米を独り占めして、人々に分け与える事はありませんでした。

ある日、王様は自分と家来のために宴会を催す事にしました。

1頭の象が、米蔵から宮殿まで、籠を二つ運んで行きました。

ところが片方の籠からお米が零れ落ちていました。

それに気付いた村娘のラーニが歩きながらお米をスカートで受け、ある計画を立てながら宮殿までやって来ました。

「まて、どろぼう!その おこめを どうする つもりだ?」

「わたしは どろぼうでは ありません。かごから おちた おこめを あつめて、おうさまに おとどけに まいったのです。」


それを聞いた王様は感心して、ラーニに褒美を取らせます。

賢いラーニはこう言いました。

「ごほうびだなんて、とんでも ございません。でも、どうしてもと おっしゃるなら、おこめを 1つぶ くださいませ。」

たった一粒と聞いて、王たるものの孤剣に係わると思った王様は更に勧め、ラーニはこう答えました。

「おうさまが そこまで おっしゃるなら、こんなふうに なさっては いかがでしょう?きょうは、おこめを 1つぶだけ くださいませ。そして 30にちの あいだ、それぞれ まえの ひの ばいの かずだけ おこめを いただけませんか?あしたは おこめを 2つぶ。あさっては、おこめを 4つぶ、というように」

最初の内、娘をあまり利口ではなかったなと思っていた王様でしたが、半月程経つと王様も腕組みをするようになりました。

1粒に始まったお米は、16日目に32768粒になっていて、それまでに渡したお米をあわせると、袋2つ分になっていたからです。

ひとつぶのおこめ_e0160269_23202735.jpg


27日目には、64籠分を神聖な牛32頭が運びました。

王様は段々心配になってきましたが、王たるもの褒美は最後までやらないと!と思っている王様。

勿論最後の30日目まで、お米をラーニに取らせたのでした。

その数なんと!!!

そして、それを運んだのは!!!

* * * * *

倍倍計算?

いえいえ数列計算、∑(シグマ)です。

倍倍だと、それぞれの日に貰ったお米の数はわかりますが、トータルの数はわかりませんね。

まあ、それを全部足せば良いんですけどね(^^;)


あれーっ、∑ってどうやるんだったっけ???

あんなに勉強したは・ず・の数列。

ネットで検索してみた所、全くちんぷんかんぷん!(ああ、凹む)

高校生の頃の私は、こんなの簡単に解けたのに~・・・

計算する根気のある方、数列が解る方は、30日目にラーニが手にしたお米が何粒になったか、計算してみてくださいね。

,(コンマ)が無いので、段々増えていく数を読むのに一苦労。

読み聞かせには、桁を書いたカンペが必要ですよ。

作者のデミさんはアメリカ人ですが、東洋への関心が高く、この本ではインド細密画の手法を取り入れています。

29日目、30日目のは見開き。

赤と金色をふんだんに使った美しいイラストです。

それにしてもこの王様、悪い奴かと思いきや、意外と純粋。

律儀に、米蔵の中のぜ~んぶのお米をあげちゃったんですもの。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-10-17 23:24 | おもしろ絵本