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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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ふしぎなのらネコ

そうたが、お友達3人とボードゲームをしていました。

それに気付いて近くに寄って行ったベビーちゃん。

悪戯しないようにベビーちゃんを見ていると、そこにはいや~な空気が流れていました。

「なにやってんだよ!こんどやったらぬけてもらうからねっ!」

「・・・・・」

ゲームのやり方を分かっていなそうなそうたと、もう一人。

あと一人は分かっていそうでしたが、早くやらないと文句が飛んでくるので、焦っています。

皆、びくびく顔色を伺いながら、楽しいわけの無いゲームを続けています。

たいちはその脇で、威張っている子の顔をじっと見ています。

「5・4・3・2・1 はい、おわりっ!ぬけてっ!」

ゲームから締め出されてしまった女の子。

泣きそうな顔で、そうたも抜けてしまいました。

「そうた、もう帰ろうか!?」

近くにいた女の子とそうたに、

「あんたたちは何にも悪くないよ。でも、やり方がわからなかったら、分からない!って言わなきゃね。」


その後用事のあった私は、そもそもお昼で退散の予定でした。

しかし、そのままで帰ることになったそうたは、後味の悪い結果になってしまいました。

う~ん、その後子供たちだけで関係修復させてから、帰った方が良かったか!?

でもあの子は元々、自分より下だと思える子には、ああいう態度を取る子であったし・・・

無理して遊ぶ必要も無いし・・・

他の遊びをしている時にも、同じような会話が聞こえてもいたし・・・


涙を堪えているそうたに、何が嫌がったのかを聞くと、

「ことば・・・」と。

そうたが言われていたわけではなかったようなのですが、側で言われている子へのキツイ言葉の暴力に、かなりショックだった様子。


イヤだと思う相手と、無理して遊ぶ必要は無い事。

嫌な事や分からない事は、相手にちゃんと言葉で伝えなきゃならない事。

そうたやたいちがあんな事をしたら、ママは悲しいと言う事。

車の中でそんな事を話しながら、用事に向かったのでした。


子供のストレスは、必ず弱い子の方へ向かいます。

それは大人になってからも同じですけれど・・・

たまに、子どもにギャーギャー喚きちらしている自分が、脳裏を横切ります。


幼稚園児の時は、お友達とのトラブルに、言葉が出なくて、泣いてばかりだったそうた。

小学生になって、説明能力がぐ~んとアップして、家でも私やパパが閉口するような切り替えしをしてきたりします。

お友達とのトラブルで(そうたの性格では、トラブルってものは無いんですけれどね)泣く事はなくなっても、相手に言い返す事はまだ出来ないようです。

嫌な事は、ちゃんと相手に伝える事が出来るようになって欲しいなあと思います。

一方たいちは次男で、年上と遊ぶ事が多く、同じ年の子では物足りない事もたまにあるようです。

それは今回トラブルを起こしていた子と一緒。

小さな子どもが弱い子をいじめるのは、動物としての本能なのかもしれませんが、今回の事を側で見ていたたいちも、良く無い事は感じたようでした。

* * * * *

昨夜読んだ、この夏の低学年の課題図書になっている「ふしぎなのらねこ」

あまりにもピッタリのお話でした。

私としては、教訓めいたお話は嫌いなんですが・・・(^^;)

くさの たき
金の星社
発売日:2010-09




(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

さきちゃんは、このはる、一年生になりました。

おいわいに、パパと ママが つくえを かってくれました。

つくえには、たくさんの ひきだしが ついています。

さきちゃんは うれしくて、ひきだしを あけたり しめたりしています。



 * * * * *


(以下、あらすじです)


その引き出しをいじる妹のななちゃん。

勿論、さきちゃんはななちゃんをバシン!

泣き出すななちゃん。

その声を聞いてやって来たお母さんに、理由を聞かれても、

さきちゃんは、

「だって・・・」


ある日、放課後クラブでの事。

まりちゃんにぶらんこを交代してもらいたくて、

「かわって!」と言ったのですが、まりちゃんは、

「もうちょっと!」となかなか譲ってくれません。

怒ったさきちゃんは、ぶらんこをいきなり止めて、背中をバシン!

泣き出すまりちゃん。

飛んできた先生が理由を聞いても、

「だって・・・」


その日の帰り、お母さんとケヤキ公園に寄りました。

ブランコにはすぐ乗れました。

その後は雨続き。

なかなか公園に寄ることが出来ません。

やっと行けた日、ブランコの側に黒い野良猫がいました。

さきちゃんは野良猫を追い飛ばしました。


それから公園に行く度に、その野良猫がいました。

ある日、さきちゃんが「どいてよ!」と言っても、野良猫は動きませんでした。

「のら!どいてって いってるでしょ!」

「どうして もっと やさしく いえないんだよ。だから だれとも なかよく あそべないんだよ。」


言い返そうとしても言葉が出ないさきちゃん。

涙が出てきました。

気が付くとさきちゃんはベッドの中。

夢だったのかしら!?


ある日、お父さんが白くてふわふわの赤ちゃんネコを連れて帰って来て・・・


* * * * *


課題図書なので、本当は子どもが自分で読むべきものかしら(^^;)

でも、国語の教科書があの程度なのに、課題図書は随分と字が多いですね!



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-08-20 07:01 | 幼年童話