どうぶつはいくあそび
読んであげるなら 7、8 歳~
『ふるかわうそはち』とは・・・かわうそ師匠?の名前
昔、人間に俳句を教えたのが蛙で、
その蛙に俳句を教えたのが、私の先祖のかわうそだと、『ふるかわうそはち』さんは仰います。
春・夏・秋・冬と4つの章に分けられていています。
「どうぶつはいくあそび」ですから、動物たちが俳句を詠んでいるわけです。
そこに、うそはち師匠の感想が添えられています。
季節に分けられていても、俳句にお決まりの季語なんぞ気にしておりませぬ。
遊びの気持ちで作る事が大切!だそうです。
では、春の章から一句
「じゃんけんぽん ぐーのさざえに いつもまけ」
これを詠んだのは、誰でしょう?
ぐーに負け・・・ですから、チョキですね。
答えはかに。かにた君の句です。
そこに添えられた、うそはちさんの感想は、
「かにたくん、こんどは、ぱーの ひとでと、じゃんけんするに かぎるよ。」だって(^^;)
夏の句からもう一つ
「びずじずび ずびずじずずび ふらふるる byはちよ」
?????
お分かりでしょうか?
これで分かった!という人は凄い。
そんな貴女様は、動物学者でいらっしゃいますか?
・・・って、蜂って動物かしら!?
分からない人のために、訳を付けときます。
「あちこちの はなによばれて めがまわり」
ははあ~ん!って感じでしょ?(^^;)
そして、そこに添えられた、うそはちさんの感想は、
「しごとと、あそびと、ほうしを、どうじにやっている。すばらしいことだ。」ですって(^^^)
そんなこんな、くだらない!?ダジャレ満載の句集でございます。
でも、そういうくだらない事が、世の中にも子どもにも、そして勿論大人にも、と~っても大切だと思いませんか?
片山健さんの絵も素敵な、小さな小さな絵本です♪
谷川俊太郎さんの最初の奥様だった岸田衿子さん。
今年お亡くなりになりましたね。
今読んでいる「ぼくはこうやって詩を書いてきた」にも、お二人の事が書かれています。
どちらも裕福な家庭のお子様で、北軽井沢の別荘で幼馴染として過ごされたそうです。
くっ付いたり離れたりを繰り返していたお二人。
一度結婚しないと別れられないから結婚したそうで・・・(^^;)
なんて、後ろ向き!ん?前向きなのかしら?
まあ、でもお互いに惹かれあったのが分かる気がする!?句集でございます。
今週は、寝る前に子ども達に、谷川さんの詩を読むことが多くなっています。
「あいしてる」
あいしてるって どういうかんじ?
ならんですわって うっとりみつめ
あくびもくしゃみも すてきにみえて
ぺろっとなめたく なっちゃうかんじ
あいしてるって どういうかんじ?
みせびらかして やりたいけれど
だれにもさわって ほしくなくって
どこかへしまって おきたいかんじ
あいしてるって どういうかんじ?
いちばんだいじな ぷらももあげて
つぎにだいじな きってもあげて
おまけにまんがも つけたいかんじ
この詩が載っているのはこれ
↓ ↓ ↓
「あいしてるって、ラブラブってこと?」
と、聞いてきたのはそうたです。
そうたは、お隣の席のNちゃんとラブラブなんですって(^^;)
胸の中で、いっぱいを占めているのは、相変わらずSなんだそうですが・・・
全く気の多い男です。
一体、誰に似たのでしょう?
もうすぐ、一回目の席替えをするそうです。
きっとまた、別の子を好きになるのでしょう。
一方たいちは・・・
「へっへー!おれは、ひとりでラブラブだぜーっ!」
???
全く意味を理解しておりませぬ(^^;)
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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