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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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ひとめあがり



読んであげるなら 小学高学年~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

落語にでてきます人ってえと、

八つぁんに、熊さん。

大家さんに、横丁のご隠居さん。

ぼんやりしたのが、与太郎さん。

八つぁんとは、八五郎。

熊さんとは、熊五郎なんでありますが、

人間が、がらがらしていて、がらっ八。

のうてんきなもんで、のうてん熊、

なんてよばれております。

そんな八つぁんが、ご隠居さんの家を

たずねるところが、落語の幕あきと

なっております。



 * * * * *


(以下、あらすじです)



ご隠居の家の床の間の、にぎやかなお正月飾り。

(床の間を見て、へこんでいるので『へこのま』なんて言って、ご隠居さんに訂正される八つぁん)


そこの掛け軸は、大田蜀山人の歌。

『須弥山も 五岳も富士も一同に どっとと笑う 春はきにけり』

掛け軸をほめると、どうやら自分の株もあがるらしい…。

『いい讃ですね』と言って褒めるのが良いらしい。

そうすると、皆からがらっ八だの八公だの呼ばれているのが、

八つぁん、八五郎さんになるらしい。

八五郎さんは八五郎どの、

八五郎どのは八五郎さまに・・・


町内を巡って、掛け軸を見せてもらい褒めてみよう!と、張り切ってご隠居さんの家を後にしました。

ところが八つぁん、『讃』を『三』と勘違いしていましたので、行く先々でトンチンカン!!!


最初に訪ねたのが大家さんの家。

そこに登場したのがなんと、内田麟太郎さんの詩。

これがまた・・・(^^;)

でもね、見事にひと目上がり!

「いい三ですね」

「これを讃といったら笑われる、これは内田麟太郎の詩だ」

「ええーっ、四。三じゃないんですか」

「詩だよ」



「ははーっ、大家の家は、隠居の家のうらだからなあ。三と四、さいころの目みたいなんだ。

四でなきゃあ、三って、いいかえればいいんだ」


な~んて、変な納得をしちゃった八つぁん。



次はお寺にやって来ました

そこの掛け軸は、讃でも詩でない語。


「三だっていうから、三っていえば、四。

四っていえば、五・・・。

三、四、五.

ははーっ、

ひと目あがりになってんだ。

じゃあ、こんどは・・・六だ。

・・・そうだ。さきまわりして、

六って、いってやろう」




さてさて、讃・詩・語ときましたから、

次は、ろく?????

思いつきますか?(^^)


落語ではここでオチが付く様なんですが・・・・

この絵本は更に続きますよ~


* * * * *


『ひとめあがり』は、「ひと目上がり」。

目が上がっていくという、おめでたい噺なので、新年や興行の初日に演じられるようです。

(川端誠さんのあとがきより)


う~っ、うまいね~!!!どうも

昨夜、息子たちに読みながら、ゲラゲラ笑っていたパパと私。

しかし年長の息子には、ちんぷんかんぷん!?

ただ、江戸っ子になったつもりで読んでいた私の口調と、八つぁんのボケっぷりに爆笑していたようです。

落語の面白さを十二分に堪能できる、高度な落語絵本です。

シリーズの中で、一際難しいお話なので、小学上級向きでしょうか?


お正月の初笑いにピッタリの絵本です☆☆☆


* * * * *


明けましておめでとうございます


年末は、とってもバタバタしておりました。

30日未明から吐き出したベビーちゃん。

2時過ぎから5時位までの間に5回吐き、最後は胃液。

どうやら、嘔吐性の風邪!?(^^;)

なもんで、30日は朝早くに通院し、子供たち(お泊り中だった姪達も含め)を実家に預け、

主人の実家にもって行くおせちの準備。

実家にお泊りするはずだったそうたとたいちは、

夕方たいちが泣き出し、お迎え要請で緊急出動(^^;)

寝不足でヘロヘロ~

その後もベビーちゃんは吐いたのですが、回数も減り、元気になったので、

予定通り、大晦日から2日まで、主人の実家に行っておりました。

病院はお休み、でも主人の妹は小児科医。

何か有っても大丈夫!

な~んて・・・ね(^^)


* * * * *


元日の午前中は、神田明神への初詣。

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都心の道は、と~っても空いております。

獅子舞に頭をかぶり!とやってもらいまして、

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破魔矢を買いまして、だるまやさんに売っていました獅子も買いまして、

甘酒を飲みまして、

(いやはや年末年始は、財布の紐が緩むもんですねえ)

実家に戻り、お節を食べて、主人と私は夕食までの腹ごなしにウォーキング。


翌日も、朝ごはんの後、ベビーちゃんを連れて三人で、住宅街をウォーキング。

食べてばかりの年明けです(^^;)

どこもやっていないので、住宅街を歩くしかなかったのですが、

この辺の住宅街は、素敵なお家が多くて面白いんです。

人の家なので勝手に撮るのは如何なものか!?と思いながらも、

縁起に良い物を集めてみました。


霊峰富士山が、とてもきれいに見えました。

分かりますか?ちょっと遠いけど、白く雪を被っているのが富士山です。

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この松、凄いでしょ!

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立派な門松でしょ!

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今年も、たくさんの絵本を読んで、素敵な絵本を紹介していきたいと思います。

コメントいただけると嬉しいです(^^)

引き続き、ヨロシクお願いいたします。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-01-03 20:56 | 冬の本