エルマーのぼうけん
読んであげるなら 5、6 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
「ぼくのとうさん ねこにあう」
ぼくのとうさんのエルマーが小さかったときのこと、
あるつめたい雨の日に、うちのきんじょのまちかどで、
としとったのらねこにあいました。
ねこは、びしょぬれで、とてもきもちがわるそうだったので、
ぼくのとうさんは、いいました。
「ぼくのうちにきてみませんか?」
これをきいて、ねこはおどろきました―――こんなとしとったのらねこに
やさしくしてくれた人なんか、いままでいなかったからです―――けれども、
ねこは、こういいました。
「あったかいだんろのそばにすわれて、ミルクをおさらに一ぱいもいただけたら、
たいへんうれしいんですけどね。」
* * * * *
(以下、あらすじです)
野良猫を連れて帰ったエルマーは、母さんに叱られました。
母さんに内緒で、三週間猫を養っていたのですが、ある日見つかってしまい、
エルマーは鞭で叩かれ、猫は窓から放り出されました。
家を抜け出したエルマーは猫を見つけ、何か楽しい話をしようと考えました。
「ぼくは、大きくなったら、ひこうきをもつよ。
どこでもすきなところへ、とんでいけたらすばらしいじゃないか!」
「とってもとっても、そらをとんでみたいとおもいますか?」
「とびたいさ。とべるんなら、なんでもするよ。」
「ほんとに、そんなにとびたいんなら、大きくなってからでなくても、
とぶほうほうが、あるかもしれませんよ。」
と、猫が話し始めたのは、去年の春に出掛けたどうぶつ島での出来事。
『どうぶつ島の真ん中には、一本の広い川が流れていて、
島の反対側へ行くには、川の始まりまで歩いていって、ぐるりと一回りしなければなりません。
どうぶつ島に住んでいるのは、怠け者の動物たちばかり。
川の反対側へ行くのを、とても嫌だと思っていました。
ある日、一匹の子どものりゅうが、空から川岸へ落ちてきました。
まだ上手く飛べなかったんです。
りゅうを捕まえたどうぶつ達は、川渡しをさせる事にしたんです。
重い荷物を運ばせたり、文句を言えば羽をねじったり、体を叩いたりしました。
りゅうの首は、太く丈夫な綱で、杭に縛り付けられています。』
猫は島を出る時に、「いつかきっとたすけてやる」と約束してきたとの事。
「たしかに、たいへんなしごとですがね。
もし、あなたが、りゅうをたすけてやれば、
きっとりゅうは、あなたを、せなかにのせて、どこへでもとんでってくれますよ。
どうです、一つ、やってみては?」
こうして、エルマーは家を抜け出し、りゅうを助けに冒険の旅に出たのです。
* * * * *
「エルマーのぼうけん」は、
「エルマーとりゅう」、「エルマーと16ぴきのりゅう」と続く3巻セット。
これは、お父さんからから聞いた昔話。
お父さんの武勇伝、とでも言いましょうか?
さて、エルマーはリュックにいろんなものを詰め込んで出かけます。
チューインガム、桃色の棒付きキャンディー、輪ゴム、黒いゴム長靴、磁石、
歯ブラシとチューブ入り歯磨き、虫眼鏡、ジャックナイフ、櫛とヘアブラシ、リボン、
『クランベリいき』とかいた大きな袋、着替え、食料。
どうぶつ島で、それぞれの動物と対決する時に、この中の1種類ずつを使います。
たとえば、歯みがきブラシと歯磨きは「サイ」に。
クシとブラシはライオンに・・・など等。
それぞれとのやり取りが面白い!
どうぶつ島に住む、ネズミの言い間違いにも笑えます。
「やたしも、わだや」
「おっと、まちがい。わたしも、やだわ」とか・・・(苦笑)
それから数字がたくさん出てくるのですが、この辺は小学生になってからでないと、
前後関係がつかめないかな?
「エルマーのぼうけん」では、ハラハラドキドキしながらも、
どうにかりゅうを救い出し、お話はおしまいです。
* * * * *
そうたは、12月7日の誕生日に、この三冊セットを貰いました。
毎日3章~4章ずつ読んで、
10日程掛かって全て読み終えました。
読み終えると、また1巻から読み始め・・・
ってな感じで、と~っても嵌っています(^^)
絵が少なくても、自分の頭の中で整理出来ているようで、
最終章まで読んであと、布団の中で全てを語ってくれました。
ちょっとびっくりした母です。
そして、クリスマスプレゼントにサンタさんから貰った、「エルマーのぼうけんすごろく」
家族みんなで、大笑いしながらやりました。
なぜって?
やってみてください!
「右隣の人だけに秘密をそっと打ち明ける」とか、
「わにの歩き方で、皆のまわりを一周する」とか・・・
楽しい催しがた~くさん(^^)
パパの秘密!?
私に打ち明ける事になったので、ワクワクしながら待ってたら・・・
「証券マン時代の年収は・・・」だって~(^^;)
つまらんっ!!!
・・・で、今度は私がそうたに打ち明ける事になり・・・
秘密・・・秘密・・・秘密ねえ・・・
え~と、う~んと、
あら~っ、難しいわ~
パパが、「朝早く起きた時、一人でこっそり食べてる物言えば!」
って、知ってたら秘密じゃないじゃないかっ!
それにそんな事、そうたに言ったらた~いへん!!!
ほんとの秘密は・・・そりゃあ、言えないよね~(^^;)
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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