どんぐりかいぎ
読んであげるなら 5、6 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
むかし むかし、きたぐにの もりの なかの おはなしです。
どんぐりのきは、あきに なると、たくさんの どんぐりを おとしていました。
むかし むかしの そのまた むかしから、まいとし まいとし そうしていました。
* * * * *
(以下、あらすじです)
森の動物達がやって来て、うれしそうに、このどんぐりを食べるのを、
ドングリの木たちは、これまたうれしそうに見ていました。
動物達はどんぐりを食べた後、地面に穴を掘って、どんぐりを隠します。
冬の間の食料にするのです。
でも、欲張りな動物たちは食べる分より余計に埋めるので、食べ残しが出来ます。
春になると、そのドングリから芽が出て、ドングリの子供の木になるのです。
だから、どんぐりの木たちはうれしそうに見ていた訳です。
ところが、初めの内は上手くいっていたのに、
近頃はドングリを落としても落としても全部食べられてしまって、
子供のドングリの木は、ちっとも芽を出さなくなりました。
動物達はたっぷり食べて仲間を増やし、ドングリの木は年寄りの木ばかりになってしまいました。
そこで、どんぐりの木たちは会議を開きました。
そして、もっとたくさんのどんぐりを落とすしかない。
がんばろう!と言うことに。
ドングリの木たちは力の限りがんばって、今までで一番たくさんのどんぐりを落としました。
しかし、数が増えすぎた動物達はひとつ残らず食べてしまいました。

無理を重ねてきたどんぐりの木たちは、
とうとう疲れ切って、秋になってもほんの少しのドングリしか落とす事が出来ませんでした。
こうなると動物達は生きていけません。
食べ物が無くて死んでしまった動物たちもいました。
こうして長い冬が過ぎ、
春になって、少し元気を取り戻したドングリの木たちの2回目の会議が開かれました。
「1ねん やすんだから、ちからが でてきた!」
「この分なら、この秋には どんぐりを また たくさん ならせられるぞ!」
秋になってどんぐりの木たちはたくさんの実を落としました。
数の減った動物達はお腹いっぱい食べても、地面の中にたくさんの食べ残しが出来たのです。
ドングリの木たちは、どうすれば跡継ぎの子供の木が育つのか分かったのです。
北の国のドングリの木には「なりどし」と「ふなりどし」があります。
どうしてそれがあるのか・・・
* * * * *
名古屋で開催中だった、生物多様性条約第10回締約国会議が10月30日、閉幕しました。
生物多様性とは・・・
「単に動植物の種類が多いということだけを意味するものではなく、
この長い歴史と、その中で育まれてきた生きものの相互のつながりをも指し示す言葉」
しかし自然環境の悪化に伴い、この生物多様性が、これまでにない早さで失われつつあります。
生物多様性を守るため、世界中の国(約190カ国)が集まって、行われている会議が「COP」
2010年は国連が定めた「国際生物多様性年」でもあり、注目すべき会議が名古屋で行われたのでした。
では、私達が出来る事って?
1、もっとよく地球の生物多様性について知る事。
2、自分と世界の自然とのつながりを考える事。
3、生活の中で利用している製品が、どこで、どのように作られ、手元に届いたのか、関心を持つ事
今日は、実家で柿やみかんを採った後、飯能まで半年に一度の墓掃除に出掛けました。
途中、狭山のサービスエリアでお昼を取ったのですが、
ああ私って、なんてたくさんのゴミを出しているのかしら・・・と情けなくなった次第。
皆が消費活動をしなくなると、経済は衰退していくのでしょうが・・・
このままの消費活動を続けていって良いのかしら?
子供の頃は無かったコンビニ、お正月三が日はどこもかしこも閉店でした。
携帯電話は社会人になって暫くしてからの事だったし・・・
すっかり便利な世の中に慣れすぎてしまった私たち。
少し、後戻りしても良いのかも・・・な~んて思いませんか?
飯能の渋滞中の市道で停車していた時、
歩きながら携帯で通話中の小学生らしき女の子を見かけ、
このままで良いのか~?
な~んて、主人とこの国の将来を嘆いたものです。
便利すぎる生活は、子供達を不器用にするそうですよ~!!
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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