絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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くわずにょうぼう





読んであげるなら  5、6  歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

とんとん むかしが あったそうだ。

むかし、うんと よくばりの おとこが

ひとりで すんでいたそうだ。

おとこは やまへ しごとにいって、

「おらも にょうぼうが ほしいなあ。

よっく はたらいて めしを くわない

にょうぼうが ほしいもんだ」

と、いったそうだ。




 * * * * *


(以下、あらすじです)



男の後を、ぴたぴた付いて来た美しい娘。

「おらは めしを くわない おなごだ。

めしは ちょっとも くわないで、うんと はたらくから、あんたの にょうぼうに してくんろ」



男は早速、その女に女房になってもらって、一緒に暮らした。

女は飯は食わないし、よく働いた。

「今に蔵に入りきらん位、米が溜まるぞ」と喜んでいたのだが・・・


ある日蔵を空けてみると、米俵がごっそり減ってしまっている。

そこで男は、翌朝山へ行くふりをして、天井から覗いていた。

すると女房は蔵の米俵を出してきて、握り飯を作り、雨戸の上にずらりと並べた。

そして、長い髪を解いた頭のてっぺんから現れた大きな口に、握り飯をぽいっ、ぽいっ。

欲張り男は、目ん玉が飛び出す程たまげてしまった。

それでも日が暮れると、知らん顔して下りてきて、

「おらは やっぱり ひとりぐらしが いちばん いいから おまえは でていってくれ」

と言ったところが、

忽ちでっかい鬼婆になった女房は、

「みたな、このやろう。おまえも くってやる」

と言うが早いか、男を掴んで風呂桶の中へ放り込み、山に向かって歩き出した。
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ところで鬼婆は可笑しな事に、菖蒲が生えた所に来ると

「だめだ、かたなが はえてて おっかねえ」
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蓬が生えた所に来ると、

「だめだ、どくがあって おっかねえ」

と、回り道。

やがて疲れた鬼婆は一休み。

その時、道の木の枝が桶の上に丁度下がって来て、男はそれに捕まり桶から這い上がった。

男の居なくなった桶を背負って、

やすんだから かるいわい

やすんだから かるいわい


と言いながら、走って奥山の住処へ帰った鬼婆。


「人間を獲ってきたぞ。包丁あるか、まな板もあるか」

と、皆を集めて桶を下ろした所が、男が居ない!


怒った鬼婆は、ぶーんぶーん走り出した。

その早いのなんの。

男は逃げて逃げて、やっと菖蒲の茂みに身を隠した。

鬼婆は凄い鼻息で追いついて、今にも男は捕まりそう。


すると・・・


 * * * * *


子供の日が近いこの時期、必ず読みたくなる絵本。

ちょっと怖いお話なので、そうたに読んだのは今年が初めてかな~?

昨年は、自分で捲って絵が怖かったらしく、イヤだ!と言って読ませてくれなかったかも!

一度読んだら、そうたはかなり気に入ったようで、何度もリクエストされる絵本です。

そうです!

小さい子にはちょっと怖いお話なのです。

「み~、た~、な~っ!」

な~んて、美しい女房が頭に大きな口を持つ、でっかい鬼婆に変身しちゃうんですものっ!

欲張りだからこそ、そんな怖い目の遭ってしまったのよ!

結論から言うと、菖蒲が刀になって男を守ってくれ、蓬の汁で鬼婆は熔けてしまったのですが、

なんで、この男は助かったのか!

こんな男はもっと酷い目にあっても良いんじゃないか・・・な~んて思うのですが、いかが?

どこの世界に「な~んにも食べずに、よ~く働きます!」なんて美しい女子がいるのよ!

働く分だけ、食べるのよ!!



・・・で、私はこの所、朝起きると滅茶苦茶お腹が空いてます。

夜もたくさん食べて寝るのですが、夜中の授乳が続くこの時期は、ほんとお腹がぺっこぺこになるもので・・・


今は良いけど、油断してると・・・

運動部を引退した受験前の女子高校生のように、ぶくぶく太ってしまうので、用心用心


さて子供を授かってからのGWは、毎年主人の実家に行っています。

しかし、今年は義母さんの体調が思わしくなく、天使ちゃんのお披露目に行けませんでした。

子供の日に家に居たので、菖蒲湯に浸かり、無病息災を願いました。

頭が良くなる様にと頭に巻いたり、お腹に巻いたり・・・

または、刀にしたりして遊んでいた息子達です。


そんな訳で、GWは近場にお出掛けをして過しました。

その内容はまた次回!



ところでこの絵本の絵は、あの赤羽末吉さんなのですが、渋い色使いが素敵です。

子供より大人に受ける絵本かもしれませんね。

文字だけのページは、まさに蓬色。

是非是非、今の時期に読んどいてね~




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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Commented by キュートなうさぎ at 2010-05-08 08:08 x
“くわずにょうぼう”を初めて読んだ時は、衝撃的でした。
頭がパックリなんて、本当に怖い!
図書館で予約したのですが、まだ借りられていません。
今の時期は人気なんですね。

授乳中はお腹がすきますよね。
夜中でも授乳が終わるたびに何かを口にしていたのですが、
まったく太りませんでした。
えぇ、油断していたので、その分今は・・・・・(T_T)
yomu家の可愛い天使ちゃん、早くお義母さんにお披露目
できるといいですね。
Commented by yomuyomuehon at 2010-05-08 14:10
うさぎちゃん、ありがとう!!まだ読めてないのね、残念!!季節ものは早めの予約がオススメよ~  そうそう、油断禁物なんだけど、若い時と違って、ほんと栄養取られてる感じよ(泣)
by yomuyomuehon | 2010-05-06 17:54 | 昔ばなし | Trackback | Comments(2)