ゼラルダと人喰い鬼
読んであげるなら 5、6歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
昔むかし、あるところに、ひとりぼっちの人喰い鬼がいました。
童話に出てくるような人喰い鬼のように、この鬼も、するどい歯、ごわごわのひげ、
それに、でっかい鼻と、大きなナイフをもっていて、とても残酷で、大ぐらい。
朝ごはんに子どもを食べるのが、なによりも大好き。
* * * * *
(以下、あらすじです)
人喰い鬼は毎日、子供を攫いに街へやって来ました。
親たちは小さな子供達を地下室へ隠し、町から子供たちはすっかり姿を消しました。
町から遠く離れた谷間の森の開拓地に、一人のお百姓さんとその娘のゼラルダが暮らしていました。
その親子は、人喰い鬼の噂を聞いたことがありませんでした。
ゼラルダはお料理が大好きで、六つになるまでにあらゆる事が出来ました。
一年に一度、お百姓さんは町へ作物を売りに行きます。
しかし今回の市が立つ前日、気分が悪くなり、ゼラルダが代わりに行く事になりました。
翌日、ゼラルダは荷車に荷物を載せ、出掛けました。
その朝、人喰い鬼はいつもよりずっと腹にぺこで、気が狂いそうでした。
朝の風に乗ってきたゼラルダの匂いを嗅ぎつけ、人喰い鬼は岩陰で待ち伏せしました。
あまりにあせった人喰い鬼は、岩から足を滑らせ道の真ん中にどしーん、気絶してしまいました。
可哀想に思ったゼラルダは、人喰い鬼を看病し、お腹を空かせている人喰い鬼に料理を作りました。

料理を食べて元気になった人喰い鬼は、その美味しさに、あんなに食べたかった子供の事などすっかり忘れ、自分のお城で料理を作ってくれないかとゼラルダを誘ったのです。
その代わりに、たっぷりの黄金をやると約束して・・・
こうしてゼラルダはお父さんも呼んで、人喰い鬼のお城で暮らすことになりました。
ゼラルダは、次から次へと新しい料理法を編み出しては、お料理ノートを何冊も作りました。
お城での、代表的な夜食のメニューはこんな感じ・・・
1、酢キャベツとソーセージ
2、ガチョウのレバーのパテ、パイ皮くるみ
3、キノコのジェリー、仔牛のカツレツのせ
4、ポンパーノ・サラ・ベルンハルト
5、チョコレートソース・ラスプーチン
6、七面鳥の丸焼きシンデレラ風
7、果物の砂糖漬け、レディーフィンガー・ビスケット、アイスクリーム・ケーキ

近所の人喰い鬼も招待され、その料理の美味しさに、人喰い鬼達はすっかり感激!
その日から、子供達を食べる事なんかすっかり忘れ、町には平和が戻って来ました。
そして・・・・
* * * * *
六歳で何でも作れたというゼラルダ。
本当に偉い!
子供の頃は、流行りだったお菓子作りに嵌った時期もあり、
バレンタインには、手づくりケーキやら何やから作ったこともありましたが、
基本的に結婚するまで、全く料理なんて出来ないし、する気もなかった私。
今でこそお料理大好きな私ですが、食べて喜んでくれる人が居ないと、全く作る気がしないもので・・・
土曜日の夕方から、主人の実家に二泊していた主人と息子達。
作り置きの料理で過ごした、この週末。
人としゃべらず、一日中家で過ごすというのは、結構キツイものですね(^^)
その間、何をしていたかと言うと・・・
そうたのリュック作りです。
大きいリュックを作って~!という息子の要望に応えるべく、苦手な裁縫をしていたのでした。
作り終えて、何だか地味だな~・・・と思い、パッチワークを足し、出来あがったのがこれ!
写真だと黒っぽく見えますが、茶色です。

(何度の洗濯に耐え切れるのか、いささか疑問ではありますが・・・)
肩紐のところは、翌朝作り変えたので、この写真とは異なります。
肩紐を持ち手の内側にして、荷重を分散するために、ポケットと同じ生地でパイレンテープを補強。
肩紐の取り付け位置を内側にした方が、肩から落ちにくいようです。
そうたは気に入った様子で、早速今日、背負って登園しました。
何にも作る気がしなかった週末ですが、主人と息子達が居ると、急にやる気が出てくるのが不思議です。
* * * * *
ここ3日程更新してなかったので、
もしかして生まれちゃった~!?な~んて思われていたかもしれませんが・・・
ここ一週間、お腹は頻繁に張りますが、前駆陣痛も無く、何だか生まれてくるような気配は無く・・・
う~ん、予定日まで行っちゃうのかも?
何れにせよ、予定日まであと2週間です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
* * * * *
本棚はこちら
↓ ↓ ↓
ブクログ/絵本のおかあさん
* * * * *
ランキングに参加していま~す
お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
あなたの一票が明日への励みに繋がりま~す(^^)
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓






