こひつじクロ

読んであげるなら 5歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
ある山のむこうに、
ひつじかいのおじいさんがすんでいました。
おじいさんは、犬のポロといっしょに
毎日ひつじの番をしていました。
* * * * *
(以下、あらすじです)
ポロはしっかりもの。
おじいさんはポロに羊の番を任せると、羊の毛で編み物を始めます。
靴下・マフラー・セーターに毛布を編んでは、町へ売りに行くのです。
羊はみんなまーっしろ。
でも・・・
一匹だけ、黒くて小さな羊のクロが居ました。
「ああ、ぼくもしろくなりたいなあ・・・」
クロはいつもそう思っていました。
でも、おじいさんは
「いーや、おまえはそのままが一番。」って言います。
そしてポロは、クロの事が目障りで仕方ありません。
いつも、白くなりたいなあって考え事ばかりしているクロは、ポロの言う事を聞かないんです。

ある日突然、ひどい嵐がやって来て・・・・
* * * * *
子供の頃、人と違っている事がイヤでした。
ランドセルや遠足のリュックサック、そして靴・・・
人と同じ物ではイヤ!ってな母が買ってくるのは、いつも他の子が持ってないような物ばかり。
今思えば、それが良い物だったのですが・・・
人と同じが良いって気持ちは、子供特有のものなのでしょうか?
それとも日本人的ものなのでしょうか?
この絵本は、そんな小さい子供達の気持ちをクロが代弁しているかのよう。
同じ物を持ってない子を仲間外れにする事が、小さい子には有るようで・・・
特に女の子には多いようで・・・
人と同じである必要はない事、むしろ個性的である事の方が魅力的だって事を、伝えていきたいですね。
字は少ないですが、童話っぽくて長めのお話なので、あまり小さすぎる子には難しいかな?
* * * * *
幼稚園での飼育当番が始まって、一ヶ月が経ちました。
そうたが少し前に、帰りの車の中で、
「ママ、よ~くきいてね!しいくの しかたを おしえるからねっ!
あひるはねっ・・・メリーはねっ・・・うさぎはねっ・・・、草とりはねっ・・・」
と、上から目線で(ふふっ)、事細かにその順序と方法を説明してくれました。
その中で、どうしてそれをするの?って私が聞いた事が、一つあります。
その理由を忘れてしまっていた、そうた。
「じゃあ、N子先生に聞いてきて~!」と言ったのですが・・・
一週間経った今、未だに聞いてきません。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」な~んて事も言いながら、毎日促しているのですが。
聞くと怒られる・・・と思っているようで(^^)
その辺りが、彼の成長しきれない原因の一つかなあ?
一人で人前でのおふざけは平気でやるようなのに、ここぞって時にその力を発揮出来ないんですよね~(苦笑)
どうにか残り二週間の年中時に、聞いてきて欲しいのですが・・・
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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