王さまと九人のきょうだい
読んであげるなら 5、6歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
それは、いつのころか、てんで、けんとうもつかいないほどの おおむかし。
イ族のある村に、としよりの ふうふが すんでいました。
ふたりはいつも、
「子どもがほしい、子どもがほしい。」
と、おもっておりましたが、すっかりこしがまがっても、まだ、子どもは、うまれません。
ある日のこと、おばあさんは、あんまりさびしいので、うらの池のほとりで、じっとかんがえこんでいました。
ひとりでに、なみだが、こぼれて、ぽとーんと、池の中におちました。
* * * * *
(以下、あらすじです)
すると池の中から現れた白髪の老人が、子どもを授かれる丸薬をくれたのです。
それも9つ!
一粒飲んでおばあさんは1年待ちましたが、生まれてきません。
待ちきれなくなったおばあさんは、あるだけ一編に飲んでしまいました。
するとある日突然、9人の赤ん坊が生まれたのです。
その子達はおじいさんおばあさんの手を煩わす事無く、一人で立派に成長しました。
そして名前を、
「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいっぱい」
「ぶってくれ」「ながすね」「さむがりや」
「あつがりや」「切ってくれ」「みずくぐり」
と、丸薬をくれたあの老人がつけてくれたのです。
一緒に一編に大きくなった9人兄弟は、王さまの無理難題を見事に跳ね除けます。
その一人一人の活躍が実に面白い!
それは是非読んで確認してくださいね。
スカーッとしてしますよ~!!
* * * * *
中国の民話です。
昔話だけあって、似たようなお話があるようで・・・
「シナの五人のきょうだい」とか、
「空とぶ船と世界一のばか」とか・・・
読み比べも楽しいですね♪
確かに、こんなにそっくりで、それぞれ一つの事に秀でた兄弟が居たら、親としては頼もしい!?
それも、親が何もしてやらなくとも、一人で勝手に育ってくれるなんてねっ!
まあ、そんな事は無理だし、実際居たら気持ち悪いけど、兄弟力を合わせて育って欲しいもの(^^)
私は父を早くに亡くしたので、妹達(特に真ん中の・・・)の大切さ、身にしみて感じます。
だからこそ、兄弟は多いほうが良いなあって思うのですが・・・
結婚したのも、子どもを授かったのも遅かったので、3人目を身篭れた事に感謝しなくてはなりませんね。
* * * * *
日曜日、「東関東子育て支援サポートセンター」に、そうたのクラスの家族30人程で集まりました。
木村先生と父親達とで直に話をして貰おう!という趣旨。
(言いだしっぺは私なんですが・・・)
母親達がお昼ご飯の支度をしている間、父親達と子供達は火熾し(これが嵌る!)です。
雨で湿度の高い日曜日、これがなかなか点かなかったのですが、お父さん達の頑張りのお陰で、
それぞれが持ち寄った干物を、美味しく頂く事が出来ました。
午後になって、雨は上がり、子供達は外でどろ遊び、火遊びに興じ・・・
親達は木村先生を囲んで、子育て談義。
木村先生の上手な手引きの下、意外と(!?)しゃべるお父さん達。
お母さん達は口を出さないように!との事前約束の下・・・皆頑張って口を閉じていました(ふふっ)
うちの単純なパパは、木村先生に「賢そうなお父さんだから・・・」な~んて言われて甚くご機嫌で、
「行って良かった!またやっても良いね」ですって(^^)
さて、皆さんの家はいかがでしたか~?
先生のお話を聞く度に、親は子の「転ばぬ先の杖にならない事」を心に刻みます。
興味を持った時がやらせ時という先生・・・
確かにたいち(2歳4ヶ月)は何でもやりたがり、そうたの仕事を取ってしまう程。
お皿を洗うのも包丁を使うのも・・・え~っ、もうチョットまって~と思うのですが・・・
こちらが忙しい時に限って、やりたがる。
余裕を持って子育てが出来たら、良いに越した事は無いのですが・・・
でも今考えると、一人目の時はこちらも出来るので、つい手を出してしまっていました。
しかし二人目・・・そしてお腹が大きくなって動くのが大変になって来た今、
自分でやってくれー!って事になって、手も、口も出さなくなってきた事が増えたかも!
兄弟が多い方が子が育つって理由は、ここにあるのかもしれませんね。
ずばり、親が怠慢になるって事!?かしら・・・
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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