ぎょうれつ ぎょうれつ
読んであげるなら 3、4歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
サムが つみきで あそぼうと していると
「おひるごはんですよ。サム、いらっしゃい」
おかあさんの こえが きこえました。
「ちょっと まって」と こたえてから
サムは つみきを ならべはじめました。
さあ しゅっぱつ!ぎょうれつ ぎょうれつ つみきのぎょうれつ。
* * * * *
(以下、あらすじです)
サムの部屋から廊下へ
積み木に続いて、本の行列。
途中、お母さんの呼ぶ声にも、
「ちょっと まって」と、止めないサム。
お風呂場の前を通り、玄関へ。
お風呂の玩具に続いては、靴の行列。
そしてまたまた、お母さん声。
「サム、スープがさめちゃうわよ」
漸く、台所の隣の、家族の部屋に到着。
今度は、玩具の自動車の行列 (車がたくさん並ぶこの場面・・・たいちの一番のお気に入り)
段々と、お母さんがサムを呼ぶ声が、大きくなってきましたよ!
「おねがい、もうちょっと まって」
あと少しなんですが・・・
周りを見回しても、有るのは触ってはいけないものか、届かない所の物ばかり。
さあ、お母さんが切れるのが先か?
その前に、サムが何か見つける事、出来るでしょうか?
はたまた、諦めてテーブルに着くのかな?
ラストは読んで確かめて(^^)
* * * * *
「ご飯ですよ~!」って呼んでも、
遊びに夢中で、なかなか来ない事ってありますよねっ!
何回呼んでも来ない時、切れちゃいますか?
私はもちろん・・・切れちゃいます(へへっ)
でも、たいちはさっさとテーブルに着くか、お箸を出したり、お皿を出したり、ご飯をよそおうとしたり・・・
そうたの仕事を取っちゃいます。
要領が言いと言うか、ただの食いしん坊なのか・・・まあ、したたかです。
勿論、そうたもお腹が空いてれば、帰って来るなり、
「おなか すいた~、おなか すいた~」
と煩く、そんな時はさっさと準備を手伝うのですが・・・
幼稚園のおやつが多かったりすると、遊んじゃって、呼んでもなっかなか来ませんね。
マリサビーナ・ルッソの絵本を読むと、親としては反省し、見習うべき事がたくさん!
結果的に、サムは行列を完成させ、そこへ怒った顔のお母さんが登場。
しかし、お母さんは最初から怒るのではなく、まずはその行列を作ったサムを褒め、
その後で、
「でも こんど おかあさんが よんだら すぐ くるのよ」
と諭すのです。
まあ、頭で解っていても、なかなか出来ないんですけどね。
それが出来るか否かで、子どもの育ちが大分違ってくるんでしょうね~
先日、幼稚園のママ友と、鍋を囲みながらランチをした時、
「所詮嘆いたところで、自分が育てたようにしか、子どもは育たない」
って話になりました。
子どもの言動を嘆く前に、自分がどう接しているか、それを見返す事が大切なんですよね。
子育ては大変な事も多いけど、子供はその何倍も何十倍も、楽しい事や嬉しい事を運んで来てくれます。
そんな時、素直に一緒に喜んだり楽しんだり、時には一緒に泣いたり出来る親で居たいなあと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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