絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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わらのうし



読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


あるところに おじいさんと おばあさんが いました。

それはそれは びんぼうで おじいさんは タールを つくり、

おばあさんは いとを つむいで やっとのことで くらしていました。




タールとは・・・石炭・木材・動物の骨などから作られる、粘り気のある黒い液体。
         サビ止めや防腐剤として、屋根や船の修理などに使われた。





 * * * * *


(以下、あらすじです)


ある日、おばあさんが言いました。

「おじいさん わらで うしを つくっとくれ。よこっぱらに タールを ぬっとくれ」

馬鹿馬鹿しい!と言ったおじいさんでしたが、言われた通り、横っ腹にタールを塗った藁の牛を作りました。

その牛を連れて、丘に登るおばあさん。

「わらのうし わらのうし よこっぱらタールの わらのうし。おいしいごちそう たっぷり おたべ」

おばあさんは糸を紡ぎながら、居眠りを始め・・・



そこに現れたのはクマ。

藁の牛を見て、

「おまえ、だれだ」

「よこっぱらタールの わらのうしさ」

「それじゃ おれに タールをよこせ。いぬどもに はらを くいちぎられたんだ」


くまは、返事をしない藁の牛のタールを剥ぎ取ろうとして、ぺたっ!

くっ付いて離れられなくなってしまいました。

おばあさんは目を覚まし、おじいさんを呼びました。

「おじいさん、うちの うしが くまを つかまえたよ」

おじいさんはくまを捕まえると、穴倉に閉じ込めました。



次の日も、その次の日も、藁の牛を丘に連れて行ったおばあさん。

そしてくまに続き、おおかみ・きつねも捕まえた藁の牛。

おじいさんは捕まえた動物達の皮を剥いで、オーバーや帽子・襟巻きを作ろうと、ナイフを研ぎます。

それを聞いた穴倉の動物達は、

「やめてよ。おねがい。そのかわり・・・・」


さて、動物達の運命や如何に!

そしてその代わり?・・・何をするのかなあ?


* * * * *


ウクライナで最も愛されている昔話だそうです。

「てぶくろ」などの名訳で知られる、内田莉莎子さんの訳。

絵は、ウクライナの代表的画家ワレスチン・ゴルディテュークのもので、とっても芸術的。


ここでも、『3』がキーワード

藁の牛が捕まえた、3頭の動物。

そして、その動物達を捕まえる3度の繰り返しと、おじいさんと繰り返される3回の取引。

繰り返しの内容と会話、そして動物達が、子供の心を引き付けるのでしょうね~(^^)

そうたも大好きなお話です。


* * * * *


この絵本の表紙の藁の牛って、何かに似てる~っ!って思ったら・・・・獅子舞の獅子!?


昨日息子の幼稚園の行事の一つ「荒馬座」公演の観劇がありました。


幼稚園では、1年置きに、「荒馬座」、「田楽座」の公演があります。

最近なかなかお目にかかれない伝統芸能を、生で見れる機会。


昨日の演目は、獅子舞・荒馬踊り・傘踊り・ソーラン節・秩父太鼓等々

心地よいリズム、体中に響く太鼓の音・・・いつの間にか、リズムに合わせて動いている体。

お腹の赤ちゃんも太鼓の音で、ぐるぐる動いていました。

夕べは布団の中でも、いつもより動いていたかも~!


そして、幼稚園のリズム体操にも取り入れられている「荒馬」の掛け声。

舞台のお姉さんの

「ラッセーラー ラッセーラー!」

に続き、子供達の、そして父母達の、

「ラッセー ラッセー ラッセーラー!」 

ホール中が一体となって、お祭りのような騒ぎです。




年少時に見た「田楽座」の演目にもあった「獅子舞」

年少のそうたは大泣きでした。

それも、ホールに響き渡るような大声で!

しかし、今年は泣かなかったようで・・・少し成長したかな?

大分怖かったようですが・・・(ふふっ)

後ろからその様子を見ていた私には、そうたの体が、かなり強張っているように映りました。

ホール中を、3体の獅子が廻って、邪気を食べてくれます。

たいちは、泣きはしなかったものの、

頭にガブッと来られて、「いたいっ!いたいっ!」と怒ってました。



家に帰って来てから、やはり始まった、そうたの獅子舞

とっても面白かったのですが、写真を撮るのをすっかり忘れました。

それは、また後日アップしま~す!



実家の辺りにも、長く続いている獅子舞。

昨日のように美しいものではなく、見た目にもほんとに怖い獅子たち。

かなり大きくなってからも、太鼓と笛の音が近づいて来ると、家の隅に隠れたものでした。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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Commented by キュートなうさぎ at 2010-02-19 10:50 x
面白いお話ですね。
“タール”というのがいかにも外国らしいなぁ~。
日本だと、わらじや焚き木売りというところかしら?

荒馬座の公演、大人も子どもも興奮しますよね。
和太鼓で血が騒ぐのは、日本人ならではでしょうか?
息子は「ラッセーラー」と大声を出したら耳が痛んだそうです^^;
yomuさんは、あと何回荒馬座を見られるのかしら・・・。
Commented by vivera at 2010-02-20 06:33
yomuちゃん♪

絵が素敵な絵本って1冊で倍楽しめるからいいよね♪

荒馬、とっても良かったね!
あの音やリズム、空気感、普段眠っている遠い記憶を持った
細胞が動き出す感じね☆
そうたの獅子舞、楽しみにしてるよ^^
Commented by yomuyomuehon at 2010-02-20 12:29
うさぎちゃん、ありがとう!そうね~、わらじや焚き木売りって、良い所ついてるなあ・・・(納得!)。子供が欲しいおじいさんとおばあさんってのは、各国共通なようね!皆血が騒いだのね~、椅子席じゃなかったら、踊ってたかもね(^^)  耳が痛くなっちゃったのは可愛そうだったね(泣)良くなったかしら?
by yomuyomuehon | 2010-02-19 10:00 | 昔ばなし | Trackback | Comments(3)