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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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鹿よ おれの兄弟よ




読んであげるなら 6、7歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


シベリアの森で うまれた おれは 猟師だ

おれの きる ふくは 鹿皮 おれの はく くつも 鹿皮だ

どちらも 鹿の足の腱を 糸にして ぬったものだ

おれは 鹿の肉を くう

それは おれの血 おれの肉となる

だから おれは 鹿だ


鹿よ おれの 兄弟よ うつくしい枝角を もつ 兄弟よ

おまえに あうために おれは 川を のぼってゆく




 * * * * *

(以下、あらすじです)


淡々としていながらも力強い詩。

どこか東洋的で緻密な絵は、かなり芸術的。

いつの間にか、シベリアの神秘的な森へと、引き込まれていきます。

 
小舟をこぐ猟師は、川をのぼって鹿猟に出かける。

鴨が飛び立ち、魚が跳ねる。


猟師は、牝鹿に耳を舐められていた幼い頃の甘い思い出にひたる。
鹿よ おれの兄弟よ_e0160269_10195199.jpg


父さんも祖父さんも、ここで鹿を獲った。

母さんも祖母さんも、焚火を囲んで笑っていた。

だが今は、あちらとこちらの別の世で暮らしている……。


来たぞ!

枝を踏んで鹿が来る。

息をのみ、やがて銃を放つ。

ドーン。
 

 * * * * *


人間は、自然の一部。

動物・大自然・そして人間は、全て一つの循環型運命共同体。

殺した鹿の前にひざまずき毛皮をはぐ姿には、殺した鹿への深い愛情と、自分がその鹿の犠牲の上に生きているという感謝の念を感じる。

殺した鹿の肉だけでなく、骨も皮も全て、猟師が生きていくために必要なもの。

そして、どれも無駄にしてはいけないもの。


猟師の姿勢は、本来こうあるべき人間の姿ではないだろうか。

私達の命が、何かの犠牲の上に生かされている事を、考えた事があるだろうか?

子供には難しい内容かもしれない。

むしろ大人向けかもしれない。

直接子供に読むのがまだ早くても、親がこんな気持ちを持っていれば、やがて伝わるのではないだろうか?

それにしても、大自然の中で生きていく人間は、強く美しい。


 * * * * *


昨日は、大学時代のお友達家族たちとの新年会。

関東学生潜水連盟を通し、学生時代から飲んでいた友達に、彼氏・彼女、そして旦那様・奥様が加わり・・・・

今では、賑やかな子供たちも大勢加わり、すっかり子供の会に変わった様子。


そして決まって行くお店が、桜鍋の森下みのや

そこのご主人は多大学なのに、何故かうちの大学のサークルの飲み会に、いつも最初から最後までいらした一つ上の先輩。

そしてその奥さんは、学生時代から一緒に潜り歩いていた、これまた他大学のお友達Iちゃん。


いつものようにお店で桜鍋を食した後、自宅の上がりこんで、わいわいがやがやさせて頂きました。


話題は昔、魚の話ばかりだったのが、皆母親となった今では、子供の教育談義です。

そこで聞いた、最近の小学校事情とお受験事情に、驚く事しきり。

その内容とは、今息子を通わせてる幼稚園の教育方針に逆行する事ばかり。

呆れるやら、イヤになるやら、不安になるやら・・・



親の役目とは何だろうか?

転ばぬ先の杖ではない。

転んでも、自分で起き上がる気力と体力を付けることではないかと、私は思う。


私が今、息子たちにしてやれる事は、丈夫な体を作るための食事・環境を提供する事。

健やかな心の成長が出来る、家庭環境を与える事。

旺盛な好奇心を育てるために、先回りして口を出さない事。 (これが難しい)

豊かな表現力をつけるために、たくさん本を読んであげる事。



教育論については色々あって、親の考え方も様々あって良い。

何が正しくて、何が間違っているかなんて、今は分からない。

でもいつか子供が、自分でそれを判断出来る力を付けてくれる事が望ましい。

ただし、親がぶれない事が大切だ。



夕べ疲れて、電車の中から寝てしまったそうた。

今朝なかなか起きて来ず、起きて来てからもまだ眠くて少し愚図ったものの、せっせと登園準備。

年少の頃から比べると大分成長したわ。


その準備中の息子に、

「今時の小学生は、忘れ物が無いか、お母さんに確認してもらうんだって」と言った私に、

「かっこ、わる~っ」と答えた息子。


このまま育ってくれたら良い。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2010-01-12 10:25 | 愛のある絵本