ゴムあたまポンたろう
読んであげるなら 4 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
とおくの ほうから おとこのこが とんできました。
あたまが ゴムで できている
「ゴムあたまポンたろう」です。
やまに ポン!と ぶつかると、
ボールのように とんでいきました。
* * * * *
(以下、あらすじです)
頭がゴムで出来ている、その名も「ゴムあたまポンたろう」
どんなものに当たっても痛くない!
大男の、野球のバットのような角に当たり、特大ホームランのように遥かに飛んで行った先は、
バラの花の咲く、芳しいところ。
バラの花びらじゃあ、軟らかくって飛べないなあって思っていた所に、強大なバラの棘が出現!
危うし!「ゴムあたまポンたろう」
ぱっち~ん!
と割れてしまうかと思いきや・・・割れないのです(なぜなぜ?)
その後も、色んなものにポン!とぶつかり、どこまでも飛んでいく「ゴムあたまポンたろう」
途中、交通量の多い街中や高層ビル街などに、飛んで行かないところが良いねぇ
ポンたろうの飛んで行く先は、自然の中ばかり。
そして最後に休んだ先は、やはり温かい母の元?
* * * * *
何と言ってもこのタイトルが素敵!
今回借りてきた絵本の中で、まずそうたが目に付けたこの絵本。
「あっ、ゴムあたまポンたろうだーっ!」
幼稚園で読んでもらった事があるようで・・・まあ、絶対忘れないタイトルよねぇ
バラの花の咲いている所へ来た時、
「でもね、でっかい とげが でてくるんだよっ」
って教えてくれたので、私はページを捲る前に、
(ああ、割れちゃうのねっ)って思ってました。
・・・が、割れない!!
そして、ジャングルへ来た時、ハリネズミの集団の上に落ちそうになって、
(今度こそ 割れちゃうねっ)って思ったのに・・・割れない!!!
なぜ割れない?
なぜ割れない?
なぜ長新太さんは、割らなかったのか・・・・・・夜中もずーっと考えていた私。
子供はそんな事お構い無しに、次はどこへ飛んで行く~?って面白がっているんでしょうね。
で、私が考えたのは、「ゴムあたまポンたろう」とは、まさに『子供』の姿。
不安や希望を抱えて飛んで行き、あっちこっちぶつかりながらも、強く逞しく成長していく子供の姿。
それもかなり柔軟に!
いやいや、こうあって欲しいものだという、親の願望かしら?
そしてハリネズミのくだりは、危機一髪って所でも誰かが助けてくれるぞ!って事かな?
あちこち旅して疲れた後は、ゆっくり休める母の元。
子供は単純に楽しめるけど、大人にはは色々考えちゃう長新太さんの絵本。
なんせ、ナンセンスな絵本ばかりですからね。
* * * * *
最近どこにでも飛んで行きそうな、恐怖の2歳児まっしぐらのたいち。
本当に目が離せません。
亥年だけあって、猪突猛進
自分で!自分で!と何でもやりたがるのは良いのですが、かなり危ない事も!
「ゴムあたまポンたろう」と違うのは、頭が『ゴム』じゃ無い事。
何処にぶつかってもポン!ってな訳には行かず・・・
前日は自転車に引かれました・・・と言っても大事には至らず。
大きくなったお腹で、やんちゃ坊主と一緒の散歩は、ほんと疲れます。
そして『ゴム』と言えば・・・
そうたの、年末に新調したビーチサンダルは、天然ゴム製。
靴を履かない彼は、一年中ビーチサンダルです。
ビーチサンダルとしてはちょっと高かったけど、毎日履いているので良い物にしようかなって事で。
靴を買うより余程安いのですが・・・
しかし、昨日から始まった幼稚園であかぎれが出来て、家に帰ってからは痛い!痛い!と大泣き。
だったら靴履けば~と勧めても、履きたがらない息子。
走る姿は、すっかりナンバ走りです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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