絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


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イソップのおはなし

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木坂 涼
グランまま社
発売日:2009-05




読んであげるなら 5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


「よくばりな いぬ」より


おおきな にくを くわえた いぬが、はしを わたって いました。

はしの まんなかまで やってくると、かわを のぞきこみました。

「おや!」

おいしそうな にくを くわえた いぬが、みえるでは ありませんか。



 * * * * *


(以下、あらすじです)


あいつを脅かして、あの肉も頂こう!と思った欲張りな犬。

「ううう~、わん!」


(ふふふっ)

お分かりですよね?

見たからに欲張りそうな犬は、降矢ななさんの絵。
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中でも、息子が一番お気に入りのこの話(う~ん、絵が気に入っているのかな~?)

この絵本には、イソップのおはなしが、9話収められています。

読めばどれも、「ああ、知ってる~っ!」て、有名なお話。




スロヴァキア人で画家のご主人と7歳のお嬢さんと共に、スロヴァキアにお住まいの降矢さん。

『めっきらもっきらどおんどん』

『きょだいな きょだいな』

『おっきょちゃんとかっぱ』 等の絵より、この本の絵は重厚感があります。

確かにヨーロッパっぽい印象で、あちらでの影響が大きいのでしょうか?










板橋区立美術館では、降矢さんが師事する、画家で恩師のドゥシャン・カーライの展覧会が開催中。

『幻惑の東欧絵本 ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち』

降矢さんと、ご主人のペテル・ウフナールさんの作品も、並んでいるようですよ。



 * * * * *


今日は月に一度の『この本だいすきの会』でした。

私が紹介したのは、上記の『イソップのおはなし』

イソップ物語は、動物寓話を中心とする寓話集。

すべての寓話に教訓が含まれています。

そうたはかなり気に入って、購入してから毎晩のように「よんで~!」と持ってきます。

一つ一つのお話の後、つい「だからね、・・・・」と説教じみた事を言ってしまいがち・・・

でも、これはご法度ですって。

子供は自然と考えるから、と小松崎先生は仰っていましたよ。


 * * * * *


そして今日も、参加者からたくさん良い絵本が紹介されました。


「やまんばのにしき」 こちらはまた次回紹介します。





「なしとりきょうだい」





「だんごどっこいしょ」 こちらは、紹介したつもりでいたのですが、まだでした。また次回紹介します。




どれも昔話です。

皆さんは、昔話を読んであげてますか?

昔話・・・どれを選んだらいいか分からないって声をよく聞きます。

同じ話でも、いろんな本が出てますもんね。



 誰(再話者)が書いているか?は、大きなポイントです。


 そして3回の繰り返しが、間違えのない形でされていること。
(例えば、『ももたろう』なら、犬・さる・雉が、その順にちゃんと出てくること・・・等々
昔ばなしには、そのパターンが多いそうです。)



 口承文学であるので、昔語りの口調が良いですね。
(例えば、「とんと むかし あったそうな」)
リズムも良いし、優しいですね。読んでいると気持ちがいい!


それでも分からないって人は、ポプラ社の「むかしむかし絵本」シリーズなら、問題ないでしょう。

小松崎進先生は、このシリーズに携わっていらしたそうです。

このシリーズの作家さんは、層々たる顔ぶれ。


先生は、
「昔の作家は日本語が上手かった」

「日本語ほど、美しく様々な擬態語を持つ言語は無い」
と仰っていました。


雨の降る様子、雪の降る様子を表す言葉は、一つや二つじゃないですもんね。

先日も宮澤賢治の『やまなし』を読んで、本当にそう思いましたね。



小松崎先生がいつも仰る言葉
『読み語る』事は、言葉を伝える事。

絵本を通して、表現力豊かな子供を育てたいものです。

その為にも、美しい日本語の本を選びたいですね。









最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


 * * * * *

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Commented by vivera at 2009-11-28 04:52
yomuちゃん♪

イソップ物語、、子供の頃、大好きで大好きで
たくさん読んだな~!あのたくさんの教訓が生かされてきたかは
疑問だけど・・・^^このななさんの絵はかなり現代風な感じね!

そういえば私は子供の頃、一度も親から絵本を読んでもらったことないの。だからいつも絵本は自分で読むものだって思ってたよ~。
母になんで?と聞いてみたら「読むの下手だから!」だって☆

カウボーイ!!かっこいい~、なんだか似合うよ♪
Commented by キュートなうさぎ at 2009-11-28 09:40 x
小松崎先生のお話は、毎回とても勉強になりますよね。
昔(失礼!)の作家さんは本当に『言葉』が素敵。
難しいかな?と思われる文章や言い回しがあっても、子どもは
ぐいぐい引き込まれていきます。
今更ながらですが、絵本選びの大切さを感じました。

この“よくばりないぬ”は、すごい迫力ですね~。
水の中に肉を落としたときには、さぞかし悔しかったことでしょう。
降矢さんの絵で見てみたいです(笑)
by yomuyomuehon | 2009-11-26 22:45 | 昔ばなし | Trackback | Comments(2)