もりのこびとたち
読んであげるなら 5、6 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
ふかいふかい もりのおく、まつのきの ねもとに こびとの うちが あります。
そこには おとうさんに おかあさん、それに げんきな こどもが 四にんいて
しろいてんのある あかいぼうしをかぶっています
* * * * *
(以下、あらすじです)
森の暮らしは、楽しく豊か。
友達もたくさんいます。
子リスとかくれんぼする時、赤い帽子はきのこそっくりで、役に立ちます。
カエルと飛びっこ。
こうもりの背中に乗って飛ぶ事だって出来るんです。

時には、悪いヘビを退治するお父さんの、お手伝いもします。
こうして夏の間は、楽しく遊んで暮らします。
しかし秋になると、一家総出の大忙し。
せっせと、木の実や草の実、そしてきのこ集め。
冬支度を始めます。
お母さんは、子供の布団やセーター作るため、わたすげの実を糸や布にします。
月のきれいな夜、お母さんが迎えに来るまで、月に見とれる子供たち。
小さな妖精たちが出てきて、ひらひら踊ります。
ある日子供たちは、森で一番賢いふくろうさんの学校へ入りました。

森のものの名前を覚え、あらゆる鳥や獣の言葉を教わり、森の事を全て覚えこむのです。
でも、冬が来れば学校もおしまい。
雪は深々降り出して、草なんか一本も見えなくなりました。
子供たちも家の中に引っ込みます。
でも、雪がキラキラまぶしい朝、わたすげの帽子を被り、セーターを着ると、子供たちは外へ。
陽気な子うさぎの引くソリに乗って、雪野原を走り抜けます。
それから、お父さんお母さんと一緒に、森の動物達のところへ。
食べ物の無くなった森で、ひもじくしている子たちに、ご馳走のおすそ分けです。
夜は、あかあかと燃える火の側で、お父さんのお話を聞いて過ごします。
お城や町や、すごいトロルや人間の事・・・
やがて長い冬も終わり、暖かな春がやってきます。
それに、春の森ではうれしい事が起こります。
どのうちにも、巣にも、新しい子が来るのです。

* * * * *
森に住む小人家族の1年を描いた、優しく可愛らしい絵本。
春から冬にかけての細やかな自然描写には、自然を愛するベスコフの優しさが滲み出ています。
そして、優しいお母さんと勇敢なお父さん、仲の良い兄妹、たくさんの楽しい友達。
昨今、忘れられがちな、一番大切なものを気付かせてくれるお話です。
スウェーデン代表する女性作家、エルサ・ベスコフ。
スウェーデンには、今もこんな美しく豊かな森が、すぐ側にあるんだろうなあ。
以前紹介したベスコフの絵本はこちら
↓ ↓ ↓
「ペレのあたらしいふく」
「どんぐりぼうやのぼうけん」
* * * * *
連日続く『事業仕分け』では、関空の補助金予算計上が凍結されました。
近くの伊丹・神戸空港との乱立問題が解決しない限り、補助金の投入は無駄との判断。
そもそも、こんな狭い日本に、97空港も必要だったのでしょうか?
一体どれだけの自然を壊し、こんなにも無駄なものを作ってしまったのでしょう。
壊してしまった自然を元に戻すのに、どれだけの歳月が必要か・・・
* * * * *
さて、このお話のように、春になったら我が家にもやってくる新しい命。
お腹の赤ちゃんは6ヶ月目に突入です。
月曜日の検診では、掌くらいの大きさ、370グラム程になりました。
年末年始、そして蓄え時期の冬を、どう乗り切るか!とっても深刻な問題です。
説教部屋には呼ばれませんでしたが、
「もう少し体重管理気をつけてね」と、診察室を出る前にチクリとやられてしまいました。
ところで、男の子か女の子か・・・今回は分かりませんでした。残念!
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
* * * * *
本棚つくりました。
覗いてみてね~!
↓ ↓ ↓
ブクログ/絵本のおかあさん
* * * * *
ランキングに参加していま~す
勢いよく押しちゃって~!
↓ ↓ ↓

ごめんなさ~い。ついでにもう一個、ポチッとね
↓ ↓ ↓
