もりのかくれんぼう
読んであげるなら 5、6歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
こうえんで あそんだ かえりみち。
おにいちゃんの うしろを、けいこは くちを とがらせて あるいています。
「つまんないの」
かくれんぼしたくてたまらなかったのに、おにいちゃんたら
ともだちと ボールなげばかり してたんですもの。
* * * * *
(以下、あらすじです)
「うちまできょうそうしよう。ようい、どん」と言って、先に行ってしまったお兄ちゃん。
けいこが慌てて後を追うと、行き止まりの生垣の根元から、足がちょろっと見えました。
けいこも真似っこして、生垣の下を通り抜けると、そこは見たこともない大きな森の入り口。
心細くなったけいこは歌を歌います。
ちかみち ほそみち
もりのみち
こわいかな、こわくない
どこまで いっても
もりのなか
だあれも いない
もりのみち
すると、うしろのほうで だれかが ゆっくり うたいます。
だあれも いない
もりのみち
そうかな、どうかな
ほんとかな
だれかが いるよ
もりのみち
こわいかな こわいぞう
この歌声はお兄ちゃん?
それとも・・・
* * * * *
タイトルの「もりのかくれんぼう」に、疑問を持ちませんでしたか?
『かくれんぼ』ではなく、『かくれんぼう』
『かくれんぼう』とは、木の枝のような手足を持つ、不思議な男の子。
表紙にその『かくれんぼう』が隠れているのですが、分かりますか?
お兄ちゃんと、かくれんぼするお話ではありませんよ。
けいこが迷い込んだ森には、かくれんぼうの他に、くま・きつね・さる・しか等々、森の動物がたくさんいて、
一緒にかくれんぼするんです。
けいこと一緒に、どうぶつ達を探してみませんか?

息子はじーっと見ていましたが、なかなか難しかったみたいです。
この森は、けいこの住む団地が出来る前にあったという大きな森。
動物達が住む森が近くにあったら、なんて素敵なんだろうって思います。
イギリスに赴任していた友人は、リスやウサギを普通に見ながら、通勤していたようです。
そんな環境は、今の日本では既に遅しの感がありますが、せめて鳥のさえずりの聞こえる公園ぐらいは、残しておきたいもの。
今日は久々の好天で、この絵本のように紅葉した公園の木々が、とってもキレイでした。
『かくれんぼう』が住める程ではないにしろ、木の多い公園が近くにあるのって良いですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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