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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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二ほんのかきのき




読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ゆきの つもった、けんちゃんの うちの にわに、
もものきが 1ぽんと、かきのきが 2ほん あります。

せのたかいほうは しぶがきで、せのひくいほうは あまがきです。



 * * * * *


(以下、あらすじです)


1月15日の朝、遠くから聞こえた来た、

なーりそうか きりそうか」と、なりきぜめの歌。
 
幹に、なたで傷を付けます。
二ほんのかきのき_e0160269_6411857.jpg

柿木の幹に傷を付けると、秋になって良い実がたくさん生ると言われています。


6月、柿の木にやっと、白っぽい小さな花が咲きました。


花の散った後には、青い小さな柿の実がなりました。


10月、柿の実も段々大きくなりました。

もう、食べられるのがあります。


霜が下り始め、葉っぱが散ると、柿の実の収穫です。


 * * * * *


1968年に発行されたこの絵本。

おかっぱ頭にもんぺ姿の女の子や、丸刈りで半纏を来た男の子など、描かれた人々を見ると、すごく古めかしい感じがします。

今時の子は、渋柿が干してあるのを見たことないんでしょうね。


息子の幼稚園には、食べられる実の成る木がたくさんあります。

しかし、柿の木と言えば・・・渋柿だけ。

昨日、年中の息子達は、渋柿を採って糸につるし、軒下に干していました。

干し柿を作るために、あえて渋柿の木だけ植えてあるのだと思います。


おそらく、この絵本を気に入る子供は少ないでしょう。

そして、読んであげたいと思うお母さんも少ないでしょう。

でも、実生活の中で目にする事の少なくなった事象であるが故に、是非読んでみて欲しいのです。

今週末はハロウィーンですが、それよりも日本の文化を見直してみませんか?

ちなみに息子は、この絵本をkangarooさんに教えてもらった直後に借りてきてから、
何度読んだ事か!

息子にとっては、未知の世界じゃなかったが為ですがね。

先日、「この本だいすきの会」で、同じクラスのお母さんが紹介していたので、びっくり!

息子の通う幼稚園では、支持率高そうです。



ちなみに写真絵本で、こんなのもあります。

干し柿の作り方は、こちらの方が分かりやすいかな?





 


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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by yomuyomuehon | 2009-10-30 06:43 | 秋の本