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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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スイミー



読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


ひろい うみの どこかに、さかなの きょうだいたちが、たのしく くらしてた。

みんな あかいのに、一ぴきだけは からすがいよりも まっくろ。

でも およぐのは だれよりも はやかった。

なまえは スイミー。

ところが あるひ、おそろしい まぐろが おなかを すかせて、
すごい はやさで、ミサイルみたいに つっこんで きた。

ひとくちで、まぐろは ちいさな あかい さかなたちを、一ぴきのこらず のみこんだ。

にげたのは スイミーだけ。



  *  *  *  *  *


(以下、あらすじです)


スイミーは一人寂しく、暗い海の底を泳いだ。

しかし面白いものを見るたび、段々とスイミーは元気を取り戻していった。

ゼリーのようなくらげ、ブルドーザーのようなイセエビ、見たことも無い魚達。
ドロップみたいな岩から生えてる、昆布やわかめの林・・・・等々

ある時、岩陰にスイミーにそっくりの小さな魚の兄弟達を見つけた。

「でて こいよ。みんなで あそぼう。おもしろいものが いっぱいだよ!」
「だめだよ。おおきな さかなに、たべられて しまうよ。」


そこでスイミーは考えた。うんと考えた。

「そうだ!みんな いっしょに およぐんだ。うみで いちばん おおきな さかなの ふりして!」
スイミーは教えた。
決して離れ離れにならない事。
持ち場を守る事。

皆が一ぴきの大きな魚みたいに泳げるようになった時、スイミーは言った。
「ぼくが、めに なろう。」
スイミー_e0160269_77445.jpg


そして皆は、大きな魚を追い出した。


   *  *  *  *  *


何故自分だけ違う色?

小さい頃は、他と違うと思った時、少なからずショックを受けたもの。
持つ物全て、皆と一緒が安心したものです。

本当は、『み~んな違ってみ~んな良い!』なんですけどね。

親はそれを知ってか知らずか、皆と違う個性的な物を買ってくれて・・・

ランドセル・スニーカー・リュックサック・・・どれも皆と違っていた。

大人の私から見れば、それはかなり良い物なんですが、小学生の私には分からなかった。
皆と違うってことしか、分からなかった。

いつからなんでしょう?
人と違う個性的なものに、憧れるようになったのは・・・



息子も皆と同じものが良い!と言うのかしら?

それは、横並び教育の悪しき例だったのかしら?

女の子特有の性質なのかしら?


まだそんなことを口にはしませんが、自分は自分。人と違っていても良いと思って欲しいもの。

まあ、持ち物の問題ではありませんけどね。
性格や体格・体質など、持って生まれたものですね。


そして何れは、その個性を上手く役立ててくれたらいいなあ。


ところで、このお話・・・『ニモ』そっくりですね。ああ、逆か!


   *  *  *  *  *


さて主人の実家に行っていた3日間。
寝貯めしてきました。

最近忙しかったのと、寝不足と、暑さでかなり疲れていたようで・・・

子供と一緒に寝て、一緒に起きるという生活。

今朝は涼しいこともあって、体調回復です。


   *  *  *  *  *


今回は息子の希望で、ロマンスカーに乗りました。

向かった先は新江ノ島水族館

展望席は付いて無かったのですが、運転席のすぐ後ろの席が取れ、
すれ違う電車やトンネルに、息子達は大はしゃぎ。

片瀬江ノ島駅を出ると、コパトーンの香りに包まれた水着のお姉ちゃん・お兄ちゃん達でごった返しておりました。

息子達も年頃になったら、こんな所に来るのかしら・・・
何だか複雑

・・・と思いながらも、自分の胸に手を当てると、う~ん、歴史は繰り返される・・・?



さて水族館では、イルカとアシカのショー・水中パフォーマンスを見て来ました。

イルカとアシカのショー『スプラッシュ』では、水の掛かる席に座った割りに濡れなくて、少し残念!



ところで、『イルカとクジラの違い』ってご存知ですか?

ただ大きさの違いなんです。・・・大きいのがクジラ、曖昧なんですね。

実はイルカもクジラも生物学上は同じ「鯨類」

多くの場合、4~4.5m位 より小さいものを「イルカ」、それより大きいものを「クジラ」と呼ぶそうです。




そして水中パフォーマンス『うおゴコロ』。
巨大水槽の中で、ダイバーの可愛いお姉さんが、仲良しの魚と戯れるというもの。

ウツボ・エイ・ミノカサゴとかを抱っこしたり、一緒に泳いだり・・・




サメ・エイのフィギアセットを買って帰った息子は、早速水族館ごっこです。

部屋中のあちこちにフィギアを置いて、主人や義母を案内して廻ります。
途中、水中パフォーマンスのお姉さんがやっていたように、魚を抱っこして解説したりして。


新江ノ島水族館は実によく出来ていて、とっても魅力的なので、是非お出掛けくださ~い。

入館料は2000円なんですが、年間パスポートは4000円。

既にこの一年で3回行った私は、年間パスポート買っとけばよかったかも。
家からだとチョット?(イヤイヤ大分)遠いんですよね。




ところで、最近の海の家ってオッシャレ~なんですね。

水族館の目の前は、片瀬海岸。

そこに並ぶ海の家を見てビックリしました。
おおよそ、子供連れ向きではありませんが。









最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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by yomuyomuehon | 2009-07-22 07:13 | どうぶつ絵本