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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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大会・練習練習練習(合宿)・大会のGWが終わり、学校生活に戻った子ども達。

今月末に開催される、市内の6年生陸上大会の練習が放課後毎日続くので、特に次男は本当に面倒くさそうである。

夜のハードな水泳練習を考えると、やりたくないのは分かるのだけど・・・・

もうちょっと友達と楽しくやれないものだろうか(^^;)

気の合う友達と離れ、鬱々とした新学期。やっと少し前向きに・・・と思った矢先のGW。

10日も学校から離れると、またまた慣れるのに時間が掛る。

うちの子だけではないだろう。

この休みはリフレッシュするのに役だったか?

五月病と言われる適応障害が、益々顕著になりはしないだろうか?

親も先生も、大変な5月になるだろうと思うと、

う~ん・・・

みなさん、頑張りましょう!


さて、夜の読み語りで、GW中に読み終わったのは、「メアリ・ポピンズ」


私が小5か小6の時、大好きだったお話。

当時学級文庫は、クラスの子達の持ち寄り文庫だった。

メリーポピンズは、やがて美大に進んだ仲良しの紫内子ちゃんが持ってきた本だった。

私は朝読書の時間に真っ先に学級文庫に飛んで行って、この本に幾度となく飛びついた記憶があるのだが、

今回娘に読んでいて、あれ?こんな内容だったっけ?と、全く覚えていなかったのである。

子守としてバンクス家に、風に乗ってやって来たメアリは、結構性格に難があって(^^;)

子ども達に優しくなくて・・・でもなぜか子ども達はメアリじゃなきゃだめと言う。

優しくても一緒に走り回って遊べない年配の先生より、多少怖くても休み時間に一緒に走り回って遊んでくれる先生の方が人気!みたいな感じ?

メアリの側に居れば不思議な体験が盛りだくさん。

それを子どもの頃の私も楽しんでいたのかしら?


続いて読み始めたのが「あしながおじさん」なのだが、すぐ寝てしまう末娘には1日2~3ページ程度しか進まないので、これもまた読み終えるまでに時間が掛りそうである。

その末娘小3は、「ちはやふる」を読み始めた。


GW中、20%offとなったブックオフで大量買い(^^;)

百人一首も始め、ようやく3首ほど覚えたところである。

そして私は、令和の生みの親と噂される中西進先生の


を購入。夜読み聞かせてみたりしている。

中西先生が、小学校中学校で万葉集の授業を行った様子をまとめたものだから、子どもに語るようになっているのだ。

この本中で先生が仰っている。

「紙に書いていたら、ああそうか!と思うだけでしょう?でも口でリズムをとって言うから気持ちいいなあ、いい歌だなあって感じられたのです。
万葉集の多くは声に出して歌われたのです。それがぼくたちを気持ちよくさせるもとなんです。」

小学生の頃、結構百人一首をやったと思うのだが、なんとなく覚えてはいるものの、上の句の枕詞から下の句がパッと頭に浮かんで来ることがないのは情けない限りである(><)

少し前にこちらも購入。


小3の娘が歌う

「あしびきの~ 山鳥の尾のしだり尾の~ 長々し夜を 一人かも寝む~」

「ねえママ、どういういみ?」

「う~ん、山鳥の尾っぽみたいに夜が長く感じるなあ・・・ってこと」

な~んて直訳して答えるが、そこに男女に機微が隠されていようとは、小3には教えられない(^^;)

「ちはやふる」・・・を読み終えた頃、分かることもあるのだろうか?

そうそう、「しびれる短歌」では、口に出してはちょいと恥ずかしい程の男女の機微も歌われている。

短いからこそ伝わるし、強く響く。

「一秒でもいいから速く帰って来て ふえるわかめがすごいことなの」

○十年前の私のようで。

「ほんとうはあなたは無呼吸症候群おしえないまま隣でねむる」

うわっ、こわっ(^^;)

私はそんなことしないけど・・・と言うか気付かない。同じ部屋で寝てないし(^^;)

いやはや、しびれます。


それから、瀬尾まい子さんの↓も一気に読み終えた。


もと中学教師だから?登場人物の厳しい設定を、こんなに優しく描けるなんて。

ダヴィンチで紹介されていて、読みたくなってカーリル検索したら、まだ置いてなかったので買ってしまった。


でも、借りれば良かったかも・・・・

今は、↓を待っているところ。しかし今だ40人待ち(^^;)

買うならこっちだったかな?


そしてなかなか読み進まないのはこれら↓






買ったものだから良いか・・・とちょこっとずつ、あっちへこっちへと行ったり来たりしているので、なかなか頭に入ってこない。

そろそろ頑張らねば!と思うのだが、夜は無理(^^;)


GW前に読み終えたのが「バレエシューズ」

小説だとすらすら行けるのよね。


バレエを通しての女の子たちの自立物語。

原作は1936年と古いものだが、朽木祥さんの完訳で390ページ。

いつか末娘にも読ませたいので、購入。


さて、日本の子ども達は幸せだろうか?

すごいね!みんなの通学路

ローズマリー マカーニー/西村書店

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世界中の、学校に通う子ども達の通学路はすごい!

これは写真じゃくては伝わらない。

世界には色んな子がいるんだよ、そう単純に、ほら見て見て~!って感じで読んであげたい。


日本の子ども達の通学路は整っている。

どんな険しい道だって、行きたい気持ちが勝れば、困難ではないのかもしれぬ。

貧困から抜け出すため、世界を知るため、幸せを掴むため、勉強するために学校に行く。

こうやって大変な思いをしても通っている子たちが居るのだよ、だからちゃんと行かなくちゃ!ではない。

彼らとって困難な道を進んでまで行く価値のあるものが学校だから、だ。

果たして日本の子ども達はどうか?

GWを開けて入ってきたニュースが痛々しい。

電車に飛び込んでしまった高校生。

部活の指導に対する苦悩で自ら命を絶ってしまった高校生。

高校生になってしまうと、それまでと違って一人一人が放置されることも少なくないだろう。

子どもには、どんなことがあったって生き抜いて欲しいと思う。

色んな圧に屈せず、跳ね返して欲しいと思う。

子ども達よ、柔軟であれ。鋼ではなくゴムであれ。


さて、この本にもヒントがあるだろうか?


今日からの一冊。

こちら↓も読んでる最中。


かなりめちゃくちゃ人だったようである。今回なぜか中島らものエッセイに初トライ。これがなかなか面白い。

そして中島らもはかなりの博学。


環境が素敵♪

動物好きにはたまらない大学かも?

大学周り?いやいや校舎内だったりする・・・動物をめぐるエピソードは、読みやすくて面白い。

かつてベランダのスリッパの中に丸くなっていたコウモリを保護しちゃった主人を思い出し、苦笑した私である。

小林先生のブログ↓



コウモリ保護事件の顛末↓


なかなか更新出来なくて、紹介しきれない本が山積み。

そろそろ書棚も崩壊しそう(^^;)

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# by yomuyomuehon | 2019-05-08 15:06 | 大人向け | Trackback | Comments(0)
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小学6年生以上向け


舞台は1943年。

世界中が戦争の混乱期にある中。

それでも穏やかだった、アメリカの小さな農村に起こったミステリー。

それは、ある少女がこの村に越してきてから起こり始めた事だった。


12歳のアナベルの通う小さな学校に、「強制不可能」ということで、祖父母の居るこの村へ越してきたのが、ベティという意地の悪い乱暴な少女だった。

アナベルは、学校からの帰り道、ベティに待ち伏せされて恐喝されて、枝で叩かれた。

それが全ての始まり。


ベティの悪事はエスカレートしていくが、ベティはアンディという男の子と仲良くなり、ベティは大人しくなったようだった。

しかしそんなある日、アナベルの親友ルースが飛んできた石により失明する。

弟は通学路に張られた針金で大けがをする。

どちらについても、アナベルはベティを疑っていた。


いつもどこからともなく現れてアナベルを助けてくれる元軍人で、戦争のトラウマで世捨て人のようになっているトビー。

アナベルにとってのベティは強制不可能というにふさわしい子であったが、祖父母はベティをかわいがり、他人からは可哀想な印象を持たれるベティ。

一方のトビーは、姿や暮らしぶりから、彼をよく思わない人も多い。

ベティは、ルースの事件の犯人をトビーだと言い、その話を人びとが信用し始めていた矢先、ベティが行方不明となる。

村中の男が、保安官が、ベティを捜索。

そして、もちろん疑われるトビー。

しかしそのトビーさえも、行方不明となり、村は騒然となる。

「その年、わたしは嘘をおぼえた」と言うタイトルの「嘘」は、12歳の少女が大人になる嘘だった。

本題は「WOLF HOLLOW」で、問題が起きたり解決することになったりする場所の名前である。

12歳。

この位の年齢からつく嘘は、それまでの軽い嘘とは、違ってくるのかもしれない。

そのアナベルのつく嘘が、物語を大きく展開する。

*****

この作品は、ニューベリー賞の2107年オナーブック。

アナベルの父親の言葉などから、

えっ、真犯人はだれ?

私の見込みは間違え?

ベティはどこに?

親友のルースを失明させたのは、本当はだれだったの?

最後まで気持ちをかき乱させるミステリー。

これが子ども向けとは!

最近読んだ中で一番面白かったかも。



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# by yomuyomuehon | 2019-04-10 14:37 | YA | Trackback | Comments(0)
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家をせおって歩くって・・・カタツムリのこと?

いえいえ、人です。

人が家をせおって歩くって、どういうこと?

こういうことです
↓  ↓  ↓


上の本の表紙だと、小さくて分かりにくいですか?

では、これ↓



いやあ、春休み・・・もう勉強しなくちゃしょーもない、いよいよ中3受験生になるsotaがどはまりするであろうこの本を、買ってしまった(><)

まずい!これはまずい!!!

しかし、私もめちゃくちゃ好きな類の内容で・・・う~ん仕方ないけど。

工作も大概にせーよ。

夕べこの本をテーブルに置いておいたら、水泳練習から帰って来たsotaは、

「すげーっ!すげーっ!」と目をキラキラさせているのです。

http://satoshimurakami.net/






村上さんがこの生活を始めたきっかけは、東日本大震災でした。

こちら↓にも村上さんの言葉が載っています。


この試みが角面白い!

2014年4月7日に港区を出発した村上さん。

北は青森へ。

日本海側から長野へ。

富山→石川→福井→京都→奈良→兵庫で12月9日。

フェリーに乗って・・・

フェリー代ってお幾ら?

車は○円。バイクは○円。

じゃあ、家は?

前例がないと笑った受付の人。

船長に相談したところ、今回は手荷物ということになり、追加料金無し!

500キロの移動の後、12月17日大分県に到着。

家をせおって、まるでカタツムリのように、移動生活をした記録。

総工費2万円のモバイルハウス。

動力となるべき自分を休ませなくてはなりません。

どこにでも家を置けるわけではなく、ちゃんと土地を借りて眠ります。

土地を借りるのですから、コミニケーションをとらないといけません。

怪しまれては大変です。

この本には載っていませんでしたが、どこの土地でも気持ちよく寝る場所が見つかったわけではないそうです。

土地を借りたら、お風呂やトイレを探しに出掛ける村上さん。

トイレやお風呂を見つけたら、それを寝室という名のモバイルハウスと合わせて、間取り図を描いているのですが、これがまた素敵です。


京都では、宇治川を挟んで、寝室の向いに平等院鳳凰堂が!

この時は、教会の土地に土地をお借りしたそうです。

千葉県流山のお寺に土地を借りたときは、目の前がお墓で、墓場を通り抜けたところの公衆トイレがトイレと洗面台となっています。



怖いです(^^;)

食事は、キッチンが付いていないので、基本的にコンビニやお弁当屋さんで購入ですが、土地の持ち主さんに食事に呼ばれたり、土地の人が恵んでくれたり(^^)、なかなか日本も捨てたもんじゃないです。

土地によって、家庭によって、食事の仕方の違いも面白く、日本って食の豊かさも感じます。

また、村上さんが描く各地の家の絵が素晴らしい。

さすが!建築学科卒。





































この、のんびりした歩みでは、車であっという間に通り過ぎると見過ごしてしまう事に、目が行きます。

道ばたのタンポポがきれいだな。。。。とか。

子どもの頃の時間や距離の進み方ですね。

この生活で何より楽しいのは、知らない町に滞在して、普段は知り合えない人たちに出会えることです。

速いこと、便利なことを追い求めすぎた日本人。

こういう感覚、新鮮だわぁ。


こちら↓も素敵な生き方。

鈴木夫妻の生き方に、ただいま嵌まっております。


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# by yomuyomuehon | 2019-03-26 16:28 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 5歳くらい~

「ねえママぁ、体操着が大きかったぁ」


「tachiのが入ってった」

「今日は金曜日ですけど、なんで今頃?」

「だって今日まで着なかったんだもん!」

今週から特別日課の早帰りで、帰って早々に遊びに出掛けるtaichiは何も言わずにお友達の家に。

夕方練習前に帰って来たtaichiに確認すると、

「そうだよっ、miuのが入ってた!」

「今日まで気付かなかったわけ?」

「だって今日まで着なかったもん!」

「取り替えに行けばよかったのに・・・」

「教室に行ったら、miu居ないんだもん!体育に遅れちゃうから、そのまま着た。」

「よく入ったね!まあ、最近痩せたもんね~(^^;)」

「短パンがすっげー短かかったよ!」

「それはごめん、ごめん。だから、ママは当てにならないんだから、自分たちで持って行く前にちゃんと確認すれば良いんじゃないの?確認しない方が悪い!」

半年前に比べ、格段に細くなったtaichi。

身長は5cmほど伸びたのに、体重は変わらず。

パンパンだったスキニーのジーンズも、幾分ゆるくなり・・・・

練習のハードさを物語るわけだが、まあこの一件にパパ大爆笑(^^;)


そう言えば、先日の大会でも、sotaとtaichiのお弁当を間違えて渡してしまった。

気付いた本人達が、同じ場所に居るのだから取り替えれば良いのだが、お腹空いたから食べちゃった!というtaichiに、足りなかったと言うsota。

いい加減、ママはおっちょこちょいだから、自分たちがしっかりしなくちゃいかんのだ!って気付いて欲しい(^^)

これは年齢によるものか?

もともとの性格か?

あと一月で50歳!

どっちも原因かもしれぬ。

最近物忘れも多くなったし・・・というか、あっちもこっちも同時に出来た以前に比べ、一つのことをやり始めると、その前のことを忘れてしまう(><)

まあ、同時にやらなければ良いのだが・・・それが出来ない。

ああ、でもそれが出来ていたのになあ。。。。。

やっぱり私もおばあさん?

主人公は、一匹のねこと丘の上に住むおばあさん。

そうそう、おばあさん(^^;)


おばあさんは、

花壇のお花がきれいに咲けば、自分は花づくりの天才!と花屋さんになることを思いつき、

シチューが美味しく出来ると、自分は料理の天才!とレストランを始めることを思いつき、

ドレスが上手に縫い上がると、自分は洋裁の天才!と洋服屋さんを始めるとこと思いつく。

そして次々大工さんを手配してはお店を建ててもらっちゃう。

思いついたら、即行動!がおばあさんの信条なのである。

すっかり前に手配したことを忘れてしまって、全てのお店が入ったビルがどーん!と建ってしまってビックリしちゃうのだ。

ああ、やっぱり私もおばあさん?(^^;)

でも、おばあさんは頑張る!

どのお店も大繁盛♪

そして最後には大きなご褒美が!

******

一生懸命は素敵!

思いついたら即行動のバイタリティーは中年の☆。

昔はもっとフットワーク軽かったんだけど・・・最近重いわあ(^^;)

お友達たちが生き生きと今を謳歌しているのを見ると、自分も頑張らねば!と奮起させられる。

自分がやりたいことに向かって、一歩一歩確実に進まなくちゃ!

陰陽重ね煮料理教室の中級クラスがようやく終わり、来月から上級クラスに進む。

ここまで3年。

教室開催まで、あと二年かかる予定(><)

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# by yomuyomuehon | 2019-03-16 18:28 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(0)
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小学6年生以上向け

ヤヌシュ・コルチャックをご存じですか?

小児科医で児童文学者で教育者だった彼は、ユダヤ系のポーランド人。

ユダヤ人孤児の為の孤児院を、ポーランドのワルシャワで約30年間に渡って経営されていました。

そして、第二次世界大戦勃発の翌年、孤児院の子ども達と共にゲットーに強制移動させられ、二年後非業の最期を遂げました。

実は非業の最期を遂げる強制収容所に向かう貨車に、「あなただけは乗らなくていい」とドイツ警察を介した釈放許可証がコルチャック先生に届けられたのですが、先生はこれを拒み、子ども達と共に強制収容所へと旅立ったそうです。

この本は作者の創作だそうですが、当時孤児院に関わった方々への取材や、コルチャック先生自身による著作、教え子達による証言集などを元に描かれた物で、事実から遠くない物語です。

この中では、後半徐々に迫りつつあるユダヤ人迫害への恐怖におびえつつも、そこまでの話には至らず、コルチャック先生が子ども達と過ごした孤児院での素敵な物語が紡がれています。

主人公は、父も母も亡くし、姉に育てられる、貧しく、盗みを繰り返す少年ヤネクです。

職を失った姉は結婚し、ヤネクはその家を追い出され、孤児院に入れられます。

しかし、そこは刑務所のようなところで、盗みを働いたヤネクは所長の前で、気絶するほど上級生達に脚を何度も蹴られ、走るどころか歩くのさえ不自由な身体になってしまいました。

やっとの事で家に逃げ戻ったヤネクを待ち受けていたのは、またもや姉さんの「すばらしい孤児院があるって聞いたの」という言葉。

自分の脚がこうなってしまったのは姉さんのせいだと感じていたヤネクは、またもや自分を邪魔者扱いする姉さんに恨みしか感じません。

しかし結局は姉さんが素晴らしいという孤児院に入所することにしたのです。

それは、コルチャック先生が運営する孤児院でした。

人間に対し、不信感しか持っていなかったヤネクは、コルチャック先生の、子ども一人一人を大人同様一人の人間として認めて信じてくれる環境の中で、立派に成長していきます。

友情や愛、自己肯定感、将来への夢、自分の責任というものを身につけていくヤネク。

人がどう生まれたかではなく、どう育ったかが如何に重要か、考えさせられます。


この孤児院では、子ども達の自治をはじめ、それまでの施設では考えられないような実践がいくつも行われていました。

子ども法廷なる場が設けられていたのもその一つです。

訴えを申し出た者や周りの者たちがゆるすこと、また、訴えられた者は謝罪して二度と過ちを犯さないことに重点が置かれていました。

この中ではコルチャック先生も子ども達に訴えられています。

しかし、コルチャック先生は孤児達を「私の息子・娘」と呼び、孤児達もコルチャック先生を「父」と思って慕っていた仲です。

弁護役、判事役と、子ども達は様々な立場で物事を捉え、考えていきます。

もしも、この孤児院で育った子ども達が非業の死を遂げることなく、生きていたならば、どんな大人になっていたか・・・残念です。

貧困は、この考えることをも奪ってしまうものです。


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# by yomuyomuehon | 2019-03-09 10:01 | YA | Trackback | Comments(0)