絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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アラスカを追いかけて (STAMP BOOKS)

ジョン・グリーン/岩波書店

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中学生以上向け


映画を一本見終えた感。

哲学書に出会った感。

そうか、青春っていうのは、こんなにも痛く苦しく、そして楽しいものだったのね。。。。

その真っ只中にいた時には気付かないのかもしれないが、一番哲学にも文学にも、そして死にも近い存在・・・それがティーンエイジャー。

アメリカの高校生というのは日本の高校生よりはるかに大人びていて、それでいて無謀で、ハチャメチャで・・・・

車を乗り回し、浴びるように酒を飲み、暴れる(?)姿は、一昔前の日本の大学生?

私もそんなメチャクチャな大学生活送った記憶が・・・ああ、あるわぁ(^^;)

常に死と隣り合わせである。


友達の居ないフロリダの学校から、アラバマの優等生が通う全寮制の高校に転入したマイルズ。

いけてないフロリダでの暮らしにさよならし、「素晴らしい可能性を探しにいく」のだ。

マイルズは全く読書をしないくせに、有名人の最期の言葉をよく知っている。

この言葉は、フランソワ・ラブレーという詩人の最期の言葉。

マイルズは、父さんと母さんに送られアラバマ州のカルヴァー・クリーク高校に着いた。

「ドラッグと酒とタバコは禁止だからな」と、父さんはこの高校で散々色んなことをやって来たようだが、マイルズには釘をさした。

しかし、マイルズもいい仲間(?)に恵まれて、やはり禁止!と言われた事に手を出していく。


カリスマ的魅力を持つ同級生の女の子アラスカ。

そうそう!この表紙の女の子であり、タイトルにもなっているのがアラスカである。

とんでもなく気まぐれで、突き抜けていて、容赦ない。

変にやさしくないし、ベタベタしてきたかと思うと、いきなり突き放す。

どこか現実から浮遊しているようにみえるが、しっかり自分の中の現実に生きている。

ただその現実が、他の人たちの現実とは微妙にずれていて・・・・

突き抜けているのは感性だけではなく、メチャクチャ頭もいいのだ。

そして無類の読書好き。

そんなアラスカに、マイルズは惹かれて行く。


このアラスカに振り回される男の子はマイルズだけではない。

振り回されるけれど、彼らもまた実に個性的なのである。


まずはチップ・マーティン。あだ名は大佐で、マイルズのルームメイト。

小さいが、ギリシャ神話の美少年アドニスのミニチュア的体格。

権威が大嫌いで、金持ちが大嫌い。

家は貧しくて、母はトレーラーハウスに住んでいる。

いつか母親に大きな家を買ってやるのが夢。

お金持ちの女の子と付き合っているが、いつも激しい喧嘩ばかりしている。

そして、天才的に頭がいい。


もう一人が日系のタクミ。

マイルズと大佐とアラスカとも少し距離を置いている、ラップ少年である。


青春小説にはありがちだが、みな心に大きな悩みを抱えている。

こっそり酒を飲み、タバコを吸い、アメリカの全寮制高校にありがちな、ばかばかしいいたずらを繰り返す。

日本では、こんな学生生活を送っていたらろくな大人にならないと言われそう(^^)

でも、アメリカの学生の行く末はどうなんだろう?

アメリカの学生が皆こんな暮しはしていないのだろうが・・・う~ん、どうなのかな?

自分の子ども達がこんな学生生活を送る事になったら、勘当しちゃうかも(^^;)


この4人の楽しい寮生活も、物語の半ばで終わりを告げる。

それも、かなりショッキングな終わり方で。


作者のジョン・グリーンは言っている。

「ぼくは、愛と苦悩と許しの小説を書きたかった。宗教学でいう『根本的希望』、つまり、われわれはだれでも、いつでも―――死に至るまで、そして死んだ後も―――希望を手にすることができるんだ、という小説が書きたかった。」と。

私はかなり楽しめた・・・楽しめたという表現が適切かどうか?(^^;)

う~ん、私は好きな小説だったかな。


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by yomuyomuehon | 2017-04-09 08:58 | YA | Trackback | Comments(0)
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人生の答えは家庭科に聞け! (岩波ジュニア新書)

堀内 かおる,南野 忠晴/岩波書店

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小学6年生くらい~

息子たちの小学校の成績表は、

「大変良い」「良い」「がんばりましょう」の三段階。

おお、「大変良い」が増えたじゃないか!と思いきや、

その多くは、「体育」・「図工」、そして「家庭科」が占めていた二学期のsohtaの成績表(^^;)


間違いを確認させようと、息子たちのテストをファイリングしたのだが、

家庭科のテストはほぼ出来ていたこともあり、廃棄してしまった。。。。。

が、この本を読んで改めて「家庭科」という科目の重要性に気付き、廃棄したことを反省した母である。

この本にあるように、一昔前は、女子は家庭科を、男子は技術科をだったので、家庭科といえば料理に裁縫と考えられていたけれど、それはもう古い!・・・その時代の、昔の人である私。

男女別だったというのは中学生時代の思い出で、

高校生の時の家庭科については、全く思い出せないのである。


実は、生まれてから成長し、やがて年老いて人生の終わりを迎えるまでの、人の一生の中で起こる生活に関わるあらゆることが、「家庭科」という教科書の中に詰まっています。―――はじめに より 一部抜粋―――


この本は、NHK高校講座「家庭総合」から生まれた本で、人生の様々な場面で高校生やその家族たちが抱える 「悩み」 や 「問題」 をマンガで表し、それらを受けて家庭科のプロが生きるヒントや多様な視点をアドバイスしている。




その 「悩み」 や 「問題」 とは・・・・


「大人になるって、どういうこと?」

「妊娠って一体なに?」

「じいちゃんがめんどくさい」

「家族って何?」

「手抜き料理はダメですか?」

「障害者を知る」

「母との2人の暮らしがピンチ!」

「地域の人とのつながりってめんどくさい!」

「〇〇〇を見ようとしたら・・・・」(下心で有料サイトを閲覧)

「人並みのシアワセって何?」

など等、この他人生の悩みは盛りだくさん。


全てが見開きの漫画に始まり、次のページに大学と高校の家庭科の先生の解説が付いている。

で、実際にこの本を読んだからとて、「人生の答えは家庭科に聞け!」とか図々しいタイトル付いてても、人生の答えなんてものが、簡単に手に入るわけではない(^^;)

と、筆者も述べている。


―――おわりに より 一部抜粋―――

食べるもの、着る服、部屋のインテリア、見る番組、聞く音楽、遊びに行くところなどなど、毎日の生活の中で「自分のスタイル」を選ぶ瞬間は無数にあります。

進学先、就職先、付き合う相手、住む場所などなど、人生を左右しかねない大きな決断も折々にやってきます。

人生は決断の連続です。

様々な決断をするとき、一番頼りになるのは何でしょう?

ぼくは「選択肢の多さ」だと考えています。

選択肢が多いということは、選べるものをいっぱい持っているということです。

・・・よ~く考えて納得して決められます。

それが本当の豊かさだとぼくは考えます。

視野が広くて柔軟な発想ができるから、いろんな選択肢が見えてくるんだし、実際に選べる環境にあるなら大変恵まれた事です。

それに、人生はなかなか自分の思うようには進みません。

自分の中に多くの選択肢があれば、軌道修正や進路変更の際、気持ちの切り替えが早く出来るし、気持ちが切り替えられれば早く立ち直れます。

多様な選択肢を前にした時、僕たちはどれにしようか悩みます。

この本はそんな悩みの瞬間を切り取った「おなやみ漫画」と、それをチャンスととらえ、読者と一緒に人生を考えてゆこうという趣旨でつくられました。


「家庭」なるものに長く身を置く私も、なるほどねぇ!と改めて気付かされる事、反省させられる事も多い。

高校生向けではあるが、小学6年生でも十分読める内容で、

そりゃあそうだよね、「暮らし」に関することだもんね。

sohtaは1/3が漫画って事もあり、読んでる、読んでる、くり返し読んでいる。

「家庭科」だから、本来は家で学べる事なんだよね?って思っていたけれど、

年寄りの居ない核家族で伝えきれない事、恋愛の事、性別を越えた事なんかは、なかなかどうして親だけでは伝えきれない。

それに、親が見本とならぬ事もある(><)

悪い見本と受け取ってくれれば良いが・・・・

恋愛の段階では済むことも、結婚となると済まぬ場合もあり、

人の機嫌を探って生きるばかりでは辛いけれど、自分の家の暮しが当たり前と思っていたのでは困る事になる。

家庭科って、人生の学びそのものだったんだね(^^;)

家庭科を蔑ろにしてきた自分を反省(><)


気になったテーマは更に掘り下げてみよう!と巻末にそれぞれのテーマについて、その道しるべとなる本も紹介されている。

これがまた高校生が興味を持ちそうなものが多く、私も読みたいと思うものばかりで困る(^^;)



さて、今朝の朝日新聞で取り上げられていた「女子力」。

「女子力高~い!」と他人を評価する際、手芸だったり料理だったり、服やお化粧やキレイに手入れされた指先だったり長い髪だったり・・・まあ女の子っぽいと思われていた事に対して使っていたかもしれない。

じゃあ、私って女子力低いかも・・・(^^;)

しかし、今時はそういう事を男子もやっていたりする。

女子力って一体何だろう?

明らかに違うのは、子どもを産むことが出来るか否かである。

本来女子の持つ力とは、お母ちゃん力ではないか。

きれい事や、はやり事ではないのだ。

でも所謂女子力って、はやり言葉だよね。

「〇〇力」って本のタイトル多かったもんね。


でも、家庭科は女子力ではないのだ。

家庭科とは生きる力そのものだ。

だから、男にも女にも、とっても大事な科目なのである。

英語科教員から、家庭科教員免許を取り直して家庭科の教諭になった南野忠晴先生
は素晴らしい!

そう言えば、この本持っていたっけ!・・・改めて読み直す事にする。

正しいパンツのたたみ方――新しい家庭科勉強法 (岩波ジュニア新書)

南野 忠晴/岩波書店

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by yomuyomuehon | 2017-01-29 11:32 | YA | Trackback | Comments(2)