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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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さてさて、きょうのおはなしは・・・・・・ 日本と世界のむかしばなし (福音館の単行本)

瀬田 貞二/福音館書店

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読んであげるなら 4、5歳~

2016年に生誕100年を迎えた瀬田貞二さん。

子どもの本のよあけ―瀬田貞二伝 (福音館の単行本)

荒木田 隆子/福音館書店

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1月に出版された↑のメッチャ厚い本がまだ読めずに手元においてあります。

同時期に新刊や復刊がたくさんありました。

おなかのかわ (こどものとも絵本)

瀬田 貞二/福音館書店

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は、昼読みで子ども達に読んだところ、子ども達の反応も、そして読み手である私の気持ちも、とっても良かったと報告しましたね。


「さてさて、きょうは何を読もうかな?」と、夜布団に入った子ども達に、電気を消して、携帯の明かりを手に一話か二話読んでいるのが、この本↓の中のお話。

さてさて、きょうのおはなしは・・・・・・ 日本と世界のむかしばなし (福音館の単行本)

瀬田 貞二/福音館書店

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お兄ちゃん達も、かつて絵本で接して来た日本、そして世界の昔話など、全28話が収められています。

日本の昔話で言えば、

今、絵本として読めるものだけでも、

こしおれすずめ (こどものともコレクション2009)

瀬田 貞二,瀬川 康男/福音館書店

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うしかた と やまうば 日本の昔話 (こどものとも 日本の昔話 10のとびら)

関野 凖一郎(イラスト),瀬田 貞二(その他)/福音館書店

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まのいいりょうし 日本の昔話 (こどものとも 日本の昔話 10のとびら)

赤羽 末吉(イラスト),瀬田 貞二(その他)/福音館書店

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ねずみじょうど(こどものとも絵本)

瀬田 貞二/福音館書店

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ふるやのもり(こどものとも傑作集)

瀬田 貞二(編集),田島 征三(イラスト)/福音館書店

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かさじぞう

瀬田 貞二/福音館書店

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こんなにあります。

どれも目にした事、読んだことがある事でしょう。


そして海外の昔話で言えば、

三びきのこぶた

山田 三郎/福音館書店

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三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

マーシャ・ブラウン(イラスト),せた ていじ(翻訳)/福音館書店

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おだんごぱん―ロシアの昔話 (日本傑作絵本シリーズ)

わきた かず(イラスト),せた ていじ(翻訳)/福音館書店

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ちっちゃなえほん ちっちゃな ちっちゃな ものがたり ジェイコブズのイギリス昔話集より (日本傑作絵本シリーズ)

瀬川 康男(イラスト),瀬田 貞二(翻訳)/福音館書店

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こちらも有名ですね。

瀬田貞二さんという名前を知らなくても、子ども達はどこかで読んでもらっているのではないでしょうか?

さて、この「さてさて、きょうの・・・」は、1979年に刊行された小冊子に、いくつかを追加して復刊されたもです。

この本が復刊された理由は二つ。

①本来、昔話は語られてきたもので、その語りから、子ども達は自ら心の中に絵を描き、昔話を楽しんできた。その場に子ども達を案内したかったという事。

③瀬田さんの再話、翻訳の妙、日本語の美しさを、まとめて子ども達に味わってもらいながら、昔話の面白さをたっぷり経験して欲しかったという事。


①については、例えば「おんちょろちょろ」で言うと、

仏壇のない暮し、ネズミなんぞ出て来るはずも無い清潔な暮しから、今の子ども達にこの情景を想像できるか?

例えば「まのいいりょうし」で言うと、

なげし、石臼、もんぺ、はばき、藪、炉、土間と言うものを知っているか?

そういう事を考えると、まずは絵本で接する事が必要な時代となってしまっていますね。

ただ、絵本で昔話に接した事のある子ども達には、耳で聞く昔話はとても素敵だと思います。

「おんちょろちょろ」にも「まのいいりょうし」にも大爆笑だった息子達。

昔話って、本当に面白い。


先日TVの妖怪〇〇だったかな?聞えてきて、あまりの言葉の汚さに、日本語の稚拙さにびっくりしました。

TVに子守をさせていては、子どもの言葉も感情も育たない気がします。

国語力は、学校だけで、教科書だけで育てるものではありません。

まずは耳から。

こうした良本に接する事が、子どもの肥やしになっていくのでは無いか。

う~ん、なかなか成果が出るには時間が必要ではありますが(^^;)

少しずつでも子どもを耕しているはず!と思って、今後も肥やしを播いていきたいですね。

先日、小学校で読み聞かせボランティアの皆さんと、図書室の昔話の本を集めた棚を見ていました。

なかなか子どもは手に取る事はありません。

隣のディズニーは大人気なのですが・・・・・(^^;)

だからこそ、大人が読んであげる機会を作らなくては!、来年度も昔話をどんどん読んでいかなくちゃね!と気持ちを合わせたところです。


さて、瀬田貞二さんを特集した「こどもとしょかん2016年秋号」の巻頭で、東京子ども図書館の監事に就任した松浦弥太郎さんが、素敵な言葉を寄せていらっしゃいました。


「しあわせという言葉を思い浮かべると、母に本の読み聞かせをしてもらっている在りし日の情景が、心にふわりと映し出される。

「おおかみと七ひきのこやぎ」「はたらきものじょせつしゃけいてぃー」「泣いたあかおに」といった本を読み聞かせてくれている母のやさしい声、からだの甘い、いいにおい、ぴったりくっついて感じる母のあったかい体温は、けがえのないしあわせの記憶として、本の物語以上に、僕の心の中にずっと生き続けている。

幼い頃の僕はいろいろなことにおびえて生きていた。わからないこと、知らないこと、不思議なことに、とにかく人一倍敏感で恐がりだった。

けれども、母がそうして本を読み聞かせてくれることから感じる、自分がたっぷりと愛され、精いっぱい守られている確かさに嬉しくなって、不安さや怖さなんてへっちゃらになって、つよい自分になる事ができた。

今、自分がさまざまなメディアに関わる仕事をするようになり、何かあるたびに立ち返り、大切なことと確かめているのは、母が僕に読みきかせをしてくれていた、そうしたしあわせなひとときだったりする。

このたび、東京子ども図書館の監事就任にあたり、日々の暮らしとは、しあわせを求める営みであること、そのための子ども達への精一杯とは何かをしっかり考えていきたいと僕は思っている。

 

松浦弥太郎さんは、暮しの手帖の前編集長です。


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by yomuyomuehon | 2017-03-01 11:33 | 昔ばなし | Trackback | Comments(0)
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ポリーとはらぺこオオカミ (せかいのどうわシリーズ)

キャサリン ストー/岩波書店

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読んであげるなら 6、7歳~


昔話の「赤ずきん」、「三匹のこぶた」、「七匹のこやぎ」などを知っていると、更に楽しめるお話。

一昨日の夜、子ども達に読んだところが大うけで、

この話を聞きたいが為に、寝るまでの行動がメチャ早かったtaichiです。

二晩続けて読み、昨日は途中からsohtaも加わって、ゲラゲラげらげら大笑いの二人。

haneちゃんは不機嫌で、泣きながら布団を被って寝てしまいましたが・・・・・


昔話に出て来るオオカミと言えば、恐い存在ですね。

でも、このお話に出て来るオオカミは、間抜けでチャーミング(^^)

賢いポリーが一人で家に居るところを狙って、ポリーを食べてやろうとやって来るオオカミ。

彼は勉強家(?)

なんと、昔話を読んでやって来るのです。

そして、知恵をしぼって、一番良い方法を考え出したのだからと自信満々でやって来るのです。

でも、オオカミが女の子やこひつじを襲って食べる、というオオカミにとって都合の良いところまでしか読んで来ないので、

その後のお話の展開をポリーから聞いて、しっぽを巻いて逃げ出しちゃったりもします。

自分で思い描いていたお話の展開のように行かず、地団駄踏んで切れちゃったりもします。

ポリーとオオカミのやり取りが面白く、掛川さんの訳も良いのか、とっても読みやすい。

面白いので、是非読んで欲しい本なのですが、これを楽しむためには、もとの昔話を知っていると良いですね。

この本を堪能する為に、まずは良質な昔話を読んでみましょう。


赤ずきん (岩波の子どもの本)

グリム,Bernadette Watts/岩波書店

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おおかみと七ひきのこやぎ (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)

グリム/福音館書店

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三びきのこぶた

山田 三郎/福音館書店

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金のがちょうのほん―四つのむかしばなし (福音館世界傑作童話シリーズ)

レズリー・ブルック/福音館書店

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by yomuyomuehon | 2017-02-22 20:01 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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昨日(2/16)木曜日の読み聞かせ

とっても良い天気だった昨日は外遊び日和。

taichiはきっと我先に外へ飛び出すであろう。

わざわざ出掛けているけれど、こんな日は子ども達は来なくても良いと思ってしまう。 

ずーっと座って授業を受けているんだものね。


が、今日は教頭先生が昼読みがあると放送を入れて下さって、直後にドッと入ってきた20人程の一年生。

昨日、また明日ね!と約束した何人かの子たちもいる。

やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)

きうち かつ/福音館書店

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読んであげるなら 4歳くらい~



野菜をスパッと切った断面図が、まずは白黒で

「これ なあに」


「やさいのおなか 」の画像検索結果


殆どこのページで答えが出ましたが、さつまいもとにんじんトマトきゅうりはちょっと時間が掛かったかな?

「これ なあに」の白黒断面図の周りを、その野菜の色を使った枠が取り囲みます。

上の図はきゅうりなのですが、周りの枠は上の色ではなくて柳緑色(?)って感じ。

それもヒントなので、なかなか答えが出ない時には、この色!この色!って指してあげると良いですね。

それにしても、こうして見ると野菜って芸術的!

トマトはミニトマトしか食べた事が無い子には難しいのかも。

野菜をどうやって食べているか?子どもが台所でお手伝いをしているか?問われますね。

なかなか出ない答えを毎回答えていた子は、この本を知っているからと言うことでした。

本からでなく、実際の野菜を触って見て感じて欲しいですね。


次に読んだのは、

ロバのロバちゃん (デュボアザンの絵本)

ロジャー=デュボアザン/偕成社

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読んであげるなら 5歳くらい~


子ども達は、実際に動物を見たり触れたりした事があるのかしら?

最近子ども達に読んでいて思うのは、実体験の少なさです。

うちの子達にしても、水泳漬けの生活より、もっとこの時期に出来たこともあったはず。。。。と思うことも少なくありませんが。

本が何かを知るきっかけになり、実体験に繋がっていくと良い。

読み終えて、

「皆の顔もさぁ、同じ人間なのにこ~んなに違うもんね。でも、それで良いんだよ。さて、最後は、個性的なダックスフントのお話です。ところでみんなは何かペット飼っているの?」

「かえなーい!」

「ママもパパもきらいだからムリー!」

「だれも犬飼ってないの?」

20人も居たのに、なんと一人も居ない。

へえ、そんなものなのかな?

「じゃあ、ダックスフントって知ってるかな?こんな犬です。」

と言って表紙を見せて読み始めました。

どうながのプレッツェル (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

マーグレット・レイ/福音館書店

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読んであげるなら 5歳くらい~

自分の個性を認めるまでに時間が掛かったロバちゃん。

他人と(?)同じが良いと思っていたロバちゃんは、皆と同じが良いと思う子どもの心を表しているようです。

やがて成長すると、人と違うものを持ちたいと個性を大事に思うものですが、私も小学生の時は同じが良かったな。

でも母親は、今思うと良いものを与えてくれたので、明らかに皆と違っていました。

その当時は、良いものも安いものも、子どもには分からないのです。

「こんなのイヤだ!持っていかない!」

sohtaが言いそうな台詞を、きっと私も口にしていたに違いない。

一方のtaichiはわが道を行くタイプですから、人と同じじゃなくて良い。

どちらかと言えば、人とは違うものが良いって人。

どちらかと言ったらプレッテェルタイプです。


さて、お話を聞いていた子ども達、どっちに共感したでしょう。

「はい、今日はこれでおしまーい」

「えーっ、まだ時間あるよ~」

「え~、無いよ~。もうお掃除の時間だよ。急げ急げ!」

お話を聞くのがとっても好きな子が数人います。

その子達は毎回来てくれます。

楽しみにしてくれている子が居ると、やり甲斐がありますね。


ただ、昨日は放送を入れて下さった事もあって、ドッと入ってきた子達の中には、お話を聞きに来たわけでは無い子も何人か居て、教室の後ろの方で騒ぎ始め、うるさかった(^^;)

そこに先生が入ってきて怒鳴るものだから(^^;)

こっちは読んでいるんだからさ、注意して下さるのはあり難いけれど、もうちょっと気を遣った注意の仕方があるのでは?と感じた次第です。

皆驚いて振り向いちゃって(^^;)お話が途切れてしまった。。。。。

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by yomuyomuehon | 2017-02-17 08:57 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(0)

六年生への読み聞かせ

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小学校生活もあとわずか。。。。

今週は、将来の夢について調べる
「12歳の春」という総合の授業があります。

この週末に、親子で話をして資料を用意しておいて下さいという手紙を、今朝になって出して、用意しといて欲しいんだけど・・・・と言うsohta。

水曜日に使うんだとか・・・

えーっ!?何今頃言ってんの~?


将来の夢、遠い遠い夢から、段々近い所の設定に変わってきたsohtaの夢。

遠い遠い夢を叶えるには、まずは目の前の課題を克服しなければならず(^^;)

それも、間もなくその期限がやって来ようとしています。

この3週間が踏ん張り所。

この3週間だけ、とことん頑張る!と思えば、踏ん張れるでしょ。

それが出来たらきっと、将来的にも踏ん張れる大人になれると思うけど。



あと残り二回となった6年生の読み聞かせ。

あれも読みたい、これも読みたいと、なかなか決まりません。

今日は新年1回目ということで、

つるにょうぼう (日本傑作絵本シリーズ)

矢川 澄子/福音館書店

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富士山うたごよみ (日本傑作絵本シリーズ)

俵 万智/福音館書店

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今朝は読み聞かせだというのに、

他のクラスは既に一冊目を読み終えたというのに、

えっ?これから健康観察ですか?(><)

そして、あらら~(↓)

卒業式の歌の練習が始まってしまい・・・

もしかして先生、忘れてますか?

さぶ~い廊下で待つ事10分。

今日は無しかな?(^^;)

と思っていたら、

「はい、今日は読み聞かせがあります。」と。

読むのにコートは邪魔と、別室に置いてきていたので、すっかり冷えました(><)

捲れるかしら?

時計を見ると、あと15分で一時間目が始まるぞぉ。

と、多少早口を意識しながら読むことになりました。


どちらの本も高学年だからこそ読めるもの。

矢川澄子さんの「つるにょうぼう」は文学的な格調高い表現で、なかなか難しい言葉が出てきますので、小さな子には難しい。

場面によって使い分けられた和紙に描かれた赤羽末吉さんの画は、日本的で実に美しい。

静かに、本当に静かに、まっすぐな眼差しで聞き入ってくれていた6年生にだからこそ、ふさわしいお話でした。



「富士山うたごよみ」は24節気に合った俵万智さんの短歌が、U・G・サトーさんのポップな富士山と楽しめるもので、

24節気の説明をしてから、小寒→大寒→立春→雨水→啓蟄→春分→清明、そして飛ばして小満→芒種と読みました。

節気の説明を読み、短歌を読み、短歌の解説を読み、そして最後にもう一度短歌を読みました。


卒業に向けて、春まで(清明まで)かなと思っていたのですが、


小満・・・5月21日頃

「今日までに私がついた嘘なんて どうでもいいよというような海」

くよくよした気分になることって、だれにでもあるよね。そんなときは、大きなものの前に立つといいよ。

たとえば、海。例えば、富士山。「だいじょうぶ。たいいたことじゃない」って声が、きこえてこない?


そして、

なんと言っても

芒種の項に載っている、

「たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやる いつかおまえも飛んでゆくから」

この句をどうしても読みたかった。

他のクラスで読んだ、同じ六年生の子を持つお母さんは、この句を三回も読んじゃったと話していました。

息子のクラスで読んだのではなかったのですが、思わず声が上ずってしまい、ううっ涙が出そう(><)


子ども達の心に届いたかどうか?

男子はまだまだお子ちゃまですから、こんな母の心を知らずでしょうけれどね(^^;)





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by yomuyomuehon | 2017-01-23 16:32 | 冬の本 | Trackback | Comments(2)
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アイヌのむかしばなし ひまなこなべ

萱野 茂/あすなろ書房

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読んであげるなら 6、7歳~


(以下、あらすじです)

アイヌの人たちは、山や川、星や太陽、動物や植物、そして人間が作った道具など、あらゆるものに魂が宿っていて、それらはみんな神様(カムイ)だと信じていました。

身の回りのもの全てに尊敬の気持ちを持ち、接していたのです。

中でも、美味しい肉や暖かな毛皮や大事な薬などを与えてくれるクマは特別な存在であり、カムイでもありました。

その命をいただくときには、クマにこれ以上ないと言うほどのお礼をしました。

そのおもてなしがすばらしいので、天の国に帰ったクマが、またアイヌの世界に戻ってきたくなることを願って。

そしてこの物語は、そんなクマ神とひまなこなべ(暇な小鍋)のお話で、クマ神が語る形でお話は進みます。

ある日、石狩川上流に住むアイヌの所にお客になろうと思い山を下りてきたクマ神。

バシッと弓の音がして、アイヌの放った矢が体に刺さり、暫くして気がつくと、クマ神の魂はクマの体とは別々なっていました。

夕暮れ近く、アイヌの家に着き祭壇に置かれたクマ神。

アイヌは家の中の火の神に、クマ神が来た事を伝えました。

暫くしてアイヌの村人たちが集まり、歓迎の宴(熊送り・・・イオマンテ)が開かれました。

その中に一人、特別踊りの上手な若者が居ました。

天の国に帰ったクマ神は、その若者の事が忘れられず、再びクマの姿になり、アイヌの矢に打たれ、お客として家に行きました。

前と同じように宴が開かれ、若者に会うことが出来ました。

しかし、不思議な存在の若者、彼の正体を探ろうとしても、何故か分からなくなるのです。

クマ神は若者の踊りを見たいばかりに、何度も何度もアイヌの所へ行きました。

そして・・・・

*****

アイヌは道具にも「イオマンテ」をすることがあったそうです。

すべてのものは、命あるものから作られている。

それは自分達で道具を作るのが当たり前だったことから、その道具の元の姿を知っていて、道具にも魂が宿っていると感じる事が普通だったからだそうです。

アイヌに限らず、一昔前はそうだったはず。

「こなべ」は普段アイヌに大切にきれいに扱われている事に感謝し、清々しい気持ちで暮らしているので、暇さえあれば踊りたくなり、踊りが上手になったと言いました。

日頃家の人に大切にされているので、出番の無い大勢の人が集まる日は、そのお礼も兼ねて大事なお客である神々に踊りをお見せしていたと。

「いままで誰一人私の本当に姿を見破った神は居ませんでした。偉い神だけにあって、私の正体がわかったのですね。」

「いやいや 一度や二度では絶対に分からない。私はそれを知りたさに何度も何度も来たのです。それだけにこの家は肉や毛皮がもたらされ、裕福になったわけで、日頃大切にされているあなたが、家の主にお礼をした事にもなるのです。」


こんな言葉でこの本は締めくくられています。

深い!

「だから今居るアイヌよ。どんな道具でも大切にして、洗うものは洗い、掃除するものは掃除する事によって、道具の神は必ず恩を返してくれるものだ」


どいかやさんのイラストが可愛すぎて(^^;)、う~んアイヌの雰囲気伝わってこないけど・・・お話の内容は素晴らしい。

お掃除しなきゃ!ああモノを大切にしなきゃ!と反省させれらます。

さて、年明け早々、危なげな運転をし始めていて洗濯機が壊れました(><)

洗濯物がとっても多いので、無いと困る、非常に困る。

昔の人は偉かった。

手で、冷たいお水で、洗っていたんだもんね(^^;)

近所にコインランドリーがあるからとりあえず!と思って一度洗濯機にいれたところ、うっなんじゃこの匂い(><)

もう二度と使いたくない。。。。

で、翌日には配送、設置が完了し、新年は新しい洗濯機が始動したのです。

ついでにここ数年無かった炊飯器も購入(^^)

内釜競争の炊飯器の中で選んだのは、

三菱電機 IHジャー炊飯器 本炭釜「KAMADO」 5.5合炊き プレミアムホワイト NJ-AW107-W

三菱電機

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なんとこの炊飯器、銘柄指定も仕上がりの好みも選べる優れもの。

なんと言っても、朝指定した時間に炊き上がっている(当たり前か(^^;))のが嬉しい。

でもやっぱり土鍋も捨てがたい。

どれも、大事に大事にきれいに使わなきゃね(^^)

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by yomuyomuehon | 2017-01-11 10:40 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(0)
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小学校の読み聞かせは、6年生と3年生のチームに属しています。

年度初め、息子達に、読みに入っても良いか確認した所、「いいよ!」という返事だったのでこのチームに入れていただいたのですが・・・

sohtaのクラスで読んだ時、チラッと息子の方を見ると、そっぽを向いていて、全く絵本を見ようとせず(^^;)

先生も、「ほらお母さんにバイバイしなくて良いの?」なんて事を言うものですから、ムッとしてしまって・・・・

恥ずかしいお年頃、なるべく息子のクラスに入るのは避けようと思っています。

そんな多感な時期に足を踏み入れたsohtaですが・・・・

水泳から帰って来て夕飯食べて、お風呂に入って、ストレッチして、となると10時半。

そんな訳でなかなか時間が無いのですが、時間がある時は「読んで!」と、sohtaもyaichiも寝室に本を持ってきます。

皆で和室に布団を敷いて寝ているので(^^;)

自分の分のお話を聞いた後、すぐさま寝息を立て始めたhaneちゃんの隣で、ゲラゲラ笑いながら聞いているのはたいてい昔話です。

イギリスとアイルランドの昔話 (世界傑作童話シリーズ)

石井 桃子(編集),石井 桃子(翻訳),J.D.バトン(イラスト)/福音館書店

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一昨日のsohtaに続き、昨夜はtaichiに読みました。


先日伺った東京子ども図書館理事長の張替さんが語ってくださった「三びきのこぶた」は、この中に収められている石井桃子さんの訳のもの。

三びきのこぶた―イギリス昔話(こどものとも絵本)

山田 三郎/福音館書店

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三びきのこぶた

ポール ガルドン/童話館出版

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内容としては、↑福音館や童話館のものと同じです。

昔話はそもそも口承文学。

ですから、文章としていいかというよりも、語ってどうかが大切だと思います。

張替さんのお話には引き込まれました。

張替さんがお上手なのは勿論ですが、なんと言ってもこのお話集が石井桃子さんの訳に依るものだからだと思うのです。

素晴らしいリズムです。

語っていて気持ちよく、私って上手!って思ってしまう(^^)

途中でつかえる所が無いのです。

言葉がころころ転がる感じ。

お話しながらお話の内容に、おかしくて笑ってしまう自分がいます。

何度もくり返し読んで、いくつか語れるようになりたいです。


ところで、ちゃんとした「三びきのこぶた」を子どもに語ったり、読んだりしたことはありますか?

このお話のポイントは三つ

①貧しくて子ども達に食べさせていけなくなったので、自分たちで働いて食べていきなさい、と母ブタが子ども達を世間に出す事。

②1番目、2番目のブタがおおかみに食べられてしまうこと。

③3番目のブタがおおかみをやっつけ、食べてしまう事。(殺してしまう事)

貧しくて子ども達を自立させるので、ブタたちが楽しそうだったり、可愛らしく着飾ってしたりしていては、絵でそれを確認できません。

最後は皆で仲良く遊びました、では、自分を脅かす存在が居なくならず、子どもは安心する事が出来ません。

「三びきのこぶた」は自立の物語です。昔話はそれが大切!と考えた先人達が作った人生訓です。

この昔話集にはイラストがほとんどありません。

イラストでその辺りを大変よく描いているのは、

金のがちょうのほん―四つのむかしばなし (福音館世界傑作童話シリーズ)

レズリー・ブルック/福音館書店

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の中の「三びきのこぶた」

世の中に出て行く三びき。作り笑いで子ども達を送り出す母ぶた。

二匹の子ブタは小躍りで、いそいそと出掛けていきます。

それはきっと上の二匹でしょう。

振り返りながら母ブタに手を振る一匹は、三番目のブタでしょう。

この先のドラマを物語っているようです。

色あいも素敵です。

是非、手にとってみてください。

注意したいのは、見開きの絵だけのページがあって、その前に物語りは進んでしまっているので、そこのページをどうみせるかですが、そのページをさっと捲らず、ゆっくり絵を見せて、言葉と絵の刷り合わせをさせてあげたいものです。

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by yomuyomuehon | 2016-10-18 10:02 | 昔ばなし | Trackback | Comments(2)
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先日の、この本だいすき支部7月例会で話題になった昔話について。


昔話には、はっきりと良い人と悪い人が登場する、いわゆる「隣のじい型」という話があり、日本に限らず、西洋にもその形が見られます。 

イソップ寓話の「金の斧、銀の斧」とかがそうですね。

イソップ寓話集 (岩波文庫)

イソップ/岩波書店

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子どもが、この話の、欲張りな木こりに同情するという話が出ました。

それは、今の時代の子どもの典型的な姿なのかもしれません。

また、昔話絵本の絵が古くさくて、子どもが好まないという話も。。。。


6月の例会で紹介された、

松谷みよ子の本 (第3巻) 直樹とゆう子の物語

松谷 みよ子/講談社

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に載っている「死の国からのバトン」。

飼っていた猫がなぞの死を遂げる、公害を扱った児童文学です。

その中で、主人公の直樹が行ってはいけないという死者のいく山に、飼い猫ルウを探しに行きたいという場面があります。

それを止めたのは、直樹の祖先の直七少年。

直樹が足を踏み入れたあっちの世界でご先祖さまに会うのです。

直七は、直樹にこう言います。

「牛の洗い汁、七桶の飲まっしゃい。そうしたら、川をわたしてしんぜるわい。」



これは、「したきりすずめ」のお話に由来します。

したきりすずめ (むかしむかし絵本 16)

松谷 みよ子/ポプラ社

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日本昔話百選

稲田 浩二,稲田 和子/三省堂

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石井さんのは違いますが、『日本昔話百選』(稲田浩二・和子編)や松谷さんのは道を教えてもらう条件として、おじいさんは洗い汁を飲まされるのです。

したきりすずめ (日本傑作絵本シリーズ)

石井 桃子/福音館書店

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なぜ今、そんな事を言い出すのか?という直樹に対し、直七が言う台詞は、腑に落ちるものでした。

「牛洗いどんも馬洗いどんも、洗うてる牛や馬がにげたとあらば、山こえ谷こえて、たずねあるきもしたやろ。けれどなあ、人間、きょうという日が食うていけるか、腹すかしとる子どもの口に、ソバの餅ひと切れでもいれてやれるか、そういう苦しい暮らしのなかではな、すずめやの、ねこを追いかけて山こえ谷こえするもんは、自分らとはちがう人間に見えるのや。そやから洗い汁七桶飲まっしゃいと、いわずにはおれなかったのかもしれん・・・・・。」


確かに、したきりすずめのお話の中で、子どもは「うえーっ」と汚い思いしか無かったと思います。

大人は、何で?という疑問があったと思います。

あの話の中で、あの時代設定の中で、おじいさんは異色だったのです。

その日の食べものにも困る暮らし・・・・

と考えると、

子どもが、大して悪い事しているわけでもないのに・・・と感じる欲張りな木こりに同情するというのは、

主人公(正直者)と同化していないからだと思うのです。

昔話は、弱いもの小さいもの、正直なものに寛容な、それらを救う話が多く、そこに自分を重ねるからこそ伝わってきたのではないでしょうか?

豊かな時代を生きる現代の子どもたちは、枯渇するところがありませんね。

親など周りの大人は、転ばぬ先の杖を与えてはいないか?

そんな事も感じました。

そして、昔話は国語でもあり社会(歴史)でもあります。

言葉(日本語)を伝える意義の他に、史実を伝えるという意義があります。

言葉だけでは伝わらない子ども達に、絵で今は目にしないものの有り様を伝えてもいるのですが、

その絵は、やはり古きを感じるものであるべきです。

漫画っぽい絵では、雰囲気は伝わりません。

子どもが昔っぽい絵を好まないのであれば、語りだけにするのも良いかと思います。

子どもに語る 日本の昔話〈1〉

稲田 和子,筒井 悦子/こぐま社

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などは、一つのお話が短く、「子どもに語る」というタイトル通り、園児(年中くらい)からでも楽しめます。

何より、伝える側の大人が本当にその昔話を楽しんでいるか、そこが問題です。

楽しめないのであれば、それを無理に子どもに伝える必要はないのではないかと思います。

良さはけっして伝わりませんからね(^^;)

ただ、親として、子どもにどう日本語を、史実を伝えるか、そこを大事に思うか否か、今、それが問われている時なんだと思うのです。



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by yomuyomuehon | 2016-07-17 11:40 | 昔ばなし | Trackback | Comments(2)
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昨日水曜日は、幼稚園で「絵本のおかあさん」の日でした。

このブログタイトルにもした「絵本のおかあさん」とは、幼稚園での保護者による読み聞かせサークルの事で、子ども達からそう呼ばれていたものを、会の名称にしたのは、数年前の事。

さて、昨日はhaneちゃん年長クラスでの絵本のおかあさん。

相方のお母さんが先に読んでくれたのは、

こどものとも 年中向き 2008年 03月号 [雑誌]

福音館書店

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これは日本の昔話です。

この本を読んだことがなかったので、興味深く拝聴しました。

イラストがとてもきれいでしたが、私は子ども達の後ろの方に座っていて、最近目が利かないものですから、よく見えなくて・・・家で読みたいと思います。

「ふくろうのそめものや」と言えば、こちらはよく子ども達に読みました。

ふくろうのそめものや (あかちゃんのむかしむかし)

松谷 みよ子/童心社

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こちらは「あかちゃんのむかしむかし」シリーズですから、上のと違って対象年齢が少し下がります。  


年少さんにはこちらがいいでしょう。


私の番になって、本を読む前に子ども達にお話したのは、

「今のは日本の昔話です。他の国にも昔話があるんだよ。

これから読むのはアフリカの昔話です。

皆、アフリカって知ってる?

キリンとかゾウとかライオンとかいる、日本からとっても遠い場所なんだけど、そこにケニアという国があります。

ケニアという国の名前は、ダチョウのいるところっていう意味があるんだって。

これから読むのは、そのダチョウのお話です。」

ダチョウのくびはなぜながい?―アフリカのむかしばなし

ヴァーナ アーダマ/冨山房

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読んであげるなら 5、6歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ずーっと ずーっと むかし、

まだ そらと じめんが うえと したに わかれたばかりの ころ、ダチョウは、みじかい くびを していました。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

首が短くて不自由をしていたダチョウ。

川に行って水を飲むにも、足を思い切り広げなければ、飲むことが出来ません。


ところで、川には1ぴきのワニが住んでいたのですが、ワニは、ある朝早く、歯が痛くて目が覚めました。

誰かを見つけて助けてもらおうと、涙を流しながら泳いでいきました。

まずはクーズーを見つけ、角で虫歯をほじり出してくれないか?と頼んだのですが、

ウミワシに、

「だめだ、ワニのいうことなんか きくんじゃない」と邪魔をされ、クーズーが逃げて行ってしまいました。

次に親子のヒヒに会い、爪でほじりだしてくれないか?と頼んだのですが、

やはりウミワシに邪魔をされてしまいました。

そして今度はダチョウに会ったのです。

ワニを見て後ろへ飛びのいたダチョウ。

何も悪い事はしないから、助けてよう!と泣き声を上げるワニが可愛そうになって、

大きく開いたワニの口の中に首を突っ込んで、1本1本歯を突つきはじめました。

ダチョウの頭はどんどんワニの口の奥へと入って行きました。

その時、

ワニは、突然、今朝はまだ朝ごはんを食べていなかった事を思い出しました。

そこで、

*****

子ども達のあんぐり口を開けて、呆然と絵本を見つめる姿が可愛くて、可笑しくて・・・

とても楽しい読み聞かせの時間でした。


「ワニは、突然、今朝はまだ朝ごはんを食べていなかった事を思い出しました。そこで・・・」

のくだりは、ページをめくって、ワニがガブッとやってしまった場面に書かれているので、ここは覚えておいて、

ここまで言ってからページを捲り、一呼吸(ほんのちょっと)。

子ども達が、ワニがダチョウの頭を加えた絵を見たところで、

「ガブッ!と、あごをとじ・・・」


と読みすすめると良いと思います。

ダチョウの首が長い理由は、ワニに食いつかれて、引っ張ったから・・・という昔話なんですが、

読み終えると、いちばん前に居た子から、

「ねえ、ほんと?ほんと?」と聞かれました(^^;)

その子は動物や魚や恐竜が好きな子です。

昔話は、理屈に合わないことも、説明なしに単純明快に平気で語るもの。

有り得ない事を語るものです。

まだ、そうなんだ!って、本気で思ってしまう子たちは可愛い(^^)

だからといって、まさか作り話だよ!なんて野暮な事言わないで下さいね。

子どもは、いつか分かるときが来るのですから。


こういう動物の容姿や行動に関わる、小さな子どもが本当かな?と思えるお話は色々あります。

こちら↓には、さるの尻尾に関わる件が載っています

ふるやのもり(こどものとも傑作集)

瀬田 貞二(編集),田島 征三(イラスト)/福音館書店

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こちら↓にはねことねずみの関係が・・・

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

岩崎 京子/教育画劇

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動物ではありませんが、これも似たようなものかな。。。

なぜにんじんが赤いのか?牛蒡が黒いのか?そして大根が白いのか?

にんじんさんがあかいわけ (あかちゃんのむかしむかし)

松谷 みよ子/童心社

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だいこんとにんじんとごぼう

つるた ようこ/アスラン書房

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by yomuyomuehon | 2016-06-30 22:59 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(0)

「むらの英雄」


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一昨日の火曜日は、市内小学校6年生の陸上大会でした。

なぜか!?

sohtaはハードルの選手で(^^;)

それを聞いたときは驚きで、

何で1000mじゃないの?

ハードルって・・・ムリでしょーっ(><)

速いから!って聞いていたのですが、半信半疑でした。

でもって、やっぱり↓の結果。

その時、驚いちゃって、笑っちゃったのが、sohtaも翌日の感想文で書いていたのですが・・・


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(作文を盗み読み・・・イラストが面白かったので拝借)


なんと、市内の他の小学校に通う、スイミングの仲間・・・と言っても雲の上の存在であるU君と一緒の組のレース、それも隣のコース(^^;)

苦笑いする二人。

泳ぎではU君の背中しか見たことのないsohtaが、ハードルでは勝利。

・・・が、どっちも遅い(><)

二人揃って予選敗退です。

まあ、水泳で頑張って!

スイミングの大会と違い、期待が無い分、見ているこちらは気が楽です♪


それにしても、1000m走に出して欲しかったのに・・・・

何かが乗り移ったかのように毎朝走っていた昨年秋の持久走大会前と違い、最近は走っていないので、しっかり走れたかどうか微妙ではあるけれど、ハードルより、持久系の方がまだマシだったのではないかしら?

久喜市の誇る公務員ランナー川内優輝選手のペースメーカーも付いて、盛り上がる1000m走。

ああ、残念↓

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(毎年恒例の、川内優輝選手と弟くんの登場に沸く大会会場)


最後はクラス全員のリレーなる40人リレー。

sohtaは2回の疾走、そして何故か!何故か!他に居ないのか!?アンカー。

どこのチームも、アンカーゼッケン付けてる子達は皆速い!メチャ格好イイ!

そして皆スニーカーがかなり目立って派手。

速い子は目立ちたいのです。

水泳もね、速くなって自信が付いて来ると、派手になっていくもので、同じですね。

sohtaのスニーカーと言えば、白ベース(^^;)

速くないもんなあ。。。。

で、やっぱり、あちゃーっ(><)、目を覆いたくなるような走り。

秋の運動会までには、あのへたれ走りを直さなきゃ。

小学校最後の運動会だもんね。

まあ、陸上大会は思い出作りかな(^^;)

でも、やっぱり足が速い方が格好イイな!

むらの英雄 (エチオピアのむかしばなし)

渡辺茂男/瑞雲舎

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読んであげるなら 6歳くらい~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、アディ・ニハァスという、むらの12にんの おとこたちが、こなを ひいてもらうために、マイ・エデガという まちへ いった。

そのかえりみち、こなのふくろかを せおい、まがりくねって つづいている みちを たどりながら、もりのなかを とおりかかった。

そのうち、ひとりが、むらを でたときと おなじように、なかまが 12にん そろっているかどうか きになりだした。

そこで そのおとこは、みんなを よびとめて、にんずうを かぞえてみた。

ところが、じぶんを かぞえてなかったので、11にんしか いなかった。

「たいへんだ!だれかが いないぞ!」

と そのおとこは さけんだ。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

「居なくなったのはだれだ?」

「今度はお前さんがかぞえてみてくれ。」

そこで2番目の男が数えてみたところが、やはり一人足りない。

こうして大騒ぎになった男達は、三番目、四番目・・・次々交代して人数を数えた。

しかし、誰が数えても11人。

「豹に食われてしまったに違いない。」

仲間を失った事を嘆き悲しみ、

そして、見てもいないのに・・・

「でっかい豹だった。気がふれたメスの豹だった」

「武器も持たず勇敢な男だった」

「この国で一番勇ましいやつだった」

と男を称え、12番目の男は(^^;)、

「勇敢だったばかりか、親切で優しいやつだった」と言った。

そうそう!皆自分の事を数えていない(^^;)

こうして村へ戻って来た男達。


最後は12人が無事戻って来たことを喜ぶのだが、果たしてこの間違いに気付くのは誰?

そして、間違いを指摘された男達は・・・・

*****

エチオピアの昔話だそうだが、エチオピアって国は、何とも朗らかな国ですね。

この絵本は、この本だいすきの会の例会で紹介され、とっても面白い本だったので、小学校の読み語りに使いたい!って声が多く上がりました。

絵をじっくり見て行くと、3番目の男が数えるページから12番目の男が居なくなった男を称えるページまで、なんと13ページに渡って絵が繋がっています。

コピーして繋げたら約4m!

やってないけどね(^^;)

お話を語りながら、段々とコピーした絵を広げていくのも面白いなあ・・・って思います。

ペンギン社から1983年初版だったこのお話。

長い間絶版だったようで、2013年に瑞雲舎より再版となりました。

再版にあたり、表紙を西村繁男さんが新しく描かれているので、ペンギン社版と瑞雲舎版は若干異なります。

うちの子達は、

男達が自分を人数に入れず、「やっぱり11人しか居ない。あいつはすごいやつだった!」という度に大爆笑でした。


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by yomuyomuehon | 2016-06-02 15:18 | Trackback | Comments(2)
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子どものためのラ・フォンテーヌのおはなし

マーガレット・ワイズ ブラウン/こぐま社

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読んであげるなら 5、6歳~


「コオロギとアリ」

???

ああ、「アリとキリギリス」かぁ!

「コウノトリとキツネ」は「キツネとつる」!


そうそう、おなじみのイソップ物語のタイトル!

「ラ・フォンテーヌの寓話」は、17世紀のフランス詩人、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌが書いた寓話集で、その多くがイソップ物語を基にしています。

イソップのお話は散文でしたが、ラ・フォンテーヌは詩の形式で書かれ、237話が当時のフランス皇帝ルイ14世の、6歳の皇太子に捧げられました。

本書はフランスで出版された絵本を基に、マーガレット・ワイズ・ブラウンが散文で再話・編集したアメリカ版(1940年初版)から13話を選んで訳したものです。


私はあまり寓話を子どもに読むことを好みません。

自分が子どもだったら、絶対嫌だろうなって思うので(^^;)



例えば、「ウシガエルとウシ」

小さなウシガエルが大きなウシを見て羨ましくてならず、息を吸い込み体を膨らませました。

「どうだい?」と聞くウシガエルに、ウシは「まだまだだね」

「これではどうだい?」と聞くウシガエルはどんどん大きくなって、とうとう破裂してしまいました。

ここで終われば良いとは思うのですが、

「世の中には、こんなことがよくあります。小さな人ほど、大物になりたがるのです。」

と要らない一文が(^^;)

私はこういったお話を、どうも好きになれません。


「コウノトリとキツネ」でも、

「だれかをだまして、よろこぶような人がいたら、このおはなしから学びなさい。ほかの人へのしうちが、自分にもどってこないよう、気をつけなさい。」

ですって(^^;)

皇太子へ捧げられただけあって、なるほど!教材だったのですね。

でも、大人が読むと身につまされたりもして・・・・(^^;)

「子どものための」とはありますが、イラストからしても大人が読むのに良いかもしれないなあって思います。

4月、人間関係も一新しますね。

人間関係で悩んだ時に、難しい哲学書読むよりも、心にスッと入ってくるかもしれません(^^)

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by yomuyomuehon | 2016-03-30 16:54 | 昔ばなし | Trackback | Comments(0)