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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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まずは絵本を


読んであげるなら 5、6歳~

読み聞かせが非常に難しい絵本(^^;)

カミカミになってしまうのです。。。。。

メチャクサの めちゃくちゃ くさいにおいに・・・・」

早口言葉でも何でもないのです。

このフレーズが何度も出てくるのです。

読み手泣かせです。

次は噛まずに読もう!と何度頑張っても、全て噛んでしまった(><)

もうこうなると、ここだけが気になって仕方ない・・・というのは、聞いているhaneちゃんではなく私。


『メチャクサ』というのは、北のこんもりとした森の中に住むヘラジカの名前です。

名前の由来は、その滅茶苦茶くさい臭いから来ています。

めちゃくちゃ+くさい → メチャクサ

メチャクサは、誰も近づかない恐ろしく臭いどろんこ沼に住んでいます。

ただ、その臭い臭いに引きつけられたハエ達はブンブン集まってきて、

さらにハエを食べにカエルや小鳥たちまでもやってきます。

でも、メチャクサが森の中を歩くと、あまりのくささに皆逃げ出す始末。

森の中には怖いオオカミがたくさん住んでいて、

その中の一番威張っているオオカミが、メチャクサの噂を聞きつけて食べてやろうと企んだのですが・・・・


目つきだけじゃなく頭も悪いオオカミに、すっとぼけてマイペースながら自信たっぷり余裕のメチャクサ。

繰り返される二人(?)のやり取りが面白い。

あまりの臭さに気絶しながら、何度も挑むオオカミ。

でも、結局は気絶しちゃうのですが・・・・・

一体、メチャクサってどんだけくさいのかしら?

洗濯ばさみを鼻に止めてやってきたオオカミの台詞

「おまえぼ ごんばん ど ごぢどうでぃ だべで だるど!」や、

繰り返される間抜けなオオカミの姿に、げらげら大笑いしてたhaneちゃんでした。


お風呂に入っても、髪を洗った形跡のないtaichiに読んでやろうと思った絵本。

確かに練習から帰って来て、夕飯食べて、お風呂に入るのは10時。

面倒になっちゃうのかもしれないが、お願いだから洗ってくれーっ!

彼がお風呂から出たら、必ず頭の臭いを嗅がないと気が済まなくなりそう。

学校から持ち帰った習字の筆や絵の具パレットはその日の夜に洗うという、sotaでは考えられない几帳面さを持ち合わせていながら、何で自分の髪は洗わない!?

ほんと、驚いちゃう息子(><)

ちなみにsotaは、翌年使うまで習字の筆を洗っていなかった。。。。。

それも、その筆をhaneちゃんに洗わせるという横着者です(><)

男の子ってこんなもの?

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by yomuyomuehon | 2017-05-11 09:50 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(2)
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シャーロットのおくりもの

E.B. ホワイト/あすなろ書房

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小学4年生位から


春休みに入って、寝る前にhaneちゃんに読み始めた220ページのこの本。

一日1~2小節を読んで、ようやく今夜読み終える予定です。

Charlotte’s Web=(直訳すれば)シャーロットのくもの巣を、「シャーロットのおくりもの」とはなんて素敵な訳し方!

この表紙からは、シャーロットが蜘蛛だと思わず、真ん中の女の子の名前かと思っていました。

農家の女の子とお父さんの会話から始まるお話。

この女の子の名前はファーン。

小さく生まれたブタを始末しようと、斧をもってブタ小屋へ向かうお父さん。

それに立ち向かうファーン。

「ファーン、わたしは、ブタの育て方についちゃ、おまえよりくわしいんだぞ。ひよわなのを生かしておいても、やっかいなだけだ。さあ、もう向こうへいってなさい。」

「でも、かわいそうよ。小さく生まれたのは、赤ちゃんブタのせいじゃないでしょ?もしわたしが小さく生まれたとき、とっても小さかったら、父さんはわたしをころしてた?」


それとこれとは違うというお父さん。

ファーンにつられて泣きそうになったお父さんは、そんなに言うなら哺乳瓶で育ててみなさい。ブタを育てるのがどんなに大変か分かるだろうと、子ブタをファーンに託しました。

ファーンは子ブタにウィルバーという名を付け、とても可愛がりました。

生まれて五週間が経ったとき、お父さんはすっかり大きくなったブタを、売りに出すと言いました。

一緒に生まれた兄弟達は既に売られ、何でも食べるようになったウィルバーを、これ以上養っておくつもりは無かったのです。

ファーンがいつでも会いに行けるザッカーマン農場に、ウィルバーは買ってもらえる事になりました。

ウィルバーは、牛や羊やガチョウの居る、古くて大きな納屋で暮らすことになりました。

ファーンはいつでもウィルバーに会いに行くことは出来ましたが、ウィルバーの囲いの中に入ったり、外に連れ出したりする事は許されませんでした。

今まで自由だったウィルバーは、囲いの中での暮らしに退屈しうんざりしていました。

十分な食べもの・・・・でも、ウィルバーが欲しいのは一緒に遊んでくれる友達でした。

そんな中、ウィルバーに素晴らしい友達が出来たのです。

それが蜘蛛のシャーロットでした。

シャーロットは、ウィルバーにしてみれば、生きる方法がむごたらしいものでした。

残酷だというウィルバーに、シャーロットは、

「あなたは、そういえるわよね。なにしろ、バケツで食べものをはこんできてもらえるんですものね。わたしには、だれもそんなことをしてくれないわ。自分でくらしをたてていかなくちゃならなの。自分で機転をきかせて、ゆだんしないで、かしこくやらなくちゃいけないの。そうじゃないと飢え死にしてしまうのよ。だから、ちゃんと考えて、つかまえられるものをつかまえて、ひっかかったものをえさにしないとね。そして、たまたまわたしの網にひっかかるのは、ハエや羽虫なのよ。それに、もしもわたしが虫をつかまえて食べないと、虫がどんどんふえて、この地球をこわし、すべてをほろぼして、しまうってこと、あなた知ってるかしら?」

「ほんとに?そんなことになったら、いやだなあ。だったら、きみの網は役にたっているのかもしれないね」

新しい友達ができたばかりの時は、誰でも不安になったり疑ったりしがちですが、ウィルバーも、そんな不安や疑いを感じていました。

一見した所、図太くて、残酷なシャーロットですが、本当はやさしい心を持っていたのです。そして最後まで友達を思い、誠をつくしたのです。


初夏の頃、ガチョウのおばさんが産んだ8つの卵から7羽のひなが生まれました。

孵らなかった一つの卵は、ねずみのテンプルトンに分けてやりました。

ウィルバーは健康で、どんどん太っていきました。

そんな時、羊のおばさんから聞いた、太らされた後の話。

クリスマスのご馳走のために殺されて、燻製のベーコンやハムになると。。。。。

死にたくないと泣き叫ぶウィルバーに、シャーロットは言いました。

死ぬような事にはならない。私が助けてあげる!と。


一方、こういう事を、毎日納屋を訪ねて見聞きしていたファーン。

それをお母さんに話すのですが、お母さんは娘が友達と遊ばずに納屋に通うこと、そして動物達がしゃべっている事を楽しげに報告する娘に悩み、お医者のドリアン先生に相談をしましたが、先生は、

「動物が話すのをまだ聞いた事がないけれど、話すのかもしれない。動物達が丁寧に話しかけていたとしても、こちらが注意をはらっていないために分からない子とだってある。大人より子どもの方がきちんと注意をはらっているのでしょう。ファーンのいうことを私は信じますよ。・・・・」

ヘンリー・ファッシーという男の子の友達が居ると聞くと、

「・・・・そのうちに、ヘンリーだって、ファーンの注意をひくようなしゃれたことをいうかもしれません。年を重ねるにつれて、子どもはびっくりするほどかわります。」

実際、この通りになるのです(^^)


シャーロットはどんな方法で、ウィルバーを救ってくれたと思いますか?

こんな事、考えつきません。

そして「シャーロットのおくりもの」・・・・このタイトルに隠されたものは、ウィルバーを救うだけではありませんでした。


「どうして、ぼくのためにいろいろしてkるえたの?ぼくにそんな価値ないのに。きみには、なにもしてあげてないのに。」

というウィルバーに応えるシャーロットの台詞が素敵!

命って、大きさがないものです。

大きいから尊いわけでも、優秀だから尊いわけでもなく、短命だから価値がないわけでもなく、生き物全てに価値や使命があるんだということを、子ども達には知ってもらいたいですね。

そして、大人にももちろん!

受けた恩や愛情は、誰かに返したくなる、そんなものですよね。

映画にもなっているようですが、是非原文で!

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by yomuyomuehon | 2017-03-31 09:59 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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きむらゆういち おはなしのへや 2

きむらゆういち/ポプラ社

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読んであげるなら 6歳くらい~


これは、きむらゆういちおはなしのへや全5巻の内の一冊。

きむらゆういち おはなしのへや

ポプラ社

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中学年以上の子どもが自分で読むのに丁度良い児童書ですが、

夜、お布団の中で一話お話するのにもピッタリ!

それぞれの巻にテーマがあって、

この(2)は、「だだっこライオン」「へんしん ぶうたん!」「ぶたにへんしん!」など、悩み多き百獣の王ライオンを描いたお話を収録。

ただ、百獣の王と言っても、これがきむらゆういちさんの手に掛かると、ちょっぴり弱虫で、実に身近な人格(?)を持ったライオン像で(^^;)

ライオン・・・と聞いただけで、こわがる動物たち。

だから、ライオンは心配もなく、毎日幸せに暮らしている!・・・かと思いきや、本当は違うの、でも強そうに見せなくちゃ!など、ライオンにも悩みがあるらしい。

そんな悩み多きライオンの気持ちや振る舞いが、面白おかしく描かれていて、その前に色々(怒られたり、すねたり、喧嘩したり・・・とまあ忙しい)あったりした子ども達も、このお話を聞くためにさっさと布団に入って聞く準備をし、そして一笑いして夢の中へ。

6年生のsohtaも(^^;)

寝る前の、心地良いワンクッションとなっていました。

しかし、

ああ今日は早く布団に入らせる事が出来た!・・・と思いきや、

寝たのは、またもやいつもの遅い時間(><)

それでも、この(2)はそれだけの価値がある!

楽しい気持ちで床に就くのって、とっても大事だと思いませんか?

是非、夜のお供の一冊に加えて欲しい本です。



巻末の、「ライオンのおなやみそうだん―――あとがきにかえて―――」が、深いね(^^)

皆が一目置いて近寄って来ないから、本当の友達がいないんだと、悩むライオン。

仕方がないよ、リーダーは必要だもの。それが森の王様の宿命なんだから。

強さとは何だと思う?

動物たちがライオンだあって恐がるのは力の強さに、だけど、本当の強さは心の強さじゃないかな?

ライオンだって実は気が弱い。でも、弱くてもいいじゃんって言える強さが、心の強さって言えるんじゃないかな?


強さとは、心の強さ、か。。。。。


で、昨夜からは

きむらゆういち おはなしのへや 3

きむらゆういち/ポプラ社

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を読み始めました。

こちらは親と子の絆がテーマなので、大笑いするというものではありませんが、心があったか~くなるお話集です。

*****

先日高速道路を走っていた時、お手製のお弁当のスペイン風オムレツに付けるケチャップが家に切れていて、食べ始めた子ども達にケチャップ欲しい!と言われ、

とあるサービスエリアのコンビニに立ち寄りました。

そこで驚くべき光景を目にした私。

なんと、商品の陳列棚の上にある備蓄倉庫(扉のある棚ね!)から商品の入った段ボールを、お客さんの通る通路にばんばか落とす店員さん。

私の目の前に落ちてきた(><)

皆、えっ?って顔で見てるのに、気にしないこの店員さんは、相当なおじさんで・・・

数箱降ろし終えたところで、それを足で蹴りながら陳列棚に運び始めたのでした。

見ると、中身はお菓子。。。。

えーっ!?それって売り物の、それも食べものじゃん!!!

開いた口がふさがらん。

ネームプレートを見ると、店長?・・・ではないらしいが・・・

人も多い中、注意するのもはばかられ、

そんな非常識過ぎる人に人前で注意したもんなら、どんな事になってしまうか?

争そいごとは避けたい(^^;)

で、コンビニのお客さま相談窓口にメールしようかと、HPを開いてまたまた考えた。

う~ん、名前も住所も登録するのか?

(そりゃあそうよね。ただのクレーマー相手にしてらんないしね)

でも、もし逆恨みされたら?

名前も住所も相手に知られないって保障は、無いよね?

う~ん、これで苦情をあげた所で、彼がバイトを首になるだけだよね?

それって、意味あるのかな?

若い子ならば、社会経験として必要だろうけれどさ、

いい年したおじさん(・・・ってもしかしたら、私より若いのかもしれん(^^;))が、休日の朝のコンビニで働いているってのは、何か事情があるのかもしれない。

う~ん、う~ん、私は彼を首にしたいわけではないし・・・・う~ん、う~ん・・・・

と小1時間考えて、連絡するのをやめたのでした。


きっとあのおじさん、日常に笑いが足りないんだろうな。。。。。

ああ、この本を薦めてあげたいわぁ。


ちなみに、SAのコンビニには、売り物としてのケチャップは置いてないみたい(^^;)


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by yomuyomuehon | 2017-01-26 14:55 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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もりのともだち

マーシャ・ブラウン作/冨山房

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読んであげるなら 5、6歳~


「おとなしいめんどり」に続き、これは気性の激しいおんどりのお話。


冬に出会ったきつねとうさぎ。

二匹は隣り合わせで家を作った。

のうさぎは木の皮、きつねは氷で。

冬の間中仲良く暮らした二匹だったが・・・

春がやって来ると、お日さまがきつねの家を溶かしてしまった。

きつねはうさぎの家に行き、家に入れてもらった途端、うさぎを追い出してしまった。

のうさぎは泣きながら森の奥に入って行き、偶然出遭ったおおかみに事情を話した所、おおかみがきつねを追い出してくれると言うのだが、なんときつねの方が上手(^^;)

おおかみは森の奥へ、風のように逃げていった。


次に出遭ったのはひぐま。

しかしひぐまも・・・・(><)


そして今度はおんどりに出遭ったのだが・・・・

*****




力強い線と色みの少ない絵が素敵。

このくり返し、何かに似てる!と思ったら、「三びきやきのがらがらどん」?

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

マーシャ・ブラウン(イラスト),せた ていじ(翻訳)/福音館書店

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どちらもマーシャ・ブラウン!



「どうしてないているんだい、のうさぎくん」

「なかずには いられないのさ、ひぐまくん。ぼくは、きの かわで つくった いえに すんでいた。きつねのやつは、こおりで つくった いえに すんでいた。あいつのいえは とけちゃった。そこで あいつは、ぼくを おいだし、いま ぼくんちに すわってる」

「なくのは およし、のうさぎくん」

「おれが あいつを おいだしてやろう」

「そいつは だめだよ、できないよ」

「おおかみくんが やってみたけど、だめだった。あんただって おんなじさ」

「まあ、みていてごらん」


この辺りの会話のくり返しは、

おだんごぱん―ロシアの昔話 (日本傑作絵本シリーズ)

わきた かず(イラスト),せた ていじ(翻訳)/福音館書店

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に似てる!

ん?

パンはころころ―ロシアのものがたり

マーシャ ブラウン/冨山房

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同じお話だけど、マーシャ・ブラウン作のこちらは読んでいなかった!

是非、読み比べてみなくっちゃ。


で、登場する動物はなんと一緒!

野うさぎにおおかみ、ひぐま、そして賢いきつねである。


ほう!興味深い読み比べが出来そうである(^^)

*****

さて、今年の年賀状に載せた「とり」にまつわる子ども達の作品。

sohtaの絵は、この絵本を真似たのかしら?(^^;)

逞しいおんどりだったっけ。


ところで、年賀状の隠し絵ってご存知?

今年の年賀状の切手部分には、富士山バージョンと卵バージョンがあって、富士山バージョンには17体の富士山とにわとり(二羽取り)で17-2=15羽のニワトリが隠れているらしい。

16体しか見つからなかった富士山。

見つからなかった最後の一個は・・・・えーっ!?それ?

sohtaが見つけてくれたが、アラフィフの私には教えられても見えん!

そして15羽居るはずのニワトリは、あと二羽が見つからない(><)

どなたかご存知?



一方卵バージョンの卵・・・陰影の部分には「おめでとうございます」と印字されている。

これもアラフィフには見えないほど小っちゃい(><)


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by yomuyomuehon | 2017-01-04 21:42 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(2)

「でんせつ」

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でんせつ

工藤 直子/理論社

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読んであげるなら 6歳くらい~

図書館の詩集コーナーを見ていて見つけたこの小さな本。

工藤直子さんXあべ弘士さんという最高コンビ

一小節目からもうやられてしまった(><)


でんせつ1「しましま」

はじめはくらやみであった 

みな あたまをぶっつけたり はなをつままれたりしていた

とうとうとらがでかけていき ひかりのたばをかついできて あたりにばらまいた

こうして ひる がうまれた 

みなとんだりはねたりして そのうちしょぼしょぼあくびしたとらは くらやみを   

はんぶんつれもどして よる をつくった 

そして いちにち ができた

それいらいとらのからだは ひかりいろとくらやみいろの しましまもようである


この「でんせつ」にもグッと来るのだが、更にすごいのはページを捲った次


ひみつだが

とらのしっぽは とりはずせる

とりはずして どうするのかって?

だれもみていないとき

ぶんまわして あそんでいるのさ


ああ、やられた~(><)

完全ノックアウト。

もうすぐ次も読まなくちゃあいられないでしょ。



でんせつ2「てんてん

まわるほしのまんなかで たいようはひとりぼっちだった

ひとりというのは からだによくない

たいようは メソメソひえこんだ

こりゃいかんとみなそうだんして あそびあいてをおくることにした

てんとうむしが「ぼくがいこう」といった

たいようも ぼくも あかくてまんまるで 「おにあい」だろ?

それいらい てんとうむしは たいようにむかって とびあがり 

アッチッチとなったりするので くろいこげめがてんてんとついた


へえ そうだったのね(^^;)

って、ちょっと納得しちゃうでしょ?

で、またこの後がすてき!


はねの うちがわに

てんとうむしは なやみをためている

たまりすぎると とべなくなるので

ばらに うちあけにいく


はなびらに こぼれるつゆは

もらいなきした ばらの

なみだの つぶである


どう?ねえ、どうよ?どうよ?  

参っちゃうでしょ?

たまんないよねぇ(><)


この本に、これらの「でんせつ」は全部で23。


「おおむかし」を 1せん1おく あつめたほどの おおむかし

どこからか 「あそべ あそべ ただあそべ」という こえがした

「わーい あそぼ」

いのちの つぶは にぎやかに

うまれては あそび うまれては あそび

1せん1おくの じかんがたつうちに

1せん1おくの すがたで せかいにあふれ・・・・



と、こうして生まれた数々の伝説。

それぞれのご先祖から伝え聞いた話。

命の根っこは同じなのに、さまざまな変身振りをした。

みんなの伝説を記録しておこうと出来上がったのがこの本・・・なんだそうで。


工藤直子さんこそ 「伝説」
 
これは手元に置いとかなくちゃ!とすぐさま注文した私。

子どもに読みながら、子どもの反応見るよりも自分自身がブルブル震えちゃう魂を揺さぶられた本である。



こちらもすてき!


てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 (詩の散歩道)

工藤 直子/理論社

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ともだちは海のにおい (きみとぼくの本)

工藤 直子/理論社

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ともだちは緑のにおい (名作の森)

工藤 直子/理論社

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それからやっぱりこちらは必読!


のはらうた (1)

くどう なおこ/童話屋

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のはらうた(全6冊セット)

工藤 直子/童話屋

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特に素晴らしい作品が収まっている↓


版画 のはらうた

工藤 直子,保手浜 孝/童話屋

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神話っぽいねと、こちらを思い出した。


お静かに、父が昼寝しております――ユダヤの民話 (岩波少年文庫)

母袋 夏生(編集),母袋 夏生(翻訳)/岩波書店

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こちらには創世記も載っている。




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by yomuyomuehon | 2016-12-28 07:23 | 詩集 | Trackback | Comments(0)
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星野道夫の世界に浸っている最中、

カナダ文学の父と称される、
チャールズ・G・D・ロバーツの動物記に辿り着いた。

氏は、野生動物をリアルに描く『写実的動物文学』という分野を確立した方で、動物記といえば日本ではシートンが不動の地位を築いているが、なんとそのシートンとは1860年生まれの同じ年。

かつてシートンは、

「野生動物は、けっして年老いて自然に死を迎えることはない。遅かれ早かれ悲劇的最後を遂げる運命にある。ただ、どれ程長く敵から身を守っていられるかという違いがあるだけだ」

と述べている通り、

シートン動物記でもロバート動物記でも、登場する動物達は、たいてい哀れな末路を辿る。

オオカミ王ロボ (シートン動物記) 図書館版

Ernest Thompson Seton/童心社

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その中にあって、この↓「レッド・フォックス」は、主人公の比類なく賢く逞しいキツネ、レッド・フォックスが、多くの敵と困難に打ち勝ちながら成長し、最後まで生き残る異色の物語である。


レッド・フォックス カナダの森のキツネ物語 (世界傑作童話シリーズ)

チャールズ・G・D・ロバーツ/福音館書店

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小学高学年以上向け

(以下、あらすじです)

これは、カナダ東部の未開の地に住むキツネの物語。

並外れた強さと賢こさを兼ね備えた子ギツネ、レッド・フォックス。

同じ母ギツネから生まれた子ギツネの中には、たいてい一匹、大きくて強くて毛色の美しい子ギツネがいると言う。

それは種を残すための、自然の摂理なのかもしれないなぁと思った。

(・・・という事は、動物の一種である人間もそうなのか・し・ら?(^^;))

動物界はつねに生き残りを賭けたサバイバルであり、この物語は三世代にわたるキツネ一家のサバイバル物語である。

春まだ浅いリングワークの荒野で一匹のキツネが二頭の犬に襲われるところから、この物語は始まる。

追っ手を上手くかわしたと思ったのも束の間、キツネはたまたま通りかかった農夫ジェイブの銃に撃たれてしまう。

傷ついたキツネは再び犬に臭跡を嗅ぎ付けられるのだが、自分の巣穴から遠く離れた所に追っ手を導き、自らの命を犠牲にして、巣穴に残された家族を守るのだ。

この生き延びたキツネ一家の5匹の子ギツネの中で、一番大きくて賢い子ギツネがレッド・フォックスである。

子ギツネたちは、母ギツネから狩りの仕方を習いながら成長する。

しかし、オオタカに襲われたり、オオヤマネコに襲われたりして、子ギツネは1匹、そしてまた1匹と命を落としていく。

やがて独り立ちしたレッド・フォックスは、家族を持ち、また人間に関心を持ちと、更に成長を重ねていった。

夏の終わり頃、厳しい干ばつがリングワーク一帯を襲い、キャンプファイヤーの不始末から盛り全体が火事になり、森中の野生動物が逃げ惑い、次々と死んでいく中、レッドフォックスの先導により、一家は九死に一生を得るのだった。

動物界で圧倒的に強く賢いレッドフォックスは、開拓地全体にその評判が知れ渡り、かつては父ギツネを追いつめた農夫ジェイブと、関わらずとも交流のあった少年によって、ついに捕らえられてしまう。

米国の狩猟クラブに売られたレッドフォックスだったが、猟犬たちの激しい追跡をかわし自由の身になり、荒野を目指す。

*****

ロバーツは作品の中で、人間を動物達と同列に扱っている。

人間はしょせん衣服をまとった動物に過ぎず、ひとたび野生動物と対峙する時、えさをめぐって譲らない動物の敵対者となる。

「私たちがいま手にする動物ものがたりは、力強い解放者です。
新鮮味がなく、ただ実用的な物の世界から、退屈しても当然であるみすぼらしい
世界から、しばし私たちを解放してくれます。それは、私たちが自然に戻るのを助けてくれますが、決して蛮行に戻ることを要求することを要求することはありません。それは、私たちを大地との古い親しい関係へと引き戻してくれます・・・・」
(「野生の一族」『動物ものがたりへの招待』より)

野生の一族―ロバーツ動物記

チャールズ・G.D. ロバーツ/立風書房

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いつの間にかカナダの大自然の中に、動物の一種として紛れ込んでレッドフォックスを見つめている自分が心地良い。

シートン動物記より、文学的に美しく、小さい子にも読めるシートンより、大人向けである。

チャールズ・リビングストン・ブルの挿絵も素晴らしい。

これは絶対にオススメ!

大人もかなり楽しめる。

彼の著作は70余りあるらしいのだが、日本で今読めるのは上の二冊だけ。

シートンは相当数翻訳されているのに、実に残念である。

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by yomuyomuehon | 2016-11-14 08:30 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)
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ずるいねこのおはなし (ピーターラビットの絵本 20)

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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読んであげるなら 4、5歳~


2月から読み始めた「ピーターラビットのおはなし」シリーズ。

ピーターラビットの絵本 全24巻 贈り物セット

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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毎晩読んであげているわけではないので、なかなか進まなかったのが、やっとNo20まで来ました。

夏休みの終盤、文化村で開催されていた(終了しています)ビアトリクス・ポター生誕150周年に、haneちゃんと出掛けたこともありました。

丁度、福岡県立美術館で始まった所ですね。


ずるいねこのおはなし (ピーターラビットの絵本 20)

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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この「ずるいねこのおはなし」からは、石井桃子さんの訳ではありません。

こちらは間崎るり子さんの訳。

そして、ん?この絵本の絵は随分と違うなあと思っていたら・・・

この本はもともと、シリーズの出版社のウォーン氏の小さい娘、ネリー・ウォーンのために描き、麻布に絵と文字を貼り付けてアコーディオンのように折りたたむ絵巻物のような小さな本にしてプレゼントしたものでした。

出版段階で書店からクレームが入りました。

店で客が見た後、元通りに折りたたむのが難しいので、取り扱いに困ると言うのです。

そこでこの本の出版は宙に浮いたまま、持ち越されたのです。

暫くして再び出版の話があがったのですが、ネリー・ウォーンのために描いた絵を書き直す事に気乗り薄だったポター。

またまた話は流れてしまったのです。

ポターの死後30年近く経って出版されたこの本の絵は、オリジナルスケッチのままなのです。

ですから、他の、出版用に描かれたものとは違うのですね。

でも、ピーターラビットシリーズの、初期の頃の作品に見られるような楽しさがこの本にはあります。

(以下、あらすじです)

ずるい年寄り猫がたねずみをお茶に招待します。

ずるいねこは、パンもお茶も、おいしい所は全部自分で平らげてしまい、お客のねずみに失礼な振る舞いをします。

最後にデザートを頂きますわと言ったねこ。

ねずみは自分をデザートにするつもりだと気付き、来るんじゃなかったと後悔します。

さあ絶体絶命のピンチに、ねずみが取った行動は!?

*****

この後のねずみの行動と、ねこのトラブルにケラケラ笑っていたhaneちゃん。

とっても短いお話なのですが、とても面白いのです(^^)

子どもの本は、大人が読んでも面白いものではなくてはならないと言っていたのは誰だったかしら?

「ピーターラビットのおはなし」を読んでいると、読んでいるこちらも笑ってしまう事がよくあって、本当に楽しいなあと思います。

一見可愛らしく見えるこの小さな絵本の中に、子どもに媚びていない文章と、生態をじっくり観察した上で描きこまれた絵によって、食うか食われるかの、動物達の現実的な厳しい関係が描かれています。

果たして現実世界に、ねこがねずみを捕るということを理解している子どもはどのくらい居るのでしょうね(^^;)

もはや本の世界でしか知ることが出来ないことなのかもしれませんね。

ピーターラビット全おはなし集 愛蔵版 改訂版

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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ピーターラビットの絵本 セット (絵本古書セット)

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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クリスマスプレゼントに全巻あると嬉しいです!

ただ高いんだけどね(^^;)

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by yomuyomuehon | 2016-11-02 12:23 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(0)
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くさをはむ (講談社の創作絵本)

おくはら ゆめ/講談社

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読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

くさを はむ

くさを はむ

くさを はむ


すなあびる 

くさをはむ 

かおよせる 

かぜにおう 

それみてる 

くさをはむ 

みずをのむ 

くさをはむ


ぼくらの いちにち こんな かんじ


あさごはん、くさ

ひるごはん、くさ

ばんごはん、くさ


 * * * * *

のんびりしたシマウマの一日。

おくはらさんが、大好きなシマウマを毎週動物園に行って眺めていたら、シマウマが話し掛けてきたような気がして・・・シマウマへのラブレターとして作ったというこの絵本。

最近、力いっぱい絵本や児童書に向き合っていたのですが、この絵本を読んだら、一気に肩の力が抜けた感じです(^^;)

「ぼくらの いちにち こんな かんじ」という場面が、最後にもうワンシーンあるのですが、その中に、

「なにもしない」 「くさをはむ」・・・などと並んで、「たべられる」というのもあって、シマウマがワニに食べられちゃう絵が添えられています。

食物連鎖の中にいる動物にとって、食べる事と食べられる事は並んである事なんですよね。

そんな環境の中で、それを受け入れ(まあ当たり前なんですが・・・・(^^;))、シマウマはガツガツもあくせくもせずに生きている。

のほほ~んとしたこの本のそこを見る人はいないようではありますが、私はそこが気になって・・・

それから、

草ばかり食べているシマウマが草の気持ちになってそよそよ立っていて、シマウマにたべられちゃったらどうしよう!なんて考えていた時に起きた事。

ふふふ(^^)このシーンに、必ず子どもはニコッ。

朝ごはんも、昼ごはんも、晩ごはんも、草・・・の場面にも笑っている子ども達です。

幼児向けのようでありながら、小学高学年への読み語りにもいけるのではないか?そんな気がします。

ただ時期は選びたいですね(^^;)

草・・・というイメージから単純に5月というのはね(^^;)

ただでさえ気が抜ける時期に読むと、更に脱力。

勉強の追い込みでお尻を叩かれている今!まさに今の時期に読んであげたい一冊。


ところで、「はむ」とは古語で

「歯-む」で、歯と歯を合わせることから、今で言う「食べる」の意味であったようです。

確かにシマウマは「歯」んでますよね(^^)


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by yomuyomuehon | 2016-03-06 07:45 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(2)
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読んであげるなら 4、5歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あたしは まどか 5さい。

おにいちゃんは たもつって いうんだ。

あたしのうちは ぼくじょうなの。

うしを そだてて ぎゅうにゅうを しぼっているんだよ。


 * * * * *

牧場の暮らし。

そこに住む二人の兄妹の、牛を通して学ぶ命の尊さ。

牧場のとって乳牛は、生活の為の大事な動物です。

一方、生まれたばかりの子牛は、子ども達のとって家族のようなもの。

しかしながら、乳の出ない牡牛は、牧場を後にするしかありません。


売られていった子牛の事を考えて、すっかり沈んでしまったまどかにお父さんが言いました。

「にんげんは いきるために うしを そだてているんだよ。うしのおかげで ぎゅうにゅうやぎゅうにくを くちにできるんだ。まどかが ごはんを たべるまえに いただきますって いうだろ。あれはね、いろんな どうぶつや しょくぶつの いのちを いただくことに かんしゃする ことばなんだよ」 

*****

昨日、haneちゃん年中クラスで読んできたのがこのお話。

先週、4キロ歩いた親子徒歩遠足で、途中牧場に寄りました。

そこには同じく、一ヶ月前に生まれたばかりの子牛がいました。

そして、牡牛であるその子牛は、まどかのうちの子牛同様、売られていく事を牧場の方から聞きました。

その事もあって、今回の絵本のおかあさんは、このお話を選んだのですが、子ども達の心にどう響いたでしょうか・・・


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by yomuyomuehon | 2015-05-22 07:10 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(2)
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読んであげるなら 6,7歳~、自分で読むなら2年生位から

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ごうごうとたたきつけてきた。

それは 『あめ』というより、おそいかかる みずの つぶたちだ。

あれくるった よるの あらしは、その つぶたちを、ちっぽけな ヤギの からだに、みぎから ひだりから、ちからまかせに ぶつけてくる。

しろい ヤギは、やっとの おもいで おかを すべりおり、こわれかけた ちいさな こやに もぐりこんだ。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

暗闇の中で体を休めていると、誰かが入ってきた。

ハアハアという息遣い。

何者だろう?

ヤギはじっと息を潜め、耳をそばだてた。

ひづめの音?

なあんだ、それならヤギに違いない。

ホッとして声を掛けたヤギ。

「すごい あらしですね。」

「え?おや、こいつは ひつれい、ハア ハア、しやした。まっくらで、ちっとも、ハア ハア、きがつきやせんで。」
杖をついてやって来た黒い影。

実はヤギではなくてオオカミだった。

そしてオオカミの方も、ヤギをオオカミだと勘違いしていた。

お互いの声や喋り方に、少し触れ合った感触に、いささか違和感を感じつつも、言葉を交わし続けた二匹。

大きな雷と大雨の中で、次第に二匹の心は通い合っていった。

そして、嵐は止み、星空が広がった。

「どうです、こんど てんきの いいひに おしょくじでも。」

「いいっすねえ。ひどい あらしで さいあくの よるだと おもっていたんすけど、いい ともだちに であって、こいつは さいこうの よるかも しんねえす。」

「それじゃ とりあえず、あしたの おひるなんて どうです?」

「じゃ、この こやの まえで」

「きまり。でも、おたがいの かおが わからなかったりして。」

「じゃ、ねんのため、おいらが『あらしのよるに ともだちに なった ものです。』って いいやすよ。」

「ハハハ、『あらしのよるに』だけで わかりますよ。」

「じゃあ、おいらたちの あいことばは、『あらしのよるに』ってことっすね。」


*****

「信用」と「信頼」の違いって?


昨日は週に一度のバトミントンの日。

とっくの昔に?お子さんを卒園させたUさんは、バトミントンクラブの顧問?コーチ?

信頼できる大先輩で、子どものことや幼稚園の事、小学校の事など、

練習が終わった後も、入口付近で長い事話を聞いてもらったり、助言をもらったりする。

そして昨日の話題は、「信用しても信頼しちゃだめだよ」って事。

何の事かはさて置き(^^;)

この二つの言葉をあなたはどう理解しますか?


「あらしのよるに」のヤギとオオカミ。

お互いを信用して、その晩は別れたわけです。

でもまだ信頼には至っていない。

そういうことかな?


辞書を引いても、信用とは信じて用いる事、信頼とは信じて頼る事とか、そのままじゃん!ってことしか書いてない。

更には、信用=信頼とか、分けわかんない(><)


ここが日本語の難しいところ。

似た様な言葉がた~くさんある。

でも、ニュアンスが微妙に違う。


信用・・・信用取引とか使います。過去の実績や業績に対して得られる評価。

信頼はこの過去の評価の信用があって、未来の行動を期待するもの。

だから信用なくして、信頼はない。


恋愛は信用ではなく信頼を大事にすべし!という見出しもあって・・・おお!言い得てる~っ!!!


さて、あらしのよるに出会ったヤギとオオカミ・・・信用から信頼できる友に発展するかどうか?この先が楽しみです。

taichi1年生は、年間50冊の本読みカードが課題なんですが・・・う~ん終わるのか?

でも、昨夜読んであげたこのお話が気にいって、自分で読めそうかな?続きを全部借りてきて!だそうです(^^)


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by yomuyomuehon | 2015-02-19 09:38 | 童話 低学年向け | Trackback | Comments(2)