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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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ベスとベラ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

アイリーン・ハース/福音館書店

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読んであげるなら 4、5歳~


大人は、子どもと違って、絵本や児童書を読むと、つい隠された意味やメッセージを読み取ろうとしませんか?

純粋に子どもの世界に浸れない私は、そうしてしまいがちです(^^;)

でも、このお話を何度も何度も読んで、そして絵を見て、絵を読んで・・・

う・・・・違う、そうじゃない、子どもに、小さな女の子にならなくちゃ、このお話を楽しめん(><)


明日から年長さんは雪山に行って、雪遊び・そり遊びの一泊二日、年長さんになって三回目のお泊り保育です。

昨夜haneちゃんと二人でお風呂に入っている時のこと。

仲良しのYと二人、そりを、雪合戦をしているつもりで、一人芝居(^^;)

隣に私が居るのをすっかり忘れているのか、手振りを交えながら、頭の中は、もしかしたら目の前に広がる世界も雪山になってしまったらしいhaneちゃん。

「先に出るね~」と私がお風呂を出ても、まだ続けてる~(^^;)

すごいね、子どもって(^^;)



このお話は、こういう子どもの世界というわけです。

*****

(以下、あらすじです)

寒い冬の日の午後、雪の中でお人形と遊ぶベス。

一緒に遊ぶ友達が欲しいなあ。。。

クッキーのかけらと雪のお茶でおままごとパーティーをしたら、元気が出るかも!

そこへ空から落ちてきたベラ。

ベラというのは、旅行カバンを持った小鳥です。

ベラのカバンから出てきたのは、テーブルクロスにぴったりの大きなショール、お茶の入ったポット、きれいな模様の器、小さな丸いパン。

お茶を飲みながらベラが話してくれました。

南へ行く為に荷造りしていたら、すっかり遅くなっちゃって、羽に霜が付いちゃって、それからパランと落ちちゃった、と。

ベスも何か話さなきゃと考えていると、向こうから消防自動車がやって来て、乗っている人(人じゃないんですけどね(^^;))の帽子が燃えています!

五人の消防士が下りてきて火消しに掛かり、燃えている帽子に水を掛けると、赤い炎がきれいな花になりました。

その花を貰ったベスは、消防士さんたちもお茶に誘って・・・・

*****

このあとも登場人物(?)が増えていくのですが、これは夢の中のお話?

そうでも無さそう。

お母さんの

「ごはんですよ!おうちに はいりなさい」

の呼び声に、消防士さんたちは帰って行き、ベスはベラを連れて自分の部屋に。

そうして冬の間、一緒に過ごしたベスとベラ。


いつしか春になって、ベラは巣に帰るときがやって来て、ベスには・・・

女の子には小さなカップやポットやお皿などのおままごとセット大切なんだわねぇと、改めて思う私です。

でも、かつての少女だった私は、持っていなかった。。。。

*****

冬は春のためにあるのよね。

この本を読みながら、そんな気がしてきます。

さて、まだまだ空想の世界を飛んでいるhaneちゃんに、ランドセルが届きました。

半年待って、漸く届いたすみれ色のランドセル。

今、haneちゃんは少しずつこの本を読んでいます。

すみれちゃんは一年生

石井 睦美/偕成社

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すみれちゃんのランドセル・・・もちろんすみれ色です。


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入学式に着る予定のスーツを着て、ランドセル背負って・・・幼稚園から帰ると必ず!の日課となってます。

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4月から一緒に小学校に通うtaichiと。

haneちゃんの写真を撮っていると、「オレも!オレも!」とランドセル背負ってやって来ました。

結構撮られるのが好き(^^)

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奥から、

sohtaの、haneちゃんの、taichiのランドセル。

sohtaのは二学期早々に肩ベルトが壊れてしまって・・・パパが直しました(^^;)

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間もなく卒業のsohtaは、もうランドセル姿がおかしい(^^;)

ランドセルが大分小さくなった・・・じゃなくて、sohtaが相当でっかくなった。

162cm、52キロ。

もうすぐこのランドセルともお別れ(><)

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ランドセルに付いていたカバーに書かれた文章に、う~ん泣けちゃうね(><)

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by yomuyomuehon | 2017-01-17 16:32 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(2)
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うちの子達・・・と言ってもsohtaは流石に客観的に自分を見れるようになった為か?当てはまらないけれど、他人に対し、恥ずかしさが先に立って、なかなか挨拶が出来ない(><)

先に言われようものなら、益々固まってしまう。

こんな積極的な?母の下、有り得ないだろうと思うばかりの奥手揃い。

だから、自分から進んで身内以外の大人に話しかける事なんて、絶対にないし、所謂積極的なタイプの子のように、ハイ!ハイ!ハイ!と我先に発言する事はまず無い。

授業参観では、そうやって全く手を挙げて発言するsohtaを見た事・・・あったっけ?

先日の授業参観では、友達の発言が面白くて、それにつられて後半やっと手を挙げるようになったtaichiだったが、残念な事に当てられずに終わってしまった・・・でも、手を挙げれるんだ!?と驚いた母である(^^;)

うちの子達は内弁慶だから・・・そう思ってしまうと、授業参観で何度も何度も発言する子達を見て比べてイライラする事はない。

さて、家で威張っているhaneちゃんは(主人曰く、一番威張っているのは母だと)・・・積極的!かと思いきや、やはりこちらも奥手(^^;)

週1回、ヤマハの幼児科でエレクトーンを習っているhaneちゃん。

とても楽しいらしいhaneちゃんは、幼稚園から帰って来るとすぐに練習、真面目です(^^;)

ようやく最近慣れてきたが、ザ・習い事のピアノ教室って、私にはかな~り苦痛(><)

が、他の園に通う子達との交流は、新鮮でもある!

おしゃべりの上手な子は本当に上手で、しかも分かりやすい。

taichiより分かりやすいかも(^^;)

生まれが早いのだろうと思っていたら、1月生まれだと言う。

haneちゃんは4月なんだけど・・・・・なあ。

この差は一体なんだろう?

ただ、sohtaやtaichiなら黙っているだろうなと思える、レッスン中の先生の質問に、積極的に答えたりはするhaneちゃんではある。

このhaneちゃんと兄ちゃん達の違いは性差だと思う。


今日、幼稚園のママ友達と話していて、「オレが!オレが!」と目立とうとするのは寂しさの現われじゃないかな?と聞いた。

だとすれば・・・うちの子達は、寂しさなしの所以かな?


乳飲み子は、母が居なければ、居ても引き離されれば泣く。

「私以外の他の人じゃだめなんです~(泣)もう、どこにも預けられなくて~(><)」と嘆くお母さん。

しかしそれは当たり前のことである。

自分を頼るべき唯一の人と認めているのである。喜ぶべき事じゃない?

どんなに好いて結婚した旦那様にだって、これ程必要とされた事は無いはず!

成長するにつれ、許せる人が母以外に増えていく。

誰にでもニコニコ笑顔を振りまき、話が出来る子を見て、引っ込み思案の我が子と比べ、嘆く事なかれ。

それが普通の子のあり方。

うちの子は、安全!と思ったほうが良い。

そして大人に比べ、子どもが心許せるようになるのには時間が掛かる。

前にあった事がある位では、目を合わす事だって出来ない。

半年経った未だピアノ先生に対し、心を開放できないhaneちゃんは、私も感じる先生の本心から笑っていない心の内を見抜いているに違いない。

内弁慶・・・うちの子達にピッタリの言葉。

でも、かつてそうだったsohtaの、年齢による成長を考えると、内弁慶は悪くないな・・・そう思う。


幼稚園のバザーが終わり、次に始まった吊るし雛作り。

いちばんよくわかる つるし飾りの基礎

井上重義/日本ヴォーグ社

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こちらは保護者のやりたい気持ちからではなく、幼稚園の要請に応えているものであるが、集まれば上のような子どもの成長の話やそれぞれの小学校の話など、子どもに関わる話は尽きない。

子どもの育ちの対し、色々考える事の多いお母さん達が幼稚園にはたくさんいる。

吊るし雛を作る事が目的で集まってはいるものの、ママ友達と話をする事を楽しみに出掛ける私である。

何せ裁縫は好きじゃないのだから(><)

裁縫は苦手(><)と思う人は、手は進まなくても良いから、話をしに集まって欲しいものである。

ちりめんの押絵とつり雛とてまり (弓岡勝美の手芸図鑑)

弓岡勝美/日本ヴォーグ社

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さて、手づくりとは時間が掛かるもの。

でもその分、愛情はたっぷり。

何でもいつでも手に入る、便利で簡単な世の中になって、益々手づくりの良さが分かる。

たのしい ふゆごもり (日本傑作絵本シリーズ)

片山 令子/福音館書店

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読んであげるなら 5、6歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

もりに おおきなきが いっぽんあって、その ねもとに こぐまと おかあさんが すんでいました。

へやのまんなかには、おおきなベッドと ちいさなベッド。

こぐまは、まだ ひとりで ねむれないので、ちいさなベッドは いつも からっぽです。

こぐまは あるひ、おかあさんに いいました。

「いっしょに ねむる ぬいぐるみ つくって。そうしたら あたし、 ちいさいベッドで ねむれるわ」

「そう。そんなら あした つくってあげようね」


 * * * * *

(以下、あらすじです)

ぬいぐるみを作ってくれると言っていたお母さん。

しかし翌朝、冬ごもりの用意をすると、こぐまを起こしました。

森に出掛け、まずは木の実を採り、次に蜂蜜を採り、それから魚を獲り、そして綿を摘み、きのこを採りながら家に帰りました。

その晩、テーブルの上にはたくさんのご馳走が並びました。

それからお母さんは枕を作り、最後に小さくなったこぐまのオーバーを壊して・・・

 * * * * *

冬ごもりの準備は、こぐまにとっても楽しいものでした。


昔は冬へ向かう準備というものが、生活の中にあったはず。

乾物を作る事、漬物を仕込む事、着るもの履くものなども雪国であれば尚の事。

子ども達はその様子を、ウキウキした気分で眺めたことでしょう。

今日の、スピードを求める原因が新幹線にあるならば、現代人が安易で短気になった原因は、何でもすぐに手に入る年中無休の仕組みにある気がします。

色んな事が便利になって、時間や手間を掛けなくても済むのは、良いことでもあるけれど、私たちはそれによって大切な何かを失っている気がしなくもない・・・そんな気がします。

手づくり・・・下手は下手なりに、やってみると結構楽しい(^^)


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by yomuyomuehon | 2015-12-16 15:44 | 冬の本 | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 4、5歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

きょうも ひまだなあ

そとは さむいし なにしようかな。


あれ、ふゆに むしとりあみ もって おにいちゃん どこにいくんだ?


「おにいちゃん、まって!

あみなんてもって どこにいくの?

ねえ、どこにいくっていうの?」

「ひ・み・つ」

「こんな きせつに むしなんか いないよね」

「ふーん そうかな?」

「ねえ、どこいくの?おねがい おしえて!」

「ほんとに いないと おもう?」

「いないと おもうけどなあ」

「じゃ こなくて いいよ!」

「おにいちゃん、ぼくもいく!いっしょに むしとりに いくよ―――――!」


 * * * * *

そうたがまだ幼稚園に入る前、多少の雨なら、そして雪の日でも、生まれたばかりのたいちをベビーカーに乗せて、

毎日毎日公園通いしていました。


その公園では、小学校のビオトープを作って下さっているtujiさん達による野鳥観察会があったり、

昆虫観察会もあったりしました。



この絵本を読みながら、冬の公園で全く同じ事やってたなあ・・・と懐かしく思いました。

そんな私に育てられながらも、sohtaもtaichiも虫に興味が無く(><)


一方、ほとんどそんな事を一緒にやらなかったhaneちゃんは虫を捕まえるのが好き!

う~ん、上手くいかないものです。


確かに冬の虫捕りは地味です。

パッ見わかりませんからね

・・・が、宝探しのような感じ。

昔、海中で擬態を使って隠れている魚を探し出す事が大好きだった私にとって、それはそれは楽しい遊びなんですけど。




奥山英治さんのブログ → 「日本野生生物研究所 奥山英治」 







さあ、いっぱい着込んで、公園に、林に出掛けよう!

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by yomuyomuehon | 2015-02-09 10:37 | 虫の本 | Trackback | Comments(0)
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先の日曜日に、
haneちゃんの七五三のお参りをしました。

 

出張写真サービスのainokoさんにお願いして、

 

神社での撮影をしました。

 

自宅に来てくださった美容師さんに、着付けとメークをしてもらったhaneちゃん。

 

始終大人しく、

 

段々とお姫様になっていく自分にウットリ。

 

だったのですが、

 

神社での撮影は、カメラマン泣かせ(>_<

 

「こっち向いて~!」

 

「・・・・・」(向かない)

 

笑わせようとしても、ムスッとして。

 

「パパとも手を繋いで歩こうよ」

 

「やだ!」

 

「パパに高い高いしてもらおうか?」

 

「やだ!」

 

「ボール投げっこしようか?」

 

「やだ!」

 

と、何を要求されても「やだ!やだ!やだ!」

 

傘だけは気に入ったのですが、

 

振り回し、閉じて開いて閉じて開いて・・・・

 

そして兄ちゃん達も、なかなか要求に応えてはくれず・・・

 

カメラマンさんも疲れたでしょうが、

 

パパもママも、かな~り疲れました。

 

ただ、そうたとたいちと戯れる場面では、

 

ニコニコ顔で、ポーズを取っていたhaneちゃんでありました。

 

十分元気に育ってくれておりますが、

 

この先も健やかなる成長を望むパパとママです。

 

 

ヤダヤダ期であったはずの2歳時期・・・

 

あったかなぁ?だったのが、

 

最近になって自己主張の仕方が激しくなり、

 

「やだっ!」

 

「だめっ!」

 

「べ―――だっ!」

 

「あっちいってっ!」

 

「ば―――かっ!」

 

悪態をつくことが増えました。

 

特に今まで自己主張せず、我が道を行く小さな子をじーっと観察していて、

 

何されてもやり返さなかったのが、

 

女の子に対しては特にキツくなり、

 

泣かすこともしばしば(>_<

 

反面、男の子とはとっても楽しそうに遊ぶhaneちゃんです。

 

二人のお兄ちゃんを持つhaneちゃんにとって、

 

男の子と遊ぶ方が心地良いのでしょうか?

 

 

神社のお参りには、草履がイヤになる子が多いので、

 

靴を持っていってくださいと言われていたのですが・・・

 

一年中ビーチサンダルか草履で過ごすhaneちゃんは、

 

きれいな草履を履いても、走り回り、違和感無かったようです。

 

 

そう、haneちゃんはかなり足が速いです。

 

週末、お兄ちゃん達と走る事もあるので、鍛えられているみたい。

 

 

・・・が、そのお兄ちゃん、持久走大会は完敗の7位。

 

走っても週末だけだったので、優勝できるわけがないのに、

 

本人は一位を取るつもりだったようで(^^;)

 

反省したそうたは翌朝から走り始めました。

 

持久走大会を振り返る作文に、悔しい思いと来年への意気込みを書いたそうなんですが、

 

確か、昨年も・・・

 

が、持久走大会から一週間以上経った昨朝は、起きて来ませんでした。

 

今朝は如何に?

 

でも、スイミングの選手コースに居る子達は、一位若しくは二位とかだとか・・・

 

毎晩これだけきつい練習してるから、持久力付くよねぇ、

 

って話が聞こえてきて、思わず小さくなってしまった。

 

 

さて、そうたは選手コースに入り早5ヶ月。

 

後発組の割には、何故か決勝に残る成績を収め、

 

と言っても、ろくに練習してない平泳ぎ。

 

毎晩、競争競争、ダッシュダッシュのクロールでは、

 

伸び悩んでおります(>_<)

 

が、体つきはすっかり逆三角形、立派なスイマーに見える(^^;)

 

 

持久走大会でもそうなんですが、

 

絶対勝ってやる!という勝利への執念が、

 

まだ彼の中では芽生えきれてないらしいのがねぇ。

 

 

しかし、いよいよそうたの尻に火が着くかもしれない事態が起きました。

 

たいちが、今月からスイミングの選手育成コースに呼ばれ、

 

練習を始めたのです。

 

週に4日以上出席しなくてはいけない育成コース。

 

5時までの幼稚園の延長保育を休まざるを得ず(><)

 

園児の内は、思う存分友達と遊びこんで欲しかった。

 

特になかなか自分の考えを人に言えないたいちにとって、

 

友達ととことん関われる延長の時間は大事だったのですが・・・

 

そうたの練習や大会を見に行って、自分も選手になりたいと言っていたたいち。

 

「やっとオレのねがいがかなった!」

 

「ぜったいやりたい!」

 

 

そうたは全部の泳ぎをマスターしていた事と、既に3年生だったので、

 

いきなり選手コースで、

 

そりゃあもう、7・8月は泣きながら、

 

そしてダッシュの後は過呼吸でパニック状態。

 

と、かなり苦しい時期を乗り越えて来ました。

 

 

たいちはそうたの弟という事もあって、

 

相当早い時期に呼ばれたかもしれません。

 

が、抜群の運動神経と飲み込みの早さはピカイチ。

 

この夏市民プールで、そうたの隣で見様見真似で覚えたらしい背泳ぎ。

 

まだスイミングでは習っていなかったのに、泳げていたらしく、

 

次の平泳ぎまで進んでしまった。

 

そして育成コースでの練習一日目にして、

 

早くも飛び込みで競争!

 

コーチ1人に対し、選手は3人。

 

手取り足取り、付きっ切りの丁寧な指導。

 

この時期から競争心を煽ります。

 

今更ながら、そうたは育成コースを飛び越して、よくここまで頑張ったものだと思いました。

 

 

でも、二人ともまだ始まったばかり。

 

それぞれの目標目指してとことんやり抜いて欲しいです。

 

でもまあ、たいちはまだ園児。

 

ほどほどにね。

 

 

そして二人を見ているhaneちゃん。

 

「はやくスイミングやりたいっ!せんしゅになりたいっ」と闘志を燃やしております。

 

 

親としては、子どもが健康で、やりたい事に挑戦できる状況は嬉しい限り。

 

でも・・・・

 

三人共選手コースに入ったら、お金が大変です(><)

  

クリスマスの ふしぎな はこ (幼児絵本)

長谷川 摂子/福音館書店

スコア:

あれっ、なんだろう、このはこ。あけてみよう。

 

あっ、サンタさんが いる。

 

ぼくは サンタさんの はこを うちに もってかえって、

 

ベッドのしたに かくしちゃった。

 

「ねえ、おかあさん。サンタさん。もう しゅっぱつしたかなぁ」

 

「そうねえ、サンタさん、おねぼうしてないと いいけどねえ」

 

ぼくは こっそり サンタさんの はこを みにいった。

 

そっと あけてみたら・・・・

 

*****

 

子どもの頃のクリスマスイブ。

 

TVでやっていたクリスマスのアニメ番組を見ながら、

 

その夜やってくるはずのサンタさん?いやプレゼントを、

 

わくわくした気持ちで待っていました。

 

この絵本を読むたび、

 

その時の感覚が蘇ってきます。

 

小学6年生までサンタさんの存在を信じていた、ピュアだった私(^^)

 

欲しい物リストを1~10まで書いて、

 

クリスマスイブまでの10日間位、毎晩書き直していましたが、

 

その中の一つも届いた事がありませんでした。

 

きっと父も母もあのリストに全く目を通してくれていなかったのでしょう。

 

でも、おもちゃはクリスマス位にしか買って貰う事がなかったので、

 

何を貰っても嬉しかったのを覚えています。

 

それに比べたら、今のうちの子達の周りには玩具がたくさん。

 

私は買い与え過ぎだと思っているのですが・・・

 

パパは普通だと言います。

 

その話になると意見が合わず(>_<)

 

クリスマスプレゼントはサンタさんから、にしたいのですが、

 

そこでもまた意見が合わず(>_<

 

子どもの頃、本当にクリスマスが待ち遠しかったあの気持ち。

 

あんなにワクワクした事は無かった。

 

子ども達にも味あわせたいのですが・・・

 

 

人に聞くと、

 

サンタさんの形跡を残したり、

 

サンタさんが入って来れるようにと、窓の鍵を開けておいたりするようです。

 

 

でも、そうたの誕生日が明後日土曜日12月7日。

 

誕生日プレゼント?か、クリスマスプレゼントか?

 

勿論一緒の一つです。

 

サンタさんからのプレゼント・・・パパの主張通り、やっぱり難しいかな(><

 

 

昨年まで、クリスマス=プレゼントという方程式が、頭の中に無かったhaneちゃん。

 

今年は覚えてしまったようで、

 

トイざらすの広告ブックを見ては、

 

あれがほしい、これがほしいと言う毎日。


by yomuyomuehon | 2013-12-05 06:30 | クリスマスの本 | Trackback | Comments(2)
谷川 俊太郎,吉田 六郎
アリス館
発売日:2008-11



読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


きれいだね

てんからおちてきた ほしみたい


きれいだね

とってもちいさい ほんとうは


たべたいな

なめたらあまい かな?


ふしぎだね

みんなそっくり ろっかくけい


ふしぎだね

だれがきめたの このかたち


*****

谷川俊太郎さんの詩で見る、雪の結晶。

青地に、ほんとキラキラした、不思議な、美しいとしか言いようの無い、雪の結晶が並びます。

雪の結晶は、気温や湿度によって様々な形になり、詩にあるように基本は六角形。

でも、一つとして同じものは無いのだそうです。

大きさは、1ミリ以下の小さいものから、枝を複雑に成長させて、5~6ミリになるものまで。

雪の結晶を、世界で最初に解き明かしたのは、なんと日本人!

中谷宇吉郎博士です。

科学映画監督で写真家の吉田六郎は、中谷博士との出会いにより、雪の美しさに魅せられ、生涯を掛けて、雪の結晶の撮影に取り組んだそうです。

この写真絵本の作品は、北海道大雪山の麓に降った天然の雪を、ひとひらひとひら受け止めて、凍えるような寒さの中、顕微鏡撮影したというもの!

その美しさに、ほんとうっとり。

夕べ、今朝起きたら雪かも!?

明日の朝はまた園バスが遅れて・・・公園でソリ遊び!と、はしゃぎながら子ども達に読んだ雪の絵本の数々。

その中にあった一冊なのですが、子供たちも、雪の結晶の美しさにうっとり。

自然が作り出すものほど、美しいものって、この世に無いのかも!?

すごい!美しい!不思議!

陳腐だけど・・・それ以外に考え付きません(^^;)


さて、今朝は一面の銀世界!?

と思いきや、あれれ降ってないじゃない!

予報では、明け方まで雪だったけれど・・・気温がそれ程低くなかった(^^;)

まあ、園にも小学校にも時間通りに行けて良かった。

でも、この辺で一降りないとね~、

園でも小学校でも、学級閉鎖が出ています。

巷では大分風邪もインフルエンザも大流行中!!!

皆さんも、くれぐれもご自愛を!



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2012-02-14 14:49 | 冬の本 | Trackback | Comments(2)


読んであげるなら 5、6歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、

しろうまだけどと いう けわしい 山の ふもとに、

もさく、みのきとちと いう、おやこの りょうしが すんでおった。

あるあきもふかい日のこと、もさくと みのきちは、

つれだって 山へ りょうに でかけた。

ところが どうしたことか、その日に かぎって えものが とれない。

あせって けものを おううちに、ずうんと 山ふかく

はいりこんでしまった。

と、とつぜん、あたりが きゅうに くらくなり、

ごうごうと 山を ゆすって、かぜが ふいてきた。

そのかぜの つめたいこと。人も 木も、そのまま

こおりつきそうであった。これは ゆきになるべと、

もさくと みのきちは、山ごやへ いそいだが、

そういうまにも ゆきは まいはじめ、みるみる

はげしい ふぶきと なったそうな。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

やっとの事、山小屋へ着いた二人は、囲炉裏に火をつけた。

体が温まってくると、どっと疲れが出て、眠くなってきた。

年を取ったもさくは、ごろりと横になると、もういびきをかいて寝てしまった。

みのきちも横になるのだが、吹雪の音が気になって寝付かない。

寝たかと思えば覚め、またうとうとしている内に、戸がことりと開いて、吹雪と一緒に美しい女が入ってきた。

「だれだ」と叫ぼうとしたが声が出ない。そればかりか、体は石を置かれたように重く、動かない。

娘はみのきちには目もくれず、もさくの上に屈み込むと、ふうっと白い凍った息をかけた。

みのきちがもがいて叫ぼうとすると、女は振り返ってみのきちを見た。

娘の顔は透き通るように白く、唇だけが赤かった。

髪は濡れたように黒かったと。

「いま みたことえお、けっして 人にいってはいけませんに。

もし、いったときは おまえの いのちはない。

おまえが、あんまり ようすのいい わかものだから、

わたしは おまえが すきになったから、いま、いのちは とらないけれど・・・」


娘の姿は消え、開いた戸口から吹き込む粉雪だけが舞っていた。

みのきちは跳ね起きてもさくをゆずぶったが、既に息絶えていた。

親子二人の暮らしだったから、残されたみのきちにはさびしい暮らしが待っていた。

そうして、次の年の吹雪の晩の事だった。

吹雪の中を、美しい女が尋ねてきた。

道に迷って漸くここまで来たという。

娘があんまり疲れているふうなので、見かねて中へ入れたみのきち。

娘はやがてみのきちの嫁さんになった。

次々子供も生まれ、幸せな日が続いていた。

いい嫁さんだったが、不思議なことに暑いお天道様が嫌いで、昼間は決して外へ出なかった。

こうして何年か経ったある冬の日のこと。

外は吹雪、寝転んで嫁さんの顔を見ているうちに、父親を失った日の事がまざまざと浮かんできた。

そして、その事を嫁さんに話してしまった。

「だども ふしぎだなあ。おまえは あのときの、あの 女に そっくり にているでよ。

・・・・・あれは、もしかしたら、おら、ゆきおんなではねえかと。」


嫁さんは縫い物を捨てて、すっと立ち上がり、

「とうとう おまえは いいましたね。

けっして いってはいけないと いったのに。やくそくを やぶりましたね。

いまは もう、こどもたちも いるから、いのちは とらないけれど、

これど わたしたちは おわかれです。わたしあ あの とき、山ごやを おとずれた 女です。

おまえの いうとおり、ゆきおんなですに・・・」


そして・・・

*****

この本を、子ども達に初めて読んだ昨年の暮れ、雪こそ降らないけれど、風の強い寒い晩でした。

相当びびっていた、そうたです。

雪の晩に読んだら、尚一層このお話の怖さが引き立つのでしょうね(^^;)

息を吹きかけられ、死んでしまったもさくのシーンは、本当に怖いもの。

そして、「とうとう おまえは いいましたね。

けっして いってはいけないと いったのに。やくそくを やぶりましたね。」
の台詞はもっと怖い!

この台詞に、夫婦喧嘩をした時の、鬼の形相の奥さんを思い起こすパパもいるかもしれない!?な~んて思ったりもして・・・(^^)

「み~た~な~!」的ホラーの世界で終わらないのは、この後の台詞のせいでしょう。

「きつねにょうぼう」に通ずる、母としての切なさを感じました。



以前紹介した「きつねにょうぼう」はこちら → 

うっかり尻尾を出してしまったきつね女房と、みのきちの言葉を聞いてしまった雪女。

どちらも夫婦として仲むつまじく暮らし、子宝にも恵まれ、幸せの絶頂期だったにも係わらず、その幸せが一気に崩れ落ちる瞬間です。

どちらの話も、子供がいるからこその切なさ。

親になった今だからこそ、そう思えるのかもしれません。

朝倉摂さんの絵は、松谷さんの描く雪女のイメージにピッタリ!

どこか、憂いを秘めている感じ。

怖い女風ではありません。子供は、相当怖がっていましたけどね(^^;)

朝倉さんの絵は、美しくて簡潔で分かりやすい☆☆☆

日本画を学ばれていた朝倉さんだからか、この「ゆきおんな」という題材だからなのか、和紙みたいに滲む紙(何を使っていた分かりませんが、あくまで私の見た感じの印象です)に、ぼわーっと描かれた感じは、とっても日本的だし、雪国のお話っぽい。

「たつのこたろう」では、1970年からアメリカに渡ったという経験が見て取れます。

表面がでこぼこした洋紙に、西洋画の油絵風に厚く描かれています。

一見同じ朝倉さんの絵なのですが、両者を比べてみるとかなり違います。

両方に出てくる雪のシーンを比べてみてください。

*****

さて、夕べ雨の上に降った雪が、今朝は氷っていました。

幼稚園のバスは、路面凍結のため一時間遅れ。

雪だったら山で遊べたのにね~、残念!

・・・ならば、スケートしようっか~!と、外に出ました。

うちの側の公園の築山に目をやると・・・あれれ、まっ白。

「たいちーっ、ソリできるよ~っ!」

と、バスが来るまでの一時間、氷交じりの雪の上を、シュ――――ッ

雪よりも滑る!滑る!!怖いくらい滑る!!!

勢い付き過ぎて、フェンスに激突――――っ!!!

山の脇にあるゲートボール場も凍て付いているので、止まりません(^^;)

寒いし、こけたら痛いから、長ズボン履いた方がいいよ~!と何度言っても聞かないたいち。

私と一緒に滑った時に、クランクでバランスを崩して転倒。

やっぱり膝を擦りむいた。

しかし、面白さを知ったたいちは、ちょっと泣いて凹んだものの、その後もバスが来るまでソリ遊びに興じたのでした。

ここで、ぎゃーぎゃー泣かないのがたいち。

そうただったら、ぎゃーぎゃー、ぎゃーぎゃー泣いてます。

そう言えば、昨年凍りついた道や公園の水溜りを、「スケートーっ」と言って滑ったりくるくる廻ったりしていたたいち。

それを見た子どもたちが真似しようとしていたのを、ママ達は「やめなさいっ!危ないでしょ!!!」と止めていました。

そんな事を「危ない」って止めていたら、子供は益々不器用になります。

転んだって、いいじゃない?

擦りむいたって、いいじゃない?

親も一緒に楽しめば、いいじゃない?

そう考える私は、かなりマイナー派みたいですけど・・・(^^;)

この冬も、一度くらい大雪が降ってほしいなあ、そうしたらこの山で思いっきり遊べるんだけど☆

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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2012-01-24 14:31 | 昔ばなし | Trackback | Comments(2)
一昨日、昨日と実家の大掃除をしました。

二日では到底終わらないのですが、外はどうにか我慢の範囲か!?

前の庭の植栽の中、東脇の草地、表通り(全く車の通らない通りなんですが)に出るまでの50m程の植栽、西側の大きな鳥居のある稲荷様の周りを、二日掛けて掃いたり草を取ったり、木を伐ったり・・・

お陰で腕は腱鞘炎気味です(^^;)

たいちは、刈り取った植栽を、掃いたり、一輪車で運んだりして手伝ってくれましたが、そうたはhaneちゃんの面倒を見るのが仕事とか何とか言って、こちらの期待ほど働いてはくれず・・・

こうして毎年実家の大掃除をする事は、育ててくれた家と親への感謝の気持ち。

父が亡くなるまで、家族7人で暮らしていた実家は、商売をしていた事もあり、常に人や車の出入りのある、賑やかな家でした。

その家に、今は母一人。

一人で切り盛りするには大き過ぎる家なのですが、こうして掃除をしていると、子供の頃の色んな思い出が蘇ってきて、残しておきたい実家です。

カブトムシやクワガタが一度に10匹も見つかる樫の木。

夏休み、木から登って上がった、納屋の屋根の上で食べたアイスの味。

スポ小でソフトボールをしていた三姉妹は、キャッチボールやバッティングをし、家のガラスを割って、よく祖父に叱られました。

前の庭はコンクリートの場所も広く、そこでよくバトミントンもしました。

石蹴りも、ドッヂボールも・・・

家を新築した時には、棟上式で、上から御餅を投げました。相当な人数がいたなあ。

BBQもよくやりました。

人を呼ぶのが好きな父と母は、よく友達を招いていました。

学生時代、家に帰ると、30人以上の人たちが居て、酔っ払ったおじさん達に捕まって、お説教されたものです。

・・・・・・

今は静かです。

でも、今でも変わらないもの・・・それは虎落笛

風が強くなるこの時期から、西の垣根を揺さぶる、ざわざわざわざわ―――

風の強さに、納屋のトタンが外れ、そのトタンが打ち付けられる度、バタッ、ガタッ、バーンバン

子供の頃は、その音に震えていました。

まさにその時の心境を表しているのがこの絵本です。


虎落笛(もがりぶえ)って何?

絵が朝鮮ぽくない?

図書館で目にする度、ずーっと向こうの国の話だと思っていました。

興味も持てず、目にしながらも手に取る事に無かった絵本です。

それが、うちの歳時記カレンダーの今月12月のページに『虎落笛』という季語を見つけ、やっと意味が分かりました。

『虎落笛』とは、冬の強い風が柵や竹垣・電線などに吹きつけて発する笛のような音の事。

私が実家でよく耳にしていたあの音、あれが虎落笛だったんだ!



読んであげるなら 5、6 歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

その日は、風の強い日でした。

空は、たかい風のせいで、くもをすっかりはきとばされてしまって、ただガランとあおくひろがっていました。

カチカチにこおったみちを、子どもがひとり、大きな四かくい凧をかかえて、あるいていきました。

その子は、はやく原っぱにゆきついて、あたらしい凧をあげたくて、いま、いっしょうけんめい、風の中をあるいているのです。

原っぱに着くと、ススキやかれた雑草たちは、強い風のなすがまま、なぎ倒されています。

しばらく草の海の荒れ狂った様子を見ていたその子は、じき、ずんずん草の海に踏み入っていきました。



 * * * * *

(以下、あらすじです)

ふと、耳を澄ますと・・・

・・・・の、・・・・あ、・・・・いぞう。

風の音に混じって、声が聞こえてきます。

何を言っているのか分かりません。

きょうの虎ぁ でぇかいぞう。

前より大きな声が、どこからか聞こえてきました。

その子は気味が悪くなって、辺りを見回しました。

この先は竹林です。

きょうの虎ぁ でぇかいぞう

でぇかい虎の 皮ぁ

ひぃろいぞう、ひぃろいぞう


まるで、誰かが隠れているように、枯れた草の波がザワッと揺れました。

追えよ虎、虎追え 追いだせ、

はげよ皮。

追えよ虎、虎追え 追いだせ、

はげよ皮、はげよ皮。


すっかり恐ろしくなった子どもはどっちに逃げたものかと、辺りを見回しました。

その時です。

強い風が吹いて、すぐ側で声がしました。

きょうは、おまえが笛をふけ。

おまえが笛をふけ。


「ぼく、笛なんかふけないよ」

風はいよいよ子どもの背中を押し捲ります。

虎追う笛は、虎狩り笛、

追えよ大虎、追いだせよ。

ふけよ竹笛、虎落笛。

笛をふかないのなら、おまえの凧をこわすぞ。

凧をこわせ、凧をこわせ。


その子は、しっかりと凧を抱え込みました。

泣きたいのを我慢して、原っぱの中からカゼクサを一本折り取りました。

思いっきり息を吹き込むと、くさ笛は細い音を立てました。

虎落笛が鳴った、

虎を追いだせ。


竹林の中から何かが草の中に飛び込んだようです。

ザザザ、ザザザと、草を分けて、それは原っぱの中を走り出しました。

きょうの虎ぁ でぇかいぞう、

でぇかい皮はがせ、

ひろい皮はがせ。

黄じま、黒じま、虎の皮

虎の皮で なに作る・・・

なに作る。


子どもは、今にも虎が自分を食いに来はしないかと、目を閉じて、ガタガタ震えておりました。

そうやっていると、虎が走り回っているらしい、草のザワザワと騒ぐ音が余計にはっきり聞こえます。

ザワザワザザッザ、

ザワザワザザッザ

ザーイザーイザイ、

ザーイザーイザイ


虎は赤い炎の下を吐き、風にたなびく草の波を切り裂き、一直線に走るのでしょう。

その後をまた、虎狩の兵士たちが、槍を構えて素早い速さでどこまでも追っていくのです。

子どもはとうとう我慢出来ずに、ワァーワァーと声を上げて、泣き出しました。

泣いて泣いて、終いには声が嗄れて・・・

* * * * *

「虎落」とは、中国では、虎を防ぐ柵のことのようです。

戦などの時、先端を斜めに削いだ竹を筋違いに組み合せ、縄で繁く結い固めて柵としたものも「虎落」と呼ぶそうです。

そういった意味から生まれたらしいこのお話。

もちろん、虎が実際に出て来たのではなく、そんな風にこの子の耳には聞こえたわけですね。

風の歌を風が強く吹くように読んであげると、臨場感が増します。

子ども達はビクビクし通し(^^)

冷たく怖い冬の風に付いた『虎落笛』という素敵な季語。

日本語の言葉の広さ、美しさに改めて感激しました。

* * * * *

昨日も一昨日も、『虎落笛』が聞こえる程、風は強くありませんでしたが、さっぶい!!!

南西に、はるか遠い富士山は、雪を被った美しい姿を見せてくれました。

北西に見えるはずの日光の山々は、雪を降らせているのであろう雲の中。

西の地平線近くがオレンジ色に染まっている頃、てっぺんのお月さんとお星様は白く美しく輝いていまいました。

寒いけれど、少し(少しじゃないか!?)寒さを我慢すれば、とっても美しい景色を目にする事が出来ます。

家の中だけで暖まってばかりでは、見ることは出来ませんよ(^^)


そうだ、今年は実家で久し振りに凧上げをし~ようっと!



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by yomuyomuehon | 2011-12-29 07:12 | 冬の本 | Trackback | Comments(2)

ゆきがやんだあとで



読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


ゆきが やんだ。


ほしたちが 

ゆきあかりの のはらに かがやき

ただ いちわ

フクロウが とんでいる。


えものは いない かな?




 * * * * *


(以下、あらすじです)


夜明けに出てきたウサギたちは、ダンスダンス。

真っ白な毛並みは、雪の野原で見分けが付かない。


だが、まで。

あれは なんだ。


「キツネだ!たいへんだ!」



慌てて隠れたウサギたち。

しかしなんで、キツネが見逃すものか。


逃げるウサギ。

でも、キツネはもっともっと早い。

「まてえ、あさめしども!」

ああ つかまっちゃう!



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だがその時、カササギたちが空からまっしぐら。

しっぽをむしる! 鼻をつっつく! お腹にもいっぱつ!

たまらずキツネは、得意の死んだふり。


勝どき上げて、白樺の木に帰って来たカササギたち。

その根元に駆け寄るウサギたち。

もう嬉しくてたまらない。

喜びのダンスが続き、面白がって、ウソまでもやって来た。


ダンス! ダンス! ダンス!


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だがその時、ふいに青空に向かってカササギたちが飛び立った。

遠くの方に、何か見つけたんだ。


なんだろう?


* * * * *



ミトォーリチさんのスケッチを見て、この詩のようなお話をつけた三木卓さん。

それは、シベリアの雪原のある朝に起きた、いつもの普通の出来事。


雪の中をダンスするうさぎの気持ち、子どもたちにはきっとわかるはず。


そして、カササギが遠くに見たものとは・・・

何だろう!? 何だろう!?

私はドキドキしながらページを捲りました。


昨日の雪は、あっという間に溶けて無くなってしまったけれど、

「ゆきがやんだあとで」な~んて・・・ピッタリ!なタイトルだと思いませんか?


きっと今朝、学校や幼稚園では同じ様な光景が見れるんでしょうね(^^)

あらっ、ちょっとヒント出しちゃった?





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by yomuyomuehon | 2011-01-17 07:12 | 冬の本 | Trackback | Comments(0)
たかどの ほうこ
フレーベル館
発売日:2007-12



読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


ここは つんくまえん。

くまたちは とうみんの じゅんびを すませ、

これから ねむるところです。

ことしは、おとうさん おかあさんと はなれて、

つんくまえんで とうみんです。

はるに たべる おやつが たのしみ。


つんくませんせいが いいました。

「では みなさん、ゆめのような

たのしい ゆめを みながら ねむりましょう。」

すると、

「ゆめは、ゆめのように きまっています」

と、だれかが いいました。

「それもそうですね。

では、ほんとうの ゆめを みながら ねむりましょう。」

そして みんな、バタン グースーと ねむりました。




 * * * * *


(以下、あらすじです)


さて一方、つんつくえんの皆は、今日は楽しいソリ遊び。

丘の上から

「さあ!おもいっきり すべりましょう!

いくわよー、それっ!」



ひゅーん!ひゅーん!

ひゅーん!


そして・・・


どっしーん!



「ここはどこかしら・・・・。」

と入った家の中。

テーブルの上には、美味しそうな食べ物がいっぱい♪

でも、隣の部屋を覗くと、なんと熊たちが眠っていたのです。

皆、 「はやく かえろう!」と大慌て。

ところが、つんつくせんせいときたら、

「へいき へいき。

とうみんちゅう とうことは、はるまで おきないってことよ。」


と言って、はちみつをペロペロ。

その時カタッと音がして、

皆、慌てて隠れました。

寝ぼけたこぐまがやって来て、部屋を一回りして戻って行きました。


「はやく かえろう!」

と急ぐ子供達を余所に、つんつくせんせいはまたつまみぐい。

その時、

ガタゴトッ。


皆はさっと隠れたのですが、つんつくせんせいは間に合わず、

ぴんと立って、仏像のふり!?


さあ、つんつくせんせい見つからずに済んだと思いますか?

それとも、見つかって食べられちゃった!?

キャーっ


そして「つんつくせんせいと くまのゆめ」と言うタイトルと、どう結びつくか?

知りたいでしょーっ!!!


そんな貴女は、是非続きを読んでくださいな(^^)



「つんつくせんせいとつんくまえんのくま」



では、夏の森で見事にすれ違い、

出会い事なかったのに、この冬の森では顔合わせ!?

それどころか、夢のような出来事が!?

毎度毎度、すっとぼけたつんつくせんせいは、私をゆる~くしてくれます。

たかどのほうこさんのお話って、ほんと考え付かないような方向へ導いてくれるんですよね~♪

「つんつくせんせいシリーズ」は、他のもオススメですよ

尚、「つんつくせんせいとつんくまえんのくま」は「3びきのくま」のパロディーなので、

「3びきのくま」を読んでから読むと、一層楽しめます☆☆☆




* * * * *


さてさて、あなたは初夢を見ましたか?



元旦の夜は、主人の実家で子供達を寝かせ、

私は久しぶりに(^^;)起きていた夜。

TVも無いので、静かな夜。

主人と、いけないお菓子を摘みながら、話をしつつ、

家から持って行った、年末に溜まった新聞を読み漁りました。

そして、12時過ぎに就寝。


夢を見たのか否か・・・・

全く覚えがありませぬ(^^;)



でもでも、今年こそ良い夢みたいわ~♪





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by yomuyomuehon | 2011-01-05 07:25 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(2)

まほうのマフラー



読んであげるなら 6 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


とうさんの マフラー、

あったかい みどりの マフラー。

「よく にあうこと。」

と、かあさんが ぼくに いった。




 * * * * *


(以下、あらすじです)


月曜日。

マフラーを巻いて学校に行く途中、大きな犬にばったり。

怖くて動けなくなったけど、マフラーを握り締めてたら、犬は行っちゃった。


火曜日。

いつもはすぐ摑まってしまう鬼ごっこも、マフラーを巻いてる今日は何だか違う。

走るのが速くなった。

先生もビックリ!


水曜日。

みこちゃんに「よく、にあうね」って言われて、一日中嬉しかった。


木曜日。

いつも乱暴のよしはる君に対抗できるような、大きな声が出た。

そして二人で笑っちゃった。

1年生になって、初めて二人で遊んだよ。

楽しかったなあ。


金曜日、土曜日、日曜日。

毎日、父さんの緑のマフラーをしていたら、

勇気がぐんぐん涌いてきた。

友達だってたくさん出来る。

楽しい事がいっぱい起こる。


そう、父さんのマフラーは、魔法のマフラーなんだ。


* * * * *


最後にほろっときてしまう、意外な結末が待っています。

思わず涙。


とっても素敵な緑色のマフラーは、春の草木を連想させる色。

もうじき春♪の、2・3月に読むのがベストかな(^^)


前回に引き続き、あまんきみこさんの作品です。

この絵本の挿絵も、これまた特徴のある、マイケル・グレイニエツによるもの。

石の上に描かれた、立体的で重厚感ある、とってもきれいな色使いの挿絵は、

一瞬で見るものを虜にしてしまうでしょう。

私も虜になった一人です。

特に最初のページの一面の緑色は、灰色の寒い冬に、パッと明るい光を指してくれますよ~。



昨日15日は、「この本だいすきの会」の定例会。

そこで私が紹介した内の一冊が、この絵本。

例会でのお話は、また後日。


さて、12月も暮れに近いと言うのに、暖かい、暖かすぎるっ!!

とてもマフラーなど要りませんぬ。

なのにたいちは一昨日、ニットの帽子にマフラーを巻き、お出掛けです。


しかし足元は・・・

相変わらず、ビーサンです(^^;)

この時期、店にはビーサンなど置いてありません。

・・・が、幼稚園の子供達はビーサンか草履姿。

そうたは日によって、靴を履いていきますが、

まだ入園前のたいちは毎日、楽ちんで軽いビーチサンダル姿(^^;)

親指は、あかぎれでぱっくり割れているっていうのに・・・


おきなわ子育て良品で購入した島ぞうりを、履きたくて履きたくてうずうず、うずうず・・・
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でも、入園してからと思って、大きめのを買ってしまったので、もうちょっと待ってね~(^^)


今まで、天然ゴムのビーチサンダルを履かせていましたが、

毎日走り回るそうたでは、鼻緒がすぐ切れてしまいます。

四ヶ月と持ちません。

天然ゴムは収縮性が低いのか?

いえいえ、履き方が粗いのです(^^;)

毎日ビーサンで、鬼ごっこして走り廻っているんですからね(^^;)





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by yomuyomuehon | 2010-12-16 07:06 | 思わずうるっと来ちゃう本 | Trackback | Comments(4)