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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


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今朝は一年生への読み聞かせがありました。

私はhaneちゃんの、隣のクラスを担当。

その日、朝の読み聞かせがあること、何を読むのか?どのクラスに入るか?

haneちゃんには内緒にしています。


さて今年度は、新任の教頭先生が読み聞かせに加わってくださっています。

もっと子どもと接したいという教頭先生。

こんな風に、学校の先生は子どもが好き☆大好き☆でいて欲しい。

そして今回は、haneちゃんのクラスを担当された教頭先生。

教頭先生が教室に入られた途端、「きゃー」「わあ」「おおーっ」と歓声が。

先生も、子ども達も、楽しんだようですね(^^)


今回読んだのは、

読んであげるなら 3,4歳~

4、5月と読みに入ってみて、物語を読むのが難しいなと感じた今年の一年生。

この組み合わせは、ぴったりだったようで、子どもたちの反応も良く、こちらも楽しく読めて、そして元気をもらいました。


きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)

長谷川 摂子/福音館書店

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「あったとさ あったとさ ひろい のっぱら どまんなか きょだいな ピアノが あったとさ

こどもが 100にん やってきて ピアノの うえで おにごっこ キラリラ グワーン コキーン ガゴーン」

と始まる、リズミカルで(何だか民謡っぽいね(^^))、スケールのでっかい、楽しいお話。

この本には、大型本(50cm幅くらい)があるのですが、相方さんはそちらを持ってきてくださいました。

でっかいスケールのこのお話に、ビッグサイズ本は雰囲気がぴったり!

大勢に読み聞かせるには、良いですね。

子どもはきっと、この中の一人になって、ピアノの上を走り回り、瓶の中で眠り、扇風機に飛ばされる・・・そんな感覚を味わうのでしょう。

子どもでなくても、楽しくなってしまいます。

さて、この本の絵を描いたのは降矢ななさん。

最近読んだ本の絵を描いていたのも降谷ななさんでしたが、だいぶ違います。

小学高学年向け

時代物に興味を持つようになった子どもに是非勧めたい。

幕末の京都が舞台の短編集。

激動の時代に生きる、けなげにひたむきに生きる子ども達の姿が、時折涙を誘います。


1,「筆」

筆職人のもとへ弟子入りして三年目。初めて一人で作り上げた筆を、親方にへしおられ、家を飛び出した冬吉が向かった先は、かつて暮らした家でした。

赤ん坊の時捨てられていたのを、拾って育ててくれた家でした。

実の子が生まれてからは、良いことなんか一つも無く、九つの時、追い出されるように今の親方のところに弟子入りさせられたのでした。

でも、冬吉が大きくなった家でした。

暗くなるまで遊んだ友だちも、路地も、寺子屋もありました。

この角を曲がった先に・・・・

家がない。

冬吉の家も、友だちの家も、寺子屋も・・・・。

みんなどこへいってしもうたんやろ。

「あの、冬ちゃんとちがう?」

いきなり呼ばれて振り向くと、そこに居たのは・・・・

*****

久しぶりの心を揺すぶられる日本の文学に接した感じがしました。

あの寺田屋の話もあります。

名前だけですが、龍馬も、新撰組も登場します。


この時代、子どもも一生懸命生きてる・・・というか暮らしているというか、今の時代のように、子どもは子どもの暮らしじゃないんですよね。

このお話を読んで、子どもはどんな感じがするのでしょうね?


ぞうくんの あめふりさんぽ (こどものとも絵本)

なかの ひろたか/福音館書店

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以前この本を紹介した記事↓

久しぶりに読んで、懐かしさいっぱい。

あれから8年が経過しました。



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by yomuyomuehon | 2017-07-05 10:39 | 夏の本 | Trackback | Comments(2)
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小学5,6年生以上向け

今度、お家が二つになります。

第一章 
 1

水曜日。
今日とうさんがお引越しをした。

と始まる「お引越し」とは、ずばり両親が離婚して、父さんが家を出て行く日に始まる。

主人公の女の子は漣子(通称レン)11歳。

学生結婚をした両親と京都に住んでいる。

家が職場の父さん。

その手伝いをしていた母さんは、一年半前にもう一度お勤めを始めた。

朝、先に家を出る母さん。

勤め始めた頃、父さんも一緒に起きていたけれど、段々しなくなって、

レンコと母さんは二人で食事をするようになり、

母さんが出掛けてから、レンコが父さんを起こして学校へ行くようになった。

父さんの朝ご飯は、レンコが作るようになった。

母さんはゴメンって謝った。

少し腹が立ったレンコ。

作るの好きやだけだもの。

家庭科の成績もバッチリやもの。

バーカ。


父さんが家を出て、母さんと二人の生活になった。

父さんは引っ越す前はしばらく変だった母さんだったったが、お家が二つになることを話してくれてからは、その前よりもずっとずっと若くなった感じ。

得した感じがする。

でも、二人ともお引越しの日は泣いていた。

大人が泣いたら私は泣けない。

翌日母さんは二人の新しい暮らしの約束をしようと言った。

そして二人は契約書を交す。

父さんと母さんが別れるのは、レンコのせいじゃないというけれど、

でも、でも、レンコの暮らしは変わる。

表札から父さんの名前が消えた。

結婚前の名字に戻るという母。

レンコはどちらか選べると言う。

「とうさんとかあさんは言うたはずや。二人が別れるのはわたしのせいやないって。私のせいやないのに私に関係ある。あんまりや。」


両親の別居(離婚を前提とした)によって揺れ動くレンコの気持ちを描いた作品。


せっかく作った朝ご飯を食べない父さんに、父さんの名が消えた表札に、「女の子だからお手伝いもカルイカルイ」と能天気に励ます教師に・・・・

大人は勝手だ。

どうにも表現できない心のイライラをに「バーカ」を連発するレンコ。


関西圏の親子の会話って、対等な感じがするのは私だけ?

少し前に読んだ同じひこ・田中さんの

でも、親子で話出来てるよね、子どもをちゃんと認めてるよねって思った。


今朝、何を言っても(・・・・まあ私がうるさいのだけれども)

「うるさいっ!」しか言わないsota中学一年生。


そうなんだ。。。。

子どもを子どもとしてしか見てないから、ちゃんと話が出来ないの。

一人の人間として対等に話をしなくちゃいけないの。

分かってる。。。。分かってるよ。。。。

う~ん、分かってないんだな、きっと(^^;)


さて、sotaの小学校の同級生。

親が離婚している子がとても多かった。

そういう話に疎いので全く知らなかったが、最近見ないなあと思っていたら・・・・とか。

中には新しいお父さんが来て、持久走大会の練習に付き合ってくれて、初めてビリじゃなかったと、卒業文集に寄せていた子も居て・・・・

いろんな家族の形がある。

親の都合で別れる事になっても、子どもは幸せになって欲しい。

レンコの言うとおり、子どものせいじゃないって言ったって、関係ないわけじゃない・・・のだけれど。


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by yomuyomuehon | 2017-05-22 12:35 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(0)
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シャーロットのおくりもの

E.B. ホワイト/あすなろ書房

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小学4年生位から


春休みに入って、寝る前にhaneちゃんに読み始めた220ページのこの本。

一日1~2小節を読んで、ようやく今夜読み終える予定です。

Charlotte’s Web=(直訳すれば)シャーロットのくもの巣を、「シャーロットのおくりもの」とはなんて素敵な訳し方!

この表紙からは、シャーロットが蜘蛛だと思わず、真ん中の女の子の名前かと思っていました。

農家の女の子とお父さんの会話から始まるお話。

この女の子の名前はファーン。

小さく生まれたブタを始末しようと、斧をもってブタ小屋へ向かうお父さん。

それに立ち向かうファーン。

「ファーン、わたしは、ブタの育て方についちゃ、おまえよりくわしいんだぞ。ひよわなのを生かしておいても、やっかいなだけだ。さあ、もう向こうへいってなさい。」

「でも、かわいそうよ。小さく生まれたのは、赤ちゃんブタのせいじゃないでしょ?もしわたしが小さく生まれたとき、とっても小さかったら、父さんはわたしをころしてた?」


それとこれとは違うというお父さん。

ファーンにつられて泣きそうになったお父さんは、そんなに言うなら哺乳瓶で育ててみなさい。ブタを育てるのがどんなに大変か分かるだろうと、子ブタをファーンに託しました。

ファーンは子ブタにウィルバーという名を付け、とても可愛がりました。

生まれて五週間が経ったとき、お父さんはすっかり大きくなったブタを、売りに出すと言いました。

一緒に生まれた兄弟達は既に売られ、何でも食べるようになったウィルバーを、これ以上養っておくつもりは無かったのです。

ファーンがいつでも会いに行けるザッカーマン農場に、ウィルバーは買ってもらえる事になりました。

ウィルバーは、牛や羊やガチョウの居る、古くて大きな納屋で暮らすことになりました。

ファーンはいつでもウィルバーに会いに行くことは出来ましたが、ウィルバーの囲いの中に入ったり、外に連れ出したりする事は許されませんでした。

今まで自由だったウィルバーは、囲いの中での暮らしに退屈しうんざりしていました。

十分な食べもの・・・・でも、ウィルバーが欲しいのは一緒に遊んでくれる友達でした。

そんな中、ウィルバーに素晴らしい友達が出来たのです。

それが蜘蛛のシャーロットでした。

シャーロットは、ウィルバーにしてみれば、生きる方法がむごたらしいものでした。

残酷だというウィルバーに、シャーロットは、

「あなたは、そういえるわよね。なにしろ、バケツで食べものをはこんできてもらえるんですものね。わたしには、だれもそんなことをしてくれないわ。自分でくらしをたてていかなくちゃならなの。自分で機転をきかせて、ゆだんしないで、かしこくやらなくちゃいけないの。そうじゃないと飢え死にしてしまうのよ。だから、ちゃんと考えて、つかまえられるものをつかまえて、ひっかかったものをえさにしないとね。そして、たまたまわたしの網にひっかかるのは、ハエや羽虫なのよ。それに、もしもわたしが虫をつかまえて食べないと、虫がどんどんふえて、この地球をこわし、すべてをほろぼして、しまうってこと、あなた知ってるかしら?」

「ほんとに?そんなことになったら、いやだなあ。だったら、きみの網は役にたっているのかもしれないね」

新しい友達ができたばかりの時は、誰でも不安になったり疑ったりしがちですが、ウィルバーも、そんな不安や疑いを感じていました。

一見した所、図太くて、残酷なシャーロットですが、本当はやさしい心を持っていたのです。そして最後まで友達を思い、誠をつくしたのです。


初夏の頃、ガチョウのおばさんが産んだ8つの卵から7羽のひなが生まれました。

孵らなかった一つの卵は、ねずみのテンプルトンに分けてやりました。

ウィルバーは健康で、どんどん太っていきました。

そんな時、羊のおばさんから聞いた、太らされた後の話。

クリスマスのご馳走のために殺されて、燻製のベーコンやハムになると。。。。。

死にたくないと泣き叫ぶウィルバーに、シャーロットは言いました。

死ぬような事にはならない。私が助けてあげる!と。


一方、こういう事を、毎日納屋を訪ねて見聞きしていたファーン。

それをお母さんに話すのですが、お母さんは娘が友達と遊ばずに納屋に通うこと、そして動物達がしゃべっている事を楽しげに報告する娘に悩み、お医者のドリアン先生に相談をしましたが、先生は、

「動物が話すのをまだ聞いた事がないけれど、話すのかもしれない。動物達が丁寧に話しかけていたとしても、こちらが注意をはらっていないために分からない子とだってある。大人より子どもの方がきちんと注意をはらっているのでしょう。ファーンのいうことを私は信じますよ。・・・・」

ヘンリー・ファッシーという男の子の友達が居ると聞くと、

「・・・・そのうちに、ヘンリーだって、ファーンの注意をひくようなしゃれたことをいうかもしれません。年を重ねるにつれて、子どもはびっくりするほどかわります。」

実際、この通りになるのです(^^)


シャーロットはどんな方法で、ウィルバーを救ってくれたと思いますか?

こんな事、考えつきません。

そして「シャーロットのおくりもの」・・・・このタイトルに隠されたものは、ウィルバーを救うだけではありませんでした。


「どうして、ぼくのためにいろいろしてkるえたの?ぼくにそんな価値ないのに。きみには、なにもしてあげてないのに。」

というウィルバーに応えるシャーロットの台詞が素敵!

命って、大きさがないものです。

大きいから尊いわけでも、優秀だから尊いわけでもなく、短命だから価値がないわけでもなく、生き物全てに価値や使命があるんだということを、子ども達には知ってもらいたいですね。

そして、大人にももちろん!

受けた恩や愛情は、誰かに返したくなる、そんなものですよね。

映画にもなっているようですが、是非原文で!

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by yomuyomuehon | 2017-03-31 09:59 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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明日3/10は、今から72年前の1945年に、東京大空襲があった日。

トンネルの森 1945

角野 栄子/KADOKAWA/メディアファクトリー

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小学5年生くらいから


この本は、作者の角野栄子さんが実際に体験した戦争体験・集団疎開・継母との暮しを元に、東京大空襲について書かれたものです。


(以下、あらすじです)

主人公の少女イコは、5歳の時にお母さんを亡くし、父方のおばあちゃんタカさんに預けられた。

イコが一年生の時にお父さんのセイゾウさんは再婚する。

ところが、夏休みが終わる頃、お父さんに召集令状が来た。

この時、新しいお母さん光子さんのお腹には赤ちゃんがいた。

その年の12月8日に太平洋戦争が始まった。

イコが4年生の時、すっかり痩せたお父さんが突然帰って来た。

病気になったのだ。

戦争が激しくなり、東京も危ないと言う事になって、軍事工場で働くお父さんを一人残し、イコは光子さんと生まれたばかりの弟と三人、江戸川と利根川が別れる辺りの小さな村に疎開した。

草がぼうぼうと生える中に建つわらぶきの一軒家に住むことになった。

外にあるぽっとん式のトイレも、畳のないむしろを敷いただけの部屋も、なかなか火の着かない薪を使うかまども、獰猛なノミも、全てがイヤだった。

そして、学校へは、森の中の木々に覆われたトンネルみたいな道を通って通わなければならない。

暗くて怖いこの道を。

クラスの男の子から、以前イコの家に、軍隊から逃げ出した兵隊が隠れていて、憲兵が探しに来たこと、まだ見つからないことを聞いて、益々この道が、森が怖くなった。

心を通わせる事が出来ない新しいお母さんとの暮しも辛かった。

戦況が悪くなるにつれ、食べものを分けてもらう事も難しくなった。

お腹が空く日々。

そんな中、東京大空襲が起きた。

光子さんはお父さんの安否を確認するため、東京に向かう。

幼い弟とイコの二人を残して・・・・

*****

トンネルを通る時、「イコがとおりまーす、イコがとおりまーす、イコがとおりますよー」とおまじないを口にするようになって、少し恐い気持ちが少なくなるような気がしたイコ。

郷に入れば郷に従えと言ったおばあちゃんに従い、ムリに田舎の子の言葉を話すイコ。

同じ疎開っ子のクラスメートと友達になり、東京弁で話す事が出来て、少し心が軽くなるイコ。

久し振りに休暇をもらって帰って来たお父さんに喜ぶイコ。

空襲でおばあちゃんが亡くなり、ショックを受けるイコ。

東京大空襲で、行方不明になったお父さんの安否を心配するイコ。


お父さんの居ない、慣れない田舎での暮らし。

戦争の恐ろしさ。

これが当時の10歳の少女の現実だったのかと思うと、やるせない。

脱走兵の存在も見え隠れするが、それは怖いものとして描かれておらず、不思議な体験として物語に微妙なエッセンスを加えている。

*****

昨日の朝日新聞の『声 オピニオン&フォーラム』の欄に、大学生から、「読書をしないといけないの?」という投稿がありました。

「読書をする理由として、教養をつけ、新しい価値観に触れるためというのはあり得るだろう。しかし、本を読まないのは良くないと言えるのだろうか。」とありました。

この方は、実に可愛そうな幼少期を送られたのだなと思いました。

本を読むのは教養の為だけでは無い事を、楽しいものである事を、お母さんや周りの大人から教えてもらえなかったのですね。

角野栄子さんは産経ニュースで以下のように仰っています。(2015.7.15)

死と隣り合わせの子供時代だったが「不安の中にも想像力はある。子供は『いいことはきっとある』と、ポジティブに考える力がある。いつの時代でもね」と角野さんは言う。

 想像力は生きるエネルギーの源泉になる。長年の執筆を支えたのは、物語は子供が持つその力を大きく育むことができるという思いだ。「物語には想像力をかき立てるものがいっぱいある。そこは広く、自由な世界です。入り込むことはできるけれど、主人公と自分は違うでしょ。そこで子供たちは自分を知り、『こう生きたい』と考えるんだと思うんです」


世界は、そして近場も、近ごろ何だかきな臭い。


戦争を知らなくても、こういうものを読む事によって、戦争というものがどれ程苦しいものであるか感じる事、知ることは出来ます。


この本を読んで、子ども達はどう生きたいと考えるでしょうか?


*****

さて、岩崎書店に問い合わせていた「はなのみち」

はなのみち (えほん・ハートランド)

岡 信子/岩崎書店

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の「くまさんが・・・」の「が」の使い方について、先程返答を頂きました。

私からの問い合わせした内容は・・・

「一年生の国語教科書に載っている『はなのみち』のテキストの件で質問があります。

昨日6年生への読み聞かせで、懐かしいでしょ?と三冊の本の間に、この絵本を取り入れました。

今朝、そのクラスにいた息子と3年生の息子にまた読んでみたところ(絵を見せずに)、「くまさんが、ともだちの りすさんに、ききにいきました。」と「くまさんが、ふくろを あけました。」の「が」は「は」じゃないのか?と聞いてきました。

私も確かに違和感があり、色々調べてみました。

動詞が後ろに来る場合の動詞文には「が」を使うということも分かりましたが、旧情報(くまさんがふくろをみつけました)に対し、新情報である次の文には「は」を使うという事も分かり、家にあるテキスト(特に昔話や瀬田貞二さん、石井桃子さん)を読んでも、そうなのではないかと思いました。

この件について、なぜ「は」ではなく「が」が使われているのか教えてください。」

 


これに対して、岩崎書店さんからは・・・

当時の編集担当者がすでに退職しておりますので、確認したわけではありませんが、この絵本は、絵本のつくりとして、見開きで場面を切り取ったような「紙芝居風の形」になっているためだと思います。

幼い子どもは、ページをめくって場面が変わると、その場面だけを見る傾向があるので、つながったお話よりも、見開き場面ごとの文にする方が、分かりやすい面があり、「くまさんが~しました」という文の繰り返しで構成しております。

声に出して読んだ際、少し韻を踏んだような効果も考えたのだと思います。

ただ、この絵本の文をひと連なりの文章として読む場合、ここの部分は、「くまさんが」ではなく「くまさんは」の方が良いのでは?という指摘は、確かに文法的には的確だと思います。

この微妙な格助詞の使い分けに気付いたお子さんを是非褒めてあげてください。

そして、絵本という表現方法の効果として、上記のような配慮から、あえてここでは「は」ではなく「が」を選んだらしい、ということをお伝えいただければ幸いです。



絵本で読んだ場合と、耳で聞いた場合では印象が違うのかあ。。。。。

これが国語の教科書では、見開きで文はひと連なりなのだから、絵本としてはよくても、国語のテキストとしてはどうなのかな?と疑問が残りました。

必死に覚えた一年生の時、そんな事は考えなかったもんね(^^;)

でも、うちの子達は、幼き頃より特に昔話を耳で聞いて育っていたみたい。



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by yomuyomuehon | 2017-03-09 10:37 | 戦争と平和を考える | Trackback | Comments(0)
第一回プラチナブロガーコンテス


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ダーウィンと旅して

ジャクリーン・ケリー/ほるぷ出版

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小学高学年以上向け



以前紹介したこちら↓の続編

ダーウィンと出会った夏

ジャクリーン ケリー/ほるぷ出版

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たいてい続編というのは、一冊目に比べて期待外れとなる事が多い気がするが、

この続編は違った!

かなり夢中で読んだ1冊目よりも、更に面白いんじゃない?

*****

11歳だったキャルパーニアは12歳になった。

そして賢くなった。

強くなった。

ずる賢くなった。

女として真っ当な成長をしている。

女の子の方が計算高い思うけど、そう!キャルパーニアも計算高く成長しているのである。

女の子はこうあるべきと決められた路線を歩ませようとする両親に、一冊目では反発し嘆くだけだったキャルパーニアだったが、

12歳になったキャルパーニアは押すだけではなく、引く事も、そして回り道する事も身につけた。

「ダーウィンと出会った夏」では、米国地理学協会の創設メンバーであり、スミソニアン博物館と書簡のやり取りをする研究家であり、キャルパーニアを共同研究者と認めてくれるおじいちゃんだけが、キャルパーニアの良き理解者だった。

しかし、親戚も暮らす海辺の市ガスベストンが壊滅的被害を被った大嵐によって、暫くの間一緒に暮らすことになった従姉妹のアギーと、獣医師のプリッカー先生との出会いが、キャルパーニアが望む明るい未来への扉を大きく開いてくれたのだ。

アギーからはタイプを習った。

更にアギーは銀行に預金する事も教えてくれた。

年上でお金勘定に長けるアギーは、キャルパーニアから報酬を取った。

それまで小さな子の面倒を看たりした時のお駄賃しか手にした事のなかったキャルパーニアは、働くことで得る報酬について学んだ。

向学心旺盛のキャルパーニアは、嵐によって片腕が思うように動かなくなったプリッカー先生を助け、時に処置の助手として、報酬を得る事に成功するのである。

先生の手伝いには、アギーから学んだタイプの技術も役に立った。

おじいちゃんから学んでいる植物学・動物学・解剖学など様々な科学の知識も役に立った。

キャルパーニアが今まで一生懸命漕いでも遅々として進まなかった船が、すっと進んでいくような感じ。


子どもは何をきっかけに、いつから俯瞰的に物事を見れるようになるのだろう?

男の子より女の子の方が圧倒的に早い時期に、それはやってくる気がする。


大学にいって博士になりたい!というキャルパーニアが必要とするお金の意味と、アギーが何にでも報酬に拘るには違いがあった。

嫌なヤツ!と思っていたアギーだったが、なぜお金を貯めなくてはならなかったか?

それが最後に明かされる。

う~ん、色んな生き方があるね(^^)

アギーの生き方もまた、一途で逞しい。


キャルパーニアの、そしてアギーの成長記を、haneちゃんにはいつの日にか手に取ってもらいたいと思う。

今の時代、男も女もないかもしれぬが、それでも女性は子どもを産む時、仕事を離れなければならぬ時がある。

私は専業主婦なので、自分が子どもを持てた事で、日々成長する子どもを間近に見る事が出来て、更に幼稚園や小学校の出入りする事が多いという幸運に恵まれている。

しかし、一方で第一線で今も尚バリバリ働いている大学時代の友達を、羨ましくも思う。

どちらが良いか、どちらを選ぶか、はたまたどちらも手に入れようとするか、それはhaneちゃんが決める事。

haneちゃんが大人になる頃には、全く違った生き方があるかもしれない。

ただ子どもを産むならば、早く産んでくれないと、私が手伝ってやる事は出来ぬ。

私としては、孫も欲しいが、主婦で終わらずに、生涯掛けてやっていく仕事を身につけて欲しいと思う。

女だからこそ、強かに生きよ!


尚、こちら↓は2010年ニューベリー賞オナー(例年、アメリ合衆国における最も優れた児童文学の著者に与えられる賞で、オナーは銀メダルみたいなもの)に選ばれている。

ダーウィンと出会った夏

ジャクリーン ケリー/ほるぷ出版

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by yomuyomuehon | 2017-02-03 12:01 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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きむらゆういち おはなしのへや 2

きむらゆういち/ポプラ社

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読んであげるなら 6歳くらい~


これは、きむらゆういちおはなしのへや全5巻の内の一冊。

きむらゆういち おはなしのへや

ポプラ社

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中学年以上の子どもが自分で読むのに丁度良い児童書ですが、

夜、お布団の中で一話お話するのにもピッタリ!

それぞれの巻にテーマがあって、

この(2)は、「だだっこライオン」「へんしん ぶうたん!」「ぶたにへんしん!」など、悩み多き百獣の王ライオンを描いたお話を収録。

ただ、百獣の王と言っても、これがきむらゆういちさんの手に掛かると、ちょっぴり弱虫で、実に身近な人格(?)を持ったライオン像で(^^;)

ライオン・・・と聞いただけで、こわがる動物たち。

だから、ライオンは心配もなく、毎日幸せに暮らしている!・・・かと思いきや、本当は違うの、でも強そうに見せなくちゃ!など、ライオンにも悩みがあるらしい。

そんな悩み多きライオンの気持ちや振る舞いが、面白おかしく描かれていて、その前に色々(怒られたり、すねたり、喧嘩したり・・・とまあ忙しい)あったりした子ども達も、このお話を聞くためにさっさと布団に入って聞く準備をし、そして一笑いして夢の中へ。

6年生のsohtaも(^^;)

寝る前の、心地良いワンクッションとなっていました。

しかし、

ああ今日は早く布団に入らせる事が出来た!・・・と思いきや、

寝たのは、またもやいつもの遅い時間(><)

それでも、この(2)はそれだけの価値がある!

楽しい気持ちで床に就くのって、とっても大事だと思いませんか?

是非、夜のお供の一冊に加えて欲しい本です。



巻末の、「ライオンのおなやみそうだん―――あとがきにかえて―――」が、深いね(^^)

皆が一目置いて近寄って来ないから、本当の友達がいないんだと、悩むライオン。

仕方がないよ、リーダーは必要だもの。それが森の王様の宿命なんだから。

強さとは何だと思う?

動物たちがライオンだあって恐がるのは力の強さに、だけど、本当の強さは心の強さじゃないかな?

ライオンだって実は気が弱い。でも、弱くてもいいじゃんって言える強さが、心の強さって言えるんじゃないかな?


強さとは、心の強さ、か。。。。。


で、昨夜からは

きむらゆういち おはなしのへや 3

きむらゆういち/ポプラ社

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を読み始めました。

こちらは親と子の絆がテーマなので、大笑いするというものではありませんが、心があったか~くなるお話集です。

*****

先日高速道路を走っていた時、お手製のお弁当のスペイン風オムレツに付けるケチャップが家に切れていて、食べ始めた子ども達にケチャップ欲しい!と言われ、

とあるサービスエリアのコンビニに立ち寄りました。

そこで驚くべき光景を目にした私。

なんと、商品の陳列棚の上にある備蓄倉庫(扉のある棚ね!)から商品の入った段ボールを、お客さんの通る通路にばんばか落とす店員さん。

私の目の前に落ちてきた(><)

皆、えっ?って顔で見てるのに、気にしないこの店員さんは、相当なおじさんで・・・

数箱降ろし終えたところで、それを足で蹴りながら陳列棚に運び始めたのでした。

見ると、中身はお菓子。。。。

えーっ!?それって売り物の、それも食べものじゃん!!!

開いた口がふさがらん。

ネームプレートを見ると、店長?・・・ではないらしいが・・・

人も多い中、注意するのもはばかられ、

そんな非常識過ぎる人に人前で注意したもんなら、どんな事になってしまうか?

争そいごとは避けたい(^^;)

で、コンビニのお客さま相談窓口にメールしようかと、HPを開いてまたまた考えた。

う~ん、名前も住所も登録するのか?

(そりゃあそうよね。ただのクレーマー相手にしてらんないしね)

でも、もし逆恨みされたら?

名前も住所も相手に知られないって保障は、無いよね?

う~ん、これで苦情をあげた所で、彼がバイトを首になるだけだよね?

それって、意味あるのかな?

若い子ならば、社会経験として必要だろうけれどさ、

いい年したおじさん(・・・ってもしかしたら、私より若いのかもしれん(^^;))が、休日の朝のコンビニで働いているってのは、何か事情があるのかもしれない。

う~ん、う~ん、私は彼を首にしたいわけではないし・・・・う~ん、う~ん・・・・

と小1時間考えて、連絡するのをやめたのでした。


きっとあのおじさん、日常に笑いが足りないんだろうな。。。。。

ああ、この本を薦めてあげたいわぁ。


ちなみに、SAのコンビニには、売り物としてのケチャップは置いてないみたい(^^;)


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by yomuyomuehon | 2017-01-26 14:55 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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エベレスト・ファイル シェルパたちの山 (児童単行本)

マット ディキンソン/小学館

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中学生以上向け

(以下、あらすじです)

ロンドンから、ネパールの僻地に医療品を届けるというボランティアの仕事に来たライアン。

彼が飛行機の中から見たエベレストは、想像をはるかに上回る大きくて圧倒的な存在だった。

あの切り立った岩壁を登った人間はいるんだろうか?

居るとしたら、それほどの危険をおかす超人的英雄(それとも狂人か)は、どんなやつだったんだろう?

ペアを組むはずだった青年が体調を崩し、ライアンはタンチェというヒマラヤの山奥の村に一人で行く事になった。

ポーターとして雇ったドルジーという男は先にどんどん行ってしまいはぐれてしまった。

騙されたのか?盗まれたのか?

ライアンは山道を一人進む。

医療品はどこへ行ってしまったんだ?

引き返すにしても、遠くに来過ぎている。

先へ進むしかない。

ぬかるんだ山道を進むと、血が落ちていた。

それはドルジーから50キロもある荷物、ライアンが運ぶはずの医療品を運ぶ事を請け負った、シュリーヤという少女の血だった。

シュリーヤはライアンが行く事になっているタンチェの村民だったのだ。

村に着いたライアンは体調を崩し、高熱が続き、肺炎を引き起こした。

シュリーヤはライアンを看病し、祈祷し、世話をした。

お返しをしたいというライアンに、シュリーヤは友達のカミに何があったのか、調べてきて欲しいと頼んだ。

シャミールが大切にする写真を見ると、カミというのはシェルパ族の少年で15,6歳だろうか?登山家のようだ。

4週間掛けてタンチェ村での活動を終えたライアンは、カミと一緒に登山隊に参加していたニマという少年を訪ねる事にした。

ヒマラヤの雄大な景色を楽しみながらのスケールの大きなトレッキングになるだろうと期待に胸を膨らませて・・・

2日目に辿り着いた村で見つけたニマは、酒におぼれ、左手の指が一本も無かった。

凍傷でなくしたようだった。

傷口から膿が流れ出ていて、すぐに治療が必要そうだった。

傷口を消毒し、包帯を巻いてあげたライアン。

カミの事を訊ねると、

「カミがまずいことになった時、おれはその場に居なかった。

神々の怒りに触れたんだ。

カミの事は雇い主に聞いてくれ。おれたちシェルパには何も話してくれなかったんだから。」


そして、ニマが凍傷になったのは、カミのせいだと言う。

そしてカミが居るとニマが指差したのは、どの集落からも遠くはなれたへんぴな場所だった。

カミは修行僧になったのか?


休暇はあと8日。

この謎を解き明かすには、カミに直接会うより他にない。


夜の読書を邪魔する虫の大群と、霧雨の中の登山、ヒル、喉の渇き、そして疲労に立ち向かいながら進んだ山道。

やがて谷の斜面に立つ建物を見つけたライアン。

カミはここに居るのだろうか?

*****

と、ここまでは序章です。

これからが物語の本編。

一体カミに何があったのか?

シュリーヤとカミの関係は?

この物語を読み終えたとき、どっと疲れが出てきました。

エベレストに登ったような・・・(あはは、まさかね(^^;))

でも、厳しい冒険をし終えたような感覚がありました。


世界最高峰のエベレスト。

この山に登るにはシェルパたちの存在は欠かせないと言います。

重い荷物を担いで運ぶための腕力や脚力。

そして、それをどんな気象条件や悪路でも運ぶことのできる忍耐力、持久力。

さらにそのために必要な山道についての豊富な知識。

それらを全て兼ね備えているのが、シェルパ族の人々。

彼らが先頭に立ち安全を確かめ、ルートを作っていく。

実際に山頂一歩手前までシェルパが先頭を歩き、最後の1歩を雇い主に譲るというプロ意識の高さと人間性。

この物語にもまさにそのシェルパの活躍が描かれています。


そしてシャルパが居なくては登山は不可能だというのに、シャルパを使い捨てのように扱う欧米の登山隊。

野口健さんはその話を偶然にも欧米の登山隊から聞いてしまい、怒りを覚えたそうです。

この物語でも、アタックをするのは、アメリカ人の政治家で、自分のイメージアップの為の登山ですから、カメラ撮影が必須。

その為にシェルパはこき使われ、そして登頂し得なかったのに、登頂した事にして写真を撮らせました。

エベレスト登頂を目指す登山客の目的「挑戦」「冒険」「夢」など。

一方のシェルパにとっては「仕事」であり、貧しくて仕事の機会を得ることが難しいネパールにおいて、シェルパの仕事は高い収入を得る数少ない手段で、時に外国人登山家との間にトラブルも起きているそうです。

その辺りもよく描かれています。

それは、この本を書いたマット・ディキンソン自身が1996年北壁ルートからエベレスト登頂に成功していて、その辺りを知り尽くしているからに他なりません。

この物語は、好奇心をそそる壮大な冒険物語であるだけでなく、貧困問題や人種差別、そして選挙活動などの社会問題も提起しています。

メディアにシェルパが登場する事は殆ど無い気がします。

この本を読むと、雇い主の陰で働くシャルパの重要性や大変さ、そして能力の高さがよく分かります。

作者は既に続編を書き上げているようなので、早く翻訳本が出ることに大・大・大期待です。

児童書扱いですが、大人も十分楽しめる内容です。

ここまで行かなきゃ絶対に見れない景色、選ばれし者しか見ることが出来ない景色に、ものすご~い憧れがあります。

が、エベレストはどう転んだって行けるわけがなく、

せいぜい4K8KのTVで拝める日を待とう!と思います(^^;)

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by yomuyomuehon | 2017-01-13 15:06 | YA | Trackback | Comments(0)

新年の誓い

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一夜明けて、新しい年が始まった。

年末は、子ども達のご飯作りに家中の掃除に明け暮れ、気付けば小学校の冬休みを既に一週間終えた。

大晦日、子ども達はスクールの記録会に行き、私は今日からお邪魔する主人の実家に持って行くお節料理作りをしながら掃除掃除。

今年は今までに無く掃除をしたぞーっ!!!

何だかちょっとスッキリ(^^)

しかしまだ、数日前に届いた本棚を組み立てておらず・・・こちらは年越ししてしまった(><)

ローグ1を観たい!という子ども達のリクエストに応え、映画を観に行き、そして帰ってからまた夕食作り。

大量のそばに、大量の天ぷら。

6人前で良いかと思っていたら、もう6人前のそばでは足りん(><)

昼はとんかつだったのに・・・・

私は二口で終わった(^^;)

来年は8人前か!?

今朝は残ったてんぷらで、義実家でのご馳走に備え軽い朝ごはんで・・・・と思っていたのに、ああ一つも残らず(><)

1時間半かけて揚げたのに・・・・

恐るべし子ども達の食欲である。

だから元旦も台所に立つ母である。


さて、昨日と今日・・・いつもの夜明けであるのに、年を跨ぐと全く違うものである・・・気がする。

人はこうして節目を必要とするものなのだろう。

昨日までの自分を振り返り、よし今年は!今年こそは!と思いを新たにする為に、この一夜はあるのだろう。

毎年遠くから聞える除夜の鐘。

今年は子どもに本を読んだ後、そのまま一緒に寝てしまったので、聞く事が出来なかった。

ちなみに昨夜読んだのは、

雪わたり (福音館創作童話シリーズ)

宮沢 賢治/福音館書店

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除夜の鐘の108つの煩悩については後付らしい。

中国の宋の時代以前にお寺の修行道場に始まり、毎日夕方鳴らしていたもので、

1年の終わりの日に生活を見直してリセットしたいという思いが、煩悩説となって広まったそうだ。

煩悩の根本は三つあって「三毒」と言う。

「むさぼり」・「怒り」・「愚かさ」で、これらは「行い」・「発言」・「思い」の三つから生まれるとの事。

なるほどね(^^;)

除夜の鐘を聞けなかった私は・・・さてさて。

どれも必要な人間的感情のような気もするが、過ぎてはいけない。

掃除をしながら「欲」を反省し、しかし子ども達への「怒り」を抑えきれず・・・(^^;)

年女となった私、人間的に成長しなければ!と心から反省する元旦である。


さて今年はsohtaは中学生に、そしてhaneちゃんは小学生になる。

(私が!)9年間通った幼稚園ともついにさようなら。

本に関わるボランティア、そして近いうち(・・・と言ってもまだ何年か先になるが)に主宰したい陰陽料理教室の準備と、他にも考え中のやりたい事と、益々忙しい1年となる予定。

年明けの小学校の図書室ボランティアの準備として今むさぼる様に読んでいるのが、岡田淳さんと後藤竜二さん。

12歳たちの伝説 (風の文学館2)

後藤 竜二/新日本出版社

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これは6年生の荒れている教室にやって来た、ちょっと天然な女の先生との交流を書いたもので、5巻ある。

6年生が主人公とあって、sohtaもこの冬休み入って読んでいる。

のんびりしたsohtaのクラスと違い、ピリピリした雰囲気のこのクラスに驚いている。

フングリコングリ―図工室のおはなし会

岡田 淳/偕成社

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「フングリコングリ」って?

これには幾つかのお話が入っているのだが、どれも面白い。


絵から子どもはこちらを取るかと思って読んでみたのが、

きかせたがりやの魔女

岡田 淳/偕成社

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しかし、はたこうしろうさんのイラストの印象が強すぎて、岡田淳さんの世界に浸れない。

で、途中で読むのを止めてしまったくらい、内容も以前の岡田淳さんのものに比べて面白くない。

絵って重要なんだなって、改めて思った。

こちら↓は面白いので、子ども達には是非読んで欲しい。

二分間の冒険 (偕成社の創作)

岡田 淳/偕成社

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びりっかすの神さま (新・子どもの文学)

岡田 淳/偕成社

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シノダ!シリーズ最新作のこちら↓

指きりは魔法のはじまり (シノダ!)

富安 陽子/偕成社

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読みやすさは抜群だが、以前のような面白さはない。


で、昔の(?)理論社の児童書はやはり面白いなあと思っている。


この本に三話ある中の二話読み聞かせ終わったのが、

ながいながいペンギンの話 (新・名作の愛蔵版)

いぬい とみこ/理論社

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ペンギンの兄弟、元気いっぱいで恐いもの知らずの兄ルルと、臆病だけど心の優しい弟キキ。

南極に生まれた双子の、ハラハラドキドキの冒険譚、そして成長物語である。


HPをご覧あれ!

素晴らしい作品が盛りだくさんなのだ。
今年も、今まで読んでいなかった良本を、子ども達に手渡す努力を惜しみなく!ひたすら読書に励むぞーっ(^^)



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by yomuyomuehon | 2017-01-01 09:03 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)
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ぼくたちのリアル

戸森 しるこ,佐藤 真紀子/講談社

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小学高学年以上向け


(以下、あらすじです)

そいつの名前は秋山璃在(リアル)。

運動神経抜群で、性格は明るくお調子者。服のセンスがよくて顔も普通にかっこいい。

気も利くから女の子にももてるし、男の子の友達も多い。

勉強も学年で五番以内に入る。

書初め展では毎年金賞。絵画コンクールでは佳作に選ばれる。

そして、ゲームやカラオケだって、めちゃくちゃうまい。

根は真面目で学級委員をやったりしている。

そんな非の打ち所のないリアルと、ワタルは幼馴染のお隣同士。

ワタルは平凡な自分と比べて、リアルに昔からコンプレックスを感じていた。

しかし、小学5年生の新学期、美しい転校生(サジ=男子)の来訪によって、二人の関係に変化が・・・

同じクラスで、TVで人気の子役との恋がこじれた合唱祭、リアルの家族の悲しい過去、サジへのいじめ……。

それぞれ助けあいながら、三人は次第に友情を深めていく。

出席番号一番、秋山璃在。二番、飛鳥井渡。三番、川上サジ。三人で過ごした五年生の短いけれど濃密な四ヶ月の思い出。

*****

第56回講談社児童文学新人賞受賞作の戸森しるこさん。

そしてイラストは、何とバッテリーの佐藤真紀子さん!

バッテリー (角川文庫)

あさの あつこ/KADOKAWA/角川書店

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やっぱり、佐藤さんのイラストは目を引きますね(^^)

男子サジの恋心・・・今までになかった児童文学の展開にちょっと驚き。

非の打ち所の無いリアル・・・そしてこの名前!昔の人である私にとって、非現実的な感じではありますが、う~ん今時は居るのかもしれない。。。。

出来る子は何でも出来るもんねぇ(^^;)

でも、やっぱり5年生。

まだまだ子どもの部分もあるわけで、こういう子はどこか頑張り過ぎちゃってるんだよね。

その緊張を緩めてくれたのが、ワタルであり、サジの登場によって成長したワタルなのである。


登場する子ども達も大人も皆、基本的にいい人なのだ。

現実はどうかな?って思わなくもないけれど、

三人が偶然聞いてしまったサジの悪口を言っていた子。

リアルがその子を擁護する場面がある。

ここは、人は一方から見ただけでは、反対側は見えないなって、気づかせてくれる場面である。

やっぱりリアルはいいヤツだと思う、素直に友達をリスペクト出来るリアルは格好いい。


「ぼくたちのリアル」ってタイトルは、「ぼくたちの現実」って意味でもあるらしい。

そうか、これが5年生なのね。

親の気づかない所で、子どもは大人への階段を上っているわけだ。

児童書を大人が読む意義は、忘れてしまった子ども心を呼び戻し、今その世界を漂っている子どもの心を知る事にあると思う。

面白かったので、一気に読んじゃった(^^)


で、戸森しるこさんの第二作目の作品が11/15発売に!

十一月のマーブル

戸森 しるこ/講談社

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今度は小学6年生が主人公らしい。

早く読まなくちゃ!

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by yomuyomuehon | 2016-11-17 10:30 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)

怒涛の一週間

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怒涛の一週間が過ぎ、ようやくパソコンに向かう事が出来ました。

あれやこれやと、いっぱいいっぱい体験しちゃった一週間。

何から書いてよいか分かりません(^^;)


三年生に読み聞かせに行った月曜日。

どんぐり かいぎ (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

こうや すすむ/福音館書店

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ゴムあたまポンたろう (絵本・こどものひろば)

長 新太/童心社

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岩波書店と福音館書店は、いかに子ども達を大切に、子ども達に向かって本を作ってきたかを聞いた火曜日。


「ざぼんじいさんのかきのき」を年長さんに読んだ後、幼稚園の運動会準備で、子ども達の描いた絵を旗にする作業をした水曜日。

ざぼんじいさんのかきのき (のびのび・えほん)

すとう あさえ/岩崎書店

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いんやんくらぶ梅崎和子先生の陰陽重ね煮料理教室を主催した木曜日

午前中は児童文学講座で東京子ども図書館理事長張替恵子さんのお話を聞きに出かけ、午後から幼稚園運動会準備に出かけた金曜日。

絵本の庭へ (児童図書館基本蔵書目録 1)

東京子ども図書館(編さん)/東京子ども図書館

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今、この本を子どもの手に

東京子ども図書館(編集)/東京子ども図書館

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しかし・・・翌日の運動会は雨天により延期となり・・・


行けないはずだった小学校のオープン参観を、1時間目から5時間目まで、sohtaの教室とtaichiの教室をあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

「土曜日に勉強なんてイヤよね~」と何とも話の分かるsohta6年生の担任。

1、2時間目は「6-2オリンピック」と、自分達で考えたオリンピックまがいの競技を、グループで対抗戦に。

少し雨の降っていた1、2時間目。

式次第には「聖火を灯す」「聖火を消す」なんてのがあったのですが、雨だから止めたんだそうでどうやるのか、楽しみにしていたのに残念↓

後で聞いたら、紙で作ったものを、扇風機で舞い上げる感じみたいです。

5時間の授業の内、教科は国語だけ(^^;)

一方のtaichiは国語に算数に理科で4時間。

そして、少しゆっくり出来た日曜日。


そして、子ども達3人を通わせ、9回目の運動会となった昨日のhaneちゃんの運動会。

とうとう幼稚園生活最後の運動会が終了!

私の、幼稚園の運動会も完結!!!


思い起こせば8年前、

ああ、ああ、あら~、あちゃー(><)という感じだったsohtaの年少の運動会。

の~んびりした長男らしく(?)何事も遅かったsohtaは、年中の運動会の予行の前日、ようやくうんていで出来た血豆が5つ潰れ、予行では痛くてうんていがなかなか出来なかったらしく、まあ大変だったようで、皆の涙を誘ったドラマがあったらしいのです。

大雨の中始まった年長の運動会は、途中中止となり、翌週ミニ運動会が行われましたが、そこでは素晴らしく格好よく、まるで青空の彼方に飛んでいくように跳び箱を飛んだsohta。

その光景を、今でもとてもよく思い出すことが出来ます。

次の年からはtaichiの運動会となり、

何もやりたくないと、全て先生に手を引かれ、半ば無理やりやらされていた年少時。

年中のうんていは、落ちても落ちても入園前からぶら下がっていたので、まるでオランウータンのように二本抜かしで楽々やってのけました。

そして年長では、「オレが!オレが!」的な男子の多かったクラスだったので、リズムでも皆で一番前を争って、走りまわっていた姿が思い出されます。

そしてhaneちゃん。

4月生まれと生まれが早く、三番目という環境にあるので、何事も取り掛かりが早く、見る経験も積んでいます。

年少時から、こちらもうるさい事は言わないし(^^;)、自らやる子なので、運動会では何も躓く事はありません。

haneちゃんのクラスは、2番目3番目の子ばかりで、第一子が少ないためか、回りを見て行動するタイプが多いのが、運動会でも見られます。

また戻る事を考えると、わざわざ遠くの方まで走って行ってリズムをする子は少ない。

たいてい何人か競う男の子が居るのですが、そういう子は年長2クラスどちらにも少なく、予行を見ていて歯痒い感じがしました。

haneちゃんのクラスは女の子の方が活発なので、haneちゃんが行けば、〇〇とか〇〇とかが着いてくるだろうから、一番遠くまで走って行ってやってちょーだい!、美しく格好イイリズムを見せてね!とリクエスト。

見事応えてくれたのですが、

なぜか!

なぜか!

年長のリレーだけは、チョー手抜き走りで(><)

他の子には、

「〇〇ガンバレー!」と言っていた私も、

「ちゃんと走れー!もっと早く走れー!」と激を飛ばした次第です(^^;)


そして私も保護者リレーで、ラストラン♪

頭で考える足の回転と、実際の足の回転が噛みあわない(^^;)

でもまあ、アラフィフにしては頑張った!と思う。

この年になるとね、やっぱり事前準備がとっても大事。

ここ数日忙しくて走れなかったので心配だったけど、
取りあえず、転ばずぶつからず、怪我せず終わって良かった。


運動会係だったので一日中バタバタと動き回り、そして息子達は水泳の大会だったので、朝も早かったし、お弁当作りも量が多くて別々で、前日から忙しくて疲れました。

でも、とても思い出深い最後の運動会でした。

ああまた一つ、行事が終わってしまいました。


今朝は、前日使ったリレーの鉢巻のアイロン掛けに始まり、小学校の立しょう当番。

そして幼稚園の絵本のおかあさん(読み聞かせ)のシフト作り。

なので、まだまだ先週出会った本のお話が整理できていない状態です。


ちなみにhaneちゃんには、

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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に始まり、

モモちゃんとアカネちゃんの本(2)モモちゃんとプー (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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モモちゃんとアカネちゃんの本(3)モモちゃんとアカネちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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と読み聞かせ、今は

モモちゃんとアカネちゃんの本(4)ちいさいアカネちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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を読んでいます。

昔の児童書って、子どもを子ども扱いしていないのがよく分かります。

現代の大人は、子どもを馬鹿にし過ぎているのかもしれません。

当時でも、児童書にはえーっ!?と思われる親の離婚や死についても描かれていて、haneちゃんは分かっているのかな?と思うのですが、かなりこのシリーズを気に入っていて、この所毎晩読んであげているのが、このモモちゃんとアカネちゃんシリーズです。

昔話や童歌を知らない人は、初めて聞く内容も多いかもしれません。


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by yomuyomuehon | 2016-10-11 16:50 | 童話 低学年向け | Trackback | Comments(0)