絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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4月・・・haneちゃんの誕生月、私の誕生月、そして新学期。

別れの寂しい季節を過ぎ、何だかるんるんしてくる4月です。

隣の公園の桜も、ようやく5分咲き。

入学式には散ってしまうかしらね(^^;)

1日には、4月生まれのお客様に!というメールやDMがたくさん届きました。

うっかり買いすぎないようにしないとね(^^;)

なんたってこの3月4月はお金が飛ぶように出て行くのですから。。。。。

中学の準備は、公立だというのに驚き(><)

制服+通学カバン代 65,000円

体操着代+スポーツバック 27,000円
*ただし、スポーツバックは売り切れで(^^;)昨年度の型落ち品を半額以下で購入。

上履き代+専用袋 3,600円

自転車(3年分の保険付き)に、荷台のゴム+レインコート 57,000円

これからヘルメットを購入 2,000円


haneちゃんの準備はほとんどお下がりではありますが、それでも消耗学用品は揃えなくちゃ(><)

何でもかんでも皆同じもので揃えるというのは、今の時代にどうなのかしら?

幼稚園が全く制服もカバンも無かったので、中学の準備にはうんざり。。。。。

卒業式に制服姿の息子を見ると、ああこんなに成長したのねぇと感慨深くはありましたが、これって本当に必要なものなのか?

皆それぞれ別々だと、どんな支障があるのか?

決まりは多いほど息苦しいし、本当に大事な事を考えなくなる・・・・・そんな気がします。

これって、管理する側の都合じゃないかと思わなくもないのですが、どうでしょう(^^;)

それも、登下校時にしか制服を着ないらしく、学校に着いたら即ジャージに着替えるのだそうで。。。。。

本当に必要なのか!?制服!!!

これはあっちのお店で買ってください、これはこっちのお店で買ってくださいと、面倒ったらありゃしない。

中学校って、ああ息苦しい(^^;)

そう思っている時に出会ったのが、この本です。

なりたて中学生 上級編

ひこ・田中/講談社

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図書館の書棚にあって、早速読んでみたのですが、

あちゃー(^^;)上級編ってことは・・・・

やっぱり初級編も中級編もあったわけで。。。。。

上級編は夏休みに入る一学期の終業式から始まります。

400ページ近いボリュームで、三巻目なのに、まだ夏休み!

これは初級編から読まなきゃならぬ。


小学生から中学生になるのは、子どもにとって激変です。ただ、そのこと自体はあまり注目されず、むしろ中学入学後の友達作りやいじめ、先生との関係について書いた作品が多い。もっとベースの部分、中学生になる「とまどい」を書いてみたかったのです(byひこ・田中)


主人公の成田テツオは引っ越しにより小学校時代の友人と離れ、隣の学区の中学に入学します
主人公の成田テツオは引っ越しにより小学校時代の友人と離れ、隣の学区の中学に入学します
主人公の成田鉄男は引越しの関係で、友達の居ない・・・と言うか宿敵のいる隣の学区の中学校に入学したようです。

この年代って、結構人間関係が大変。

そして今時の子どもたちは更に複雑だったりもして・・・

でも、

現実世界や物語世界では「仲間や友達が大切だ」というメッセージが強すぎで、それなしでは生きてはいけないような圧力がかかっている気がします。1人でいられる子や1人でいたい子は、そうしていいんだよ。でも、困った時には誰かに頼ればいいんだよ。鉄男だってそうしてるって事が伝わればいいですね。(byひこ・田中)


昨夜読み始めて、あら面白い!関西弁なのが肩の力が抜けるのよね(^^)

上級編は、終業式翌日の朝の、お母さんとの会話で始まります。

「テツオ、一つだけ教えといたろ。我が子って、大きくなればなるほど、だんだんわからん存在になっていくのやで」

確かに。。。。。。

そして、入学当初からの保護者向けに配布された手紙「HOPE」をテツオに渡した母。

テツオはそれを読んで不気味だと思うのです。

「身だしなみや服装の乱れは、何かを訴えているサインである場合も多く・・・」

「学校は集団生活ですから、決まりは必要です。それを守る事は社会人になるための訓練でもありますから、しっかり学んで欲しいと思います」


テツオはホックを留め忘れたのは、単にホックになれてないだけだし・・・悩みなんかあるかな?無理やり悩みを探し始めて・・・でもそれ程深刻な悩みは見つからないのです。

決まりは、社会人になるための訓練ねえ(^^;)

でも、だからって全部そろえる事もないのでは・・・・


更に「HOPE」三号を読むと、テツオは不自由さを感じるのです。

その前の母さんとの会話の中で、学校好きやったか?というテツオの問いに、かあさんは、

「・・・いくら学校が好きやったからって、あの子ども時代に戻りたいとは思わないなあ。学校も含めて子ども時代って面倒くさいもん」

子どもに対して、言っちゃいけないような気がしないでもない言葉だけど、大人の本音ですね(^^;)

テツオの父さんは学校が嫌いらしいのですが、それはいろいろ嫌な思い出があったかららしく・・・

でも親が学校を嫌いだったからといって、それは親の話であって、テツオはテツオだとかあさん。

「テツオはテツオで考えたらええの。おとうさんはおとうさんで考えている。大人は、自分の子ども時代を背負っているから、子どもよりややこしいことはあるけどな」

上級編を読み始めてまだ1/3程度ですが、びんびん響く台詞が盛りだくさん。

なりたて中学生はもちろんの事、なりたて中学生を持つ親も、きっと楽しめるに違いないお話です。

なんて言うか、飾ってないところが良い。

YAって、子どもをあるところに導こうとするようなものが多いでしょ?

これは違うかもしれない。


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# by yomuyomuehon | 2017-04-03 14:44 | YA | Trackback | Comments(2)
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シャーロットのおくりもの

E.B. ホワイト/あすなろ書房

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小学4年生位から


春休みに入って、寝る前にhaneちゃんに読み始めた220ページのこの本。

一日1~2小節を読んで、ようやく今夜読み終える予定です。

Charlotte’s Web=(直訳すれば)シャーロットのくもの巣を、「シャーロットのおくりもの」とはなんて素敵な訳し方!

この表紙からは、シャーロットが蜘蛛だと思わず、真ん中の女の子の名前かと思っていました。

農家の女の子とお父さんの会話から始まるお話。

この女の子の名前はファーン。

小さく生まれたブタを始末しようと、斧をもってブタ小屋へ向かうお父さん。

それに立ち向かうファーン。

「ファーン、わたしは、ブタの育て方についちゃ、おまえよりくわしいんだぞ。ひよわなのを生かしておいても、やっかいなだけだ。さあ、もう向こうへいってなさい。」

「でも、かわいそうよ。小さく生まれたのは、赤ちゃんブタのせいじゃないでしょ?もしわたしが小さく生まれたとき、とっても小さかったら、父さんはわたしをころしてた?」


それとこれとは違うというお父さん。

ファーンにつられて泣きそうになったお父さんは、そんなに言うなら哺乳瓶で育ててみなさい。ブタを育てるのがどんなに大変か分かるだろうと、子ブタをファーンに託しました。

ファーンは子ブタにウィルバーという名を付け、とても可愛がりました。

生まれて五週間が経ったとき、お父さんはすっかり大きくなったブタを、売りに出すと言いました。

一緒に生まれた兄弟達は既に売られ、何でも食べるようになったウィルバーを、これ以上養っておくつもりは無かったのです。

ファーンがいつでも会いに行けるザッカーマン農場に、ウィルバーは買ってもらえる事になりました。

ウィルバーは、牛や羊やガチョウの居る、古くて大きな納屋で暮らすことになりました。

ファーンはいつでもウィルバーに会いに行くことは出来ましたが、ウィルバーの囲いの中に入ったり、外に連れ出したりする事は許されませんでした。

今まで自由だったウィルバーは、囲いの中での暮らしに退屈しうんざりしていました。

十分な食べもの・・・・でも、ウィルバーが欲しいのは一緒に遊んでくれる友達でした。

そんな中、ウィルバーに素晴らしい友達が出来たのです。

それが蜘蛛のシャーロットでした。

シャーロットは、ウィルバーにしてみれば、生きる方法がむごたらしいものでした。

残酷だというウィルバーに、シャーロットは、

「あなたは、そういえるわよね。なにしろ、バケツで食べものをはこんできてもらえるんですものね。わたしには、だれもそんなことをしてくれないわ。自分でくらしをたてていかなくちゃならなの。自分で機転をきかせて、ゆだんしないで、かしこくやらなくちゃいけないの。そうじゃないと飢え死にしてしまうのよ。だから、ちゃんと考えて、つかまえられるものをつかまえて、ひっかかったものをえさにしないとね。そして、たまたまわたしの網にひっかかるのは、ハエや羽虫なのよ。それに、もしもわたしが虫をつかまえて食べないと、虫がどんどんふえて、この地球をこわし、すべてをほろぼして、しまうってこと、あなた知ってるかしら?」

「ほんとに?そんなことになったら、いやだなあ。だったら、きみの網は役にたっているのかもしれないね」

新しい友達ができたばかりの時は、誰でも不安になったり疑ったりしがちですが、ウィルバーも、そんな不安や疑いを感じていました。

一見した所、図太くて、残酷なシャーロットですが、本当はやさしい心を持っていたのです。そして最後まで友達を思い、誠をつくしたのです。


初夏の頃、ガチョウのおばさんが産んだ8つの卵から7羽のひなが生まれました。

孵らなかった一つの卵は、ねずみのテンプルトンに分けてやりました。

ウィルバーは健康で、どんどん太っていきました。

そんな時、羊のおばさんから聞いた、太らされた後の話。

クリスマスのご馳走のために殺されて、燻製のベーコンやハムになると。。。。。

死にたくないと泣き叫ぶウィルバーに、シャーロットは言いました。

死ぬような事にはならない。私が助けてあげる!と。


一方、こういう事を、毎日納屋を訪ねて見聞きしていたファーン。

それをお母さんに話すのですが、お母さんは娘が友達と遊ばずに納屋に通うこと、そして動物達がしゃべっている事を楽しげに報告する娘に悩み、お医者のドリアン先生に相談をしましたが、先生は、

「動物が話すのをまだ聞いた事がないけれど、話すのかもしれない。動物達が丁寧に話しかけていたとしても、こちらが注意をはらっていないために分からない子とだってある。大人より子どもの方がきちんと注意をはらっているのでしょう。ファーンのいうことを私は信じますよ。・・・・」

ヘンリー・ファッシーという男の子の友達が居ると聞くと、

「・・・・そのうちに、ヘンリーだって、ファーンの注意をひくようなしゃれたことをいうかもしれません。年を重ねるにつれて、子どもはびっくりするほどかわります。」

実際、この通りになるのです(^^)


シャーロットはどんな方法で、ウィルバーを救ってくれたと思いますか?

こんな事、考えつきません。

そして「シャーロットのおくりもの」・・・・このタイトルに隠されたものは、ウィルバーを救うだけではありませんでした。


「どうして、ぼくのためにいろいろしてkるえたの?ぼくにそんな価値ないのに。きみには、なにもしてあげてないのに。」

というウィルバーに応えるシャーロットの台詞が素敵!

命って、大きさがないものです。

大きいから尊いわけでも、優秀だから尊いわけでもなく、短命だから価値がないわけでもなく、生き物全てに価値や使命があるんだということを、子ども達には知ってもらいたいですね。

そして、大人にももちろん!

受けた恩や愛情は、誰かに返したくなる、そんなものですよね。

映画にもなっているようですが、是非原文で!

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# by yomuyomuehon | 2017-03-31 09:59 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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月曜日、taichiは予選でベストが出たものの・・・・

決勝では順位を落とし(><)随分とタイムも落とし・・・・

2種目どちらも4位に終わった。。。。。

まだまだ、ここぞって時に力を出し切れないというか、テンぱっちゃうやつです(^^;)

でも、

・・・という事は伸び代がいっぱいある!

そう思って待つとしましょう(^^)


そして、とうとう(水泳の選手クラスの)新クラス編成が行われ、

無事、sotaもtaichiも上のクラスに上がりました。

この半年の苦しさ、頑張りが実り、中学生になっても続ける事が出来、ホッとしたのですが、一方で上から落とされる子も居て・・・

厳しい実力の世界です。

sotaは、ここから上へは、個人でJOに出れなければ上がる事は出来ず、

そして結果が出なければ下のクラスに落とされる・・・つまり戦力外通告。

そんな片道切符を手にしたsota。

これからが本当に厳しい世界。

今までの二倍どころか、三倍も四倍も努力しなくてはならない。

テスト前だからとて、部活動のように練習がお休みにはならないし・・・

普段からコツコツ勉学にも励んで欲しいのですが・・・・(^^;)


23日の小学校の卒業式。

もっと泣いてしまうかな?と思っていましたが、それほどでもなく・・・

ただ、保護者代表挨拶をして下さったIさんの言葉に、6年前の震災を思い出し、そこではやはり涙が出ちゃいました。

この所、お別れ会に卒園卒業と立て続き、何だかもう涙の時期を過ぎてしまったのかもしれません。

それから、やはり小学校生活よりも、多くの力を注い出来たかもしれない水泳で、ほっとしたからかもしれません。

友達よりも頭一つ二つ分大きなsotaは、学生服を着ると、中学生にしか見れず、学生服に黄色い帽子を被って出掛けた朝・・・何だかとっても妙な格好でした。

全く洗わない上履き(・・・自分で洗う事ができるはずなので、私は手出しせず)は、めちゃくちゃ汚いので、中学校の上履きを履くという事で、準備していたはずなのに忘れていったsota。

パジャマ姿で追いかけたtaichiは追いつけず、駅で会った5年生のT君が持って行ってくれたとの事。

むき出しのまま27.5cmの靴を持って行ってくれたのですが、なんてでっかい靴なんだろう!?と思ったに違いない(^^;)

卒業式の入場ではちゃんと履いていたので、無事届けてくれたT君、ありがとう(^^)

卒業証書を授与されて席に戻ったsota。

座ったあたりでガタッ!バタッ!と大きな音。

え~(^^;)また何かやっちゃったぁ?

静粛な会場に響いたすごい音。

後で本人に聞いたところ、一礼するの忘れて、慌てて立ち上がったら、椅子をバーンと押しちゃって(^^;)だそうで・・・・・

最後までやってくれるわぁ。。。。。

式の後、5年生と先生方のアーチに見送られ、正門までやって来て、あちこちで始まった記念撮影。

先生と記念撮影し、そして同じ幼稚園出身の6名で撮ったらもう、

「腹減った~。もうだめ、早く帰ろう!」

「えーっ!!!!!いいの?もう帰っちゃって?友達と写真撮らないの?最後だよ」

「だってオレ腹へってんだもん!食べないと無理」

「本当に?呆れちゃうんですけど・・・・」

「だって、どーせ中学校で一緒だし!」

「えーっ、半分は別の小学校じゃん!」

冷めたヤツ。。。。。

でも、彼の小学校生活は、ほとんどが水泳生活なんだよね。

寂しいけれど、そうなんだな。

もう、この先の、そして夏のJOへ向けて、それも個人で出場する事、その1点集中みたい。

ただ、もうちょっと勉強はしなさい。


最近私が読んでいて、すすめていた本、sotaは読んだかな?

教育委員会の方の祝辞で上がった福沢諭吉の「学問のすすめ」について、この本はその学問のすすめから始まります。

増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ)

小熊 英二/イースト・プレス

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中学生以上向け


「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」

有名な言葉ですが、この先をご存知ですか?

卒業式でも紹介されました。

「されども、唯学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となる」

人間は平等だというけれど、実際はそうではない。勉強をするやつは成功して金持ちになり、勉強をしないやつは貧しい下人になる。だから勉強しなさい。と言う事です。

教育委員会の方は、勉強する事によって選択肢が広がると仰っていました。

常々、勉強しない息子達に私が言っている事(^^;)

ああ、ママがいつも言ってるなあ。。。。ってsotaも思ったか・な?

まあここまでは、子どもに勉学の大切さを伝えるにはありがちなお話。


しかし!

この本には、この福沢諭吉の学問のすすめは日本という国を強くする為だったとあるのです。

当時、世界では西洋によって侵略され、東洋の植民地化が進んでいました。

東洋は、平民は無教育にとどめ、支配者だけが知恵をもっている、身分制の国であり、

一方の西洋は、一般人も教育して心身を発達させ、自分の欲望を追求するために他人を蹴落としながら自由競争し、経済成長するの国でした。

このままで行くと、日本もこの波に飲まれかねない。

日本も西洋のように侵略する側にならなくてはならないと、福沢諭吉は説いたのだと、小熊さんは書いています。

その為に国民全員を義務教育化する必要があったのだと。

これはあくまで小熊さんの説なので、学問のすすめの解釈については鵜呑みにする事は出来ませんが、その後の(特に戦後の)日本の歩みについては、なるほどね~!

なんて他人事じゃないっ!!!

やっぱり日本ってまだアメリカの植民地?属国?だよなぁって、つくづく。。。。。

戦後の発展についても、他国の戦禍の上に成り立っていたわけで、一頃のような発展が望めないのは当たり前の事。

この本に書かれたアジアとの賠償問題には驚くばかりです。

講和会議では、侵略によって直接の被害を受けたアジア諸国の大半は賠償請求権を放棄しなかったし、そもそも中国や韓国は会議に招待すらされなかったのです。

アメリカの圧力によって、独立をものにし、各国との交渉を個別に進めました。

交渉は、日本をアジアの工業国にするというアメリカの戦略のもと、アジア諸国は請求権を放棄させられたり、経済援助や技術協力という日本経済の復興と日本企業のアジア進出を手助けするかたちで進められたのです。


政府は賠償問題が上がる度、既に戦後の賠償は済んでいると言うけれど、請求額と日本が実際に支払った額との差があまりに大きかった事に驚きます。

戦後の復興のために、頑張ってきた人たちがいる・・・でも、その影には日本がアメリカの庇護の下で踏み台にして来たアジアの人たちがいるわけで・・・・

小熊さんは最後にこう述べています。

「さあ、これで話はおしまいだ。これからの「日本という国」をどうするのがよいか、それは君自身が考えてほしい」

教育が国家戦略によるものだったのは戦前の話?

いやいや、今の時代も、政府の理想の日本人を作るために利用されていないとは言えないですね。

しかしながら、利用されない為の勉学でもあるわけで、何か一つの考えに動かされることなく、流される事なく、自分で取捨選択出来るようになって欲しいと思います。

机に向かうだけが勉強でもなく、乾いたスポンジのように何でも吸い取って欲しいな。



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# by yomuyomuehon | 2017-03-25 08:59 | 知る | Trackback | Comments(2)

怒涛の10日間

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9日夜、水泳の練習から帰ってきたtaichiの顔が赤く、熱を測ると38.5度。。。。。

どうやらコーチから頂いちゃったらしいインフルAに始まり、
 

haneちゃんは頭シラミを頂いてきちゃった事に気付いた日曜日(><)

最後の幼稚園生活をくっ付き合って楽しく過ごして相棒と、これまた仲良く掛かってしまったのでした。

夜中も、寝ているhaneちゃんの髪からひたすら卵を探し、とっても疲れた数日間。

何でも自分でやるhaneちゃんを放置し過ぎたのか(^^;)

たまには親がよ~く洗ってあげないとね。

それに、私の視力がかなり落ちたって事もある(><)

この数日で、一気に白髪が増えたような。。。。。

そして私ったら、かなり疲れているのね。

喉の近くに二つも出来た口内炎(><)


昨日の卒園式の後のお別れ会(謝恩会)の出し物練習に、最後のこの本だいすきの会の通信作りと、大忙しの卒園前。

更に、二年間通ったいんやん倶楽部の初級コースの最終講習があり、夜は息子たちの水泳で遅くなり。。。。。

そして迎えた昨日のhaneちゃんの卒園式。

私が9年間通った幼稚園の卒園式でもありました。

自分でも手が掛からない子!と言うとおり、自分で努力できる子で、本当に負けず嫌いな子でもあるので、上の二人に比べたら、心配な事もなく・・・・

まあ、しらみのせいで卒園式直前に短く切ることになった髪が、本人は相当不満だったようですが(^^;)

6年前のsohtaの卒園式は、震災後休園になり、数日振りに行った幼稚園が卒園式でした。

6年前の卒園式↓


そして3年前のtaichiの卒園式。

・・・記事がない。。。。。

あの時は、担任のM先生が大切な人のところへ行くという事で退職されたのでした。

お別れ会係の長として、バタバタ忙しかった3年前。

今年はそういう仕事も無く、ただ卒園式・お別れ会を楽しむ事が出来、本当にお別れ会係さんには感謝です。

ありがとう!!!!!

幼稚園との交渉や、業者の手配や、前実準備・当日の運営など、本当に忙しい。

お疲れ様でした(^^)

前日準備の時、退職案内のお手紙を見て、なんて声を掛けたら良いか言葉が見つからず、黙って先生の傍で掃除をし、片付けを手伝い、卒園式のセッティングをした事が、昨日のようです。

そのM先生も昨年結婚され、幸せになられた事、とても嬉しく思います。

昨日も祝電にその名前があり、思わず涙。。。。。

「上の子達に付いて、まだ小さかったあなた達が、こんなに大きくなって・・・・・」みたい感じの祝電でした。

そうそう、haneちゃんは、sotaが年長の春に生まれたのです。

haneちゃんは生まれた時から通ったんですものね。

taichiの時は、sotaの水泳の大会と重なっていました。

先生方は、早々に下の弟妹の名前も皆覚えてくれます。

家とは別の家、そうそう実家みたいな感じかもしれません。

M先生は退職とあって、卒園証書授与式で子ども達の名前を読み上げる時、泣いてしまい、なかなか読み上げる事が出来ませんでした。

幼稚園に行けば会える!という事が出来なくなってしまうので、教室での最後のお別れは本当にお別れ。。。。。

幸せになる為に新しい土地へ行く先生を応援する気持ちと、居なくなってしまう寂しさと、何ともいえない切ない会でした。

最後に読んでくださったのが

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

中川 ひろたか/童心社

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taichiは、先生の涙を見て、卒園式でもお別れの会でも泣いていましたね。


そして、昨日。

幼稚園が始めて取り組んだ、荒馬とソーラン節。

田楽座公演で観たソーラン節に音楽鑑賞会で聞いた三味線と、子ども達の気持ちは盛り上がり、ソーラン節をやる事になりました。

haneちゃんは幼稚園から帰ると、歌いながらいつも踊っていました。

幼稚園ではおそらく珍しい、どちらのクラスも男の先生。

卒園記念品として園に贈呈した大太鼓を打つG先生。

隣で歌うM先生。

自分達で編んだ縄跳びの縄を体に巻きつけ、鉢巻姿で演舞する子ども達。

荒馬は、親子合作の荒馬の衣装を着けて踊りました。

皆で育てた蚕の繭で作った鈴も付けました。

その他haneちゃんお得意の側転。

最近片手側転が出来るようになり、昨日もやろうかな?と言ってましたが、緊張してたのか、結局両手の側転を(^^;)

跳び箱に懸垂逆上がり。

子ども達が歌った♪「はじめのいっぽ」には涙。。。。。

一部が終了し、二部の授与式では、園長挨拶の時に初めて見た園長先生の涙。

今年の年長さんは?

ん?

うちのクラスは?

ん?

私か!?

いやあ、色々あったもんね~(^^;)

先生の言葉を聞きながら、走馬灯のように色んな事が頭を過ぎり・・・・・

でも、不思議、

最後に思い出すことは楽しかった事だけです。

昨日一番涙したのは、園長先生の言葉の時かもしれませぬ。

それから各教室に移動し、最後のお別れの会。

初めての担任という事もあって、涙涙のG先生。

そして泣きながら歌ってくださったのが、

♪「空より高く」

人は空より高い心をもっている
どんな空より高い心をもっている
だからもうだめだなんて
あきらめないで
涙をふいて歌ってごらん
君の心よ 高くなれ
空より高く 高くなれ

人は海より深い心をもっている
どんな海より深い心をもっている
だからもういやだなんて
背をむけないで
見つめてごらん 信じてごらん
君の心よ 深くなれ
海より深く 深くなれ

だからもうだめだなんて
あきらめないで
涙をふいて歌ってごらん
君の心よ 広くなれ
空より広く 広くなれ
君の心よ 強くなれ
海より強く 強くなれ


いやあ、終わってしまった。

長く生きている私の人生の中でも、9年というのは大きいです。

子育ての基本を、本当に大事な事を教えて頂いた幼稚園でした。

そして様々な出会いがありました。

愉快で刺激的なお母さん達との出会い。

それから、私の人生に大きな影響を与えてくださった、木村先生・小松崎先生・梅崎先生・雉本先生・・・(幼稚園の先生ではない先生方)との出会いも、この幼稚園に通ったからこそのもの。

感謝しきれないほどのものを頂きました。

でも!

でも!

でも!

卒園式は終わったのですが、明日明後日の2日間、まだスペシャルな延長保育があるのです。

すっきり終わった感じがしないのは、その為(^^;)

明後日がいよいよ最後。

ちゃんとお別れしてこなきゃ(^^)


で、今週は、いやいや今週も忙しい。

今日はtaichiの番。

スウィングループの4年生以下のスクール対抗戦。

漸く乗って来たかって思ったところで、インフルになってしまったが(><)

さて今日は発奮してくれるかなあ。。。。。


そして23日はsotaの卒業式です。

子ども達それぞれ主役の日が目白押し。


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# by yomuyomuehon | 2017-03-20 09:05 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(2)
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明日3/10は、今から72年前の1945年に、東京大空襲があった日。

トンネルの森 1945

角野 栄子/KADOKAWA/メディアファクトリー

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小学5年生くらいから


この本は、作者の角野栄子さんが実際に体験した戦争体験・集団疎開・継母との暮しを元に、東京大空襲について書かれたものです。


(以下、あらすじです)

主人公の少女イコは、5歳の時にお母さんを亡くし、父方のおばあちゃんタカさんに預けられた。

イコが一年生の時にお父さんのセイゾウさんは再婚する。

ところが、夏休みが終わる頃、お父さんに召集令状が来た。

この時、新しいお母さん光子さんのお腹には赤ちゃんがいた。

その年の12月8日に太平洋戦争が始まった。

イコが4年生の時、すっかり痩せたお父さんが突然帰って来た。

病気になったのだ。

戦争が激しくなり、東京も危ないと言う事になって、軍事工場で働くお父さんを一人残し、イコは光子さんと生まれたばかりの弟と三人、江戸川と利根川が別れる辺りの小さな村に疎開した。

草がぼうぼうと生える中に建つわらぶきの一軒家に住むことになった。

外にあるぽっとん式のトイレも、畳のないむしろを敷いただけの部屋も、なかなか火の着かない薪を使うかまども、獰猛なノミも、全てがイヤだった。

そして、学校へは、森の中の木々に覆われたトンネルみたいな道を通って通わなければならない。

暗くて怖いこの道を。

クラスの男の子から、以前イコの家に、軍隊から逃げ出した兵隊が隠れていて、憲兵が探しに来たこと、まだ見つからないことを聞いて、益々この道が、森が怖くなった。

心を通わせる事が出来ない新しいお母さんとの暮しも辛かった。

戦況が悪くなるにつれ、食べものを分けてもらう事も難しくなった。

お腹が空く日々。

そんな中、東京大空襲が起きた。

光子さんはお父さんの安否を確認するため、東京に向かう。

幼い弟とイコの二人を残して・・・・

*****

トンネルを通る時、「イコがとおりまーす、イコがとおりまーす、イコがとおりますよー」とおまじないを口にするようになって、少し恐い気持ちが少なくなるような気がしたイコ。

郷に入れば郷に従えと言ったおばあちゃんに従い、ムリに田舎の子の言葉を話すイコ。

同じ疎開っ子のクラスメートと友達になり、東京弁で話す事が出来て、少し心が軽くなるイコ。

久し振りに休暇をもらって帰って来たお父さんに喜ぶイコ。

空襲でおばあちゃんが亡くなり、ショックを受けるイコ。

東京大空襲で、行方不明になったお父さんの安否を心配するイコ。


お父さんの居ない、慣れない田舎での暮らし。

戦争の恐ろしさ。

これが当時の10歳の少女の現実だったのかと思うと、やるせない。

脱走兵の存在も見え隠れするが、それは怖いものとして描かれておらず、不思議な体験として物語に微妙なエッセンスを加えている。

*****

昨日の朝日新聞の『声 オピニオン&フォーラム』の欄に、大学生から、「読書をしないといけないの?」という投稿がありました。

「読書をする理由として、教養をつけ、新しい価値観に触れるためというのはあり得るだろう。しかし、本を読まないのは良くないと言えるのだろうか。」とありました。

この方は、実に可愛そうな幼少期を送られたのだなと思いました。

本を読むのは教養の為だけでは無い事を、楽しいものである事を、お母さんや周りの大人から教えてもらえなかったのですね。

角野栄子さんは産経ニュースで以下のように仰っています。(2015.7.15)

死と隣り合わせの子供時代だったが「不安の中にも想像力はある。子供は『いいことはきっとある』と、ポジティブに考える力がある。いつの時代でもね」と角野さんは言う。

 想像力は生きるエネルギーの源泉になる。長年の執筆を支えたのは、物語は子供が持つその力を大きく育むことができるという思いだ。「物語には想像力をかき立てるものがいっぱいある。そこは広く、自由な世界です。入り込むことはできるけれど、主人公と自分は違うでしょ。そこで子供たちは自分を知り、『こう生きたい』と考えるんだと思うんです」


世界は、そして近場も、近ごろ何だかきな臭い。


戦争を知らなくても、こういうものを読む事によって、戦争というものがどれ程苦しいものであるか感じる事、知ることは出来ます。


この本を読んで、子ども達はどう生きたいと考えるでしょうか?


*****

さて、岩崎書店に問い合わせていた「はなのみち」

はなのみち (えほん・ハートランド)

岡 信子/岩崎書店

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の「くまさんが・・・」の「が」の使い方について、先程返答を頂きました。

私からの問い合わせした内容は・・・

「一年生の国語教科書に載っている『はなのみち』のテキストの件で質問があります。

昨日6年生への読み聞かせで、懐かしいでしょ?と三冊の本の間に、この絵本を取り入れました。

今朝、そのクラスにいた息子と3年生の息子にまた読んでみたところ(絵を見せずに)、「くまさんが、ともだちの りすさんに、ききにいきました。」と「くまさんが、ふくろを あけました。」の「が」は「は」じゃないのか?と聞いてきました。

私も確かに違和感があり、色々調べてみました。

動詞が後ろに来る場合の動詞文には「が」を使うということも分かりましたが、旧情報(くまさんがふくろをみつけました)に対し、新情報である次の文には「は」を使うという事も分かり、家にあるテキスト(特に昔話や瀬田貞二さん、石井桃子さん)を読んでも、そうなのではないかと思いました。

この件について、なぜ「は」ではなく「が」が使われているのか教えてください。」

 


これに対して、岩崎書店さんからは・・・

当時の編集担当者がすでに退職しておりますので、確認したわけではありませんが、この絵本は、絵本のつくりとして、見開きで場面を切り取ったような「紙芝居風の形」になっているためだと思います。

幼い子どもは、ページをめくって場面が変わると、その場面だけを見る傾向があるので、つながったお話よりも、見開き場面ごとの文にする方が、分かりやすい面があり、「くまさんが~しました」という文の繰り返しで構成しております。

声に出して読んだ際、少し韻を踏んだような効果も考えたのだと思います。

ただ、この絵本の文をひと連なりの文章として読む場合、ここの部分は、「くまさんが」ではなく「くまさんは」の方が良いのでは?という指摘は、確かに文法的には的確だと思います。

この微妙な格助詞の使い分けに気付いたお子さんを是非褒めてあげてください。

そして、絵本という表現方法の効果として、上記のような配慮から、あえてここでは「は」ではなく「が」を選んだらしい、ということをお伝えいただければ幸いです。



絵本で読んだ場合と、耳で聞いた場合では印象が違うのかあ。。。。。

これが国語の教科書では、見開きで文はひと連なりなのだから、絵本としてはよくても、国語のテキストとしてはどうなのかな?と疑問が残りました。

必死に覚えた一年生の時、そんな事は考えなかったもんね(^^;)

でも、うちの子達は、幼き頃より特に昔話を耳で聞いて育っていたみたい。



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# by yomuyomuehon | 2017-03-09 10:37 | 戦争と平和を考える | Trackback | Comments(0)