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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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こすずめのぼうけん

こすずめのぼうけん(こどものとも絵本) (こどものとも傑作集)
こすずめのぼうけん_e0160269_512068.jpg

ルース・エインズワース・作  堀内 誠一・絵  石井 桃子・訳
作品名をクリックして頂けますと、amazonの商
品ページに行けます。
作者名をクリックして頂けますと、amazonの、作家の作品一覧に行けます。

読んであげるなら 4、5歳~

   *  *  *  *  *

あるところに、いちわの こすずめが いました。
その こすずめは、おかあさんすずめと いっしょに、
きづたの つるのなかに できた すのなかに
すんでいました。

さて、この こすずめに、やわらかい ちゃいろの はねが はえ、
つばさを ばたばた させることが できるようになると、
あるひ、おかあさんすずめが とびかたを おしえはじめました。


上手く飛び立てたこすずめは、おもしろがって飛んで行きました。
でも、そのうち少しずつ羽が痛くなって、休みたくなったのです。

その時、楡の木のてっぺんに、鳥の巣を見つけました。

「あの、すみませんが、なかへ はいって、やすませて いただいて いいでしょうか?」
こすずめは、ききました。

「おまえ、かあ、かあって、いえるかね?」
と、おおきな くろい からすは、いいました。

「いいえ、ぼく、ちゅん、ちゅん、ちゅんってきり いえないんです。」
と、こすずめは いいました。

「じゃ、中へ 入れることは できないなあ。おまえは、おれの なかまじゃないからなあ」


諦めたこすずめは、また別の巣を見つけますが・・・

いくつもの巣で断られたこすずめはくたくたです。
もう飛ぶ事は出来ません。
辺りは暗くなってきました。

すると、向こうの方からも、地面をぴょんぴょん、やってくる鳥の姿が・・・

   *  *  *  *  *

こすずめは飛べるようになって、”飛ぶ”という事自体の楽しさで外へ飛び出していきます。
でも飛び出していった世界は、思ってたよりも厳しくて・・・

こすずめに、こどもの姿を重ねてしまいますね。

家庭という枠から出ていけば、外の世界には幾多の困難が待ち受けています。

行くぞ!という気持ちで出て行ったものの、思う通りには行かず・・・
でもそこで折れてしまう子ではなく、立ち向かえる子になって欲しいもの。

思う存分、冒険して来てね!

疲れた時には、こすずめのように戻ってこれる場所があるから。

   *  *  *  *  *

今日から幼稚園は春休み。
今度登園する時には、年中さんです。
この一年、ほんとに早かった~。

入園当初は、泣いて行きたがらない息子を、無理やりバスに乗せた事も。
最初の親子登園日には泣き喚いて、何もせず終わった事も。

でもそんな息子も、この一年で、大分飛ぶ術を付けたようです。

また4月に入園する子達に、同じような光景を見ることでしょうね。
でもそれは一時ですからね。
行ってしまえば、自分の場所を見つけて、楽しく過ごして来れるようになります。

行きたがらなくても、あまり神経質にならないように。
泣いている子も、ニコニコ笑って送り出しちゃいましょう。



この一年、息子の成長の手を貸してくださった先生たち、そして幼稚園関係の全ての方に感謝!



以前紹介した
堀内 誠一さんの本はこちら
「雪わたり」
「てんのくぎをうちにいったはりっこ」

石井 桃子さんの本はこちら
「ちいさいおうち」


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# by yomuyomuehon | 2009-03-20 06:02 | 春の本

どろぼうがっこう

どろぼうがっこう (かこさとしおはなしのほん 4)
どろぼうがっこう_e0160269_4175799.jpg

加古 里子/作・絵
作品名をクリックして頂けますと、amazonの商品ページに行けます。
作者名をクリックして頂けますと、amazonの、作家の作品一覧に行けます。

読んであげるなら 4、5歳~

   *  *  *  *  *

やま また やまの むらはずれに、
どろぼうがっこうが ありました。

こうちょうせんせいは、よにも ながたい
くまさか とらえもん せんせい。

「おっほん、
どろぼうがっこうの せいとは、いっしょうけんめい せいをだして、
はやく いちばん わるい どろぼうに なるよう、
うんと べんきょうしなければ いかんぞ。
いいか、わかったか。」

せんせいが こういうと、
「はーい。」
「へーい。」
「ほーい。」
「わかりやしたー。」
「がってんで ござんす。」
かわいい おろぼうがっこうの せいとたちが、げんきに こたえます。


宿題が出されました。
明日までに何か泥棒をやって来い!というもの。
可愛い?生徒たち(見たからに人相の悪いおっさん達)はそれぞれ宿題をやってきました。

盗んできたものは、
自分の家の靴、ありの巣からありの卵、くまさか先生の時計、泥棒学校の黒板。
勿論、みんな0点です。

かんかんに怒ったくまさか先生でしたが、すぐににっこりして言いました。
「ところで あしたは、となりむらまで みんなで えんそくに いくから、
よういして くるように。」


泥棒学校の遠足に持っていくものとは・・・
ねじ回し、出刃包丁、お菓子なんかじゃありません。
集合時間は夜の10時です。

さて、その翌晩のこと
♪ぬきあし さしあし しのびあし どろぼうがっこうの えんそくだ
それ!ぬきあし さしあし しのびあし どろぼうがっこうの えんそくだ・・・・


隣村の、金持ち村に到着。
一番大きな家に入ります。

「くまさかせんせー。」
「シーッ、なんだ。」
「あの おおきな いえの まえには、
まるで、むかしの おしろみたいに ばんぺいが いますよ。」
「そうだろう。
よっぽど すごい かねもちは、
どろぼうよけに いぬやら ばんにんに みはりを させているもんだ。
きっと どっさり たからものをもっている しょうこだぞ。
みんな、そっと しのびこめ!」


こうして上手く忍び込んだ、くまさか先生率いる泥棒学校の生徒達。
しかし、その大きな家とは・・・

   *  *  *  *  *

ほんと加古さんの絵本って、面白くて温かくて、何と言ってもリズムが良いですよね。
大人が読んでも、馬鹿げた感じが受けますよね。

そしてこの本も、実に馬鹿げてます。
「8時だよ!全員集合」のワンシーンを連想させませんか?
昭和チックで、正に主人好みの笑劇。

この本読んだ後、暫く
♪ぬきあし さしあし しのびあし どろぼうがっこうの えんそくだ
それ!ぬきあし さしあし しのびあし どろぼうがっこうの えんそくだ・・・・

を繰り返す息子でした。
なんか、このフレーズ耳に残ってしまいますね。

   *  *  *  *  *

今日(もう、昨日ですね)は息子の幼稚園で、大掃除当番でした。
幼稚園も今日でおしまい。
今度登園する時は、年中さんです。

10キロ超えた下の息子をおんぶしてはキツイし、
園に行くと、おんぶも嫌がってあっちこっち行ってしまうので、目が離せません。

実家に預けて行きました。

丁度掃除が終わって園を出る頃、母から近くのショッピングセンターに居るとの連絡が。
そうたとそちらに迎えに行き、皆でお茶をして、実家の家庭菜園から野菜を貰おうと実家に寄りました。

先にショッピングセンターを出たはずの母でしたが・・・
玄関には鍵がかかり、つくしの入った袋が掛かっていました。
そして車も無い。

しかし・・・
廊下の窓は全開

んんん?

そこへ母が車で帰って来ました。

そうです!
玄関に鍵をかけながら、廊下の窓を全開にして出掛けていた母でした。
それも10mくらいある廊下の、掃きだしの窓ですから・・・

いくら長閑な場所とはいえ・・・

「大丈夫よ~。何にもとられるものないから」

そりゃ、そうかもしれないけどね~

つくしの入った袋を置いていってくれた近所の人、
ああ~、またかって思ったんだろうなあ・・・

長閑な場所に住んでる、暢気な母でした。

こんな事書いて・・・って怒られちゃうかしら?
(ごめんねぇ)

   *  *  *  *  *

以前紹介した、加古 里子さんの本はこちら
「とこちゃんはどこ」





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# by yomuyomuehon | 2009-03-19 05:15 | おもしろ絵本
しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
しろいうさぎとくろいうさぎ_e0160269_2351565.jpg

ガース・ウイリアムズ・作
松岡 享子・訳
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読んであげるなら 4歳~

しろいうさぎと くろいうさぎ、二ひきの
ちいさなうさぎが、ひろい もりのなかに、
すんでいました。

まいあさ、二ひきは、ねどこから はねおきて、
あさの ひかりのなかへ、とびだしていきました。
そして、いちにちじゅう、いっしょに たのしく
あそびました。


楽しくあそんでいたのに、くろいうさぎは座り込み、とても悲しそうな顔をするのでした。
「どうかしたの?」
しろいうさぎが聞きました。
「うん、ぼく、ちょっと かんがえてたんだ」
くろいうさぎは答えます。

それからまた暫く遊んでいると、くろいうさぎは座り込み、とても悲しそうな顔をするのでした。
「どうかしたの?」
しろいうさぎが聞きました。
「うん、ぼく、ちょっと かんがえてたんだ」
くろいうさぎは答えます。

何度も繰り返すくろいうさぎに、しろいうさぎが聞きました。
「さっきから、なにを そんなに かんがえてるの?」
「ぼく、ねがいごとを しているんだよ」
「ねがいごとって?」
「いつも いつも、いつまでも、きみといっしょに 
いられますようにってさ」

「ねえ、そのこと、もっと いっしょうけんめい ねがってごらんなさいよ」としろいうさぎ。

「これからさき、いつも きみといっしょに いられますように!」


二ひきの、しあわせな様子を見に、他のうさぎたちもやってきて、
結婚式のダンスを踊ってくれました。

森に住む他の動物たちもやってきて、
月の光の中、ダンスは一晩中続きました。


   *  *  *  *  *

昨晩、四日ぶりに主人が帰ってきました。
家出していたわけではありませんよ。

基本的に在宅で仕事をしている主人は、平日はいつも家に居ます。

結婚して初めてです。
こんなに長く離れたのは。

って言うとみ~んな、びっくりしてました。

そして決まって
「毎日居るなんて・・・よくやってるねぇ」
「朝早く出掛けてくれて、夜遅く帰ってきてくれるのが一番!」

みんな、大丈夫?
定年後、やっていけるの~?

確かに、その気持ち・・・分かるけどね。

結婚って、忍耐と努力ですもんね。
(結婚する前に、友達に何度も言われました)

母に、結婚してから人間的に成長したって、よく言われます。
そうです、それまでの私の辞書に”忍耐”なんてものは無かったのです。
主人が教えてくれました。

ああっ、はいはい、お互い様よね。
(主人もこのブログ読んでるもので・・・)

・・・で、やんちゃな息子達と居ると、寂しく思う間もなく、
主人は帰って来ました。

そんな私は戒めの意も込めて、この本を読み返してみました。

このうさぎさんたちのように、
「これからさき、いつも きみといっしょに いられますように!」
って誓い合ったあの頃を、みんな思い出して~。

息子は、
「パパ、さみしかったよ」
って言って、主人を喜ばせておりました。
(私が仕込んだわけではありませんよ。)


今回色んな人に話を聞いたのですが、
それにしても、世のパパさん達は大変ですねぇ。

朝は早くて、夜は遅くて、休日出勤も多くて・・・
それから単身赴任だったりと。

今回、主人が家に居る事で色々助かっていたんだわ、と感謝する事も出来ました。
特に先の雨の土曜日の朝、ごみ出しの時にね(へへっ)

   *  *  *  *  *

以前紹介した松岡 享子さんの本はこちら
「とこちゃんはどこ」
「おふろだいすき 」







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# by yomuyomuehon | 2009-03-18 00:31 | 愛のある絵本

よもぎだんご

よもぎだんご (かがくのとも傑作集)
よもぎだんご_e0160269_21505339.jpg

さとうわきこ・作
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読んであげるなら 4歳~


「どろんこ こねて、こねこね こねて
どろの おだんご いっぱい できた」

「ばばばあちゃんも ひとつ どうぞ」
「こりゃあ うまそうだね」

「でも、きょうは ほんものの だんごが たべたいね。
そうだ!よもぎだんごを つくろう。
ばあちゃんは いまから よもぎを とりにいくよ」


よもぎは葉っぱの裏に毛が生えているから、よく見てごらん。
毛が生えてないのは、”なずな”だよ。
”よめな”は菊の匂いがするよ。

よもぎだんご_e0160269_221322.gif

つくし、のびる、せり・・・たくさん採って行こう。

なずな、よめな、のびる、せりは、茹でて水につける。
胡麻和えで食べよう。

さあ、こんどはよもぎだんご作り

ゆでで、水にさらして、じょきじょき切って、よくすりつぶす。
蒸した団子によもぎを混ぜて、よもぎ団子のもとが出来た!

みんなでいろんな形に作っていると・・・あれれ、ばばばあちゃんはどこへ行った?

丸めた団子に、あんこ・きなこ、好きなものをのせていただこう。

そこへ戻ってきたばばばあちゃん。
ばばばあちゃんはよもぎ色のきれいな服を着ている???

今日はばばばあちゃんの誕生日だったんだ!

   *  *  *  *  *

今日、そうたが幼稚園からお土産を持って帰ってきました。

そのお土産とは・・・つくし

園の外に散歩に行って、摘んできたんだとか。
園で和え物にして食べたそうです。

先生がお家でもたべてねって言ってたと、自らはかまを取りました。
私に「こうやるんだよ」って教えてくれた息子です。
20本位あったかな?

ごま醤油和えにしました。
「ちょっと味見しま~す」
と言って、全て一人で食べてしまった息子です。




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# by yomuyomuehon | 2009-03-16 22:03 | 春の本

特急おべんとう号

特急おべんとう号 (福音館創作童話シリーズ)
特急おべんとう号_e0160269_22244197.jpg

岡田よしたか/作・絵
作品名をクリックして頂けますと、amazonの商品ページに行けます。
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読んであげるなら 5、6歳~


1.全日本おべんとうマラソン
2.ねこ 大災難
3.特急おべんとう号

の3部構成です。お話しは1、2、3と続きになっています。

でも、私が特にお勧めするのは「1.全日本おべんとうマラソン」

   *  *  *  *  *

はれわたった空、さわやかにそよぐ風。
ここ、かたくり川、河川敷において、
まもなく、「第一回全日本おべんとうマラソン」の
スタートの号砲が、ならされようとしております。
これは、えんそくやうんどうかいのときに、
みなさんがおせわになっている、おべんとうの
ごはんやおかずさんたちによる、
世界ではじめてのレースであります。


特急おべんとう号_e0160269_23432128.gif
さあ、
パーンという合図とともに
各選手、いっせいにとびだしました。


出場選手は、
納豆、コロッケ、各種卵料理、五目豆、焼き魚数種類、
糸こんにゃく、スパゲッティ、たいやき(?)、ドーナツ(?)・・・等々

そこで繰り広げられる面白い会話、少しご紹介します。

さいしょは階段あがって土手の上を走るところで、
納豆がべたべたして出遅れ、
「クヤシイなあ。こんなことなら
大豆のままでいときゃよかった」


コロッケに接触して、コロッケきゅうにスピードダウン。
「あーっ、なんちゅうことしてくれんねん」

「こら、こんにゃく、れんこん、さきにいくな。
わしらは いつつで ひとつや。
バラバラになったら、五目豆でなくなる」

と、もめる五目豆チーム

「やきざかなは、なあ、なんちゅうても、わしが、いちばんうまいんや」
と叫ぶしおサバに、ブリのてりやき、しおザケ、イワシのしおやきらが言い返します。

そこへメザシが戻ってきて、
「あのなあ、きみらなあ、きょうはマラソンなんや、
だれがうまいかと、ちごううて、だれがはやいかや」


後続グループでは、
たいやきをめぐって
「おまえ、べんとうのおかず ちがうやろ、おやつやろ」

でも無視するたいやき。
たいやきに刺激され、観戦していたせんべい、かしわもち、おはぎ等々も走り始め・・・

再び先頭グループでは、
ねこが、焼き魚を狙って飛び込み大混乱。

このねこ・・・続編の「ねこ大災難」に登場します。

さて、雨が降り始めたゴール近く、誰が最初にテープを切るのでしょうか?
トップを争っているのは、
ゆで卵、メザシ、かまぼこ、糸こんにゃく、そして納豆

雨が幸いし、納豆すべるように走っております。

ゴールまであとわずか、
さて一位は・・・読んでのお楽しみ♪

   *  *  *  *  *


2の「ねこ大災難」は、
1で獲物を捕らえることの出来なかった腹ペコねこが、金魚を狙った事から起こる大災難。

3の「特急おべんとう号」は、
マラソン大会で頑張ったおかずごさん達に、褒美として送られた遠足のお話。

   *  *  *  *  *

関西弁の面白おかしな内容に、息子は釘付けです。
読んでるこちらも、楽しいお話。
つい、大げさに読んでしまいます。

それぞれのおかずの特徴が上手く表現されていて、ありえないけど臨場感ある感じ。

   *  *  *  *  *

今日は昼から息子達と公園へ。
暫くして息子の幼稚園のお友達がやって来たので、”たかおに”をやりました。

遊びと言えども、子供に対して容赦しない私です。
でも足の速くなった息子に、かなり全速力で追いかけ、逃げて・・・疲れました。

夕食の時、
「ママ早かったでしょ?」って聞いたら、
「そうだよ。はやすぎ~!ママすべるように、はしってたもん。」と息子。

「へえ!どこでそんな言葉覚えたの~?」
「だって、あのマラソンのほんで、なっとうがすべるようにはしってたよ。」

”すべるようにはしる”なんて表現を使えるなんて・・・素晴らしいわ~
と、我が子にとてもびっくり、そして感心した母でした。

(まあ、実のところ、滑るように走れるほど早くはない母ですが・・・)

やはり本を読んであげることで、表現力が身に付くんですねえ。






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# by yomuyomuehon | 2009-03-15 23:49 | おもしろ絵本