絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
プロフィールを見る
カレンダー

<   2016年 12月 ( 15 )   > この月の画像一覧

押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

ぼくはイスです

長 新太/亜紀書房

undefined


読んであげるなら 6歳くらい~

でもこの面白さ、幼なすぎる子にはわかるまい。。。。

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ぼくはイスです。

みんな ぼくの うえに こしを かけます。


ちょっと、つくえに こしかけてみようかな。

たまには、はんたいも おもしろいと おもうんだ。


ふーん こしかける、ということは こんな かんじなのね。

e0160269_07520627.png

 * * * * *

(以下、あらすじです)

外に出かけてみた「イス」

四本足で歩くのは猫を見てるから大丈夫・・・って(^^;)


勇気を出して色んなものに腰掛けてみよう!


木に腰掛ける・・・ダメみたい(><)

石に・・・お尻が痛い(><)

腰掛けるって難しい。。。。

川に・・・大変!流された(><)

ぼくは全然泳げません。

あっ、魚がやって来たぞ。

魚に腰掛けて・・・(えっ?それは出来るんだ(^^;))

でも、ゆらゆらしてダメ。

(この辺りは4コママンガっぽい感じ)


少し歩くと、山があった。

「イス」は山のてっぺんに腰掛ける事にした。

この後の展開・・・さすが長さん。

全く予測不可能。

シュール、シュール過ぎっ!

e0160269_07593518.png
「どろどろにんげん」も登場

この後も、まだまだ予測不可能な所に突き進み・・・

でも最後は、落ち着く所に落ち着いた?

e0160269_08045853.png

でも、「イス」の役目に戻ったわけではないのだ(^^;)

*****

さてさて冬休み・・・と言っても学校と幼稚園が無いだけで、何だか忙しい。

子ども達の水泳の練習時間が違う事もあって、一日中飯炊き母さん状態。

その間にお掃除♪お掃除♪

もう、手はがっさがさ状態よ(><)

ああ母さんも、たまには子どもになりたいぜ(^^;)


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-30 08:11 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(2)
押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

これから戦場に向かいます

山本 美香/ポプラ社

undefined

小学中学年以上向け


4年前の2012年8月20日、シリアのアレッポで取材中に銃弾に倒れたジャーナリスト、山本美香さんの写真絵本である。

TVで新聞で伝えられないものが世界にはたくさんある。

日本人の戦場ジャーナリストの方たちが居なかったら、私たちはきっと世界から取り残されてしまうのだろうと思う。

遠くの国で起きていることではない。

なぜなら多くの戦争の根本は、資源の取り合いにあり、私たちもその資源の多くを消費する国に住むのだから。

持つ国故の悲劇・・・しかし一般の市民には何の利も無い。

そして、いつの時代も、戦場で一番悲惨なのは弱い市民なのだ。


「信じられないほど激しかった戦闘がパタリとやみ、静寂があたりをつつむことがある。
そのすきをみのがさず、田畑を耕し、食事をつくり、
家族を養うたくましい人びとの姿がある。
どのような状況でも人間は生きていくのだ、と勇気をもらっている。
しかし、そんな彼らが一瞬にして命を落としてしまうのも戦争なのだ。」


どうしてそれを繰り返してしまうのか?

人間はなんて愚かなのだろうか?


「力でねじふせるやり方は、即効性があって、表面的には効果があるように見える。
しかし、人間のこころのにきざみこまれた憎しみは、何かのひょうしに爆発し、暴走するだろう」

e0160269_08232207.jpg


「今は、じっとだまって 成り行きを見ているイラクの人たちだが、彼らのうけた傷は、いつまでも消えることなく、くすぶりつづけるだろう。」

e0160269_08250161.jpg


女性ジャーナリストとして唯一とも言える最前線で取材をしていた山本さん。

「戦闘を取材したいのではない。戦争を取材したいのだ。」


と言っていたそうだ。


「私たちジャーナリストは死ぬために戦場を目指してはいない。誰かがそこへ行って目撃しなければならないし証拠を残していかなければならない。記録して外の世界に出さなければならない。だから私は戦場に向かう」(『中継されなかったバクダット』より)

この本は小学生でも読めるように作られたもの。

是非学校の図書室にも置いて欲しいと思う。


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-29 08:26 | 戦争と平和を考える | Trackback | Comments(0)

「でんせつ」

押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

でんせつ

工藤 直子/理論社

undefined


読んであげるなら 6歳くらい~

図書館の詩集コーナーを見ていて見つけたこの小さな本。

工藤直子さんXあべ弘士さんという最高コンビ

一小節目からもうやられてしまった(><)


でんせつ1「しましま」

はじめはくらやみであった 

みな あたまをぶっつけたり はなをつままれたりしていた

とうとうとらがでかけていき ひかりのたばをかついできて あたりにばらまいた

こうして ひる がうまれた 

みなとんだりはねたりして そのうちしょぼしょぼあくびしたとらは くらやみを   

はんぶんつれもどして よる をつくった 

そして いちにち ができた

それいらいとらのからだは ひかりいろとくらやみいろの しましまもようである


この「でんせつ」にもグッと来るのだが、更にすごいのはページを捲った次


ひみつだが

とらのしっぽは とりはずせる

とりはずして どうするのかって?

だれもみていないとき

ぶんまわして あそんでいるのさ


ああ、やられた~(><)

完全ノックアウト。

もうすぐ次も読まなくちゃあいられないでしょ。



でんせつ2「てんてん

まわるほしのまんなかで たいようはひとりぼっちだった

ひとりというのは からだによくない

たいようは メソメソひえこんだ

こりゃいかんとみなそうだんして あそびあいてをおくることにした

てんとうむしが「ぼくがいこう」といった

たいようも ぼくも あかくてまんまるで 「おにあい」だろ?

それいらい てんとうむしは たいようにむかって とびあがり 

アッチッチとなったりするので くろいこげめがてんてんとついた


へえ そうだったのね(^^;)

って、ちょっと納得しちゃうでしょ?

で、またこの後がすてき!


はねの うちがわに

てんとうむしは なやみをためている

たまりすぎると とべなくなるので

ばらに うちあけにいく


はなびらに こぼれるつゆは

もらいなきした ばらの

なみだの つぶである


どう?ねえ、どうよ?どうよ?  

参っちゃうでしょ?

たまんないよねぇ(><)


この本に、これらの「でんせつ」は全部で23。


「おおむかし」を 1せん1おく あつめたほどの おおむかし

どこからか 「あそべ あそべ ただあそべ」という こえがした

「わーい あそぼ」

いのちの つぶは にぎやかに

うまれては あそび うまれては あそび

1せん1おくの じかんがたつうちに

1せん1おくの すがたで せかいにあふれ・・・・



と、こうして生まれた数々の伝説。

それぞれのご先祖から伝え聞いた話。

命の根っこは同じなのに、さまざまな変身振りをした。

みんなの伝説を記録しておこうと出来上がったのがこの本・・・なんだそうで。


工藤直子さんこそ 「伝説」
 
これは手元に置いとかなくちゃ!とすぐさま注文した私。

子どもに読みながら、子どもの反応見るよりも自分自身がブルブル震えちゃう魂を揺さぶられた本である。



こちらもすてき!


てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 (詩の散歩道)

工藤 直子/理論社

undefined


ともだちは海のにおい (きみとぼくの本)

工藤 直子/理論社

undefined


ともだちは緑のにおい (名作の森)

工藤 直子/理論社

undefined


それからやっぱりこちらは必読!


のはらうた (1)

くどう なおこ/童話屋

undefined


のはらうた(全6冊セット)

工藤 直子/童話屋

undefined


特に素晴らしい作品が収まっている↓


版画 のはらうた

工藤 直子,保手浜 孝/童話屋

undefined


神話っぽいねと、こちらを思い出した。


お静かに、父が昼寝しております――ユダヤの民話 (岩波少年文庫)

母袋 夏生(編集),母袋 夏生(翻訳)/岩波書店

undefined


こちらには創世記も載っている。




ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-28 07:23 | 詩集 | Trackback | Comments(0)

「ペーパーボーイ」

押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

ペーパーボーイ (STAMP BOOKS)

ヴィンス・ヴォーター/岩波書店

undefined


6年生以上向け


海外のティーンエイジャーの喜びや悩みをつづった作品シリーズ、STAMP BOOKS。

上の表紙の右上にある、飛行機の切手(STAMP)や背表紙の縞々など、エアメールのような印象。

なんと、これが岩波書店から出版されているんです。

一見気付かない(^^;)

その上、ソフトカバーなので、軽い!

スマホより軽いかも!

本を読まない若者たちも、電車の中で手に取りやすい感じになっているんじゃないかしら?

スマホばかり見ている人たちの中に居て、本を手にしていると絶対絶対格好いいぞ!!!

まあ、

がちょうのペチューニア

ロジャー・デュボワザン/冨山房

undefined


のように、本を持てさえすれば頭が良くなるなんて思わないでね。


さて、このお話は、作者の経験から生まれた作品で、吃音症について書かれたものです。

新聞記者から始まり、40年余にわたりジャーナリストとして活躍したヴィンス・ヴォーター。

自身が吃音者で、吃音症についての啓蒙活動も行っています。

子どもの吃音者の心理に踏み込んだ作品がなかった事から、この作品の執筆を思い立ったそうです。

1959年と、人種差別が激しく黒人達は我慢を強いられていた時代のアメリカ、メンフィスが舞台。

友達の代わりに新聞配達をする事になった11歳の男の子が主人公です。

すぐにどもるせいで、人と話すのは緊張してしまいます。

でも、新聞配達をする事で出会った個性的な大人たち、そしてある事件によって、彼は大人の世界への一歩を踏み出す事になるのです。

この作品もタイプライターで書いている・・・という設定になっています。

そしてこの本の中には、読点(、)がほとんどありません。

作文の先生は、息継ぎをする印として読点は必要だというのですが、ぼくはしゃべろうとするとしょっちゅう息継ぎをしてしまうのです。

それもばかでかい息継ぎを。

だから読点を打つより、「and」を一億兆回タイプする方がまし・・・なのだそうです。

でも、読みにくさはありません。


新聞配達をする中で出会った尊敬すべき大人、スピロさん。

なかなか言葉が出てこないぼくにうんざりして、話を終わらせてしまう大人が殆どなのに、スピロさんは違ったのです。

「どうすれば、SSSS・・・・スピロさんのように、SSSS・・・・かしこくなれますか?」という質問に、

スピロさんは彼を本だらけの家に招きいれました。

「本のなかには、SSSS・・・・・なにがあるんですか?」

「この世のすべてとそれ以上だ」

それから、こんな事も教えてくれたのです。

「若きニュースの伝え手よ。、おぼえておくがいい。人は知性があるからといって正しい行いをするとはかぎらない」

作品の中に描かれた吃音者の心理や悩み、障害を克服する為の考え方や工夫、家族や周囲の人たちの態度も描かれていますが、

新聞配達をする事によって開かれた新しい彼の世界は、それまでの世界と違い、個性的な人たちと出会い、言葉を交わしたりすれ違ったりしながらも人間関係を構築するする事で、成長し、吃音症を克服するとまではいかなくても、前向きに生きていくことに繋がります。

「私たちは程度の差こそあれ、人は皆思いをうまく言葉にできず、口にした言葉は誤解を生み、意図せず人を傷つけ、自分も傷つきます。

主人公の苦労は多くの人が言葉や人間関係について経験する苦労と重なる所が多い」
という訳者の言葉に納得です。

スピロさんは、一ドル札を4分割して、集金にやってくるぼくに特別報酬として渡してくれます。

それぞれにメッセージが書かれていて、4枚全てが揃ったとき、スピロさんは旅に出てしまいます。

「魂の四分割の意味を理解するよう努めたまえ」との言葉を残して・・・

「4つの言葉は、人が満ち足りた人生を送るのにどれも欠かせない4つの側面である」と作者は述べています。

気になる方は是非本書でどうぞ(^^)

大人になる前のこの時期、生きていること全てが哲学的だなあと思いました。


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-27 08:33 | YA | Trackback | Comments(0)
押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

まあちゃんの すてきなエプロン (こどものとも絵本)

たかどの ほうこ/福音館書店

undefined


読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

おかあさんが、あたらしい エプロンを ぬってくれました。

「まあちゃん、ごちゅうもんの ポッケの ついたエプロン、できましたよー!」

「わーい、みっつも ついてる!すごーい!」 


 * * * * *

(以下、あらすじです)

まあちゃんは今日、丘の上の原っぱで、お友達のみーちゃん、はーちゃんお料理ピクニック。

お母さんはポケットを付けるのにあまった切れでハンカチも作ってくれました。

赤・黄色・ピンク。

まあちゃんはエプロン絞めて、歌を歌いながらお出掛けです。

その時、こざるが赤いハンカチを見つけて、

「かっこいいなあ・・・そうだ!」

小枝をぽーいと放り投げ、まあちゃんが飛びついて掴まえた隙に、こざるはハンカチを頂き!

その後も、まあちゃんのハンカチを狙って、こぎつねにこぶたが機転を利かせ、まあちゃんのハンカチはすっかり取られてしまったのですが、それに気付かないまあちゃん。

はーちゃんとみーちゃんが待つ原っぱに着いて、


あれっ!

あれっ!

あれっ!


ふしぎ ふしぎーっ


なんと、なんと、なんと・・・・

気付かなかった絵に隠された魔法(^^;)

前のページに戻って戻って、一ページずつ絵を確認するhaneちゃんでした。

*****

さて、下の写真は何だか分かりますか?

e0160269_08494369.jpg

e0160269_08510975.jpg
隔年で観劇する「荒馬座」の荒馬踊り。



その荒馬踊りで団員さんたちが着けている「馬」を作りました。

頭は子ども達が乗馬体験をした後、板に描き、先生が電のこでカット。

竹枠としっぽの三つ編みは子どもが作り、布と肩紐は母が作成。

卒園式で演舞するそうです。

考えてみたら、残すところ後3ヶ月です。

そして今日は、新宿まで電車に乗って、年長さんは森は生きているの観劇に出掛けました。

私もこの後すぐ後を追います。


そして21日は、haneちゃんと二人二回目の、幼稚園の飼育小屋の飼育をして来ました。

ウサギとアヒルはお亡くなりになってしまったので、ヤギ二頭とニワトリ7羽の飼育でした。

ニワトリ小屋を掃除始めたhaneちゃんが歓声をあげ、

「ママー、きて、きてーっ、たまごが8こもあるーっ、でもまだこのこのしたにもありそう。・・・あーっ、あったーっ、もういっこあるよーっ!」

てな感じで、何と9個もの卵を頂いてきました。

最高記録かも(^^)


e0160269_09022565.jpg

実は、この卵もお話に関係あるんですよ~

さて来年は酉年・・・う~ん・・・年女です(^^;)

いい年になりそう。。。。。かな(^^)


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-26 09:05 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(2)
押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

一昨日から、ラジオを着けると引っ切り無しに流れているクリスマスソング。

しかし、親にとっては、クリスマスはお金が出ていくばっかりのクルシミマス(^^;)

無邪気な子ども達は、サンタさんに手紙を書いて、欲しいものをおねだり。

昨年、枕元にプレゼントを置くパパサンタを見たsohtaは、サンタは居ないと分かったくせに、プレゼントはしっかりリクエスト。

サンタが来るのは小学生まで、と従姉妹に聞いていた事もあり、今年が最後だからと、ついでに誕生日プレゼントも兼ねて、高~いものをパパサンタに要求(><)


子どものころ、1~10までリクエストを書いたにも関わらず、一度も望んだものが来た事の無かった私にとって、なんて恵まれた子ども達(^^;)

我が子ながら嫉妬してしまうのである。


ネット注文した商品を、近くのコンビニ受取に変更したのだが、手違いがあって、haneちゃんの一輪車だけが昨日の朝家に配達され・・・・

ヤマト運輸のお兄ちゃんが、手招きするのでトラックに寄って行くと、

「もう一つは、今セブンさんに置いて来たんですけど、こちらは自宅宛になっていまして・・・お子さんに見えちゃったらまずいですよね?大丈夫ですか?」

と気を遣ってくれて(^^)

玄関に出てきたhaneちゃんを、状況を理解したらしいsohtaが誘導。

こういう時には役に立つ。

そしてこっそり二階の部屋に隠したのである。・・・が重かった(><)


今年こそ、サンタさんを確認するんだ!と豪語していたtaichiも、そして昨年は飛び起きたsohtaも、今年は熟睡。

今日は大会なので、4時半に起き、枕元を確認し、

「足りない・・・・無い・・・・無い・・・・」と階下に下りてきたsohta。

枕元には一部しか置かなかったらしいパパ。

やがてパパも起きて来て、sohtaは「あれが無いんだけど・・・」

「ああ、あれ?あれは今日の結果次第で来るんじゃないか」

「う~ん・・・分かった」

そして、朝ごはんを食べようと椅子を引いた途端、椅子の上に置いてあった「あれ」を発見。

「えーっ!何やってんのーっ」と、手でおでこを押さえ、満面の笑み。

テーブルに置いて、愛でながらご飯を食べたのである。

「サンタさんは裏切らないんだよ。お前も裏切らない結果出せよ」だって。

私もこうやって、モノで釣って貰いたいものである(^^)

*****

さて、お正月はかるたに百人一首を!と思って最近購入したのが、

福音館書店の日本の昔話かるた ([かるた])

日野 十成/福音館書店

undefined


豪華愛蔵版 五色百人一首

奥野かるた店

undefined


家には他に

中川政七商店 日本一カルタ 1804-0037-000

中川政七商店

undefined


ととあわせ江戸前

環境総合テクノス

undefined


にほんごであそぼ 絵あわせかるた

エンスカイ

undefined


にほんごであそぼ いろはかるた 其の二

エンスカイ

undefined



などがある。

「のはらうた かるた」は

版画 のはらうた

工藤 直子,保手浜 孝/童話屋

undefined


がかるたになったもの。

かまきりりゅうじくん、かぜみつるくん、らっこのっこさん…のはらのみんなの絵が取り札で、読み札はのはらうたの詩の一節となっている。

これは「あ」とか「い」とかで取るものでは無いので、感性が問われるかるたである。

鈍い大人は苦手かも(^^;)


そして今回紹介する絵本は、

どうぶつ句会オノマトペ

あべ 弘士/学習研究社

undefined


読んであげるなら 7歳くらい~


どうぶつ句会とは、どうぶつたち・・・雪野袋(句会「ゆきだるま」の代表でふくろう)や、鳩野ポッポ、北風コンザブロー、大耳はな、川うそ雄、ハーリー・トゲマルらが集まって、俳句を作る会である。

「オノマトペ」とは・・・「ワンワン」とか「きらきら」とかいう擬音語・擬態語の事。

どうぶつ句会

あべ 弘士/学習研究社

undefined


に続き、今回はこの「オノマトペ」を入れて俳句を作るといった指向。

言葉で遊ぶというのは、お金の掛からない(^^;)、モノも要らない、エコな遊びである。

俳句となると、少しばかり学が必要となりそうなものだが、子どもはこういうモノを結構簡単に作ってしまう。

大人はあれこれ難しく考えすぎるのかもしれないし、頭の中がごちゃごちゃし過ぎているのかもしれない。

ただ、子どもは!と言っても、ゲームにTV漬けでは言葉は育たない。

TVで新しい言葉を覚える事もある。

が、TVで耳にする言葉って・・・・

先日も書いたけど、話し言葉であり、ワンフレーズであり印象的で乱暴でテンポの早い言葉であり、テロップが付くようになって、益々その傾向が強くなったのではないか?

能動的なこの行為は、なんと言っても楽!なのである。

言葉を操る事は頭で考えなくてはならないので、疲れる作業である。

本を読むことも同じで、ゲームやTVに比べたら、相当根気のいる作業である。

中には読める子もいるかもしれないが・・・ある程度大きくなってから、読め読めと言っても難しい。

それは勉学的観点から読むことを勧めているに過ぎないからである。

文字だけの文章を理解するには、その情景が頭の中に展開されなくてはならない。

それは体験だったり、それまでの絵本での積み重ねだったりが、下地としてある必要がある。

本は、TVよりもゲームよりも楽しい♪

そんな経験をさせてあげる必要がある。

本は楽しいという体験が無ければ、きっと楽で楽しいゲームやTVばかりに子どもの興味はいってしまい、やがて大人になっても本を読めない、読めない状況は続いてしまうのだろうと思う。

何と言っても、

小さい頃から温かい読み聞かせの時間を持っているか?

楽しい本を読んであげているか?

に尽きるのではないか。

どうぶつ句会オノマトペ

あべ 弘士/学習研究社

undefined


は「音のまき」に始まるのだが、これは春。

「トントントン キツツキトンコン トトンガトン」

「ピチャチョロリ オタマジャクシが 初およぎ」

「こもれびや ポカポカウトウト デデポポポ」

「チラヒラリ ガタゴトチンチン 花の宴」

おお、何だかとっても春恋し。


あらこれは春の本だったかしら?

と思いきや、夏・・・冬へと展開し、最後のお題は「お正月」にまつわるもの。

「門松や かげにかくれて 雀まつ」とは、北風コンザブローの句で、門松と遊ぶ雀、それを真剣な目つきで狙うきつねのコンちゃんの姿が浮かぶ。

「おせちには イカタコエビカニ ならんでる」と詠んだのは河うそ雄。

うそ雄の家のお節料理には野菜も豆もなく、海のものばっかり。

最後は代表が締め、

「除夜の音や しんしんしんしん 雪わたる」

何だか最近暖か過ぎて、寒い年の暮れが想像出来ないが・・・

除夜の鐘って、そうそうこういう静かな感じ。

しかし、最近ではこれをうるさいと思う向きもあるらしい。

まあ、お隣とか、マンションとかに囲まれて響くとかあるのかもしれないが・・・・

子どもの声に対しても・・・まあ冬休みに入って、本当のうるさ~い!と思うことも少なくないが(^^;)

大人の感覚もズレてきていないか、静かに問い直す必要があるのではなかろうか。


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-25 08:24 | ことばあそびの本 | Trackback | Comments(0)
押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

taichiは、本当に何をしでかすか分からない(^^;)

年少の夏、お囃子の音に誘われて、駅の向こうのスーパーの駐車場で開かれていた夏祭りに、私たちの目を盗んで一人出掛けて行った。

居ない居ないと大騒ぎになり、主人と二人あちこち探したが見つからず。

「もしかしたら、お祭りに行ったのかも・・・」という私に、主人は、

「そんなわけない。今、ダイエーから帰って来る時に見なかったぞ」

しかし、taichiはそのパパの姿を見つけ、車の陰や建物の陰に隠れながら、見つからないようにして、本当に一人で出掛けてしまっていたのだ。

まさか!?というパパが祭り会場に行ってみると、太鼓の演舞を見ながらノリノリのtaichiを発見したのだ。


今となっては笑い話だが、

しかし、その性格は相も変わらず(><)

子どもだけで行ってはいけないと言われているショッピングモール、それも学区外のショッピングモールに自転車で出掛けたことが発覚したのは、今年の夏の事。

脇が甘いので、すぐばれる(^^;)

この時はかなり怒られて、そして友達とのトラブルにもなり、相当痛い目にあったはず!なのだが・・・・

先週、またもやそのショッピングモールのカードショップに行っていたことが発覚。

ゴミ箱にレシートを捨てるとばれると思ったのか・・・

トイレのマットの下にレシートを隠していた。

私が掃除をしないと思っているのか?

翌々日には発覚。

聞くところによると、友達とそのおじいちゃんと一緒だったと。

う~ん?

「Sと××君と遊んだって言わなかった?××君も行ったの?」

「行ってない。SとD(Sの弟)だけ」

「どうやって行ったの?車に乗せてもらったの?」

「ちがう。自転車で行って、むこうで待ち合わせしたの」

「ダメじゃん!それって一人で行ったってことでしょ?」

「でも、ちゃんとヘルメットかぶったよ!」

「そういう問題じゃない!」

「カードショップには一緒に行ったの?」

「・・・ちがう。」

「約束したよね?それに学校でもダメって言われてるよね?」

「・・・うん。」

「一週間自転車禁止!」

「えーっ!あっ、でもキックボードはいいよね?」

「キックボードでも行けちゃうでしょ?」

「もう行かないし・・・」

「ダメ!キックボードも一週間禁止!」


翌日、その幼稚園の時からの友達Sのママに合い、その事を聞いてみた所、

「そうなんだってぇ。Sがびっくりしてたよ。taichiの行動力ってすごいよねぇ。うちの子達じゃ出来ないもん。でもsohtaもやんないよね?あはは~、さすがKちゃんの子だねぇ。あはは~」


「褒める所じゃないでしょ!taichiを褒めないでよぉ。」

自転車禁止したって、キックボード禁止したって、行きたければ走ってでも行っちゃう子(^^;)

そう言えば、そのショッピングモールに二人で買い物に行った時、

「オレ、走って帰る!」って言い出して、本当に走って帰ってしまったtaichi。

あれは・・・持久走大会の練習かと思いきや、確認のためだったのか? 


Y子ちゃんが言うように、確かに私の子だけれど、あの性格も私・・・?

次の夏休みに、川沿いをずっと自転車で走って海まで行ってみる!と言っているが、本当にやれるか?

そういう子に育って欲しいと願ってはいるが、実際にやられると、親としては心配でならぬ(><)


先日、人工知能の話をしていた時、

「人工知能と人間と、どっちが頭がいい?」と聞くたtaichiに、パパは、

「処理能力は人工知能の方が上だけど、応用力や想像力は人間の方が上だろう?だから、taichiの方が上にならないとな。」

「でも、taichiと違って、機械はダメとインプットされた事はやらないけど」と私。

「じゃあ、考えて行動できるオレの方が、人工知能よりやっぱ頭いいじゃん!」

(^^;)

脳天気なヤツ・・・なんだけど、結構気は弱いのだ。


このよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)

ロバート・フローマン/福音館書店

undefined


読んであげるなら 7歳くらい~


カメより速いウサギ。

ウサギより速いツバメ。

速いか遅いかは、何かに比べて言える事。

人間より速いカモシカ。

更に速いチータ。

バショウカジキはもっと速い。

ツバメは更に速い。

でも、人間は早く走れない代わりに、速く走る道具を作り出した。

新幹線、ジェット旅客機。

でも、ジェット旅客機よりも音が伝わる速度は更に速い。

音よりも速いスピードで廻っているのが地球。

その周りをもっと速いスピードで廻っているのが人工衛星。

人間が作ったものの中で、これ以上速いものは、今はない。


大分中身を紹介してしまったけれど、この本の素晴らしさは、この先にある。

ここを読んで涙が出ちゃったくらい。

年を取ると、簡単に感動してしまう(^^;)


ちなみに数字でみると、

カメは0.5キロ/時

ヒトは36キロ/時

チータ110キロ/時

ただ、動物の場合、瞬間的にはこのスピードが出せても長く走る事は出来ないよね(^^;)

新幹線300キロ/時

ジェット旅客機900キロ/時

地球の自転1,670キロ/時

音1,200キロ/時

公転10,7000キロ/時

光1,080,000,000キロ/時


これより速いものって、何だか分かる?

taichiは、朝起きてから行動するまでも、宿題に取り掛かるまでも、そして水泳も、速くは無いけれど、

こっちが速いんだなぁ、きっと(^^)

本では感動しちゃうけど、悩ましい。。。。。


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-24 09:07 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(0)
押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

小学校の図書室の整備ボランティアを始めて2年目。

専属の学校図書館司書の先生が居ない・・・というか、クラスを受け持っている先生が兼任している小学校なので、ボランティアにかなり任されている所がある。

しかし、季節の飾りつけや本の修繕だけで良いのか?

整備をしていて感じるのは、埃を被ったままの児童書がとても多いことである。


子どもが手に取る人気の本と言えば、

水不足のサバイバル (科学漫画サバイバルシリーズ)

スウィートファクトリー/朝日新聞出版

undefined


などのサバイバルシリーズ。

家の子達もかなり嵌っていて、結構な数の本が我が家にもある。

それから、

ベイマックス ディズニーアニメ小説版

アイリーン・トリンブル/偕成社

undefined


ディズニー小説版。

これについてはノーコメント。

DVD観るよりは良いかな(^^;)


グレッグのダメ日記 いちかばちか、やるしかないね! (グレッグのダメ日記 11)

ジェフ キニー/ポプラ社

undefined


いつも誰かに借りられているダメ日記シリーズ。

sohtaも全巻読んでいる。


そして低学年の登竜門

かいけつゾロリの王子さまになるほうほう (かいけつ ゾロリシリーズ60)

原 ゆたか/ポプラ社

undefined


これはもうボロボロ状態。


若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1) (講談社青い鳥文庫)

令丈 ヒロ子/講談社

undefined


は高学年女子に人気。


こうして見てみると、イラストがアニメっぽいものが人気。

TVや映画で観たものを読むという傾向がある。


蔵書の問題として、

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

ミヒャエル エンデ/岩波書店

undefined


とか、

たのしい川べ―ヒキガエルの冒険

ケネス・グレーアム/岩波書店

undefined


とか、

夏に新しいものを入れたようだが、何しろ重い。

これを借りて家に持って帰ることを考えたら・・・借りない。

これだけでランドセルの半分(^^;)

実際、きれいなまんま置いてある。

高いのに・・・素晴らしい本なのに、本当に勿体無い。

先生に、岩波少年文庫で揃えてほしいとリストを持ってお願いにあがったら、今年の予算は使い切ってしまったので、また来年お願いしますと。


ないた赤おに (大人になっても忘れたくない いもとようこ名作絵本)

浜田 広介/金の星社

undefined


のや、

ヘンゼルとグレーテル (いもとようこ世界の名作絵本)

いもとようこ/金の星社

undefined




スーフと白い馬

いもとようこ/金の星社

undefined


のや、

ディズニー名作ムービーコレクション (4) 白雪姫 (ディズニー名作ムービーコレクション4)

ディズニー・ストーリーブック・アーティスト/岩崎書店

undefined


のを大量に買い込んで並べてあるのを見ると、とても悲しい。

いもとようこさんの本を全て否定するつもりはない。

オリジナルのものに良いものはある。

例えば、

しゅくだい (えほんのマーチ)

宗正 美子,いもと ようこ/岩崎書店

undefined


とかね。

ただ昔話とかに、いもとさんのものを選ぶべきではない。

どのお話を取っても同じ絵で、そしてとっても可愛らしくて、本来その話から伝わってくるもの、時代的なものなどは、いもとさんの絵本では全く伝わってこない。

学校の図書室としては最悪である。

これらの代わりに、一体何冊の岩波少年文庫を買えたのかと思うと、残念でならない。

そこで、読まれていない、読んで欲しい本を、どうしたら子どもの目に触れさせる事が出来るか考えている。


今時の本とあわせて紹介しないと、古き佳き本に子どもは手が出ないと、尊敬する先輩お母さんであり心の相談員をしていたFさんに伺った。

これがまた難しい(><)


まず始めてみた児童文学者図鑑。

一月に一人ずつ紹介していこうと思う。

どういう人で、どんな本を書いていて、どんな内容か。

ただそれだけだと手に取らないだろうな。。。。と言う気はする。

そして何より、本が揃っていない・・・これにはもう笑うしかない。


児童文学者図鑑Vol.1は、丘修三さん。

「 」の中の紹介文は子ども達に寄せたもの。

ラブレター物語 (Green Books)

丘 修三/小峰書店

undefined




「人を好きなる事は素敵なことです。人を好きになると不思議な事に自分を見つめ始めます。だから、人を好きになるということは、自分を成長させることでもあります。この本にはラブレターをめぐる6つのお話が入っています。」

ラストのお話は母子家庭の母と子のお話。病気で亡くなったお父さんが、残していく家族に向けて、亡くなる前に書いたラブレター。これが涙なくしては読めない。

タイトルと、ささめやゆきさんのハートマークいっぱいのイラストが高学年女子の注目を集めるかな?と思って期待!


ワンピース戦争 (童心社のジョイブックス)

丘 修三/童心社

undefined


画像が入ってこないくらい古い?


ワンピース戦争


「えー、うっそー。4年2組の男の中の男ゲンタ君がワンピースを着て登校した。ワンピースは女の子のもの、男の子は着ちゃいけないの?怖い先生、アンドー組から一方的にダメだと言われ押さえつけられた子ども達は反発し、先生に立ち向かう。マンガの「ワンピース」とは違いますが、「ワンピース」に負けず劣らず面白いです。」


「ワンピース」、「戦争」って言葉に?なになに?と興味を示してくれないかなと、高学年男子に期待!


ウソがいっぱい

丘 修三,ささめや ゆき/くもん出版

undefined


「リュウは毎日ウソをついて怒られる。ウソをつくと地獄へおちるっておばあちゃんは言う。本当かな?でも、大人だってウソばっかりついてるぞ。良いウソ、悪いウソってあるのかな?ウソをついちゃいけないのかな?」


黒ねこガジロウの優雅な日々

丘 修三/文溪堂

undefined


「猫目線の人間観察。時間に追われる大人、『よい子』が抱える寂しさなど、人間の営みをユーモアたっぷりに、そしてちょっと辛口で語る『我輩は猫である』の現代児童書版。最後のお話には、小学5年生の長女ユキちゃんのバレンタインの事が描かれています。『バレン・タイ』とは、どんなタイか!?なんて聞いていたガジロウです。」


いずれは、丘修三さんのここから先↓の本に行って欲しいと思っている。

丘修三・・・これはペンネームであり、世の中「オカシイゾ」をもじったもの。

元養護学校教諭である。

そこで体験した事が、これから紹介する本の元になっている。



口で歩く (おはなしプレゼント)

丘 修三/小峰書店

undefined


「生まれてからずっと寝たきりのタチバナさんは、ベッドのような車で散歩に出掛けます。『口で歩く』というのは、自分で動く事が出来ないタチバナさんが、人と会話をしながら移動すると言う事なのです。タチバナさんは人に助けてもらうだけでしょうか?いいえ、タチバナさんも人の役に建っているのです。地上にあるものは全て、そこにあるだけで意味があり、価値がある。ましてや人間なら、生きている事に意味があるのです。」



ぼくのお姉さん (偕成社文庫)

丘 修三/偕成社

undefined

「登場する6人の障害者は皆、運動機能障害のみならず、コミュニケーションが困難であるという障害も持っています。丘さんは、障害者と被障害者とのコミュニケーションの問題を強く訴えています。お話に登場する障害者の家族や彼らに寄りそう先生は、コミュニケーションを取ろうとしているのに対し、様々な事件や問題に展開してしまうかかわりのあった人びとは、コミュニケーションを拒否しています。拒否された彼らの心の叫びを、丘さんは見事に描いています。共生するとはどういうことでしょう。なぜ相模原事件のような事が起きてしまうのでしょう。この本が考えるきっかけとなる事をねがって紹介します。6つのお話からなる短編集です。」


本当に残念な事に、この中のたった2冊しか学校の図書室に蔵書がない。

時間のある冬休み、図書館で一冊でも良いから借りて読んで欲しいと思う。

親が読み聞かせしてもいいのかとも思う。


先日ラジオを聴いていたら、「話し言葉の優位の現象」がトランプ次期大統領を生んだのではないかという話をしていた。


それは日本で、また世界中でも然り。


内容に意味があるか否かより、印象的で刺激的で短い言葉が受ける。


本を読む事より、瞬間的に目に飛び込む情報に振り回される現代人。


読む事と書く事から遠ざかり、見る事と打つ事が優位に立った事による変化らしい。


言葉は生き物だから、時代と共に変わっていくのは仕方のない事かもしれない。


また、言葉の乱れよりも、人間関係の悪さによるコミュニケーションの欠如が問題なのではないかと辞書編集者の飯間さんは仰っている。


母の友 2016年12月号 特集「日常が異世界に? ことばをあそぶ」

吉本 ばなな,山田 航,飯間 浩明,小風 さち,石川 直樹,田島 征三,みやこし あきこ,内澤 旬子,東 直子,大野 更紗,猪熊 弘子,浅生 ハルミン,中村 柾子,菅澤 順子,山田 真,金原 由佳,手島 渚/福音館書店

undefined


いずれにせよ、表現が短絡的なのではないか?

短い言葉は攻撃的な印象もある。

本の中ではそうはいかない。

自分の感情や口に出さない考えも、私たちは知らず知らず頭の中で言葉にしている。

さまざまな感情や感動を色んな言葉で表現できるのと、何でもかんでも「マジヤバイ」と言うのではあまりにも違い過ぎる。

小さい内から、本当に必要か否か十分に吟味もせず、皆が持っているから・・・という理由でゲーム機やスマホを与える事は、こうした表現力の乏しい貧しい人間になりかねない事を、大人はよくよく考えなくてはならない。

LINEのスタンプは便利で面白い。


つい受けるものは無いかと探してしまったりもする。


・・・が、それをする度、自分は愚人に近づいている事を最近とっても反省するのである。


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-19 11:50 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(2)
押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

昨日、「みんなの学校」という映画上映会に参加しました。

これは、共に学び育つという教育についてのドキュメンタリー映画です。

共に学ぶ育つということをインクルーシブというそうですが、何でもかんでも横文字で表現する今時の風潮に違和感を感じますが、それはさて置き・・・

大阪の大空小学校の子ども達、そして彼らに関わる先生やボランティアの方々を追ったものです。

特別支援教育の対象となる発達障害を持つ子、自分の気持ちをコントロール出来ない子も、みんな一緒に同じ教室で学んでいます。

学年によっては、そういう子が10人もいたりするそうですが、これが何と公立の小学校なのです。

ですから、先生だって公務員。

他の学校で対応出来なくなって、この学校にやって来る子もいます。

どうして同じ公立なのに他では出来なくて、この大空小学校では出来るのか?

学校という場は、施設や環境などのハードで作られるものではなく、人というソフトで作られるからだと思うのです。

兎に角、木村泰子校長が格好いい。

子どもは信じるもの。

信じてあげればいつかは必ず、その二本の自分の足で立ち上がり、前へ進んでいくものなんだと、先生は教えてくれています。

事前の情報から、障害を持つ子も同じ教室で教育を受けることを説くお話だと思っていたのですが、見終えた時、そんなレベルのものじゃなかった。

やはり学校は人を育てるところ。

それは家庭では出来ないこともあります。

同じ年齢の子ども達と、そして育った環境の違う子どもたち、年齢のちがう大人たちと一緒に関わる事によって、人は育っていくのです。

私がこの映画の中で一番印象に残っている子は、両親ともに朝早くから夜遅くまで働いていて、生活が不規則になっている6年生の男の子でした。

学校に来ていない子と学校に来ている子と、今はあなたはどっちに行かなくちゃいけないと思うかと、担任に迫る校長先生。

教室にいる子達は、校長お願いしますと頼めばいい、と。

担任の先生は自転車を飛ばし、その子の家に迎えに行くのです。

ご飯もちゃんと食べていなかったらしいその子は痩せていたようで、校長は笑いながら「やせて格好よくなったね」と、その子に言います。

給食を食べれるかな・・・食べれるだけでいい・・・と担任との会話の後、給食をがっつく男の子。

お腹が空いていたようです。

その後も来なかったり、遅刻をしてきたり・・・・

その都度、教職員の誰かが迎えに行きます。

卒業式、皆スーツなりそれなりの格好だった中、その子は上下スウェットでした。

多くの親も登場する中、その子の親は最後まで登場する事はありませんでした。

自分を信じて愛してくれる大人に囲まれた小学校を卒業した後、その子はどうしているのでしょうか?

大空小学校は素晴らしい学校だったで終わったのでは、子ども達の未来は果たして開けるのか?

一方、障害を持つ子や、飛び出してしまう子を追いかけ、宥め、面倒を見てあげていた子ども達。

彼らはその経験を大切なこととして、心に体に刻む事でしょう。

「あの子が行くのなら大空には行きたくない。じゃあ、そんな子はどこへ行くの?そんな子が安心して通える学校が地域の学校のはず」と木村校長。

それが小学校だけで終わってしまったら・・・

学校が変われば地域が変わる。

地域が変われば社会が変わる。

地域を変えるのは30年掛かるそうです。

子どもが大人になって、その子どもが学校に通うくらいまでって事ですね。

そういう教育を受けた子達が地域を変えていけるって事なのでしょう。



この映画が始まる前に挨拶に立った市の教育長。

果たして我が市の教育は変わるのか?

それは学校だけの問題ではなく、私たち大人一人一人の意識が問われていると思います。

*****

さて、一昨日、卒業文集の原稿を持ち帰ったsohta

授業参観後の懇談会でも先生が仰っていましたが、親もその文集を読んで直してください、と。

一生残り、たくさんの人が見るものだから、ちゃんとしたものを!という事らしいのですが、私は読んでみて、句読点や表現に言いたいことはいくつかありましたが、そのままOKとしました。

その後読んだパパは、漢字の間違いを直させていましたが・・・気付かなかった(^^;)

上手な作文である必要は無い。

今のsohtaが書いたままが良いと思うのです。

何年が経って、更に大人になって読み返して、笑ってしまう事もあるかもしれません。

でも、それがいいのではないかと思うのです。

どうして親に確認なんて野暮な事をさせるのでしょう。

ああ、あの時はこう考えていたんだなあとか、子どもだったことを知り、その後成長した自分を感じるものであるべきです。

出来る事、上手な事が良いとされる現在の学校教育のあり方を疑問視する出来事でした。


「みんなの学校」の映画の事を書きながら、また涙が出てしまいます。


子どもは賢い。そして大人が持つような塀を持たない。


大人の上辺だけの表現や関わりにはすぐ気付いてしまいます。


大人は本気で子どもと関わるべき。それも大人の態度で。


「みんなの学校」が教えてくれたこと: 学び合いと育ち合いを見届けた3290日 (教育単行本)

木村 泰子/小学館

undefined


「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方: 大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ! (教育単行本)

木村 泰子/小学館

undefined


不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力

木村 泰子,出口 汪/水王舎

undefined




ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-16 10:05 | 知る | Trackback | Comments(2)
押してくれると、うれしいな(^^V)


にほんブログ村

「ねえママ、たこってばしょ しってる?」

「たこ?知ってるよ。多胡でしょ?」

「うん、どこにある?」

「群馬だっけ?長野だっけ?一度行った事があるよ。なんでhaneちゃん多胡知ってるの?」

「だってね、rinがいってたんだもん」

「ん、タコ?rinちゃんが言ってたなら、タコじゃなくて、タイじゃないの?」

「う~ん?そうだったかもしれない。。。。」

あはは(^^;)

蛸と鯛を間違えたか。

魚から連想したんだね。

私は場所って言うからすっかり多胡町かと思ったら、rinちゃんの生まれた国タイだったのだ。

子どもって、面白い(^^)


で、私も勘違い。

多胡は町の名じゃなかった。

かつて書に勤しんでいたころ、師事していた外林道子先生に進められ見に行った多胡碑は高崎市にある。

haneちゃんの「一字違い」で久し振りに思い出しちゃった。


ホップ・ステップ・ジャンプくん

加藤 暁子/創風社

undefined


読んであげるなら 6,7歳~


「たこ」と言えば、幼稚園に久し振りに登場したムラク。

この「たこ」は、蛸じゃなくて凧です。

先生たちによるこのお話の劇の後、ムラクが突然園内の登場し、びっくりした子ども達は泣き叫ぶ・・・というのがお決まりのパターン。

ここ1,2年登場していなかったムラクが、先週久々にお目見え。

風だけがムラクを退治出来る唯一の手段。

子ども達は泣きながら、一所懸命風を起こします。


♪ボクはホップホップ君だ 

ホップ・ステップ・ジャンプ 

かけっこなら誰にも負けないぞ 

いつでもどこでも飛んだり跳ねたり 

一日中元気に駆け回る♪
 

と、リズム運動のスキップの曲にもなっています。


先々週だったか、haneちゃんが幼稚園で借りてきたこの本を、sohtaの時もtaichiの時も読んでいなかったようで、初めて読みました。

が、結構難しい(^^;)

特に出だしがね。

この本の主役は、ムラクじゃなくてホップステップジャンプ君というボールです。

子どものいないおじいさんとおばあさんの所にやって来たホップくんが、おじいさん・おばあさんの留守中にムラクにさらわれてしいます。

おじいさんとおばあさんはホップ君を探して旅に出るというもの。


長く居過ぎた幼稚園生活も、残す所あと三ヶ月です。


ブックオフオンライン 楽天ブックス



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

* * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  

↓  ↓  ↓ 
 
にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2016-12-14 09:50 | 童話 低学年向け | Trackback | Comments(0)