絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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読んであげるなら 5,6歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

これは ルラルさんです。


そして、これは ルラルさんのケーキです。

りょうりじまんの ルラルさんが

じっくり じかんを かけて やきあげました。


あまい かおりに さそわれて、にわのみんなが やってきました。

「おや?ケーキですか。」

「めずらしいですね。」

「なにかの おいわいですか?」


「うん。きょうは、わたしのたんじょうびなんだ。」


 * * * * *

(以下、あらすじです)

いつも一人で誕生日をお祝いしているルラルさん。

でも今日は、たくさんのお友達と一緒です。

そのお友達というのは、

いつもルラルさんに家に集まってくる動物たち。

動物たちは、生まれてすぐ捨てられたり、迷子になったりして、ここまで一人で大きくなってきたんだって。

それで皆、自分の誕生が分からない。

だから、ルラルさんと同じ今日を、皆の誕生日にしたんです。

「おめでとう、みんな。」

「おたんじょうび おめでとう。」

ケーキを切り分けて皆で仲良く食べました。

ところが、ルラルさんだけケーキを食べていません。

大事な事を忘れていたと言うルラルさん。


大事な事って?

それは・・・

「たんじょうびには おかあさんに ありがとうを いわなくっちゃ。」


「みんなも たまに こんなこと おもわないか。

じぶんは、なんのために うまれてきたのかなってね。

だけど そんなこと よく わからないよね。

でもさ、どうやって うまれてきたかは、はっきりしてるんだ。

なんねんか まえの きょう、おかあさんが うんでくれたからだよ。

わたしのおかあさんは もう ここには いないけれど わたしが いま ここに いるのは おかあさんの おかげだもんね。」

*****

子どもの誕生日を祝う時はさて置き、自分の誕生日となると、自分の事ばかりを考えがち。

ああ、また一つ年とった(><)と、もうとっくに嬉しくなくなった誕生日。

さてこの先どうするか?

人生の折り返し地点を過ぎ、今後の生き方を考える日。

まあ、それもいつの間にか数日が過ぎ、数ヶ月が過ぎ、あっという間に1年が過ぎ・・・

そうそう、昨年の誕生日って、ついこの前だったよねぇ(^^;)

なんて事ばかり考えていたんですが・・・


誕生日って、親への感謝の日だったんですね。


淡々と読んでいたんですが、最後の素敵なルラルさんの言葉に、じーんときちゃったお話です。


自分が親の立場になって気づく事・・・ほんと、多いです。

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by yomuyomuehon | 2015-02-27 10:38 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 7歳くらい~

この本で、
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で、すっかり坂田さんのファンになってしまいました。

なので、またまた詩集のご紹介です。

「びりのきもち」
びりのきもちが わかるかな

みんなのせなかや 足のうら

じぶんの鼻が みえだすと

びりのつらさが ビリビリビリ


だからきらいだ うんどうかい

まけるいやだよ くやしいよ

おもたい足を 追いぬいて

びりのきもちが ビリビリビリ



サッちゃんはね サチコって いうんだ ほんとはね で、始まる名曲「サッちゃん」

どうしておなかがへるのかな けんかをするとへるのかな・・・の「おなかのへるうた」

どちらも、坂田寛夫さんの作品だったなんて!


小学生・・・3年生くらいの気持ちを満載したこの詩集。


私は、

なりたいなりたい

なりたいなりたい

なりたいなりたい たい!


で始まる「おとなマーチ」が大好きです(^^)

リズム良すぎで、ぐいぐい来る感じが、子どもから直に文句言われているみたいで、何とも言えない。

はい、ごめんなさい(><)って感じです。



「ぼくたちのあいさつ」

まどあけて「おす!」

手をあげて「おす!」

かけてって「おす!」

ふざけたあいつは

「メス!」なんていうが

あうときは「おす!」

ぼくたちのあいさつ


けんかした日

しゃくにさわる日・・・・(以下続く)



子どもの、ほんとにちょっとした日常を語っただけなのに、

それがこの方に掛かると、リズムとなって踊りだす感じ。


それにしても、

この「ぼくたちのあいさつ」の中の一節で、喧嘩したあと、化石化したぼくたちは考える。

「おれはもう、息がつまるぞ」

「ひょっとしたら、あいつも そう思ってやがるのではなかろうか」


そしてやっぱり「おす!」


短いけれど、イイね!「おす!」って挨拶(^^)

夫婦喧嘩のあと、2~3日は口を利かなかった私たち夫婦。

最近・・・ほんと最近、それも面倒くさくなって、

翌朝は「おはよー」って言う事にした。

相手が応えようが応えまいが・・・どっちでもいっかと開き直ることにした。

だって化石化するのも、相手をオブジェと思うのにも疲れちゃうんだもん(^^;)



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by yomuyomuehon | 2015-02-25 09:29 | ことばあそびの本 | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 5、6歳~、自分で読むなら小学低学年~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

このまえの もくようび。

おいれの すみっこから、さくらいろの けいとだまが ころりと でてきた。

そこで チイばあちゃん、すてきな ベレーぼうを あもうと おもったよ。

「なんて いい いろ。あたしに ぴったり。よく にあう。」

チイばあちゃんは、くふっと わらった。

そして、

「まえから ほしいと おもってた

ベレーぼうが できるのは

きょうと きまった ホウ」

と、うたいながら、かぎばりを さがしはじめた。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

チイばあちゃんが、がたびしがたびし探していると、ふかふか座布団で寝ていたとらねことらたが、うるさいなあと、目を覚ました。

「また さがしものでしょう。いったい なにを さがしているの?」

恥ずかしそうにチイばあちゃん。

「けいとを あむ かぎばり。・・・・とらた、しらない?」

知らないけど、古机の一番下の引出しが怪しいと、とらた。

チイばあちゃんは、何でもかんでも、あそこに押し込める癖があるって。

ちゃんと見たけど、無かったと、チイばあちゃんは威張って答えた。


「おくの おくまで みたの?」

「おくの おく?」

「あたしが みたのは、ただの おく。ふうん。おくの おくが あるのかあ。もう いちど みてみよう」

 

というわけで、チイばあちゃんが引出しを開けると、引出しはするすると出てきて、そこには本当にいろ~んな物が入ってた。

そして、するするするすると引出しは引っ張るだけ開いて・・・・

*****

この引出しは、チイばあちゃんの人生そのもの。

チイばあちゃんの器かな?


どこまでもどこまでも出て来る引出しには、それはそれはたくさんのモノが詰まっていました。

壁をつき抜け、裏木戸を抜け、よもぎのはらまで。

そこまで伸びて、やっとかぎ針が見つかって、

チイばあちゃんが閉めようとしたのだけれど、あれ?閉まらない。

そこへやって来た子どもたち。

引出しの中を覗いてびっくり!

「これ、もらって良い?」と子どもたち

「何でも おとり」とチイばあちゃん。

化石を取れば化石分、千代紙取れば千代紙分、引出しは縮みだして・・・


この絵本は大人向け?

あなたの引き出しは、いっぱいですか?

たくさんの引出しを持っていますか?

それとも、まだ空きがありますか?


私の引出しは・・・どうかなあ?

もともと整理して入れる事が出来るタイプじゃないから(^^;)

そろそろ整理しないとね。


ところで、子どもの引出しには、ほんと色んなものが入ってます。

これ、要るの?ってものばかり(^^;)

木の枝とか、石とか、紙切れとか、ネジとか、何だか分からない部品とか・・・

haneちゃんは、何でもかんでも袋に小分けしておいて置くので、これまた大変(><)



そして、何でもかんでも取っておくパパと、要らないじゃん!と思ったらすぐ処分の私・・・

それが元で喧嘩になる事も・・・多いです(^^;)


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by yomuyomuehon | 2015-02-23 06:29 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(2)
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読んであげるなら 8歳くらい~

「かん字のうた」 川崎洋

林がありました
気がふえて
森になりました

人が
気によりかかって
休んでいます

花が
早く早くといったので
草になってしまいました

田んぼで
力を入れたら
男になりました

山と山が
かさなって
出ていきました

入るときに
はなれて
八になりました


子どもに
ふたをしたら
字になりました

雨と言う字のなかに
雨が
ふっています

円いというのに
円は
四かくいなあ

一たす一は二
二たす一は三
一たすたての1は十です

目に足が生えて
貝になるのを
見ました

村には木があって
町には
田んぼがあります

石にだって
口が
あります

玉をてにとって
てんをとったら
王さまになりました

お日さまを
白いゆびで
おさえているのはだれですか


一年生のtaichi、今ちょうどこの辺りの漢字を習ったところ。

子どもたちの通う小学校では漢字オリンピック・計算オリンピックなるテストが学期ごとにあります。

合格するまで続くこのテスト。

金曜日がその漢字オリンピックの日だったのですが、

その晩、この詩集を読んで大笑いしていた息子達。

もうちょっと早く読んであげたかった(><)


その中でも、特に息子達がお気に入りなのが、

「がいらいごじてん」 まど・みちお

ファッション===はっくしょん

ア ラ モード===あら どうも

ホット ドッグ===おっと どっこい

バウム クーヘン===どうも くえへん


(上は詩の一部です)


空耳アワーみたいです(^^;)



「そうだ村の村長さん」 坂田寛夫

そうだむらの そんちょうさんが

ソーダのんで しんだそうだ

みんながいうのはウッソーだって

そんちょうさんがのんだソーダは

クリームソーダのソーダだそうだ

おかわり十かいしたそうだ

うみのいろしたクリームソーダ

なかでおよげばなおうまそうだ

クリームソーダのプールはどうだと

みんなとそうだんはじめたそうだ

プールはつめたい ぶっそうだ

ふろにかぎるときまったそうだ

そうだよタンサンクリームおんせん

あったかそうだ あまそうだ

おとなもこどもも くうそうだけで

とろけるゆめみてねたそうだ



坂田寛夫さん・谷川俊太郎さん・まどみちおさん・工藤直子さんなどに加え、室生犀星・与謝野晶子・草野心平などなど、早々たる詩歌の世界の第一人者の詩が、これでもか、これでもかと並んでて、

ページを捲るたび、口に出すたび、日本語への驚きと感動を覚えざるを得ない詩集。


巻末に、この本のおいしい食べ方が書いてあります。

私たちはお肉や魚を食べる事の他に、「ことば」を食べる事があります。

おいしそうなことばを目の前にすると、つい食べてしまいたくなる。

ことに詩集の中にならんでいるおいしいことばを見ていると、

目で味わっているだけでは足りなくて、いつのまにか口が動いてしまうのです。

そうしてしゃべったりあそんだりしているうちに、すっかりおぼえてしまった詩がいっぱいあります。

みなさんにも、ことばをおいしく食べてもらいたくて、この本をつくりました。


とのこと。


日本語って、(まあ、他の言語は分かりませんが(^^;))、多彩で、繊細で、リズミカルで美しい。

声に出して読んでみると、その楽しさが倍増します。

よんでごらん!とこの本を手渡していたら、読まなかったかもしれない息子達。

まず私が読んで、耳から入った詩にすっかり魅了された息子達。

この3日間、ページを捲って面白い詩を見つけては、「ねえねえ聞いて、聞いて」と読んでくれるのです。

飯野和好さんのイラストも、それぞれの詩にピッタリ!


姉妹品
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by yomuyomuehon | 2015-02-22 09:48 | ことばあそびの本 | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 3、4歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

こぶたの ブウと トンと ヤンは、タオルを とりっこして、おかあさんに おこられました。

「なにいろのでも おんなじでしょ!」


にんじんが いやだだ ぐずって、おこられました。

「にんじんを たべないと おおきくなれませんよ!」


「おもちゃを いっぱい ちらかして、またまた おこられました。

「かたづけなさいと いったでしょ!」


それから、ブウが ぶったとか、トンが けったとか、ヤンが しっぽを ひっぱったとか、けんかして おおさわぎ。

「やめなさい!」

と おこられたって やめません。


だから、

とうとう、

おかあさんの かんにんぶくろの おが きれました。

「おかあさんの いうことが きけないような こは、うちのこじゃありません!どこへでも いきなさい!」


 * * * * *

(以下、あらすじです)

こう言われたブウ・トン・ヤンの三兄弟は、しょんぼりはしたけれど・・・

反省するでも、泣きだすわけでもなく、

なんと、

「おかあさん、さようなら。ぼくたち いえでしまーす」

ここの うちとは おわかれだ

よその おうちの こになろう

いえでだ ブヒブヒ

いえでだ ブヒブヒ


さがしに いこう、よそのうち

よその おうちの こになろう

いえでだ、ブヒブヒ

いえでだ、ブヒブヒ


さがしに いこう、よそのうち

やさしい おかあさんの いる おうち

いえでだ、ブヒブヒ

いえでだ、ブヒブヒ


こうしてまずたどり着いたのは、うさぎさんのお家。

「もしかしたら、ぼくたちの さがしている うちかもしれないね」

「こんにちは、おばさん。ぼくたち、ここのうちのこになっても いい?」

「まあ、どういうこと?あんたたちは ぶたさんのうちのこじゃないの?」

「でも、おかあさんが、いうことを きかない こは うちのこじゃないって いったんだよ」


うさぎのお母さんは笑いながら、

「あら そうなの。じゃあ、しばらく うちに いてみる?」

こうして無事?うさぎのうちの子にしてもらった三兄弟でしたが、

うさぎの好きなものと言ったら・・・

勿論、にんじん!

ごはんは毎日にんじんだよ。

にんじんサラダに、にんじんジュース、にんじんシチューに、にんじんソテー・・・

えーっ!にんじんだってーっ!!!

こぶたくん達は、そーっと逃げ出し、次に辿り着いたのはわにさん家。

その後はからすさん家。

でも、どこのうちからも、自分たちの家じゃないと逃げ出しました。


そして、とうとう本当の自分達のうちの帰った!?

いえいえそうではなく・・・

野宿をすることにしたんです。

快適♪快適♪

お庭もいい感じだし、おやつもあるし!


でも、やがて遊びにも飽きて、おやつも無くなり、日も暮れてきて・・・

*****

三回の繰り返し、歌のリズム、最後はお母さんが待つ家に帰る、そして指で辿る地図。

子どもが納得する要素が満載のお話。

残念だったのは、図書館で借りた物だったのですが、

表表紙と裏表紙の、こぶたくん達が辿った地図に、カバーがピッタリ貼り付けられてしまっていた事。

破いて見ようとするhaneちゃんを慌てて制止(^^;)

なかなかこういう事ないのですが、絵本に精通していない方が司書だったりすると、とっても残念な結果になる(><)


さて、このお話の世界、なかなか最近の近所付き合いの中には見れないものです。

うさぎのお母さんもワニのおばさんも、からすのお母さんも、

びっくりするものの、笑って皆こう言うのです。

「あら そうなの?じゃあ、しばらく うちに いてみる?」

地域で子どもを育てていた時代の話ですね。

近所付き合いが無くなって、隣近所が知らない人ばかりになった昨今、考えさせられるお話です。


こぶたくん達がお腹が空いて、家に帰りたいと思い始めた頃、

「ブウー、トーン、ヤーン、どこに いるのー、ごはんですよー」とお母さんの声。

「おかあさん、おかあさん、おなかが すいたよー」とこぶたくん達。

やっぱり母と子を繋ぐものは食事です。それも家庭の味。

愛情があるから、買ったものでも、出来合いのものでもいい、一緒に食べればいいんだって考える人もいるでしょう。

でも、親子をしっかり繋ぐもの・・・それはやはり手づくりの食事だと思います。

手の込んだもの、時間を掛けて作ったものじゃなくてもいいんです。

大人になって、そして子どもが出来てからも帰って来たい家には、きっと母の味があるんだと思います。


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by yomuyomuehon | 2015-02-20 06:49 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 6,7歳~、自分で読むなら2年生位から

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ごうごうとたたきつけてきた。

それは 『あめ』というより、おそいかかる みずの つぶたちだ。

あれくるった よるの あらしは、その つぶたちを、ちっぽけな ヤギの からだに、みぎから ひだりから、ちからまかせに ぶつけてくる。

しろい ヤギは、やっとの おもいで おかを すべりおり、こわれかけた ちいさな こやに もぐりこんだ。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

暗闇の中で体を休めていると、誰かが入ってきた。

ハアハアという息遣い。

何者だろう?

ヤギはじっと息を潜め、耳をそばだてた。

ひづめの音?

なあんだ、それならヤギに違いない。

ホッとして声を掛けたヤギ。

「すごい あらしですね。」

「え?おや、こいつは ひつれい、ハア ハア、しやした。まっくらで、ちっとも、ハア ハア、きがつきやせんで。」
杖をついてやって来た黒い影。

実はヤギではなくてオオカミだった。

そしてオオカミの方も、ヤギをオオカミだと勘違いしていた。

お互いの声や喋り方に、少し触れ合った感触に、いささか違和感を感じつつも、言葉を交わし続けた二匹。

大きな雷と大雨の中で、次第に二匹の心は通い合っていった。

そして、嵐は止み、星空が広がった。

「どうです、こんど てんきの いいひに おしょくじでも。」

「いいっすねえ。ひどい あらしで さいあくの よるだと おもっていたんすけど、いい ともだちに であって、こいつは さいこうの よるかも しんねえす。」

「それじゃ とりあえず、あしたの おひるなんて どうです?」

「じゃ、この こやの まえで」

「きまり。でも、おたがいの かおが わからなかったりして。」

「じゃ、ねんのため、おいらが『あらしのよるに ともだちに なった ものです。』って いいやすよ。」

「ハハハ、『あらしのよるに』だけで わかりますよ。」

「じゃあ、おいらたちの あいことばは、『あらしのよるに』ってことっすね。」


*****

「信用」と「信頼」の違いって?


昨日は週に一度のバトミントンの日。

とっくの昔に?お子さんを卒園させたUさんは、バトミントンクラブの顧問?コーチ?

信頼できる大先輩で、子どものことや幼稚園の事、小学校の事など、

練習が終わった後も、入口付近で長い事話を聞いてもらったり、助言をもらったりする。

そして昨日の話題は、「信用しても信頼しちゃだめだよ」って事。

何の事かはさて置き(^^;)

この二つの言葉をあなたはどう理解しますか?


「あらしのよるに」のヤギとオオカミ。

お互いを信用して、その晩は別れたわけです。

でもまだ信頼には至っていない。

そういうことかな?


辞書を引いても、信用とは信じて用いる事、信頼とは信じて頼る事とか、そのままじゃん!ってことしか書いてない。

更には、信用=信頼とか、分けわかんない(><)


ここが日本語の難しいところ。

似た様な言葉がた~くさんある。

でも、ニュアンスが微妙に違う。


信用・・・信用取引とか使います。過去の実績や業績に対して得られる評価。

信頼はこの過去の評価の信用があって、未来の行動を期待するもの。

だから信用なくして、信頼はない。


恋愛は信用ではなく信頼を大事にすべし!という見出しもあって・・・おお!言い得てる~っ!!!


さて、あらしのよるに出会ったヤギとオオカミ・・・信用から信頼できる友に発展するかどうか?この先が楽しみです。

taichi1年生は、年間50冊の本読みカードが課題なんですが・・・う~ん終わるのか?

でも、昨夜読んであげたこのお話が気にいって、自分で読めそうかな?続きを全部借りてきて!だそうです(^^)


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by yomuyomuehon | 2015-02-19 09:38 | 童話 低学年向け | Trackback | Comments(2)
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母の友1月号の特集は「物語の中の地図」でした。



その中で、地理の指導法研究の第一人者、玉川大学教授の寺本潔さんが仰っています。

「経験地の低い幼い子どもにとって、地図とは、安心できる場を可視化したもの」

「絵本や童話に描かれた地図にひきつけられるのは、文字で読んだり聞いたりしてきた物語の世界の全体像が見えるから」

「冒険物語や探検物語は、全て自宅に戻っている構成になっている。これは安心させるためである。主人公はどんな冒険をしても必ず帰って来る。子どもというのは安心したがるものである」


子どもに、毎日通る道の地図を描かせたり、物語を地図にさせたりするのもよいと提案されています。

地図を描くことによって「私の世界」を形作ると、情緒が安定してくる。

地図が出来あがるということは、日日未知なるものに囲まれている子どもにとって、確かな世界像ができていくという事だ、と。





面白いのは、林明子さんの絵本二冊から、今和泉隆行さんが作った架空の街「柳ヶ丘」。

今和泉さんは、空想地図製作やデザインをしている方。



「あさえとちいさいいもうと」と「はじめてのおつかい」の舞台は、実は同じ街だった!?





「あさえとちいさいいもうと」に描かれた大通りの場面。

電柱には『筒井商店』の広告が!

『筒井商店』といえば、「はじめてのおつかい」でみいちゃんが牛乳を買いに行くお店です。


二冊を手にしながら、今和泉さんの作った地図を見ました。

面白い!

が、一つだけ、ちょっと違う?って思ったのは、みいちゃんが牛乳を買った帰り道、坂の下で待っていたママの後ろはT字路のはず!

が、今和泉さんの地図では十字路になっていて、左端奥に描かれたレストランらしきもの(コックさんがゴミを出してる所)がない(><)

残念!

えっ?・・・細かい(^^;)


きっと林さんの中でも一つの街としてのイメージがあったに違いない。

もしかしたら、「とんことり」のかなえちゃんも、「きょうはなんのひ」のまみこちゃんも・・・み~んな同じ街に住んでいるのかもしれないですね。






sohtaに学校までの地図を描かせてみました。

まだ鳥瞰的には捉えていませんでした。

そこは十字路を曲がるんじゃないの?って曲がり角が行き止まりで、左折みたいになっていて(^^;)

すっごく主観的地図になってる(><)

自分が通る道しか描かれていないぞ~!


スイスの心理学者ピアジェは、

2~7歳は他者の視点・立場から物事を考えることが難しく、自己中心的思考に終始しがちだが、

7~12歳になると、ある程度具体的状況が与えられれば、論理的思考が働くようになる。

そして、空間把握においても、9歳は過渡期だと言っているそうです。

ピアジェの研究に、三山(みつやま)課題と言うのがあって、三つの立体的な山の模型を用意し、手前に子ども、山の向こうに人形を立たせ、人形からは山がどんなふうに見えていると思うかを聞くものだそうです。

これが出来るのが、9歳前後。

人形の目を通して想像できるか?

真上からの視界を想像できるか?


あれえ、sohtaはまだ出来てない?のかあ(^^;)


4年生の算数の授業に立体が出て来るのも、こういう時期だからなんですね。


仕事で図面を作成したり、地図を作ったりする事が多かった私。

学生時代は、海の中の地図(ログ)をつけるのが大好きでした。

あの頃つけてた何冊ものログブック・・・実家にまだあるのかな?


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by yomuyomuehon | 2015-02-18 14:51 | 育児 | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 7,8歳~、自分で読むなら小学4年生位~

(以下、あらすじです)

おひなさまを持っていないかりん。

あやめとななこは、3人のうちのお雛様を、順番に見て回ろうよと言うのですが・・・


ある日、宅配便の大きな段ボール箱が届いて・・・

中に入っていたのは、ひいおばあちゃんから譲り受けた立派なひな段飾り。

お姫様が乗る駕籠・小さな鏡・お盆・お弁当箱のようなもの・何に使うか分からないけれど、漆塗りに金の絵の具で唐草模様を描いたお道具の数々。

嬉しさではちきれそうになったかりんでしたが、人形を取り出した途端、かりんの笑顔が消えました。

お雛様にはあっちこっちにきずや欠けがあり、お姫さまの顔は汚れていたのでした。


真夜中、目を覚ましたかりんは、キッチンがぼんやり明るい事に気が付いて、

キッチンのドアに手を掛けると、中から小さな話し声が聞えてきたのにびっくり!

三人官女が、ステンレスの流しの上で、水道の水を汲みながらおしゃべりしていたのでした。

かりんに驚いて固まった三人官女たちでしたが、スプーンを持った人形がぐらりと傾き、危ない所をかりんがキャッチ。

「あぶなかったあ。・・・あ、小桜ちゃんだ」

すると手の中の人形が、

「そうよ。わたし、小桜よ。まったくもう、かりんちゃんには、かなわないわ」


びっくりしたかりんは人形を放り投げそうになったのですが、必死にかりんの指につかまった小桜は、

「おどろかないで。かりんちゃんは、正真正銘、わたしたち自慢の守り子ね。こうもみごとに名前をあてられたら、ほんとうのすがたをみせないわけにはいかないじゃないの。ねえ、小梅ちゃん。小桃ちゃん、あなたたちもでてらっしゃいよ」

「さあ、かりんちゃん、おとのさまや、おひめさまにお話するから、いっしょに御殿へいきましょう」



こうして花梨の宮の御殿に招かれたかりんは、お雛様たちからこう聞かされました。

小鳥にのり移って、いつもかりんを見守っている。

かりんの守り雛である人形達は、かりんの身の回りにいつも思いをめぐらせているのが務めだと。

ところで花梨の宮とは、かりんの名前からとったもので、それぞれのお雛様には、〇〇の宮と付くらしいのです。


翌日、春一番がふいた日に、かりんとあやめとななこは順番にそれぞれの家のお雛様を見て回りました。

あやめの家のは七段飾り。

どのお雛雅もお顔が磨き上げられたように白く、髪の毛は一筋の乱れも無く、皆金銀の糸の豪華な着物を着ています。

ななこの内のは小さな木目込みの内裏雛。

金屏風とぼんぼりの他には何もありません。

次はかりんの家です。

三人は自分の人形が一番!と思う気持ちと、友達のが羨ましいという気持ちで、

誰かが席を外すと、互いにその子の雛人形の悪口になるのでした。

こうして、三人とも嫌な気持ちでわかれたのです。


さて、二人が帰った後、お雛様たちには何事か起きたようで、畳の部屋は騒がしくなっていました。

五人囃子の笛丸の笛が無くなった言うのです。

すると仕丁が、菖蒲の宮の仕業だと言い出し、右大臣は刀を抜き、三人官女は悲鳴をあげました。

初めから疑ってかかるのは良くない事、いづれにせよ、菖蒲の宮とお近づきになっておくのは悪くないとお姫様。

どうするべきか考えた人形達は、かりんに菖蒲の宮のある家まで連れて行って欲しいと頼んだのでした。

そして、この菖蒲の宮というのは、なんとあやめのうちのお雛さまだったのです。

*****

あやめの家にたまたま来ていたおばあちゃんから、

お雛様と言うのは、もともと形代(かたしろ)と言って、その子のけがれを変わりに受けてくれるものだという事。

子どもの頃お雛様を持っていなかったおばあちゃんは、あやめにお雛様を買ってやれた時には嬉しくて、だから毎年見に来る事。

かわいい女の子達が、お雛様を飾って幸せを願い、けがれを流してきれいな心になると、春が来る。

こういうことが、何百年も続いてきたんだもの・・・お雛さまはいいという事。

を聞いたかりん。


一緒に出掛けた小桜に、小桜ちゃんたちお雛様も、かりんの身代わりになってくれている事を聞きました。

かりんが頭が痛いときには、人形の誰かのどこかが痛くなる。

その分、かりんは楽になっているはず。

右大臣の冠が凹んだのは、かりんが三輪車から落ちた時、

おこりんぼ仕丁のおでこのぶつぶつは、かりんが麻疹に罹った時、

お姫様のほっぺのあざは、かりんの盲腸の傷・・・

お雛たちの傷やよごれを恥ずかしく思っていた事に、どきんとしたかりん。

でも、それが人形達の誇りだから良いのだと小桜ちゃん。


人形達が目を覚ましていられるのはほんの一月程だけど、箱の中でずっとかりんの夢を見ている。

はじめて歩いた時の事、幼稚園に行った日の事、一人でお買い物できた時の事も・・・

かりんちゃんがうれしい時は、お雛さまたちもうれしい。

かりんが悲しい時は、お雛様たちも悲しい、とも。



またある時、かりんは、

「ひなの格は、家来の数や道具の良し悪しで決まるものではありませぬ。よい願いや、美しい祈りが、その雛に、どれ程込められているかによって、決まるのです。その願いや祈りこそが、われら、ひなの命なのですから」

と、左大臣に教えられたのでした。


さて、ところで笛丸の笛は、どこに消えてしまったのでしょう?

*****

haneちゃんに読もうと思っていたのですが、まだちょっと難しい(^^;)

思いがけず、sohtaとtaichiが毎晩寝る前に読んでと持ってくるのです。

彼らにはまだ70ページ程残っているのですが、

私の方が気になって、昨夜子どもが寝た後、続きを読んじゃいました。


雛に込められた願いを表現した台詞に、うるっときちゃう場面が多くて・・・

う~、涙なくしては読めない。

本当に素敵なお話です。

女の子がいたら、絶対に読んであげてね!


今朝、数羽の小鳥がピーピー鳴いていて・・・どうやら、どこかの宮のお雛さまたちが、まだ飾っていないうちのお雛様を呼びに来たようです。

早く出さなくちゃ!

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by yomuyomuehon | 2015-02-17 10:40 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(0)
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読んであげるなら 6歳くらい~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

もう、ずいぶんむかしのことです。

そのころ、世界でいちばんやかましいところは、ガヤガヤという都でした。

そこでは、人びとは、話すということをしませんでした。

口をひらけば、わめくか、どなるかしたからです。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

この町の人びとは、四、五人集まるとすぐ、こんな歌をうたいました。


とびらを バタンと けっとばせ

ゆかを ドシンと ふみならせ

昼間は わめき

夜、たかいびき

ガヤガヤ ガヤガヤ


この町の入口にはこんな立て札が立っていました。

「これより ガヤガヤの都 世界でいちばんやかましい町」

この町で、とりわけやかましのはギャオギャオ王子さまでした。

まだ六つにもなっていないのに、大抵の大人よりずっとやかましい音を立てることが出来ました。


あと一月で王子様の誕生日。

王さまは王子様を呼んで、誕生日の贈り物には何がいいか聞きました。

「ぼく、世界でいちばんやかましい音がききたい」

王子様の希望は、

『世界中人が、一人残らず、同時にワアーッと叫ぶ』

というものでした。

王さまは考えれば考えるほど、これは面白い!という気がしてきました。

「よし、やってみよう!」


それから、ガヤガヤの町は大忙し。

何百人もの使いが、世界中のあちこちへ送り出されました。

そして間もなくあちこちから、この思いつきは面白い、喜んで協力しますとの返事が届きました。


日が経ち、王子さまの誕生日が近づくにつれて、人びとの興奮はどんどん高まりました。

どこの国でもギャオギャオ王子の誕生日の事で話は持ちきりでした。


ある日、ガヤガヤ町からずっと離れたある小さな村で、一人の奥さんが旦那さんに話していました。

「ねえ、あなた、わたしはね、わめくのはいいと思うのよ。でも、ちょっと気になるのはね、自分がありったけの声で叫んでしまったら、他の人の声が聞こえないってことなの。だって、そうでしょう。自分の声しか聞こえませんもの。だけど、わたし、世界でいちばんやかましい音というのを、ちょっと聞いてみたい気がするの」

「おまえのいうとおりだ」

「どうだろう。そのときは、口だけあけて、声は出さないでいたら?そうすれば、ほかの連中の出す声が、いったいどんなものか聞けるわけだ」


これは素晴らしい考えだと思った奥さん。

別に悪気はなかったのですが、近所の奥さん達にこの計画を話しました。

そして、別に悪気はなかったのですが、近所の奥さん達は旦那さんにこの話をし・・・・


さて、王子様の誕生日プレゼント・・・一体どんなものになるのでしょうか?


最後には、見事、素敵などんでん返しが!

*****

このお話、面白いだけでなく、大人にとっては学ぶべきところが多いですね。


種明かししちゃいますと、

皆が世界一やかましい音を聞いてみたいと思ったため、

誰一人、約束の時間に叫ばなかったわけです。


世界中が、し――――んと沈黙した瞬間でした。


王子様はがっかりしたかと思いきや、大喜び♪

王子様は初めて小鳥の歌と、木の葉が風にそよぐ音を、小川を流れる水の音を聞いたのです。

生まれて初めて自然の音を聞いたのです。

静けさと落ち着きを知ったのです。


家の中、TVが付けっ放しになっていませんか?

街へ出ると、あちこちから音が迫って来て、交差点はやかましいですよね?

巷ではランニングブームですが、耳にはイヤホン・・・自然を感じる間はなさそうです。


静けさを知ったガヤガヤ町の人びとは、

静かに話すようになり、

アヒルはやわらかな声で鳴くようになり、

家の戸は音を立てずにしまるようになり、

お巡りさん達は、やさしくそっと笛を吹きました。


世界でいちばん静かで、『平和だ』という事を自慢するようになったとの事。

そうそう、静けさは『平和』なんですよね(^^)


家庭でも然り!

わたしもわめく・怒鳴るをやめなくちゃ(^^;)

*****

さて、土曜日のバレンタインデー。

チョコレートって凄い!!!

スイミングの練習後、チョコレートをもらって来たsohta。
.

「ママーっ、何個だと思うーっ?」

「う~ん、二個」

「ブッブーッ!4個でしたーっ!」

義理チョコか!?友チョコか!?まあ、そんな所だけれども、分かっちゃいるだろうけれど、メッチャ嬉しそうなsohta。


一方のtaichiはゼロ。

「・・・ほしかったなあ」と一言。


へえ!!! taihiでも欲しいって思うんだ!?

それも驚き。


それにしても、男って単純だ(^^)


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by yomuyomuehon | 2015-02-16 09:26 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(2)
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読んであげるなら 5、6歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかしむかし、あるところに、力もちの若者が、おった。

ある日、若者は みやこに のぼろうと、旅にでた。


ひろびろとした野はらを あるいていると、

きゅうに、あたりが くらくなった。

あやしげな かぜまで ふいてきた。

そこは、だれも ちかづこうとしない おそろしい場所であったのだが、

なにもしらない若者は、ずんずん あるいていった。

すると、目のまえに――――

ぬっと、おおきな鬼が、あらわれた。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

鬼は若者を掴んで頭から食べようとしたが、手を止めて、こう言った。

「わしには ひとり、姫がおるが、まだ、ひとを食わせたたことがない。

おまえは 姫に 食われたいか?それとも、わしに食われたいか?」


「どうせ 食われるのなら、お姫さまに食われたい」


こうして若者は、お姫様のお食い初めの餌食になった。

が、

姫さま若者を見ると「はずかしい」と袂で顔を隠し、

「ととさまが かじって わたしに おくれ」

「それでは お食いぞめにならぬ。姫が ひとりで 食うのじゃ」


娘は若者に近づいて、

「手から食おうか、あしから食おうか、それとも、がぶりと あたまから?」

歌いながら娘が食おうとすると、

若者は持っていた扇で娘の頭をポン!

「いたい、いたい。わたしを たたいた」

「にくいやつ。なぜ、だいじな姫をたたく?」

「ちがう、ちがう。むしがとんできたので、むしを おったのだ」

「むしなら、しかたあるまい」


またまた娘が歌いながら若者に近づくと、

今度は大声を出した若者。

「こわい、こわい。わたしを おどす」

「にくいやつ。なぜ、だいじな姫をおどす?」

「ちがう、ちがう。きゅうに せきがでたのだ」


こんな親バカな鬼と、世間知らずの娘と、鬼をからかう若者のやり取りが続いたのですが、

若者はただで食われるのはイヤだと、

戦いを挑みました。

勿論相手は、自分を食おうとする鬼の娘。

腕相撲に足相撲、何をやっても若者の勝ち。

「もういやじゃ、いやじゃ。ひとなど食わぬ」

泣きだした娘を見て、鬼は・・・

*****

「首引き」というタイトルから、何を想像しますか?

この話は狂言の「首引き」をいう曲目を下敷きに生まれたものだそうです。

若者との力比べは、腕相撲 → 足相撲 → 首相撲へと展開するのですが、

これは中世に実際に行われていた遊びらしいとの事。

鳥獣戯画の絵巻物にも、浮世絵にも見られるそうです。

e0160269_15345288.jpg


上は、京都右京区の世界遺産 栂尾山高山寺(とがのをさん こうさんじ)の鳥獣人物戯画

*2015年4月28日~6月7日、東京国立博物館にて、「京都 高山寺の至宝」特別展 鳥獣戯画 が開催されま~す →  特別展「鳥獣戯画―京都高山寺の至宝」 

子煩悩な鬼と箱入り娘・・・なんともおかしいですね(^^)


さて、先の節分では、チョービビリまくっていた年少さん。

節分過ぎても、園には鬼が登場。

やっとお獅子が出なくなって、子ども達もホッとしていた所?

泣き虫な子と、普段我慢してて泣けない子が標的となって、

鬼と化した先生に追いかけられ、担がれ、引き回され(?)、またまた大変な騒ぎとなった模様。

お姉さんぶって(?)普段泣けない子のhaneちゃんも、その対象だったらしく・・・

幼稚園の築山の後ろに、逃げ足速く隠れていたのを、捕まって担がれたそうなんですが、

泣かずに硬直!

きっと泣くまで、この鬼出て来るんだろうな。。。

それにしても、ちょっと見たら担任の先生ってすぐに分かるのに・・・分かっているみたいだけれど、

どうして怖いんでしょうね?(^^;)


そう言えば、sohtaも、お母さんたちの劇に出て来るサメやオオカミに、毎回毎回号泣してたっけ(^^;)

先生達には、年中になって下が入ってくれば、泣かなくなるんじゃない?って笑われてたなあ。


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by yomuyomuehon | 2015-02-13 16:04 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(0)