絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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<   2013年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧



読んであげるなら 5歳くらい~、自分で読むなら小学3年生位~

(以下、あらすじです)

あるところに、ジョニー・ゴライトリーという船乗りがいました。

ジョニーは海からもどると、「しあわせいっぱい荘」という下宿屋に帰ります。

「しあわせいっぱい荘」では、

ミネアポリスさんという大家さんがいつもおいしい料理を作り、

部屋に花を飾って迎えてくれます。

ジョニーはいろんな国の、いろんな土産をもって帰ります。

オウム、サル、トーテムポール、丸木舟、氷山のてっぺんなど・・・

近所の人々はそれを見て、

「しっかりしなきゃだめよ、断らなくちゃだめよ」と言いますが、

ミネアポリスさんは気にも留めません。

ミネアポリスさんはジョニーが大好きだったので、

ジョニーが旅に出ている間、一生懸命それらガラクタ(?)の手入れをしました。

ある日のこと、

ミネアポリスさんは「キティーをつれて明日かえる ジョニー」という電報を受け取りました。

キティーと言えば、猫!

そう思ったミネアポリスさんは、ジョニーの帰りを楽しみに待ったのですが・・・

何と、ジョニーが連れて帰って来たのは巨大なワニ!?

今までは何でも受け入れてくれたミネアポリスさんでしたが、今回ばかりは「だめ!」

仕方なく、ジョニーはキティーを海へ帰す事にしました。

目に涙を溜めるキティー、そしてすっかりしょげてしまったジョニー。

「あれ、そんなにいいワニだったの?」

「普通のワニだけどね。ただ、命を助けてやったから、なついちゃったんだよ」

「まあ、それじゃあ、あなたの大事な友だちだったのね」


というわけで、

ジョニーの事を大好きなミネアポリスさんは、この巨大ワニのキティーと暮らす事を決意しました。

ジョニーが航海に出掛けている間も。

ところが、ある航海から帰った日の事、いつも出迎えてくれるミネアポリスさんの姿が見えません。

どこへ行ったのだろうかと探していると・・・

なんと、キティーのお腹の中からミネアポリスさんの声が聞こえるではありませんか!

キティーの歯を磨いてあげようと口に入っていたら、その口をキティーは閉じてしまったというのです。

ジョニーはミネアポリスさんを助け出そうと、あれこれやってみるのですが・・・・

つっかい棒をたてたり、

消防士を呼んだり、

ちょっと開いた隙にベンチを口に押し込んだり、

上あごをクレーンで吊したり、

船に弱いキティーを乗せて船酔いさせたり・・・

でも、キティーには通用しません。

反って怒らせてしまい、口は堅く閉じたまま。

一方、口の中に閉じ込められている大らかで優しいミネアポリスさんは、暢気なもの。

無茶なジョニーを叱り、キティーの味方をしたりして。

もうキティーを剥製にして、助け出すしかない!?

*****

とっても暢気な!?心の優しい!?ミネアポリスさん。

さすが「しあわせいっぱい荘」の大家さん。

世界中のお土産に囲まれたミネアポリスさんのお部屋は必見。

子どもでなくともワクワクします。

でも、さすがにワニのお土産には開いた口が塞がらない。


ところで西洋の絵本には、よくワニが登場します。







エジプトに生まれたワニのワーニー。一日中泥んこ水に浸かってお日さまをいっぱい浴びて、気楽な生活を送っていた。運命の日1799年8月17日がいきなりやって来た。ナポレオンがやって来て、エジプト土産と言いミイラもスフィンクスも・・・み~んな持って行ってしまった。そしてワニもワーニーまでも!ナポレオンはパリでワーニーを見せびらかした。一日中注目を浴びるのはイヤじゃないけど、食事は最低。パリは流行がどんどん変わっていく。ワーニーもじきに飽きられて、見物客は来なくなった。ある日ナポレオンが取り巻きを従えやって来て、ワーニーはワニ肉パイにされる事に決まったから、さあ大変!ワーニーの運命や如何に!?


ワニには、人を引きつける強烈な魅力があるのでしょうね。

レゴ好きのそうたは、今度はナノレゴにも手を伸ばし・・・

パーレーツオブカリビアンの船の脇に、ワニを置いています。

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海賊船にはオウムとワニなんだそうで・・・

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これはきっとピーターパンの影響だ。

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by yomuyomuehon | 2013-03-30 09:37 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(2)
三月の初め、急に花粉症が来たかと思ったら、

夕方寒気がして、

翌日は一日中微熱が続き、何にもする気になれず。

風邪だったみたいで。

かなりの体調不良事態は、二日ほどで回復し週末は走る事が出来たのですが・・・

この所、老化を感じます(><)

休日には子どもたちと公園をランニングし、

年末から幼稚園のバトミントンサークルに、今更ですが新入部し、

体を動かしています。

多分この年齢の割には、動ける方だと思うのですが・・・

目もしょぼしょぼするし・・・

腎臓も弱ってきた様子。

この症状は、プレ更年期!?

多分、食べものにも気を遣っている方だとも・・・思う。

けれど、やっぱり年には敵わない・・・か(↓)

ならば、

ストレスを溜めないように、

頑張り過ぎないように、

適当に力も気も抜いて、

そう思うように、気持ちをリセット。

病は気からと言う様に、

確かに、気分が滅入っていた事から体調不良になった感が無きにしも非ず。

とは言え、それまでの行き方を考え直すきっかけにもなり、良かったかもしれない。

心も体もデトックスといったところかしら?


かなりの体調不良の時は、読み語り所ではなく、一人でさっさと床に就いてしまったのですが、

それ以外は毎晩読み語りを続けています。

以前紹介したこの本も、数晩に分けて読みました。

何度読んでも面白い。

面白い話を子どもたちと読んで笑って寝るというのは、体に良いものです。



タイトルから、「四月」が舞台かと思いきや、描かれているのは幼稚園の一年間。

賑やかな四月に始まり、静かな三月で締めくくられています。

以前紹介したブログはこちら → 

四月の涙と三月の涙は、全く別物。

「ママーっ、ママ―――っ」と泣いていた子が、こんなに逞しくなっちゃって・・・

四月からは小学生。

「あんたたち、なにやってんの―――っ!」と怒っていた先生も

(我が子の通う園では有り得ないけど)

ちょっとやそっとの事では怒らない、ほろっと涙する感傷的な三月です。

さて25日26日の幼稚園は、延長保育をしている子達だけ登園できるスペシャルデーでした。

二年前のそうたの時は震災があって、卒園式も危ぶまれた位なので、

当然この二日間もありませんでした。

先生や友達と別れを惜しむ(・・・というのは、子どもたちよりも専ら親の方ですが)姿に、

羨ましく、そして友好のあった多くのお母さん達ともお別れかと思うと寂しくもあり・・・

と言うわけで、この本の最終章はまさに今の時期にピッタリ。


続いて読み始めたのが、同じ作者のこの本。



市川宣子さんの文章は、本当に面白い!

読んであげるなら 5歳位~、自分で読むなら2年生位~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あっくんのおとうさんは、

なかなか帰って来ない日があります。

あっくんが、

おかあさんとおふろに入っても、

ひとりでテレビを見ていても、

まだまだ帰ってこない夜。

おかあさんが、

「もうねる時間よ」ってテレビを消して、

電気を消して、

それでもまだまだ帰ってこない夜。

おとうさんは、

どこでなにをしているのでしょう?



と始まる、お父さんが帰って来れなかった理由を、お父さんがあっくんに語る4つの話。

そんなアホな!ってなお話なんですが、子どもは好きなんですよね、こういうの(^^)

子どもも引き込まれているけれど、私もえーっ!!!っんな、ばかな(^^;)なんて思いながらも、一緒に笑っています。

ただ、この本は震災前に書かれたもの。

「1、きのうの夜、おとうさんは、あなをほっていたんだよ」は、震災後だったらきっと書いてないんだろうなあ・・・とも思うお話です。


で、我が家のお父さんも、最近は仕事と実家の事とで、帰って来れない日があったり、

今後もそんな日が増えそうな様子。

一緒に居れる晩はDVD鑑賞という日も増えました。

そして最近観たのはゴッドファーザー。

Ⅰ~Ⅲまで四晩に分けて鑑賞。

何しろ一巻が200分近いので、寝不足が続きました。

話題のバチカンが出てくる事から、観てみようと言う事になったのですが、これは名作中の名作。

まだ観てない方は是非!!!

でも最後は悲しい結末です。

一番大事なものは、やっぱり家族。

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by yomuyomuehon | 2013-03-29 07:07 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(2)


読んであげるなら 6歳位~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あ、こないだ となりの ばあちゃんとこに こしてきた子じゃ。

「おーい!つったっとらんて、ボールとってくれやー!」

「おまえ うまいのぉ!おれ、となりの いえの たなかだいじゅ」

「・・・」

「おまえ ふくしまから きたんじゃろ」

「・・・」

「おれ、しょうらい にほんだいひょうに なるんじゃ!
おまえは なでしこか?」

「・・・」

「おまえ しゃべれんのか?」

「わたしは おまえじゃない。まやって なまえが ある」

「もう わたし サッカーやらないって きめたんだ」

「だって みんな まだ そとで あそべないから」

「だって まだ “ほうしゃせんりょう”たかいから」

「ことしの なつは プールにも はいれなかった。
うんどうかいも なくなった。
はたけの やさいも たべられない。
おとうさんは あと 20ねんは いえに かえれないって いってる」

みーちゃんは じぶんが いい子に してなかったから
こんなことに なったんだって ないた」

「だから わたし サッカーやらない」


(以下、あらすじです)

広島に住む小学生だいじゅ。

この日家に帰っただいじゅは、ひいばあちゃんに、福島で起こった事、広島に原爆が落ちた事、死んだじいちゃんが被爆二世だった事を聞きました。

そして、隣に越して来たまやのお父さんはまだ福島にいる事、おじいさんおばあさんは別の親戚の所にいる事も聞きました。

次の日学校へ行く途中でまやを見つけただいじゅは、まやとサッカーの試合をした昨夜の夢の話をして、

「おれ しょうらい そうりだいじんになる!
そうして ほうしゃのう なくすんじゃ!」


そう宣言したのです。

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*****

世の中は複雑で、

総理大臣になったとて、原発を停止できるわけではないのかもしれませんが、

でも・・・

英断次第では、出来なくもないのではない。

しかし現実は、真逆の方向に進んでいます。


まやのように、あの二年前の原発事故の後、家族がばらばらにならざるを得ない状況下にある方々を思うと、何ともやりきれない。

人の幸せとは何か?

豊かな生活って何?

先週末、子どもたちと夕食を取っている最中に、停電がありました。

真っ暗になった家の中。

改めて、電気に囲まれた暮らしをしている事に気付きました。

最近着け始めた空気清浄機もその一つ。

豊かな暮らしを求めるあまり、暮らし難い環境を作り出している私たち。


この本の巻末に、作者からメッセージ「これからの日本を生きる君たちへ」があります。

「アメリカの先住民の言い伝えに「7代先のことを考えて判断しなさい」という言葉があります。

200年から300年先の自然や人々の生活の事を考えて判断しなさいということです。

地球が作り出したすばらしい自然があるから人間は生きていけます。

だからこそ人間は自然を汚さず大切にしなければなりません。

私たち大人は、自分たちの豊かで便利な生活を求めたたに、原発を作ることを止められませんでした。

君たちや子孫のことをもっと考えなければならなかったと反省しています。

総理大臣一人が何か言っても原発はなくなりません。

だいじゅみたいに考える人がどんどん増えて、みんなが「原発はいらない」というようにならないと、原発はなくなりません。

君たちは自分のことや自分の世代だけの豊かさを求めるのではなく、ずっと先の子どもたちのことを考える人になってください。

もちろん私たち大人も努力しますが、豊かな自然と美しい地球を取り戻せるかどうかは、君たちの力にかかっているのです。」


この作者松本猛さんはいわさきちひろさんの息子で、松本春野さんは孫です。

この事故の後、自分も既に、子どもたちに負の遺産を渡している大人側である事に気付きました。

このままいったら7代先って、一体どんな環境なのでしょうか?

どんなに何重にも安全対策をしたところで、原発はけっしてクリーンでも安全でもありません。

人間が作るものに、100パーセント安全なものなんてありません。

子どものが友達の事を思って、好きなサッカーに打ち込めない日々。

望まずして、家族がバラバラに暮らさざるを得ない日々。

子どもたちが夢見れる未来無くして、この国の将来はないと思います。




1975年発行のこの話は、環境問題・動物虐待を扱っています。

それから40年以上経った今、当時の環境問題・動物虐待は改善されたものの、人間はなんて愚かなんだろうかと思いました。

こちらもあわせてどうぞ!

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by yomuyomuehon | 2013-03-12 16:51 | 戦争と平和を考える | Trackback | Comments(5)