絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
プロフィールを見る
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

<   2012年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧



読んであげるなら 5歳位~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あるところに、おかあさんねずみと、四ひきの子ねずみがいました。

子ねずみたちのうち、三びきは、おとなしくて、しずかな子でした。

でも、四ひきめは、「やかましやのヤカちゃん」とよばれていました。

どうしてこんな名前がついたかは、このお話をよめばすぐわかります。

ヤカちゃん一家は、ドドさんの家にすんでいました。

つまり、いっけんの家の、へやの中には、

ドドさんとドドさんのおくさんがすみ、

かべとかべのすきまに、ねずみたちがすんでいた、

というわけです。

さて、ある日、おかあさんねずみは、四ひきの子ねずみをよびあつめていいました。

「おまえたちも大きくなった。

もうそろそろ、自分ですきなところへいって、

自分でたべものをみつけて、自分でくらしていってもいいころだ。

でも、そのまえに、

おまえたちに、ひとつだいじなことを、はなしておかなくっちゃ。・・・」


 * * * * *

(以下、あらすじです)

それは、ドドさん達に気付かれないように、よくよく用心しなくちゃいけない、って事でした。

その為には、

まず第一に、昼間は決して外を出歩いてはいけない!

第二に、台所へ行ったら、そこに居た証拠を残してきてはいけない!

第三に、決して音を立ててはいけない!

この第三が一番大事なことだとお母さんねずみは言いました。


「わかったかい?」とお母さん。

「うん、わかったよ、おかあさん」と一番目。

「うん、わかったよ、おかあさん」と二番目。

「うん、わかったよ、おかあさん」

「うん、わかったよ、
おかあさん」

とヤカちゃん。

「しーっ、しずかに!」とお母さん。

「お前が大声を出したら、ドドさんが聞きつける。

そうしたら、この家にねずみが居る事がわかってしまう。

それが分かったら、ドドさん達はねずみ捕りを仕掛けるか、猫を飼うんだよ。」


「なに、
ねずみとりって?」


「しーっ、しずかに!」

ねずみ捕りって言うのは・・・・・

猫って言うのは・・・・

子ねずみ達に説明するお母さん。

しかし困った事に、返事をする度とてつもなく大きな声を出してしまうヤカちゃん。

その大きな声がどの位大きいかって言うと・・・

ある晩、ドドさんとドドさんの奥さんが居間に座って話をしていました。

「ねえ、おまえ、うちのかべの中に、ライオンがいるんじゃないかねえ」

ライオンが居る!?

そう思うくらい大きな声なんです(^^;)

二人がそんな事を話している時、ヤカちゃんが壁の中で何か言いました。

それがあんまり大きかったので、家中がぐらぐらと揺れました。

「ほんとだ、たしかに、なにかいるわ!」

「ねずみだとはおもうんだがね。が、それにしては、えらく声の大きなねずみだ」

「まあ、たいへん。うちに、ねずみがいるなんて。

あなたおかえりに、ねずみとりのわなを、買ってきてくださいな」

こうして次の晩、

美味しそうなチーズが一切れ付いたネズミ捕りの罠が仕掛けられたのでした。

その夜、お腹の空いたヤカちゃんは、台所へ向かいました。

が、台所へ着く前に、居間の床に置いてあったこの板切れとチーズを見つけました。

喜んで齧り付こうとした瞬間、何かがヤカちゃんを引き止めました。

それはお母さんの歌。

いつか、ネズミ捕りの仕掛けを教えてくれた、あの歌でした。

「ああ、そうかあ、
これがねずみとりかあ!」


「おーい、
ねずみとりだぞう。
ねずみとりのわなが、
しかけてあるぞう!」


ドドさんは二階の寝室でこの声を聞きつけると、階段を駆け下りました。

ドドさんが居間の電気を着けるのと、

ヤカちゃんの尻尾の先がねずみの穴へ消えるのと、

殆ど同時でした。

そして、壁の中から、

「たいへん、
たいへん、
居間にねずみとりが
しかけてあるよ」


と、いう声が聞こえました。

寝室に戻ったドドさんは、奥さんに言いました。

「あれはやっぱりねずみだったよ。

だが、あのねずみは、ねずみとりではつかまらんよ。

わなのことは、ちゃんとしってるし、それに、もうなかまじゅうに、しらせたもの」

「ねずみとりがだめなら、ねこをかうしかないわね。

あなた、あしたペットショップへいって、ねこを買ってきてくださいな」


ネズミ捕りの罠には掛からなかったヤカちゃん一家。

でも、猫にはどうでしょう?

そして「番ねずみの・・・」の意味は?


続きが気になる方は、是非読んでみてくださいね♪

*****

私がヤカちゃんを真似て、大きな声で台詞を言うと、

最初はビックリしていた子ども達。

しかし、それが面白かったようで、

ヤカちゃんの台詞になる度、ゲラゲラ笑っております。


確かに、ねずみが居る家なんて、イヤです↓

実家は田舎の古い家で、

軒下からも屋根裏へもねずみが入れる昔の造り。

小さな頃、ねずみが天井裏を駆ける音も聞きましたし、

ネズミ捕りに掛かっている姿も目にしました。

だから、ねずみは大、大、大っ嫌い。

子どもの頃の私は、きっとこの本を好きにはなれなかったでしょう。

でも今読むと、とっても楽しいお話。

イラストも結構あって、

お話好きな子なら、

幼稚園の年中さん位でも楽しめると思います。

ちなみにたいち5歳には、面白かったようですよ。


今は大変嫌われる(ミッキーマウスは別として)ねずみですが、

昔話にはよく出てきますし、お話の中では可愛がられていますね。


数年前に92歳で亡くなった祖母は、

平気でねずみを触っていましたが、

それを見て、卒倒しそうだった都会生まれの母。

私の大のねずみ嫌いは、母譲りです。

あの尻尾が特にイヤです。

だから、ああいう系統の動物は全部苦手です。


子どもの頃は七人家族で、

商売もしていた事から、

人の出入りも多かった賑やかな実家も、

今は母一人でひっそりしています。

種明かししちゃいますが、

「番ねずみ」とは、

「門番」や「番犬」の番と同じ。

もしも、実家にいるかもしれないねずみが、「番ねずみ」だったとして、

それによってセコムを解約できる事になっても、

母が、毎月頼んでいる「ねずみ駆除」を止めたりは・・・・

しないだろうな(^^;)


そんな実家の、毎年恒例の大掃除。

何しろ広い田舎の家なので、

いつも5日間位やる事になって、

我が家の掃除が出来ずに年越し。

今年はまだ一日とちょっとしかやってないのですが、

かなり戦力になった息子達のお陰で、捗る!捗る!!

あと一日もやれば、まあいっか(^^;)

今年こそ、我が家の掃除をしなくては!

ちょこちょこやり始めてはいるのですが、

ゴミの多さに呆れます。

食事に行っては貰う玩具や、何かの景品だけでもかなりの量。

こんな暮らし振りはいけないなあ・・・と、つくづく反省。

断捨離、断捨離

断捨離、断捨離


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 * * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!

あなたの一票が明日への励みに繋がりま~す(^^)
 ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ
by yomuyomuehon | 2012-12-28 08:15 | 童話 低学年向け | Trackback | Comments(3)
ブログのタイトルに使わせて頂いている「絵本のおかあさん」

これは、子ども達が通う幼稚園の読み語りボランティアの愛称です。

12月までの一年間、そのスタッフをやらせて頂きました。

長男が年少の時から参加させて頂いている読みボラですが、

スタッフになってみて、今まで見えなかった事、知らずにいた事がいっぱいあって・・・

あらためて、

この素敵なシステムを作って下さった先輩お母さんたちに、

今まで関わって頂いたお母さん、時にはお父さん達に、

そしてこの時間を与えてくださっている幼稚園に感謝です。


スタッフの仕事は、主にシフト決めです。

長男の時と違うのは、下の子連れで絵本のおかあさんに参加してくださる方の多い事。

絵本のおかあさんは、交代で保育もします。

保育システムが始まったのは、数年の前からの事。

息子の通う幼稚園では、様々な親の協力が必要となります。

もっとも、そんな機会を与えてもらっている事を、我が家はとっても楽しんでいるのですが(^^)

しかし、下の子連れで参加出来るお手伝いは限られます。

でも、保育システムのお陰で、絵本のおかあさんはそれが可能なのです♪

そして、園での子どもの様子を見る事が出来る、貴重な機会でもあります。

最初は、我が子目当てで参加した私も、

回を重ねるごとに、

子ども達みんなに楽しんでもらいたい、子ども達と共に楽しみたいと思えるようになりました。

だって、みんな目をキラキラさせて、ものすご~く集中して聞いているんですよ(^^)


絵本のおかあさんは、お帰りのちょっと前の時間に、各教室に出向き、

リュックを背負った子ども達が正座してギュッとくっ付きあった前で、

豆椅子に座って読みます。

一番前の子ども達の顎が膝に乗りそうな程、接近して読みます。

なので、子ども達相手とは言いながらも、最初はとってもドキドキします。


さて、運動会の後の絵本のおかあさんで年中の次男のクラスで読んだのは

「どろぼうがっこう」でした。

うちの息子達は大好きなお話で、

読んであげる度にゲラゲラ笑っているので、

どんなに受けるだろうかとワクワクしながら読んだのですが・・・・

!?!?!?

むっ、むっ、無反応!?

一緒に読んだ相方のお母さんと先生だけが大受け(^^;)

うっそーっ!

なんでこの話で笑わないの?

「すっごく面白い!絶対うちの息子(小1)は好き♪買わなくちゃ!」

と言っていた相方のお母さん。

笑える話で笑ってもらえない時は、特にドキドキします。


ところが、何日が経った日のお迎えで先生から聞いたのは、

子ども達が「どろぼうがっこう」にはまり、

只今泥棒ブームなんですとの話。

「ぬきあし、さしあし、しのびあし・・・♪」で、先生たちのものを盗むのだそうで(^^;)

返事の仕方も「ほーい」「へーい」「わかりやしたー」など等。

そして息子のクラスから始まった泥棒ブームは、次第に園全体に浸透し、

手ぬぐい姿のねずみこぞうのじろきちがあちこちに出現。

ある日園に行くと、み~んな手ぬぐいを頭に被り、鼻の下で結んでおりました。

勿論先生も!

そんな姿でいきなり後ろから「こんにちは~♪」と普通に挨拶されるので、

どんな反応をして良いやら(^^;)

年中の登山で、蜂避けにこのじろきち姿が採用される事になり、

子ども達が自分で結べるようにと、練習も兼ねていたと思われますが・・・

そして「どろぼうがっこう」は先生による劇(年に何度かあるのですが)にも採用され、

それはそれは楽しい(・・・って、私は観てないので、子どもの話によると)ものだったそうで・・・

なんて、絵本のおかあさん冥利につきるのでしょう♪

ドリフのコントのようなこの話。

それを昭和最後に生まれた先生に話したら、ドリフを知らなかった(^^;)


自分の子どもだけでなく、全ての子どもに読んであげて欲しい。

そういう趣旨なので、自分の子以外のクラスでも読みます。

年長さんのクラスで読んだ・・・というか歌った!?「イエコさん」にも、その時は無反応だった子ども達。
森の傍にある古い一軒家。それがイエコさん。この前まで住んでいたトコロさんは、イエコさんを残して町に引っ越してしまいました。一人ぼっちでも楽しく暮らすわ。美味しい物を食べてエクササイズ、エクササイズ。手と足を伸ばしてまげて右、左、右、左。
そんなイエコさんの所にやって来た美味しいものとは?歌うちょろネズミに自称美人ネコ、ブタを丸飲みしたばかりの食いしん坊オオカミ等など。それをイエコさんはパッと手を出して捕まえて、ぱくり、ぺろり。更に次々飲み込むイエコさん。次第にイエコさんはぱんぱんに膨れあがり・・・獲物を飲み込む度に「さあ、元気を出してエクササイズ、エクササイズ。手と足を伸ばして曲げて右、左、右、左」恥ずかしがらずに元気に読みましょう(^^)

しかし、何日か経ったある日、

「あっ、イエコさんだーっ!あのさ~、あのほん、としょしつにないんだけど・・・」

と年長さんの男の子に言われ、

その後暫く何人かの子に「イエコさ~ん♪」と声を掛けられました。

ああ、無反応↓と思っていても、子ども達の心の中には残っているんですねぇ(^^)


先日、久し振りに年中の息子のクラスに行くと、子ども達がわさわさ寄ってきて、

「あっ、きょうはたいちのおかあさん!?ねぇ、ねぇ、なによむの~?『どろぼうがっこう』?」

「今日は『どろぼうがっこう』じゃないでーす!別の面白いお話でーす♪」

楽しみにしてくれていると、実に遣り甲斐があります!!!


そして読んだのは「へっこきあねさま」

このシリーズは『てのひらむかしばなし』という名の通り、掌に収まってしまうような小さなもの。

本来は我が子を膝に・・・位な感じで読んであげるサイズですが、

私は長谷川摂子さんの語りが大好きで、小さな子に語る昔話の口調としては最高!

「今日のはちっちゃい絵本なので、皆もっともっと寄って!寄って」

と、いつも以上にくっ付いてもらい、読みました。

また無反応かと思いきや、

あねさの「どっばーん!」「だっばーん!」という屁に、大爆笑の子ども達。

最後まで笑いっぱなしでした。

先生が常々仰る通り、大変乗りの良いクラスです(^^)

『てのひらむかしばなし』シリーズは、

昔話に縁遠い子ども達に、もっと昔話を!という趣旨で出版されたようで、

昔話と言ったらあの方!という古めかしいイラストではなく、

ちょっと漫画っぽい!?イラストばかり。

中にはあまり好きではないイラストもあるのですが(^^;)、

そこは長谷川摂子さんの語り口が勝り、

どうしても手元に置きたい絵本シリーズになっています。

「へっこきあねさ」は荒井良二さんのイラストとベストマッチ♪

ただ、小松崎先生曰く「へっこきあねさ」の最後は「へや(部屋)へこきべやの事」の行で終わるのが正統派だそうですよ(^^;)

年末年始には、

「こぞうのはつゆめ」「十二支のはじまり」「つるのおんがえし」なんか良いですね!





年明け、子ども達に何を読もうかな~?

あれこれ考えるのも、「絵本のおかあさん」の、楽しみの一つです(^^)




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 * * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!

あなたの一票が明日への励みに繋がりま~す(^^)
 ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ
by yomuyomuehon | 2012-12-27 06:30 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(2)

読んであげるなら 3、4 歳~

2歳7ヶ月になる娘が大好きな絵本で、

「これよんで」と箱から一冊ずつ取り出して来て、三冊読むのが寝る前の日課です。

4~5年前に購入し、長男次男と読み継ぎ、箱はボロボロになってしまいましたが、

クリスマス前のこの時期、必ず読んであげたくなる絵本。


たくさんあるクリスマス絵本の中で、

これ程日本のクリスマスにピッタリなものはないのでは?と思えるお話。

自分が子どもだったの頃の、

クリスマスを迎えるワクワクした気持ち、

家族で楽しんだクリスマスを思い起こさせる内容も、私がこの本を大好きな理由です。


家の書棚を見ると、林明子さんの絵本がたくさんありました。

そして娘がまだお座りを始めた頃から読んで聞かせた

「おつきさまこんばんは」「くつくつあるけ」「きゅっきゅっきゅっ」「おててがでたよ」。





例会に持って行こうと取り出した本の中から、

娘は大好きだった「おつきさまこんばんは」を久々に見つけ出し、

出掛ける前に三度読まされました。

林明子さんの絵本が娘への読み語りのスタートだった事が、

娘が「クリスマスの三つのおくりもの」を特に気に入っている理由の一つかもしれません。


かすみちゃん、もっくん、れいちゃんの三人姉兄妹。

三つのお話は三人それぞれが主人公となっています。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

お母さんが作ってくれたクリスマスケーキ。

いちごが売り切れで、子ども達の分の3つしか乗せられませんでした。

いちごが生っていた所を知っているからと、

お母さんとお父さんのいちごを探しに森に出掛けるかすみちゃんのお話、「ふたつのいちご」。


おじいちゃんおばあちゃんの家で迎えるクリスマスパーティ。

皆が出掛けようとしているのに、ズボンも履かず、玩具で遊んでいるもっくん。

いくら呼んでも立ち上がろうとしないもっくんを置いて、家族は出掛けてしまいました。

するとズボンはもっくんを突っつき急かすのですが、それでも無反応のもっくん。

とうとうズボンももっくんを置いて出掛けてしまいました。

そしてズボンを追いかけるもっくんのお話、「ズボンのクリスマス」



サンタさんの贈り物を待ちきれず、ベッドを抜け出し、

サンタさんを探しに出掛けたれいちゃん。

パジャマ姿で歩いている所、大きな袋を担いだサンタさんに遭遇。

しかしサンタさんはれいちゃんに気付かず歩き続け、

穴の開いた袋から次々にプレゼントを落として行きます。

それを拾いながらサンタさんの後を付いていくれいちゃん。

漸くサンタさんは気が付いて、袋の穴を塞ぎ、玩具を袋に詰めるのですが、

れいちゃんも袋に入れてしまいました。

やがてれいちゃんの家に着いたサンタさんは、れいちゃんが居ないので探し始め、

袋の中のれいちゃんに気付く「サンタクロースとれいちゃん」。



どの話も、兄妹の順序や年齢による心理状態に納得。

我が家は三人兄弟妹なので、一番上の性別が違うのですが、長男次男は、今まさにもっくん状態。

こんなズボンがあったら良いのにと思ってしまいます。

れいちゃんは一番下の娘の同じくらいの年齢だと思います。

そして、他者を思いやれる年齢の、長女のかすみちゃん。

林明子さんは姪御さん達にポーズを取ってもらって、子どもの姿を描いているそうです。

絵から、その子を抱き上げた時の重さとかぬくもりとか、

ちょっと身じろぎする感覚とかが想像できるような子どもを描きたいと思ってとの事。

林さんが描き出す、ちょっとした子どもの仕草や表情に、胸が締め付けられる事があります。

それは頭で考えて描いてらっしゃるからではなくて、

その瞬間瞬間を正確に写し取っていらっしゃるからなのでしょう。


「サンタクロースとれいちゃん」のサンタさんは、これこそサンタさん!と思えるサンタクロースの姿。

三姉弟妹のお母さんお父さん、そしておじいちゃんおばあちゃんも、本当に優しそう。

他の絵本を見ても、林さんの描く人物は優しそうな人ばかり登場します。

林さんの絵本でほっとするのは、そこにも理由がありそうです。 



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 * * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!

あなたの一票が明日への励みに繋がりま~す(^^)
 ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ
by yomuyomuehon | 2012-12-17 16:22 | クリスマスの本 | Trackback | Comments(2)
昨日12月8日、そうたは8歳の誕生日を迎えました。

「8歳になったんだから、・・・・・しないとな。7歳とは違うんだからな」と言うパパ。

一夜にして、そんな成長するものか!?

そんな思いもありますが、誕生日という節目に、親としては色々言いたくなる所というパパの気持ちも分からなくはない。

8年前の12月8日は、それまでペアだった私達夫婦が、チームとして発足した日。

ですが、そうたが生まれてからの2年は、夫婦喧嘩も耐えない日々が続き、弱いチームでした。

流産の後にたいちが生まれ、そしてhaneちゃんが生まれ・・・

一人一人家族が増えていくにつれ、チームワークが良くなってきました。

家族はチームだと思います。

そして久し振りにこの本を読んで、この家族と同じ5人家族になった今だからか、特にそう感じました。


読んであげるなら 4歳位~

(以下、あらすじです)

きょうは みんなで クマがりだ。

つかまえるのは でかいやつ。

そらは すっかり はれてるし

こわくなんか あるもんか!


おやぁ! ふぶきだ!

くるくる ぐるぐる 大ふぶき。

うえを こえては いかれない。

したを くぐっても いかれない。


こまったぞ!

とおりぬけるしか ないようだ!


ピュー ピュー ピュー

ピュー ピュー ピュー

ピュー ピュー ピュー


天気の良い朝。

お父さん・お母さん・お姉ちゃん・お兄ちゃん・赤ちゃんの5人家族+愛犬は、勇ましく(・・・と言ってもかなりの軽装で)クマ狩りに出掛けます。

草原を抜け、川を渡り、沼地を歩き、森に入り、更には吹雪の中を突き進み、狭くて暗い洞穴に到着。

洞穴の中に入ると、パタパタパタ!と音がして・・・

*****

毎日毎日色んな事が起こります。

この絵本の家族にように、気持ちよく草原を駆け下りるような気分の日もあれば、大吹雪の中を突き進まなければならない日もあります。

でも、一人じゃなくて、家族という仲間が居るからこそ、立ち向かう勇気を持てるし、それも楽しめる。

仕事に打ち込んだ、苦しくもあった30代前半までを考えると、今こうして愛する家族に囲まれた暮らしは、なんて幸せなのかと、時々(本当に時々)ふと思う瞬間があります。

是非この年の瀬に、家族揃って読んで欲しいなと思います。

繰り返しの詩なので、きっと子どもはすぐ覚えてしまうと思いますよ。


家族は最小のコミュニティーです。

子どもたちは外に出て、今度は家族とではなく他人とチームを作る事になります。

長男・次男はもう既に小学校・幼稚園という社会に出ているわけですが、その基本は家族関係にあるんだろうなと思います。


久し振りに手にして、あらためて家族の喜びを感じさせてくれた絵本です。


さて、洞穴で本当にクマに遭遇し、大慌てで元来た道を家に駆け戻った家族ですが、その後を追うクマはけっして怖いクマではなく、仲間を探しているような、「ボクもいれて~!」と言いたげなクマなんです。

ドアを閉めて、布団に潜り込んでしまった家族に、がっっかりし、肩を落としてうつむいてとぼとぼ帰って行くクマ。

とても寂しそうです。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 * * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!

あなたの一票が明日への励みに繋がりま~す(^^)
 ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ
by yomuyomuehon | 2012-12-08 07:30 | ことばあそびの本 | Trackback | Comments(4)
いつものように台所で夕食の準備を始めていると、

「いちい~、いちい~、あ~あ~、いちい~♪」と陽気な歌声に乗せて、そうたが帰宅。

持久走大会の前日、一年生の時には、練習も含め二位までしか届かなかった持久走の順位。

初の一位!にルンルン気分で帰ってきたのでした。


一年前の持久走大会の、一月前から始めた朝のランニング。

それは昨年の持久走大会を終えてからも続き(まあ、怠ける事も多々ありましたが)、極寒の雪が舞う様な真冬も、真夏の暑い朝も続きました。

・・・が、この二年生の持久走大会の一ヶ月前にパタッと走るのを止めてしまい・・・

この一ヶ月は、週末、家族で走る土日の二日だけ。

どうやら自分の速さを過信していたようです。

しかし、一週間前にゴール直前で抜かれ、悔しい思いをしたそうた。

そこでやっと火が付き、直前の一週間は朝走る事を復活。

なかなか更新出来ずに居たそうたの世界新記録も次々と塗り替え(1800mを8分3秒)、前日練習ではは堂々の一位。


ちなみに・・・って全く比較になりませんが、持久走大会の帰り道、公園を走っていた川内優輝君は一周600mを1分50秒ペース。


その晩、翌日の本番に向け、パパとコースを確認しながら入念な打ち合わせをしたのでした。

そして、今年は絶対優勝!!!と意気込んで応援に駆けつけた私たち。

案の定、物凄い勢いで校庭から道路に飛び出していく子どもたち。

そうたは二、三番手で飛び出して行きました。

普段持久走大会の倍の距離を走っているので、最後は持久力でぶっちぎりのはず!!!

暫くして見えてきた先頭の二人は、???・・・そうたじゃない!?

やがて校庭に入ってきた集団の中に、しかめっ面で膝を押さえ足を引きずるようなそうたの姿。

「そうたーっ、いけーっ!、抜けーっ!!!、ねばれーっ!!!」

私の声に顔を向けたそうたでしたが、全くスパート利かず、まさかの七位。

えーっ???どういうことーっ???


走り終えたそうたの所に行ってみると、「だいじょうぶ?」と友達がたくさん集まって来ていて、

「そうたくん、ころんじゃったんだよ」とお友だちが説明してくれました。

そうたは無言で涙目です。

帰ってきたそうたに聞いた所、学校を出ておよそ半分の所の角で、後ろから押されて転んだとの事。

90度のカーブで、狭い歩道を走るのでぶつかる事は十分あり得る話。

だけど、押されても持ち応えなきゃ。


週末の学級のお便りの持久走大会のところに、「・・・中には、十分によい結果だったように思える子が涙目になっていました。どうしたのでしょう!」とありました。

朝、駅から出て来て学校へ向かう担任の先生と、走り終えて家に帰るそうたが遭った事がありました。

毎朝走っている事を先生は知っています。

何回も言いますが、毎朝ではなくて、大分怠けていますけどね(^^;)


転んでも七位なんて凄いじゃないかと何人にも言われましたが、今まで走って来た事を考えたら、そんな単純な事じゃないのです。

悔しい!とそうたは言いました。

明日からも走る!とそうたは言いました。

・・・が、やっぱり・・・翌朝から家族で走る週末を除き、一日も走っていません。

朝起きると、暖房の前でお尻を十分過ぎるほど温めています。

そして、もう走る時間は無くなったという頃になって、「あっ、もう時間だ!」とご飯を食べ始めます。

勿論そんなそうたにパパもママも、ガミガミガミガミ・・・・。

日に日に寒くなるこの季節。

一日やらないと、もうイヤ!と思うはず。


そしてやっぱりパパとママは、そうたを走らせる方法について喧々諤々、そして喧嘩です。

売り言葉に買い言葉で、今週一週間は、私がそうたと走って、パパが朝ごはんを作る事になりました。

昨日は、「玄関で待ってるよ!」と言っても全く動かないそうた。

もう走らないと時間がないという時に、「先に行ってるから、走って来てね!」と私は出てしまったのですが・・・来ない。

結局、私だけが走って終わり。

家に帰ると、まだパジャマ姿のそうた。


私は毎朝5時から朝食を作ります。

勿論パパにもそれを強いて・・・

立派に煮物と味噌汁を作ってくれていましたが、普通のレシピ本の調味料の量では、うちの味としてはしょっぱくて(^^;)子どもは食べず。

ただお味噌汁は美味しかった。

と言っても、私の自家製味噌ですからね~


で、夕べ子ども達に朝ごはんはどっちのが良いか聞いた所、そうたはどっちでも良い

(何―っ!!!!!)

今朝はお弁当なので、たいちはパパのお弁当じゃイヤだと(^^;)

が、そうたを走らせる為なのに、私一人が走りに行った事を気に入らないパパ。

「意味が無い、お前の自己満足じゃないか!」ですって。

だって、待ってたら文句ばかり言っちゃうもの。

それより時間になったら粛々と、

いくら言ったって、そうたがその気にならなくちゃ無理ですもの。

しかし、悔しい思いも三日間か!?

もう喉下過ぎちゃったよね(^^;)

そうなると、この寒い朝走ろうと思い立つには何が必要か?

う~ん、悩みます。


何もそこまでしなくても!と思う方が殆どでしょう。

無理にやらせる必要は無いとも思うでしょう。

走る事はキツイです。

私も走るようになったので、少しは分かります。

習い事は決まった事を言われたようにやるだけ(こう言うと語弊がありますね?)だけど、自ら走る事は余程強い精神力がないと無理。

それも、朝の登校前に走るというのは、見通しも立てられなくちゃ出来ないし、時間との戦いで、自分との戦い。

人に勝つ前に自らに勝て!

パパは常々そうたにそう言います。

この一年走ってきた事で、彼は心も体もかなり成長したと思います。

そうたの描く絵には勢いがあるし、勉強に取り組む姿勢も意欲的(まあ、そうじゃない日も多々あるけれど(^^;))

何しろ、一昨日の授業参観での様子を見たら、親バカかもしれないけれど、家での様子と大違いで、かなり立派でした。

街角探検に行った時の事を、グループ毎に体育館で発表。

それがトップバッターで、グループのリーダーだった事もあり、全体の号令係。

その発表の仕方も、掲げた絵も上出来で、その絵にはあちこちから感嘆の声が。

しかし、それより私が一番誇らしく思ったのは、授業の最初から最後までの彼の聞く姿勢です。

時間が経つにつれ、厭きてきた様子の子どもたち。

落ち着きが無くなり、おしゃべりやじゃれ合いが始まりました。

最初に終えたそうたにとっては長い時間だったと思うのですが、じーっと発表を聞いている姿に彼の成長を感じました。

持久走大会で優勝することは簡単な近い目標でした。

でも、それが到達点じゃないのです。

困難に遭った時、そこを自らの力で乗り越えられること・・・

子どもたちにはそう育って欲しいと思います。

また、成功体験も自らに力を与えます。

本番で一位は取れなかったけれど、たとえ練習でも一位を取れたことは、自分は出来る!という自信を与えてくれたはず。

そう信じて、これからも走り続けて欲しいと思います。

そして週末だけでも家族全員で走る事で、同じ方向に向かっている楽しさを味わえたら良いなあと思います。


これは「郷土を描く児童生徒美術展」で入選を取ったそうたの絵です。

まだ戻ってこないので、コピーですが。
e0160269_5473721.jpg

夕べ、そうたに読んだのはこれ


少し読んで、難しくない?と聞いたところ、最後まで読んでと言われたので読みましたが、二年生にはちんぷんかんぷんな言葉がた~くさん。

でも、絵本やお話から色んなことに興味を持って、それが何かのきっかけになれば、嬉しい限り。

星を見るには良い季節ですね。

夏休みには、自由研究という宿題があったからやった天気の観察。

星についてやるなら今程良い時期は無いのだけれど・・・(^^;)


今では当たり前の太陽中心説。

ガリレオはコペルニクスのそれを証明し、それまでの地球中心説に異論を唱えたためにカトリック教会を敵に廻し、晩年を自宅軟禁生活で閉じました。

しかし、ガリレオに刺激された科学者たちはガリレオの太陽中心説を証明し、物体の運動に関する理論を発展させ、発明品に改良を加えていったのです。

ガリレオの発明品とは、小天秤・灌漑用ポンプ・コンパス・温度計・望遠鏡・顕微鏡・振り子時計。

1992年、カトリック教会はガリレオを有罪とした事は誤りであり、太陽中心説は正しかったと正式に認めました。

実にガリレオの裁判から400年も経ってのことです。


今朝方パパと口論になって大分イライラしましたが、こうして書いていると、やっぱり子育ては楽しいな♪って思います。

子どもと共に成長しなくちゃ!


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 * * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!

あなたの一票が明日への励みに繋がりま~す(^^)
 ↓  ↓  ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ
by yomuyomuehon | 2012-12-05 06:07 | 童話 中学年向け | Trackback | Comments(4)