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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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<   2011年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧

にぐるまひいて

ドナルド・ホール
ほるぷ出版
発売日:1980-10-15



読んであげるなら 5、6 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

10月 とうさんは にぐるまに うしを つないだ。

それから うちじゅう みんなで

この いちねんかんに みんなが つくり そだてたものを

なにもかも にぐるまに つみこんだ。



 * * * * *

(以下、あらすじです)

羊の毛を紡いで織ったショール、手袋。

ろうそく、リンネル、しらかばのほうき。

じゃがいも、りんご、はちみつとはちのす、かぶとキャベツ。

樹液を煮詰めてとった楓砂糖の木箱づめ。

子供が集めたガチョウの羽。


父さんは牛を引き、10日掛かりでポーツマスの市場へ着いた。

荷車に載せて来た物全てを売って、最後に荷車も牛も売った。

父さんはポケットをお金でいっぱいにして、

市場を歩き回り、家族の為に買い物をした。

暖炉に下げる鉄の鍋。

娘に刺繍針。

息子にバーロウナイフ。

家族みんなに、はっかキャンディ。


そして、息子と娘と母さんが待つ家に帰った。

* * * * *

「そもそも、このお話は、近所に住んでいたいとこから聞いたものです。そしてそのいとこは、幼い頃、ある老人から聞き、またその老人は、子どもの頃に、大変なお年寄りから聞いたのだそうです。語り継がれたこの伝統のすばらしさ!」とあります。

つまり、そう古くはないけれど昔話ですよね。

アメリカの開拓時代に殖民した、ある家族の一年間の営み。

それは、今のように便利ではなく、物質的に満ち足りたものではなかったかもしれません。

そもそも『豊か』とは、『幸せ』とはどんなものか?

子どもを持って、そして子どもを入園させてから、それまでの私の概念とは180度変わったかもしれません。

ブランド物を身に纏い、頻繁に外食をし、欲しいと思ったら即買いだった、結婚前の暮らし。

物質的に恵まれている事、便利な暮らしをしている事が、果たして幸せなのだろうか?

・・・そうとは思えなくなりました。

このお話には、私が『幸せ』とか『豊か』とか思える暮らしが詰まっています。

それは愛に溢れた、心豊かな暮らしぶりです。

感情を表す表現は一切なく、状況説明だけで進むお話。

でも、家族の温かな会話や笑い声が聞こえてきそうです。

* * * * *

10月もいよいよ終盤、収穫の時期を迎えています。

今日は農大の収穫祭に行って、美味しい物をたくさん頂いてきました。

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午前中公園で、持久走大会に向けて練習をしてきたそうたと、くっ付いて行ったたいちはお腹がぺこぺこ。

ずらーっと並んだ出店に目移りしながらも、とりあえず何でも良いから食べたい!と、空いていたドーナツを購入。

一口サイズの丸ドーナツ。

揚げたてで旨い!

あっという間に完食。

パパはお隣のワッフルに並び、・・・と言っても、お餅を揚げたような食感ので、これまた旨かった!

パパが並んでいる間に、私は子どもと先へ進み、腸詰かブラジルのBBQか迷い、BBQの列へ。

ここがなかなか進まず、その間に戻って来たパパは大学芋を買って来てくれて、揚げたて熱々のそれを食べながら並び・・・

側の神輿広場と行ったり来たり、神輿を見て廻って遊んでいた子供たち。

その内、「一人で買い物に行きたい!」と言い出したたいち!でしたが、あまりに混んでいるし、初めて来た場所でもあるし、却下。

列に並ぶのをパパと交代して、私とたいちで美味しい物探しに出掛けました。

そして、キャラメルポップコーンと沖縄のお好み焼きとアメリカンドックを購入して戻って来たところが、まだBBQの列に並んでいるパパ。

それらを全て一つずつ食べたそうたとたいちでしたが、『からあげ』の文字を見つけて「かってくる!」とそうた。

BBQを待つ間に、それも一袋ずつ食べたそうたとたいち。

一週間分以上の肉を食べたね、きっと。う~ん、2週間分かっ(^^;)

すっごく並んだから4本買ったと、30cmもある串を4本も買って来たパパ。
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子供たちはから揚げに夢中で、見向きもせず(^^;)

でも、そのBBQが美味かった!!!

結局、パパと私が2本ずつ食べてしまいました(^^;)

「もうお腹いっぱいだね~」と言いながら、模擬店の案内板を見ていると、「りんごあめ、食べたい!」とそうた。

「え~っ、まだ、食べるの!?りんご飴ってさあ、飽きちゃって、最後まで食べれないんだよね~」

模擬店の案内板には、何店かに今年の優良店というマークが付いています。

それらはほとんど完売。

そして向かったりんご飴のお店。
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姫りんごと大きなりんごの2種類があって、姫を注文したのですが、数人前で売り切れ。

大きな、本当に大きなりんご飴を購入したのでした。
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「なめた~い!」というたいちに、ケチなそうたはなっかなか舐めさせず・・・

「だったら、最後までちゃんと食べなさいよっ!」

駐車場まで帰り道、しば~らくして、やっと一口舐めさせたのですが、飽きる事無く食べ続けるそうた。

帰りの車の中で、りんご半分まで食べたところで、「残りは帰ってからにする」

家について、夕食後、「そう言えばりんご飴!?」とパパが出してきて一口がぶりっ!

「うっ、旨い!!!」

私もがぶりっ!

「ほんとだ、めっちゃくちゃ美味しいーっ!!!」

「おいしいでしょ!だから、だれにもあげたくなかったんだよ~っ」とそうた。

こんな美味しいりんご飴初めて♪

頂いたもの全てが美味しくて、さすが農大!と感心したのですが、このりんご飴はほんと旨い!

「一番おいしかったものはな~に?」

「りんご飴!」

パパも私も、声をそろえて答えたのでした。

ちなみにそうたとたいちは『からあげ』でした。

いやいや、農大の収穫祭はと~っても美味しいです(^^)

どこのお店も丁寧に作ってるんですよ。材料も無農薬だったりして・・・

母校の学祭の出店のイメージとは全く違うので、驚きです。

私が学生の時は凄かった!というか、酷かったもの~っ


明日もやってます。

お近くの方は是非どうぞ!



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-10-29 23:55 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(4)
夕方、たいちとベビーちゃんを連れて散歩していた所、学校帰りのT、5年生に会いました。

友達2人と一緒に歩いていたT。

私を見ると「よーっ!」と手を挙げて、にっこり(^^)

「おかえりーっ」私もにっこり(^^)

格好良いだけじゃなくて、素直で良い子なんだな♪

おばちゃん、君の大ファンよ~♪

先週も、家の側の公園でたいちやそのお友達と遊んでいた時、Tとその妹のNとTのお友達が3人で野球をしていました。

私に気付いたNが「よーっ」と手を挙げてニコッ(^^)

兄妹揃って、そっくりな挨拶の仕方(^^;)

ほんと、この兄妹には心が洗われます。

TとNは4人兄妹の、下の二人。

うちの子供たちの、幼稚園と小学校の先輩です。


毎週月曜日の、小学校の放課後講座で、お迎えサポーターをしている私は、1年生から5年生までの子供たち(6年生は居ないのです)20人位を、他のサポーターさん達と引率しています。

距離にして2キロ弱。15分くらい。

4年生5年生ともなると、特に女の子は、挨拶はしない、身勝手・・・その他諸々、注意しても無駄かっ!と思えるような、がっかりさせられるような事が多いのです。

私の子どもの頃を思い出すと、そんな女の子達に近いものがあったかもしれません。

丁度その位の年齢から、周りの大人が煩わしく思えていたかもしれません。

でも自分が親になると、子どもにそうなって欲しくはない。

うちの子達も、Tのような男の子、Nのような女の子に育てたい。

それには、やはり親のKさんを見習わなくてはなりません。


日曜日の朝、駅向こうのスーパーに買い物に行った帰り、駅の階段で見知らぬ小学生の兄妹とすれ違いました。

ウィダーインゼリーを飲んでいたお兄ちゃん(5年生位?)が、飲み終えた袋を階段にぽいっ!

私の目の前で!

私と目が合って、その子は拾ったのですが、階段を駆け上がり(私は降りていて)、上がりきった所で、再びぽいっ!

そして、駆け足で逃げて行きました。

がっかりしました。

まだ小学生の兄妹です。

平気でポイ捨てするなんて!

目が合って拾ったので、一応人の目は気になるのでしょう。

それにしても!です。

追いかけていって、注意すべきだったか!?


どちらも同じ年齢位の兄妹なのですが、どうしてこんなにも違うのでしょうか!?

子どもは親の鏡と言います。

でも、親がきちんとしていさえすれば、それを真似るというわけでもなさそうです。

私の場合、小言が多過ぎて、子どもが自ら考える機会を減らしている気がします。


チャレンジ通信の11月号に、お小言ランキングなるものが載っていました。

1位 「早く〇〇しなさい!」

2位 「宿題は? 明日の準備した? 忘れ物はない?」

3位 「何度言ったらわかるの?」


「早く、早く、早く!」って、よく言ってるなあ・・・

「何度言ったらわかるの?」も、言ってるなあ・・・


指示しちゃいけないそうです。

どうするか?、子どもに考えさせる事が大切。


小言は「マイナス発想」

行動が遅い=慎重派、わがまま=こだわり派という風に、「プラス発想」の見方をして声掛けする。

それが自己肯定感・自信に繋がるという事です。


小松崎進先生がよく仰るのは、「家庭内で挨拶をしてますか?」という事。

うちは、してますよ~(^^)

ただね、喧嘩をしても、翌朝は「おはよう!」って言いましょう!と先生は仰いますが、パパと喧嘩した翌朝は、だんまり。それだけは、ちょいと無理。


今でこそ、知り合いのお母さん達にも声を掛ける事が出来るようになったそうたですが、園児の時はしてなかったよなあ・・・

そして、私が率先して挨拶しても、だんまりのたいち。

その内、そうたと同じ様に、出来るようになるのかしら(^^;)


「こうあって欲しい」と願うのは悪い事ではないけれど、「こんな子供にしなければならない」という思い込みになってしまうと、小言がでてしまうんだそうです。

まずは親が姿勢を示して、あとは待つ。

この「待つ」が難しいのですが・・・頑張りましょう!

ちなみに監修は星一郎先生(アドラー博士の〇〇とかを書かれている、心理セラピスト)です。


* * * * *



読んであげるなら 5、6 歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ある夜のこと、クマくんは

お月さまを見上げて、考えた。お月さまに、

たんじょう日のおくりものをあげたいな。

でも、お月さまのたんじょう日って、いつだろう。

それに、なにをあげたらいいかしら。

クマくんは木にのぼり、

お月さまにはなしかけた。

「こんばんは、お月さま!」

だけど、お月さまはこたえない。

きっと、遠すぎたんだろうな、それで、

お月さまには、きこえなかったんだ。

そこで、クマくんは、川をわたり・・・・

森をぬけ・・・・

山のちょうじょうにのぼった。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

大分近くなったと考えたクマくん。

もう一度叫んだ。

「こんばんは!」

「こんばんは!」


クマくんの声が山々に跳ね返ってきた。

すっかり嬉しくなったクマくん。

「おたんじょう日、いつですか。おしえてください。」

「おたんじょう日、いつですか。おしえてください。」


とお月さまが答えた。

「ぼくのたんじょう日はあしたです!」とクマくん。

「ぼくのたんじょう日はあしたです!」とお月さま。

「たんじょう日に、なにがほしいですか。」とクマくんが聞くと、

「たんじょう日に、なにがほしいですか。」とお月さまもたずねる。

「ぼく、ぼうしがいいな」

「ぼく、ぼうしがいいな」と、お月さま。

クマくんはお月さまにおやすみなさいをして、家に帰り、町に出掛け、お月さまに綺麗な帽子を買った。

その夜、クマくんはお月さまによく見えるように、帽子を木の枝に掛け、お月さまが昇ってくるのを待った。

* * * * *

たいちの誕生日の前日に読んだお話。

たいちは大喜びで聞いていて、誕生日にも、その次の日にも「よんで~っ!」と持ってきました。

クマくんのような、ピュアな心を持ち続けて欲しいなあと思います。

優しい気持ちを育てるのに、こんな素敵な絵本が役に立ってくれそうな気がしませんか。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-10-28 00:13 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(2)

三まいのおふだ

ううっ、ショックです(泣)

大好きな大好きな作家の長谷川摂子さんが、18日にお亡くなりになりました。

最近も「てのひらえほんシリーズ」の「かちかちやま」を紹介したばかりでした。



良い作家さんがお亡くなりになる度に、ああもっと早くお話を聞いておけばよかった!と後悔します。

なんと言っても大好きなのは「きつねにょうぼう」です。




そして今読み比べているのは、「三まいのおふだ」







読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、やまの おてらに おしょうさんと こぞうが おった。

あるひ、おしょうさんは こぞうを よんで、

「もうじき おひがんが くるすけ、やまへ はなとりに いってこいや」

といった。

「はいっ」と いって こぞうが でかけようとすると、おしょうさんは、

「もし やまで おまえの みに なんぞ あったら、このおふだに たすけてもらえ」

と いって、 三まいの おふだを ふところに いれてくれた。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

小僧は良い気分で、歌など歌いながら山道を行った。

ところがどこまで行っても花が見つからない。

どんどん山奥に入って行く内、陽が落ちて暗くなってきた。

困っていると、向こうの方に家の明かりが見えたから、走っていって戸を叩いた。

白髪のばあさが出てきて、小僧を泊めてくれた。

干し柿をたんと食わせて貰った小僧は眠たくなった。

「こぞう、もう ねれ。うちには ふとんが これしか ないすけ、おらが おまえを だいて ねる」

「とんでもねえ。おら、ひとりがいい」


でも、ばあさの言う通りにするしかなかった。

夜中に雨が降り出し、雨だれがこんな歌を歌った。


てーん てん てらの こぞう


かお みれ、かお みれ


てん てん てん



小僧がそっと目を開けて、ばあさの顔を見ると!


* * * * *


これは長谷川摂子さん再話の方です。

水沢さんの方が有名でしょうか?

三枚のお札の登場の仕方が異なります。

長谷川さんのでは、和尚さんが持たせるのですが、水沢さんのでは、小僧が逃げ込んだ便所の神様から貰います。


雨が小僧にばあさの正体を教える場面。

水沢さんのでは更にこわ~い場面が加わります。

三枚のお札と言うのは、鬼ばばから逃げる小僧を助ける役目を果たすのですが、

長谷川さんのでは、それは大川・大藪・大火事になり、

水沢さんのでは、大山・大川・大火事と、若干異なります。


その後の場面は変わりなく、お話的にはそれ程の違いはないようです。

水沢さんの方は絵が梶山俊夫さんとあって、雰囲気があります。

長谷川さんの方はちょっと漫画っぽく、それ程怖いイメージではないのかな?

そうたは園で、水沢さんのを読んで貰っていたと思うのですが、家では長谷川さんの方を手に取ります。

とっても怖いお話だと思うのですが、「てのひらむかしばなし」の方ならば、小さな子でも夢にまで出てくる程怖くは無いと思いますよ。

お寺まで逃げてきた小僧が、和尚さんに早く開けてと頼む場面。

焦る小僧とのんびりしている和尚さんの掛け合いが、何度読んでも面白い(^^)


* * * * *

長谷川摂子さん、素敵なお話をたくさん残して頂き、ありがとうございました。

ご冥福を心よりお祈りいたします。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-10-26 00:14 | 昔ばなし | Trackback | Comments(2)

あやちゃんのうまれたひ

23日は日曜日は、たいちの4歳の誕生日でした。

ディスニーランドにいきたい!

は、行く予定だった土曜日が雨。

延期になりました。

誕生日プレゼントは暫しお預けです。

ディズニーランドに行く事になる前、私が予定していた事がありました。

それは『ひがし東京・子どもの本と文化の集い』

「行って来ても良い?」

と、パパと子どもたちに聞くと、OK!という事で、両国までお出掛けさせてもらいました。


楽しみにしていたのが、浜田桂子さんのお話。

「絵本の子ども・地球の子ども」という題目でお話下さいました。


早くに両親を失くされたという浜田さん。

命に対する不信感があったそうです。

しかしお子さんを出産された時に、その不信感はひっくり返されました。

命は繋がっている!

私が生まれたことも、子どもが生まれたことも、人が生まれるってことは、奇跡的な廻りあわせなんだ。

命は一つとして、大事じゃないものはない。

そう思われたそうです。

お子さん二人を育てながら絵を描いていた頃、仲間に誘われて出掛けた、ある絵本画家との集い。

その方に浜田さんの絵を酷評された事で、気付かされた事。

それは自分が母親だって事。

それについては紛れも無い事実で、その画家さんに負けるはずが無い!

それについて書けばいいんだ!

そして生まれたのが、『あやちゃんのうまれたひ』です。


浜田さんの講演の前に、小学5年生の女の子が読み語りをしてくれました。

とっても可愛い声で(^^)

まるで、あやちゃんが話しているかのようでした。

三人の子どもの出産が折り重なるように頭の中を廻り、涙がこぼれました。

誕生日を迎えるたいちに読んであげるのにピッタリ!

あの本に浜田さんにサインを頂かなくちゃ!と、講演後すぐに受付に走ったのですが、既に売り切れ、ああ残念!

この絵本は1984年に出版されました。

それでも尚今読み継がれているのは、命を繋ぐという営みは、どんなに科学が進もうと、変わり無い事実だからでしょう。

そしてそれは、今ここに生きている全ての人が経験してきている事。

今浜田さんがお仲間と、日中韓平和絵本プロジェクトを進められている事は、既にここから繋がっていたんですね。



みんな、大切な命。


読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

「ねえ、ママ、もうじき あやちゃんの たんじょうびだよね」

「あ、ほんとうだ。あやちゃんも 6さいに なるわね」

「うまれたときね、ちっちゃかった?」

「そうよ、とっても。ママの おなかに はいってたんだもの」

「ね、ママ、かわいかった?」

「うん、とってもね。あやちゃんが うまれたときの おはなし してあげようか」

「うん、して、して」



 * * * * *

(以下、あらすじです)

初めて赤ちゃんが生まれるって分かった時、ママとっても嬉しかった。

生まれる日に印を付けてずっとまってたのよ。

でもその日もその次の日も、そのまた次の日も赤ちゃんは生まれなかったの。

パパもおばあちゃんもおじいちゃんも待ちきれなくってね。

皆で話し掛けたのよ。

「はやく生まれておいで」ってね。

予定日から2週間近く経った日の夜の事。

何だかお腹がごろんとして、小さな声が聞こえたの。

うまれるよって、赤ちゃんの声。

それでパパとおばあちゃんを起こしたの。

寒い寒い晩だった。

パパの運転する車に乗って病院へ行ったの。

一つだけ窓の明かりが着いていて、すぐ看護婦さんが出てきてくれたわ。

ママは、赤ちゃんを産むお部屋に入ったの。

そこはとても暖かくて、静かなお部屋だったわ。

* * * * *

たいちの誕生とは大分違うのですが、これを読んで、生まれた時の事を話してあげようと思いました。

入園してから話の理解度が大分増したようなので、今までとは全く違う反応だろうなと思いながら。


「たいちのうまれたひ」

結婚前、食生活の乱れとハードワークから、病気がちだった私。

指を挟んだり、脛を打ったり程度の痛みで気を失い、救急車で運ばれた事が3回もありました。

痛みに相当弱かったのです。

将来出産される時は、無痛分娩にした方が良いね!とお医者さんから言われていました。

何度検査しても原因不明だったのです。

そうたを身篭った時、その事をパパの妹の話すと、知り合いの先生を紹介してくれました。

そして無痛分娩をすることになったのです。

実家に近い成育医療センターで、そうたもたいちも生まれました。

救急医療センターなので、出来れば計画出産が良いと勧められたのですが、そうたの時は陣痛が来てからにしますと断りました。

しかしたいちの時は、義母にそうたを看てもらっていたので、計画出産を選びました。

出産予定は予定日の一週間前。

前日にパパとそうたに送ってもらい、入院。

子宮口が開いていたので、バルーンの必要は無いねという事で、その夜はなかなか寝れない病室のTVで「私の頭の中の消しゴム」を見ていました。

翌朝6時に部屋を移動。

周りに高い建物が無く、高層ビルの上階にあったので、東京タワーがよく見えた秋晴れの素晴らしい朝でした。

その時は、あんなに長い一日になるとは思いもせず・・・

計画出産だと、陣痛促進剤を使います。

子宮口が開いているのでそれで大丈夫との事が、陣痛だけが来て子宮口は開かず、麻酔をしてしまうと子宮口が開かなくなるので、それまでは頑張って!と、2分間隔にまでなっても、まだ開かない、頑張って!

ただ痛いまま10時間。

まだ時間が掛かりますと言われ、そうたを預けるため、一度実家に戻ったパパ。

夕方、今日はダメみたいだね、また明日にしようかと先生。

えーっ!!!うそでしょ~、(もう、ヘトヘトです~っ)

落胆していた所、

「先生、赤ちゃんが這って出来きてますっ!」

・・・とほとほと嫌になったんだろうたいちは、自ら出てきたのでありました。

この経験が本当に嫌だったので、もう無痛分娩はやめよう!と思い、多少の不安はあったのですが、ベビーちゃんは自然分娩にしたのです。

ベビーちゃんを産んだ時、陣痛で気を失う事はありませんでしたが、出産直後の血圧は30を切っていました。

でも横になっていたので、倒れる事はなく・・・出来るものですね。


たいちが夜中に「やめてーっ、やだーっ」と泣き叫ぶ事が多かった最近までずーっと、この出産時の経験があるのかなあと思っていました。

柴田愛子先生曰く、出産も、国によって時代によって様々。

要はその子が元気なら良いのよ!

その言葉に救われました。

そしてたいちは本当に元気です。少しシャイですけれど・・・(^^;)

自ら這って出てきたというのも、今考えるとたいちらしい。

* * * * *

浜田桂子さんは底辺に『命』というテーマを持ち続け、実に愛情たっぷりのお話をたくさん書かれています。

家族や兄妹、友達についてのお話が多いですね。

浜田 桂子
福音館書店
発売日:2008-04-30















浜田さんは都会的で品のある、とっても素敵な方でした。

言葉使いは美しく、声は優しく、笑顔も素敵な美人!

優しさだけでなく、芯の強さも感じる方でした。

作家さんのお話を直に聞くと、更にその絵本の裏側にあるものまで見えてきて、絵本と近くなった気がします。

快く行かせてくれた、パパや子供たちにも感謝です(^^)



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-10-25 05:21 | 愛のある絵本 | Trackback | Comments(2)

まんじゅうこわい

ブログだってのに、私は何日も前の事ばかり書いております。

一昨昨日の26日、年長さんの晃石山登山があったのですが、引率係のパパは無事に帰って参りました。

一日一緒に山に登るってのは、先生や引率係のお父さんやお母さん、そして子供たちの性格も色々と見えてくるようで・・・

まあ、多くの驚きや感動があったようでございます。

さて、そんなパパが一番気合を入れて行ったのが、バスの中で振られる一発芸(!?)なんでありますが、筑波山へ行くのと違い、それ程時間が掛かる事無く着いてしまいましたので、子供たちの歌だけで終わってしまったようなんであります。

子供たちは、行きは勿論の事、登山の帰りも寝る事無く、園に着くまでひたすら歌っておりまして、子供たちと先生のパワフルさに、今年も感服して帰ってまいりました。

ここ2日ばかり、夜中に授乳で目を覚ましますと、お風呂から聞こえるお経のようなブツブツブツブツ・・・

それはパパの仕込みだったわけでありまして・・・(^^;)

(ここまで落語調で読んでもらえたかしら?)

それがこの「まんじゅうこわい」

夕べ、風呂上りの私たちに、正座ししてパパが演じてくれたんでありますが・・・

一発芸じゃないじゃん!!!

バスの中でやるには長過ぎない?

絶対H先生のダメ出しが入ると思われるんでありますが・・・

よくもまあ、3晩で覚えましたねぇ、と感心(^^)

まあ、来年の登山までにはもうちょっと端折って、洗練させていってくださいな。



読んであげるなら 5、6 歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

きょうは、町内のわかいもんの、えんかいなんですが、どうせひまだからてんで、はやくから、なかまがあつまりまして、みんなで、わいわいやりはじめました。

わだいはといいますと、それぞれに、じぶんのきらいな、いきものを、いいあおうじゃないか、ということになりまして・・・



 * * * * *


(以下、あらすじです)

蛇、狸、蜘蛛、蝙蝠(こうもり)、毛虫、蟻とまあ、皆が披露したんですが、

それを聞いていた松つぁんという人に、

「松つぁんは、なにがきらいなんだい?」と聞きますと、

嫌いなものなんかないよ、

蛇なんか頭の痛い時に頭に巻けば、冷たくって気持ちが良いや、

蜘蛛なんて糸を出させて納豆に混ぜれば粘りがでらあ、

蟻なんぞは、まとめといて、ゴマの代わりにご飯に蒔くよ・・・

なんて、威勢の良いことを言い続けたんでありますが、

「おっと、まずいや」と急に肩をすくめ、「こわいものを、おもいだしちゃったんだよ」

威勢の良い松つぁんにも怖いものがあると知って、皆身を乗り出しまして、

「なんだよ、こわいものは?おしえなよ」

「まっ、まんじゅう!」


段々と顔が青くなった松つぁん。

隣の部屋に布団を敷いてもらい、寝てしまいました。

この様子を見た皆は、普段から嫌な奴だと思っていた松つぁんを震え上がらせてやろうと、街中に饅頭を買いに走りました。

上用まんじゅう、唐まんじゅう、薄皮まんじゅう、酒まんじゅう、温泉まんじゅう、蕎麦まんじゅう・・・・

それをお盆に山盛りにしますと、松つぁんのいる部屋へ運び込み、

「おーい、松つぁーん。こっちへきなよー、たべものがきたよー」

「・・・そうかい、おきていくけど あれのことは、いいっこなしだよ」

「わかった、だいじょうぶ、いわないから、おきてきな


てんで、起き出した松つぁんなんですが、

「うわぁーっ、まんじゅうーっ」

* * * * *

有名な落語の演目ですから、ご存知の方もいらしゃるでしょう。

知らない方の為に、オチは書きません。

是非、読んで笑ってくださいね。

年長さんで、落語を理解出来るのはどの位いるんでしょうね?

パパには、「無理じゃない?去年みたいに、し~ん!としちゃうんじゃない」

と言ったんですが・・・

読み終えて、子供たちに何が怖い?って聞くと、

そうたは開口一番「すし!」

しかし、たいちは「わたしには、こわいものはないっ!」と偉そうに答えるのでした。

そんなたいちが怖いもの!

それは、『うなぎ』でありまして、明日の4歳の誕生日には『うなぎ』を食べたいんだそうで・・・

それじゃあ、私には作れませんねえ(^^;)


私の怖いもの・・・

う~ん、何でしょう?季節によって、体調によって変わるのです。

でも死ぬ前に食べたいものと言えば、新米のお握りと手前味噌のお味噌汁かなあ(^^;)

これも、この時期だから!でしょうか?


落語絵本シリーズは現在12巻が発刊されています。

季節によって、ピッタリ!のものがありまして、

今の時期で言うなら

川端 誠
クレヨンハウス
発売日:2001-12



年末に掛けては、

川端 誠
クレヨンハウス
発売日:2007-12



川端 誠
クレヨンハウス
発売日:2001-03



新年向けに




さて、昨年のパパの、突然振られて空振った一発芸は・・・

ディズニーシーのアトラクション、タートルトークでの、カメのクラッシュの真似でした。

皆知らなかった・・・(^^;)


いつもそうたと一緒、そうたと同じもの、そうたが好きなもの・・・と主体性の無い、兄ちゃん大好きなたいちが初めて言った一言「誕生日にTDLに行きたいっ!」を、叶えてあげようと思ったのですが・・・

あいにくの雨!

TDLはまたの機会に(^^;)



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-10-22 07:39 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(2)

おべんともって



読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

くまのこが かごを さげて あるいていきます。

あるきながら くまのこは、ときどき、

かごの なかを のぞきます。

なんだか とても うれしそうです。

みちばたで、きつねのこに あいました。

「くまちゃん、なに もってるの」

「おべんと!」

「おべんと もって、どこ いくの」

「おとうさんの とこ」

くまのこは、はやしの ほうを みて いいました。

はやしの なかから、きを きる おとが

きこえてきます。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

道々、きつねの子、さるの子、たぬきのおじさん、うさぎのおばあさんに出会いました。

お父さんの所に着いて、一緒にお弁当を食べました。

お腹がいっぱいになった親子は、草原にごろん!

ここへ来る途中の出来事を、話し始めたくまの子。

お父さんは面白そうに聞いてくれました。

やがて、お父さんは仕事に戻り、くまの子は林へ探検に。

そこで起こった、不思議な出来事。

青く澄みきった空、赤や黄色に色づいた草木、立ち枯れの向日葵、美味しそうに実った果実、絨毯のように散り敷かれた落ち葉。

秋を満喫できるイラストです。

* * * * *

さて今日は、幼稚園の年長さんの山登り。

明日は年中さんが初めての山登り。

うちのパパも、年長さんの登山の引率係として出掛けて行きました。

例年ですと、年長さんは筑波山への登山なのですが・・・

地震の後、園児を登らせるには危険な箇所があるらしく、今年は年中で登った太平山のお隣の晃石山に登ります。

昨年のそうたが年長時、筑波山へ引率係として参加したパパ。

今後もベビーちゃんの卒園まで毎年宜しくね!

と園長先生に頼まれたとかで・・・

今年は筑波山じゃなくて晃石山だから、きっと出動要請は無いね♪

な~んて暢気に構えていた所、先週末たいちが信書を携え帰って来たのでした。

昨年は、筑波山に向けて入念な準備をしていたパパですが、今年は・・・???

今頃、ヒーヒーフーフー言ってるのでしょうか?

無事帰って来る事を祈ります。

昨年の登山の後、引率の感想文を!と依頼され、随分気合の入った作文を書いていました。

大分涼しくなって、(今日は登山するにはあいにくの曇り空ですが・・・)山登りには最高の季節。

皆さんも、お子さんと一緒に是非どうぞ!

* * * * *

ベビーちゃんも(もうベビーじゃないので、そろそろ改名しないとですね(^^;))、お誕生が一日違いのたいちゃんと、お兄ちゃん達の乗った園バスを見送った後、毎朝登山しております。

もう5年後の筑波山を見据えて(^^)

うちのすぐ側にある公園の築山、標高約15m(ここの地点の標高が12mらしいので)。

自分の足で、転びもせず、上手に登っては下りてを繰り返しています。

それから縁石の上を、手を繋いで歩き、砂利道の駅前駐車場を通り、駅の下の通路の階段やスロープを下って登って、駅向こうのスーパーへ。

スーパーの中は、車の形をしたカートで一周。

遊園地みたいです(^^)

再び同じ道を通って帰ってくるのが、たいちゃんとベビーちゃんの朝のお散歩コース、約一時間。

なかなか歩かなかったベビーちゃん。

1歳3ヶ月で歩き出し、今月1歳半になりましたが、毎日1キロ程歩いているせいか、もう走ります。

少し前歩くのに飽きた頃、ちょっと歩くとすぐにだっこ~!と手を伸ばしたり、道に寝転びしていましたが、再び楽しくなったようです(^^)


「みどりごと散歩をすれば 人が木が 光が話しかけてくるなり」by俵万智

「遠くへいくばかりが、旅じゃないな」と歌人の言葉。

毎日の散歩で感じる四季の移ろい、小さい時から感じさせてあげたいですね。

勿論先生は、空や風や草木や香り。

何も言わずとも子どもは手を伸ばします。

昨日はてんとう虫と遊んでいたベビーちゃん。

あれあれいない?と探して一歩。

カシャっ!とベビーちゃんの足の下から鈍い音。

あ~あ(^^;)

俵 万智,市橋 織江
小学館
発売日:2010-03-18




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by yomuyomuehon | 2011-10-19 14:14 | ほのぼの絵本 | Trackback | Comments(2)

こんにちワニ

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

こんにちワニ

いただきマスク

いないいないばあちゃん

どうもすみませんぷうき

いってきます いってラッコ



 * * * * *


(〆はこんな感じ)

メリーくりようかん

さようなラーメン

ごきげんヨーヨー



* * * * *


くだらないダジャレかあ!?

なんて思わないでね。

これこそ、子どもが大好きな言葉遊び。

そうそう、子どもだけじゃないですね(^^;)

たいちのクラスのママ友の、Mちゃんは必ず頭にこんな挨拶をつけてメールをくれます。

最近のでは「こんばんワコール」に、「こんにちワゴンR」

いつも楽しみにしてるよ~!なんてプレッシャーを与えちゃったのですが、それにもめげず送ってくれます。

きっとMちゃんも大好きなはずの絵本ですね(^^)

村上康成さんのゆる~いイラストと相まって、ほんとに笑える、その名も「わははは!ことばあそびブック こんにちワニ」



読んであげるなら 2、3 歳~

そうたが年少の、運動会が終わったこの時期、心も体も開放されて、笑える絵本を読んで!読んで!とせがまれたのですが、今のたいちがそんな感じ。

この絵本は、少し前に幼稚園で読んでもらったそうで、「そういえば、おうちにあった!」と本棚から引っ張り出してきました。

暫く読んでなかった絵本が再登場。

そうたは、何度指摘しても「だるまさんがころんだんご」を、「だるまさんがころんお団子」と言ってしまうの。

きっと育ちが良いせいね(^^)


そうたが同じ頃、ゲラゲラ笑いながら読んでいたのがこれ↓







マージェリー カイラー
セーラー出版
発売日:2004-10





谷川 俊太郎
絵本館
発売日:2006-07



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by yomuyomuehon | 2011-10-18 13:01 | ことばあそびの本 | Trackback | Comments(0)

ひとつぶのおこめ


「ぼくは だれと けっこんするのかなあ・・・」

(またそんな事言ってるよ~)とパパと顔を見合わせ苦笑(^^;)

「この1年の間に好きな子がころころ変わるんだから、分かんないなあ。パパやママだって、そうたの年でお互いを知らなかったし、ずーっと、ずーっと後になってからの事だもの。世の中にはたくさんの人がいて、その中から結婚する人を探すなんて難しいけど、そうたの世界が広くなれば成る程、自分にピッタリ会う人と出会う機会も増えるわけ。その為にはしっかり勉強してたくさん遊んで世界を広げなくちゃね」

「でも・・・けっこんしないひともいるよ」

「そうだね(^^;)〇ちゃんとか×ちゃんとかねぇ」

「×ちゃんは一回したんだよ。別れちゃったけど・・・」

「なんで?」

「そうただって好きな子が変わるじゃない?大人も一緒なの。まあ、パパやママみたいに我慢すれば良いんだけど、我慢したくなかったんじゃない?」

「世の中には国よっても人によっても価値観が違うから、結婚しない人も居るし、結婚しないで子どもが居る人もいるのよ」

「そうたはどう?」

「パパとママとこどもがいるのがいい!」

子育てに成功したか否かは、子どもが今ある家族環境を、自分が親になっても作りたいと思えるか否かではないかと、私は思います。

そんな意味では今の環境は、子どもにとって心地良いものなのかな?

さて、それはさて置き、その後そうたの質問は続き、

「きょうりゅうはどうやってうまれたの?」

「ちきゅうはどうやってできたの?」

等など、色々あって忘れましたが、急にどうしちゃったの?と思えるような質問を次々投げかけてきまして、こちらはそれにろくに答えられず・・・(^^;)

急に利口になったようなお兄ちゃんに、今日はこれを読んでみますか?とはぐらかし、夕べ読んだのがこれ。




読んであげるなら 8、9歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、インドの ある ちほうに ひとりの おうさまが いました。

この おうさまは、じぶんは かしこくて ただしくて、おうと よばれるに ふさわしいと おもいこんでいました。

その ちほうには、おこめを つくる ひとたちが くらしていました。

けれども、とれた おこめの ほとんどは、おうさまに めしあげられていました。

「こめは わしが ちゃんと しまっておく。やがて、こめが とれない ききんの としが やってくるかもしれん。そのときは、しまっておいた こめを みんなに わけあたえよう。そうすれば、だれも うえじに しなくて すむからな」と おうさまは、、やくそくしていました。


 * * * * *


(以下、あらすじです)


何年もの間豊作が続き、王様の米蔵はいっぱいになりました。

しかし本当に飢饉がやってきた時、王様はお米を独り占めして、人々に分け与える事はありませんでした。

ある日、王様は自分と家来のために宴会を催す事にしました。

1頭の象が、米蔵から宮殿まで、籠を二つ運んで行きました。

ところが片方の籠からお米が零れ落ちていました。

それに気付いた村娘のラーニが歩きながらお米をスカートで受け、ある計画を立てながら宮殿までやって来ました。

「まて、どろぼう!その おこめを どうする つもりだ?」

「わたしは どろぼうでは ありません。かごから おちた おこめを あつめて、おうさまに おとどけに まいったのです。」


それを聞いた王様は感心して、ラーニに褒美を取らせます。

賢いラーニはこう言いました。

「ごほうびだなんて、とんでも ございません。でも、どうしてもと おっしゃるなら、おこめを 1つぶ くださいませ。」

たった一粒と聞いて、王たるものの孤剣に係わると思った王様は更に勧め、ラーニはこう答えました。

「おうさまが そこまで おっしゃるなら、こんなふうに なさっては いかがでしょう?きょうは、おこめを 1つぶだけ くださいませ。そして 30にちの あいだ、それぞれ まえの ひの ばいの かずだけ おこめを いただけませんか?あしたは おこめを 2つぶ。あさっては、おこめを 4つぶ、というように」

最初の内、娘をあまり利口ではなかったなと思っていた王様でしたが、半月程経つと王様も腕組みをするようになりました。

1粒に始まったお米は、16日目に32768粒になっていて、それまでに渡したお米をあわせると、袋2つ分になっていたからです。

e0160269_23202735.jpg


27日目には、64籠分を神聖な牛32頭が運びました。

王様は段々心配になってきましたが、王たるもの褒美は最後までやらないと!と思っている王様。

勿論最後の30日目まで、お米をラーニに取らせたのでした。

その数なんと!!!

そして、それを運んだのは!!!

* * * * *

倍倍計算?

いえいえ数列計算、∑(シグマ)です。

倍倍だと、それぞれの日に貰ったお米の数はわかりますが、トータルの数はわかりませんね。

まあ、それを全部足せば良いんですけどね(^^;)


あれーっ、∑ってどうやるんだったっけ???

あんなに勉強したは・ず・の数列。

ネットで検索してみた所、全くちんぷんかんぷん!(ああ、凹む)

高校生の頃の私は、こんなの簡単に解けたのに~・・・

計算する根気のある方、数列が解る方は、30日目にラーニが手にしたお米が何粒になったか、計算してみてくださいね。

,(コンマ)が無いので、段々増えていく数を読むのに一苦労。

読み聞かせには、桁を書いたカンペが必要ですよ。

作者のデミさんはアメリカ人ですが、東洋への関心が高く、この本ではインド細密画の手法を取り入れています。

29日目、30日目のは見開き。

赤と金色をふんだんに使った美しいイラストです。

それにしてもこの王様、悪い奴かと思いきや、意外と純粋。

律儀に、米蔵の中のぜ~んぶのお米をあげちゃったんですもの。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-10-17 23:24 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(2)

あたまをなくしたおとこ

この本は文句なしに☆☆☆☆☆

こんな面白いお話に出会ったのは久しぶり。

クレール・H・ピショップと言えば、以前紹介した「シナの五にんきょうだい」

クレール・H・ビショップ
瑞雲舎
発売日:1995-10-26



主人が、子どもの頃に読んで忘れられない話があるんだけど、タイトルが分からない・・・と言うので探した事がありました。

あれも面白かった。

でも・・・

この、「あたまをなくしたおとこ」はそれを越える!

なぜこんな面白いお話が、最近まで訳されなかったのか、とっても不思議です。

ピショップって、1899年~1993年まで生きた方なんですよ。

アメリカの絵本の黄金期に活躍したフランス人です。

今後も、まだ訳されていない彼のお話が、日本で出版される事を切に願います。

クレール・H・ビショップ
瑞雲舎
発売日:2011-05-03



読んであげるなら 6、7歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


あるあさ、おとこが おきたら、あたまが なかった。

まくらを どかして みたが、あたまは ない。

とびおきて、ベッドの したを のぞいてみた。

ひょっとして、ころがり おちているかも しれないからね。

でも、そこにも なかった。

ドアの かげ、タンスのなか、ねこの ねどこ、どこも かしこも さがしてみた。

なまごみのバケツまで あけてみた。

でも、あたまは どこにも なかった。



 * * * * *


(以下、あらすじです)
e0160269_033314.jpg


男は思い出そうとしたが、頭が無いので難しい。

幸い手が、柔らかくて滑々した物を思い出した。

そうだ、ブタだ。

お祭りにブタを連れて行ったことを思い出し、もう一度そこへ行く事にした。

だけど、頭がないまま出掛けるわけにはいかない。

そこで、男は畑でカボチャを採り、目や鼻をくり貫いた。

・・・が、カボチャの頭は目立ちすぎる!

そこで今度は人参を引き抜き、ナイフで目鼻を付け、帽子を被った。

これも、目に付き過ぎる!

男は材木置き場で丸太を切り、目鼻を付け、紙やすりで磨き上げた。

丸太の頭は、とても男の頭らしく見えた。

男は祭りの広場に着いた。

昨日はブタを売る事しか頭に無かったが、今日は賑わいに夢中になって、片っ端から店を覗いた。

猛獣の檻までやって来ると、トラの小屋に向かって声を掛け、前足をポンと叩いた。

その途端トラが襲い掛かって来て、男はたまげて尻餅ついた。

警備医員がやって来て、怒鳴りつけられた。

「おまえには あたまがないのか?」

「そうなんだ。あたまを なくしちまったんだ」
と、男はしょんぼり答えた。

その時突然声がして、目の前に男の子が立っていた。

髪はぼさぼさ、ズボンはぼろぼろ、破れ靴からは指が覗いている。

でも、男の子は親切そうで、賢そうに見えた。


果たしてこの男の子、男の救世主となってくれるや否や!?

 * * * * *

前半は、「頭」を使った言葉遊び的要素が満載。

「頭」が付く慣用句を幾つご存知ですか?

この辺りは、幼児には理解出来ないでしょうが、カボチャや人参を頭に見立て人々と交流する姿は面白く、たいちも釘付け。

後半は謎解き+積上げ歌的要素も組み込まれ・・・

どんどんお話に引き込まれてしまいます。

ちょっと長めのお話ですが、たいち(もうじき4歳)も夢中になっていましたよ。

さて、この男の子がどんな方法で頭を探してくれるのか?

気になるところでしょ!?

勿論探し出してくれるのですが、ちょっと手荒な方法でね(^^;)

最後まで気の抜けないお話ですよ~

それにしても、マックロスキーの絵の上手い事!!!

以前紹介した「かもさんおとおり」も素敵でした。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-10-15 00:09 | おもしろ絵本 | Trackback | Comments(2)

どーんちーんかーん

先週すっかり忘れていて見に行けなかった、小学校の校内絵画展。

「まだはってあるから、みにいって!そうたきんしょうじゃないけど、すっごくうまくかけたんだ」

というそうた。

一昨日の夕方たいちとベビーちゃんを連れて、観に行きました。

そうたはお友達と約束したとかで、帰って来るなり公園へ行ってしまいましたが・・・

「ぼくととり」です。

e0160269_6241199.jpg


園児の頃の絵に比べて、すっごく上手くなったなあと感心(^^)

・・・って、親ばかでしょうか?

幼稚園ではクレヨンを使いませんでした。

年小・年中では一色のカラーのサインペンを使って、更紙に描きます。

年長では黒のサインペンを使います。

3学期に入って、素敵なうす~い色のケント紙に黒で描いた上に、水彩で色を着けます。

うす~く、うす~く。

だから、こんなにはっきりくっきり力強く、原色で描いた事は初めての事。

こう描きましょう!って指導は無く、子供たちの思うままに描いていたので、その時の子供の心が見て取れるのでした。

「鳥は鳥らしく、人間は人間らしく」そんな感じの絵が受賞していたのですが、特選の子の絵は素晴らしい出来で、郡を抜いていました。

西巻茅子さんの絵を彷彿させるような・・・

何故皆、鳥の絵!?

描く前に先生が、こんなのは?こうしたら?と指導されたそうで・・・

だから皆、同じ方向を向いて、それも似ている絵・・・(^^;)

夜、パパにも取って来た写真を見せて、上手いじゃない!と褒めると、気を良くしたそうたは製作活動に取り掛かり、作ったのがこれ↓

あひる
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ダックスフンド
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絵を評価するのって、難しいですよね?

我が家の本棚に並ぶ絵本の中で、どれを上手いと思うか?ヘタだと思うのはどれか?とそうたに聞いた所、ヘタだと思う中には、大好きな西村繁男さんや、田島征三さんがいました。

彼らは子供のころ、評価されたのでしょうか?(^^;)

そしてもう一人、この人も!

武田美穂さんの手に掛かると、昔話もこんなんなるわけね(^^;)

子供の頃、夏になると遊びに行った徳島のおじいちゃんの家。

夜になると怖い話を聞くのが楽しみだったそうで、「どーん ちーん かーん」はおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんから、ずっと語り継がれたお話だそうです。

滅茶苦茶怖いお話なんですが、子どもが震え上がる程にならないのが、武田マジック!

でも、そうたはかなりビビッてました。

一方たいちは、ぎゃはぎゃは大喜び(^^)



読んであげるなら 4、5 歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ある ところに ひとりの やまぶしさんが いたの。

つらい しゅぎょうより いたずらが だいすきな やまぶしさん。

ある はれた ひ、やまぶしさんは のはらを てくてく あるいていた。

なにか たのしい いたずらが したいな と かんがえながら、ね。

そしたら うひゃひゃ。

これまた うってつけの おあつらえむき!

みちばたで きつねが うとうとしているじゃない・

そろおりそろり やまぶしさんは きつねに ちかづいてった。

それからね、なんにもしらずに きもちよさそうに ねてる きつねの みみもとに ほらがいを よせると・・・

いきなり!

ぶわお~ん!!



 * * * * *


(以下、あらすじです)

きつねはびっくして逃げてった。

やまぶしさんはお腹を抱えて大笑い。

暫く行くうちに辺りは暗くなっていったの。

おかしいな、今日は日が暮れるのがやけに早いな。

やまぶしさんは太い木の上に寝ぐらをみつけ、登っていったの。

こっくりこっくりしていると・・・

どーん ちーん かーん

なむなむなむなむなむ・・・・


鐘と太鼓の音に、お経を読む声が聞こえてきたの。

それはお葬式の行列だったの。

鐘や太鼓を鳴らす人、棺おけを担いだ人に、お坊さん。

一行は木の下で止まって、大きな穴が掘られ、棺おけが下ろされて、お葬式が始まったの。

どーん ちーん かーん

なむなむなむなむなむ・・・・


やまぶしさんは、罰が悪くて下りていけず、枝の影に隠れていたんだけど・・・

暫くしてお経が終わり、皆帰って行ったの。

やまぶしさんが体を伸ばし、下を見ると!

* * * * *

キャー!

ここからは怖くて怖くて書けません。

お話の続きは是非、読んでくださいな。

武田さんの創作!?かと思いきや、昔話だったとは(^^;)

今時の言葉で昔話を語ると、こんな感じになるんですね(^^)

独特の世界を持つ武田ワールド。

漫画っぽい作風が好きではなかったのですが、この本以来好きになりました。

こちらもオススメです。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-10-14 06:30 | 昔ばなし | Trackback | Comments(2)