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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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カテゴリ:詩集( 5 )

子どもを育てる社会

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今週に入って三件、学区内における不審者情報が届けられている。

大規模マンション内に入り、鍵を開けた女子中学生の背後から声をかけて中に入ろうとした男。

サングラスにマスクといういかにも怪しい格好で、帰宅途中の男子生徒を追いかけた男。

そして、またもやマンションで起きた事件は、危機一髪だったことに寒気がする。

トイレを貸して欲しいと女子生徒の家に入り込んだ男はカッターナイフを出したが、飼い犬の吠え声に驚き、逃げたという。

マンションで起きた事件は同日人物の可能性がある。

オートロック式の、受付係もいるマンションでの出来事に驚くのだが、大型マンションの怖さと『オートロック』という文字に安心している現代人の危険回避能力の弱さを露呈しているものと思わざるを得ない。


様々な意味で「自分の身を守ること」を、親は子に教えなければならない。

幼き頃より何でもかんでも親が先に手を出し口を出ししていたのでは、危機管理能力は育つまい。

この不届き男を捕まえることはもちろんだが、それによって安心出来るわけではないと思うのだ。

一人捕まったところで、こんなヤツはまた出てくるものだ。


管理会社に任せるだけでなく、住民が団結して子どもを守る仕組みを作る必要があるのではないだろうか?

今、共働きの核家族が増え、子どもが家に一人でいるという状況の家庭は多い。

その子どもを守るれるのは、隣近所という社会だと思う。


小学校には、「下校見守りボランティア」をしてくださっているおじいちゃん達がいる。

全ての地域にいるわけではなく、うちの近所はそもそも古くから住んでいらっしゃる方が多く、地域の活動が盛んな地区だからかもしれないが、数名のおじいちゃん達が毎日一年生を家まで、または近くまで送り届けてくれるのだ。

一年生を持つ親にとって、こんな頼もしいことはない。

ただ、それを当たり前のように受け取っている保護者も少なくない。

区長さんから様々な問題を聞いていた事や、今年度子供会のまとめ役になった事もあって、ボランティアの方々に挨拶に行った年度末。

「10数年見守り隊をしているが、最近の子どもは全く聞かないね。今年は特にひどかった。でも、子どもの問題は親の問題だということを伝えたい。」と仰っていた。

会ったら挨拶、どころか、家まで送り届けても、一言もなく玄関をぴしゃり閉めてしまう親も居るという。

人付き合いが不得手な人も少なくないが、最低限の常識というものを親が持たなければ、子どもはそこまでにも至らない。

安心安全な地域というのは、顔見知りの多い地域ではないだろうか?

多くのいろんな人の手を借りて、子どもは大人になっていくはずである。


かく言う私も、子どもを授かるまでは、地域の活動って面倒くさいなあ・・・と思っていた。

しかし子どもを授かり、見かければ声を掛けてくれる近所のおじいちゃんおばあちゃん・おじさんおばさんが出来て、これはがどもの安全に繋がるのだなと感じる。

地域の夜回りや清掃活動や運動会や獅子舞や夏祭りへの参加やお手伝いも、正直億劫だったりもするが、それも必要な事なのだと、最近つくづく思う。

システムとして、管理会社や子どもの預け先会社を信用するのは必要なことであるのだろうが、もっと根本を考えてみるべきではないだろうか?

私たちが、子ども達が安心して暮らせる地域というのは、風通しの良い社会であり、お互いを顔を見て分かり、会えば挨拶をし、何かの機会には会話をする・・・そんな、本来当たり前だった基本的人間関係がちゃんとある地域だと思う。

それから、道が・公園がきれいでゴミが落ちていないことも大切。

そうそう、また家の前の道の草取りの続きをしなくちゃ!


ほほえみにはほほえみ

川崎 洋/童話屋

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『ちちんぷいぷい』川崎洋

きのう 学校からの 帰りみち

すってんと ころんで

ひざこぞう すりむいた

痛くて痛くて 涙が出た

そのときだ

知らない おじいさんが

ぼくの ひざっこぞうを さすりながら

「ちちんぷいぷい 

ぷよの おんたから

はむくしゃくしゃ

はとは ぽうぽう

きじは けんけん

おしょうは

どうよくだ どうよくだ

ぷい」

と いったんだ

痛いのがとれる おまじないだ と

おじいさんが いった

ほんとに

痛みが 少し とれたんだ

ぼく 母さんに 

その おまじないを 教えてあげた

こんど すりむいたら

母さんに いってもらうんだ


今のご時世、知らない人に声を掛けられたら、子どもは身構える。

大人もむやみに声を掛けることが出来ない。

だからこそ余計に、この詩の背景にある社会が美しく温かく感じられる。


4月の入学式頃、朝日新聞の声の欄に、「大人のほうが気を遣って、子どもに(一年生に・・・だったかな?)声を掛けないで」というのがあって、その時は、ああそういう時代なんだよな・・・って漠然と思ったのだが、

果たしてそれで良いのか?

声を掛けられたら逃げろ!知らない人とは口を聞くな!で育てられた子どもは、人を信用するようになるのだろうか?人を判断する基準を身に付けられるのだろうか?

声を掛けられる事自体ではなく、その後の大人の行動について逃げるか否か判断出来なくてはならないはずだ。


昨日、水泳に間に合わないと、学校からなかなか帰ってこないhaneちゃんを駅まで迎えに行った。

駅で一年生集団に会い、名札の色から、haneちゃんと一緒に帰ってくるはずの○○君と同じクラスかなと思う男の子に声を掛けた。

「一組だよね?○○くんたちはまだ後ろの方?」

そうしたところが、逃げられた(^^;)

えっ、私・・・あやしい?


「ちちんぷいぷい」のような、声を掛けるどころか、身体的接触はかなり難しい時代である。

haneちゃん達を見つけ、一緒に歩いていると、見知らぬおばさん(他の小学校でボランティアをしていたという)が声を掛けてきて、100m程話をしながら歩いた。

おばさんと別れた後、haneちゃんは、

「ママ、しっているひと?」

「知らない人。でも、今知っている人になったね」

「ふ~ん」

このおばさんは(私から見たらおばさんだけど、haneちゃんから見たらおばあちゃん)、もうボランティアはやめているのだけれど、○○小学校の子ども達に会うと、子ども達が声を掛けてくれるので、それが嬉しいのだと言っていた。


子ども達はボランティアの方々に支えられ、ボランティアの方々は子ども達に元気をもらい、私たち親はボランティアの方に安心をもらっている。

お互いに支え合って生きているのだ。

それを、親は態度で子どもに伝えていかなくてはならないと思う。




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by yomuyomuehon | 2017-05-20 09:14 | 詩集 | Trackback | Comments(0)

「あいたくて」

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今日は、6年生を送る会。

これから私も参加してきます。

三月は短い。

卒業する息子に、卒園する娘。

「卒業まであと何日」と、一人ずつカウントダウンカレンダーを書いて、壁に貼っているsohtaのクラス。

もう二週間を切った(登校日数ですけどね)

小学校はあと13日。

幼稚園はあと11日。

あっという間です。


こういう時季には、どうして詩がぴったりしっくり来るのかな?


あ・い・た・く・て (小さい詩集)

工藤 直子/大日本図書

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「あいたくて」  工藤直子

だれかに あいたくて 

なにかに あいたくて

生まれてきた―――

そんな気がするのだけれど


それが だれなのか なになのか

あえるのは いつなのか―――


おつかいの とちゅうで 

迷ってしまった子どもみたい

とほうに くれている


それでも 手のなかに

みえないことづけを

にぎりしめているような気がするから

それを手わたさなくちゃ

だから   


あいたくて




この時季に合うのは、こっちの方かな?

「また あいたくて」  工藤直子 

さよなら三角

またきて四角

またあえるね と

うたってた


さよなら春 さよなら夏

さよなら秋 さよなら冬


さよならを くりかえし

さよならを つみかさね


また あいたくて なにかに

きょうも あるいていく



「会う」という事がテーマの、この小さな小さな詩集は、工藤直子さんが私家版の詩集、絶版になった本、雑誌に載せたもの・・・などの中から、書き直したものと、

「あいたくて」という気持ちで、書きおろしたもの。


1、自分にあう

2、人にあう

3、景色にあう

4、猫にあう

と、四つのテーマに分かれて、46の詩が載っている。


「思い出」 工藤直子

ああ こんな夕日を たしか・・・・

そのあとは どうしても思い出せない


いつだったか どこでだったか


心のそこに そのときの記憶が

うっすらと 沈んでいるのだが


この いちめんに にじんだものを 

そっと ひとところに あつめたら


あの日の匂いが たちのぼるだろうか

あの日の風が ふくだろうか



今日の送る会で、息子には、いくつの思い出、いくつのシーンが頭を過ぎるのだろうか。

あの時・・・・そういう風に過去の思い出を振り返るようになるのが、子どもと大人の境のような気がする。

これは、今、この一瞬を生きている幼い子から、ちょっぴり大人の階段を登り始めた、特に女の子にオススメの、LOVEな詩集。


でも、4月になったら、図書室に貼りたい元気な詩「めがさめた」
も載っている。

が、今日の気分では無いので割愛する。

是非、この胸キュンな詩集を読んでみて♪



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by yomuyomuehon | 2017-03-03 09:30 | 詩集 | Trackback | Comments(2)

涙の、最後の授業参観

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昨日は六年生最後の授業参観日でした。

どこのクラスも「私の一文字」発表だったようです。

最初の男の子は「優」

「優勝」の優でもあり、「優しい」の優でもあると言いました。

その男の子の優しさで学校からもらった「〇〇の種賞」

このまま優しさを持ち続けていきたい、と何と素晴らしい。


で、三番目に発表したsohtaの「私の一文字」は

やっぱり(^^;)

「食」

これには皆大爆笑(^^)

給食をおかわりしなかった日がない。

水泳に行く前はひたすら食べている。

食べて食べて食べまくった、と(^^;)


あはは~っ確かにそうなんだけどさ。。。。。

多かったのは、

「友」とか「楽」とか「学」とか「努」とか・・・・・

全く「食」とは異色(?)です。

ひたすら食べるこの息子に、せっせと作って差し上げているのはこのお母様ですよ。

一文字は、それぞれが半紙に筆で書き、色画用紙に張った物でした。

選ぶ字にも、そして字体にも個性が表われていて、面白かった(^^)


その後、何と親子全員で、曲にあわせてじゃんけん列車。

最後に勝ったのは女の子でした。

次は、子ども達から歌のプレゼント。


「365日の紙飛行機」の替え歌「6-2バージョン」

子ども達が、椅子に座っている保護者の方を向いて立って、全員で(先生も)歌ってくれました。

これにはもう涙が出てきちゃって。。。。。。

どこ見てたら良いか分からない。

まさか授業参観で泣くと思わなかった(><)

これからまだ送る会もあるし、卒業式もあるのになあ。。。。。


来週の月曜日は最後の読み聞かせもあって、

ちょっと感動的な事をやるので、泣かないように踏ん張らないと!


さて、その今6年生が暗記すべく頑張っているのが、「わたりどり」という詩なんだそうです。


これ↑ではありませんよ。

水泳の練習に行く前の車の中でいつも聞いている、sohtaも大好きな曲ではありますが(^^;)


「わたりどり」 阪田寛夫

去年の今日のこの空を
わたって行った鳥の列
今年もおなじこの空を
小さな影がすぎて行く

去年の今日のこの空を
ななめに切って行くけれど
今年はまるであざやかに
光って見える鳥の列

 私は鳥を思いやる
 その苦しさとその勇気
 私は鳥を感じとる
 その目が見てるこの世界

夕日の街を見おろして
あしたをのぞむわたりどり
暮れ行く今日の空の下
地球はまわる熟れて行く

わたしもやがて旅立つだろう



何だか、前回の読み聞かせで6年生に読んだ「風切る翼」に重なるものがありますね。

風切る翼

木村 裕一,黒田 征太郎/講談社

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この詩、最近何かで読んだなあと思っていたら、今借りている↓に載っていたんです。

輝け!いのちの詩―子どもとよみたい

水内 喜久雄(編集)/小学館

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「阪田寛夫詩集」にもあったっけ?と思って家にあるこれ↓を捲ってみたら、載っていませんでした。

阪田寛夫詩集 (ハルキ文庫)

阪田 寛夫/角川春樹事務所

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こちら↓に載っている詩でした。

サッちゃん―詩集 (1977年) (講談社文庫)

阪田 寛夫/講談社

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さて、この

輝け!いのちの詩―子どもとよみたい

水内 喜久雄(編集)/小学館

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は、小学校教諭水内喜久雄さんの編。

水内さんは、様々な詩を読み、詩人の方に話を伺う機会を多く得て、詩人の方がどんなに真摯に「いのち」とか「生きる」ことについて見つめていらっしゃるかを実感したそうです。


しかし今、子ども達が置かれている状況を考えると、この詩人の世界とはかけ離れている。

いじめとか自殺とか暗い内容の記事が多く、落ちつかなくなってしまうのでした。

どうしたものか、自分に出来る事はないかと考え、子ども達に自分が感動した詩を読んで欲しいと思い、詩人の方たちにその思いを伝え、協力を得て、この詩集が誕生したそうです。

この詩集は、
1、いのちのすばらしさ
2、生きるって何だろう
3、ともに生きるものとして
4、明日に向かって
の四部構成です。


1、では「朝の歌」小泉周二とかいいな、いいな(^^)

4月になったら、図書室で紹介したい詩なんだけど・・・・う~ん、学校に本がなかったりするのよね(^^;)

2、では「あいたくて」工藤直子ですね。

「わたりどり」もこの中にあります。

3、では「君には君の歌がある」江口季好に涙です。

4、では「タンポポ魂」坂村真民

詩って、今の自分の気持ちにビビッと来るものがあって、一週間前だと違うものだったり、また明日は違う詩に感動したり・・・

短いからこそ、胸に響きます。

この詩集は6年生以上向けでしょう。


さて、今日はtaichiの授業参観です。

三年生は同じく阪田寛夫の「三年生」を暗記中



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by yomuyomuehon | 2017-02-24 09:07 | 詩集 | Trackback | Comments(2)

「でんせつ」

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でんせつ

工藤 直子/理論社

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読んであげるなら 6歳くらい~

図書館の詩集コーナーを見ていて見つけたこの小さな本。

工藤直子さんXあべ弘士さんという最高コンビ

一小節目からもうやられてしまった(><)


でんせつ1「しましま」

はじめはくらやみであった 

みな あたまをぶっつけたり はなをつままれたりしていた

とうとうとらがでかけていき ひかりのたばをかついできて あたりにばらまいた

こうして ひる がうまれた 

みなとんだりはねたりして そのうちしょぼしょぼあくびしたとらは くらやみを   

はんぶんつれもどして よる をつくった 

そして いちにち ができた

それいらいとらのからだは ひかりいろとくらやみいろの しましまもようである


この「でんせつ」にもグッと来るのだが、更にすごいのはページを捲った次


ひみつだが

とらのしっぽは とりはずせる

とりはずして どうするのかって?

だれもみていないとき

ぶんまわして あそんでいるのさ


ああ、やられた~(><)

完全ノックアウト。

もうすぐ次も読まなくちゃあいられないでしょ。



でんせつ2「てんてん

まわるほしのまんなかで たいようはひとりぼっちだった

ひとりというのは からだによくない

たいようは メソメソひえこんだ

こりゃいかんとみなそうだんして あそびあいてをおくることにした

てんとうむしが「ぼくがいこう」といった

たいようも ぼくも あかくてまんまるで 「おにあい」だろ?

それいらい てんとうむしは たいようにむかって とびあがり 

アッチッチとなったりするので くろいこげめがてんてんとついた


へえ そうだったのね(^^;)

って、ちょっと納得しちゃうでしょ?

で、またこの後がすてき!


はねの うちがわに

てんとうむしは なやみをためている

たまりすぎると とべなくなるので

ばらに うちあけにいく


はなびらに こぼれるつゆは

もらいなきした ばらの

なみだの つぶである


どう?ねえ、どうよ?どうよ?  

参っちゃうでしょ?

たまんないよねぇ(><)


この本に、これらの「でんせつ」は全部で23。


「おおむかし」を 1せん1おく あつめたほどの おおむかし

どこからか 「あそべ あそべ ただあそべ」という こえがした

「わーい あそぼ」

いのちの つぶは にぎやかに

うまれては あそび うまれては あそび

1せん1おくの じかんがたつうちに

1せん1おくの すがたで せかいにあふれ・・・・



と、こうして生まれた数々の伝説。

それぞれのご先祖から伝え聞いた話。

命の根っこは同じなのに、さまざまな変身振りをした。

みんなの伝説を記録しておこうと出来上がったのがこの本・・・なんだそうで。


工藤直子さんこそ 「伝説」
 
これは手元に置いとかなくちゃ!とすぐさま注文した私。

子どもに読みながら、子どもの反応見るよりも自分自身がブルブル震えちゃう魂を揺さぶられた本である。



こちらもすてき!


てつがくのライオン―工藤直子少年詩集 (詩の散歩道)

工藤 直子/理論社

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ともだちは海のにおい (きみとぼくの本)

工藤 直子/理論社

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ともだちは緑のにおい (名作の森)

工藤 直子/理論社

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それからやっぱりこちらは必読!


のはらうた (1)

くどう なおこ/童話屋

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のはらうた(全6冊セット)

工藤 直子/童話屋

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特に素晴らしい作品が収まっている↓


版画 のはらうた

工藤 直子,保手浜 孝/童話屋

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神話っぽいねと、こちらを思い出した。


お静かに、父が昼寝しております――ユダヤの民話 (岩波少年文庫)

母袋 夏生(編集),母袋 夏生(翻訳)/岩波書店

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こちらには創世記も載っている。




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by yomuyomuehon | 2016-12-28 07:23 | 詩集 | Trackback | Comments(0)
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木はえらい―イギリス子ども詩集 (岩波少年文庫 (2139))

川崎 洋(編さん),川崎 洋(翻訳),谷川 俊太郎(編さん),谷川 俊太郎(翻訳)/岩波書店

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小学中学年以上向け


「なんで学校に行かなきゃならないの」で大人をからかい、「ぼくは末っ子なので」で末っ子だからって馬鹿にするなと反発し、「ボーイフレンド」で彼女の一言にドキッとし、「オヤジを探す」で自分が怒られていたはずなのに、気付いたら家から居なくなっていた父親を心配し・・・

子どもの心の中、頭の中はぐるぐるぐるぐる忙しい。

まさに詩の中の出てきたフレーズ「考えると頭がこんがらがっちゃうんだよ」だ。

この本に取り上げられているのは、イギリスの子ども達に圧倒的支持を得てきた「悪がきの詩」という、子ども達の本音の世界を、子ども達の日常の言葉でそのままうたった詩の数々。

といっても、子どもが作ったものではありません。

マイケル・ローゼンを始めとした6人の詩人によるものです。

でも、とっても子どもの気持ちを代弁していると言うか、子どもの気持ちそのもの。

それを谷川俊太郎さんと川崎洋さんが訳しています。

6人の詩人の一人、ロジャー・マッガウは「韻の踏み方も知らない詩」は好きではないと言っているそう。

訳詩ではそのまま写す事は難しいので、その辺りは訳者さんのものになってしまいますが、それでも、良いです。

その中で私が・・・(子どもじゃないけど(^^;))・・・この詩いい!って思ったのは、

「ボーイフレンド」マイケル・ロ-ゼン

「弟は頭痛の種」ブライアン・パテン

「オヤジを探す」ブライアン・パテン

大人にとって、親にとって、ああ、耳が痛いと思うものも多くあります。

「子どものいいぶん」スパイク・ミリガン


母として嬉しくなる詩もあります。

「ぎゅっと」 ブライアン・パティン 谷川俊太郎・訳

ぼくらはバナナをぎゅっとつぶすのが好き

うれたプラムをぎゅっとつぶすのも好き

そんで悲しそうなときのかあさんをぎゅっと

つぶれるくらい抱いてあげるのも大好きなのさ


ねっ!素敵でしょ(^^)


ところで、今回紹介した岩波少年文庫の「木はえらい」は1997年発行のもので、新版も出ています。

木はえらい―イギリス子ども詩集 (岩波少年文庫)

谷川 俊太郎(翻訳),川崎 洋(翻訳)/岩波書店

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巻末の「岩波少年文庫発刊に際して」は1950年に書かれたもので、2000年に刷新された新版では「岩波少年文庫創刊50年―― 新版の発足に際して」に変わっています。

この1950年にかかれたものが素晴らしい!震えが来ちゃいます。


「一物も残さず焼きはらわれた街に、草が萌え出し、いためつけられた街路樹からも、若々しい枝が空に向かって伸びていった。戦後、いたるところに見た草木の、あのめざましい姿は、私たちに、いま何を大切にし、何に期待すべきかを教える。未曾有の崩壊を経て、まだ立ちなおらない今日の日本に、少年期を過ごしつつある人々こそ、私たちの社会にとって、正にあのみずみずしい草の葉であり、若々しい枝なのである。

この文庫は、日本のこの新しい萌芽に対する深い期待から生まれた。この萌芽に明るい陽光をさし入れ、豊かな水分を培うことが、この文庫の目的である。幸いに世界文学の宝庫には、少年たちへの温い愛情をモティーフとして生まれ、歳月を経てその価値を減ぜず、国境を越えて人に訴える、すぐれた作品が数多く収められ、また名だたる巨匠の作品で、少年たちにも理解し得る一面を備えたものも、けっして乏しくはない。私たちは、この宝庫をさぐって、かかる名作を逐次、美しい日本語に移して、彼らに贈りたいと思う。

もとより海外児童文学の名作の、わが国における紹介は、グリム、アンデルセンの作品をはじめとして、すでにおびただしい数にのぼっている。しかも、少数の例外的な出版者、翻訳者の良心的な試みを除けば、およそ出版部門のなかで、この部門ほど杜撰な翻訳が看過され、ほしいままの改刪が横行している部門はない。私たちがこの文庫の発足を決心したのも、一つには、多年にわたるこの弊害を除き、名作にふさわしい定訳を、日本に作ることの必要を痛感したからである。翻訳は、あくまで原作の真の姿を伝えることを期すると共に、訳文は平明、どこまでも少年諸君に親しみ深いものとするつもりである。

この試みが成功するためには、粗悪な読書の害が、粗悪な感触の害に劣らないことを知る、世の心ある両親と真摯な教育者との、広範なご支持を得なければならない。私たちは、その要望にそうため、内容にも装釘にもできる限りの努力を注ぐと共に、価格も事情の許す限り低廉にしてゆく方針である。私たちの努力が、多少とも所期の成果をあげ、この文庫が都市はもちろん、農村の隅々にまで普及する日が来るならば、それは、ただ私たちだけの喜びではないであろう。(一九五〇年)」


いかに志高く、熱い熱い思いで、少年文庫を発刊したか、伝わってきますよね(^^)

本当に子どもの為の本を出版しているのは、岩波書店と福音館書店だとある方に伺いました。

大人の目線で読んでいると良いなと思う本でも、それは果たして子どもに向けて書かれているものか、そこを考えると疑問を持たざるを得ない本も少なくありません。

この名文は吉野源三郎さんの作。

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

吉野 源三郎/岩波書店

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自分が子どもの頃、そして若かりし頃、いい本に出会ってこなかった事を、今更ながら反省しています。

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by yomuyomuehon | 2016-11-06 10:22 | 詩集 | Trackback | Comments(0)