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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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カテゴリ:幼年童話( 24 )

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7月の初め、家族ぐるみで親しくしていたおじさんが亡くなりました。

もう長くないと聞き、お見舞いに行こうと思っていた矢先の事。


大学時代、ダイビングに明け暮れていた私が、久し振りに家に帰った時、

自宅の、二階へ通じる階段で、

相当酔っていたおじさんに、

「お前は誰だ?」

と言われたのが、おじさんとの初の出会い(^^;)


当時、事業をしていた父は、週末になると30人以上の人を呼んで、

BBQやら何やらと、バブル時期らしい宴会を開いていました。

それから、父が亡くなるまで、父とは兄弟のような関係が続き、

父が亡くなった後は、

本人は父親代わりと思っていたらしく、うるさいおじさんとして(^^)、近くに居てくれたのでした。


毎年、お盆に家に来てくれていたおじさん夫婦。

ここ2年程はおじさんの体調不良で、会っていなかったので、

すっかり変わり果ててしまったおじさんに、二年振りの再会でした。




その週末に、そうたの大会があり、

その大会会場で遭遇したのが、

高校時代に私が失恋した相手・・・私と同じ様に月日を経ているので、すっかりおじさんです。

何と、20年振りの再会。



それから3日後、朝ランニングをしようと公園に向かって歩いていると、

いきなり

「かすみちゃん!」

???

なんと、事業をしていた頃、うちの会社で働いていた同じ年のS君が作業中。

こちらは13年振り。



家に帰って考えたのです。

私・・・もしかして・・・死ぬのかも!?


何で立て続けに、暫く会っていなかった人達に会ったのか?

その日は久し振りに、何にも予定が入って無かった日。


交通事故か!?

今日は車に乗るのを止めておこう。



翌日は台風で大荒れの予報。

幼稚園は休園。

小学校は2時間以上遅れての登校。

台風一過の、滅茶苦茶熱かった日。

色々と用事があったので、車で出掛けてあちこち寄って帰って来て、

駐車場に車を停めた瞬間、

ボンッ!

シュワ~


ボンネットの中で爆発音がして、蒸気が上がったのです。

キャー!!!!!

ラジエーターが故障したみたいです。

何せ古い車なので・・・

相当な距離と時間を走ってくれました。

寿命です。



これだったのか?



それにしても家に帰って駐車した途端とは・・・

パパ曰く、

「何て運の強いヤツ!」



車が無いと、暮らしが成り立たない(><)

幼稚園までが7キロ強。

役員をしている為、用事が多く・・・

自転車で行くには、この厳しい暑さ(><)

もう若くないしなあ。

帰農志の野菜も取りにいけないし・・・



子どもたちの毎晩のプールへの送迎は、市の巡回バスでどうにかなるかな?

バスの時間を考えると、帰りは益々遅くなるけれど・・・


車の無い暮らしも、考えてみたものの・・・

まあ、無理だ(^^;)


新車を購入して、台車が来るまでの一週間。

皆さまのお世話になって(^^)

どうにか過ごしました。

ありがとうございました。


そして代車が届き、今は新車待ち・・・車があると、ほ~んと便利(^^)

なんだけど・・・


当然の様に、何でもかんでも『有る事』に慣れてしまっている私たちの暮らし。

無いなりの暮らし方も考えなきゃね。


折りしも、子ども達に『エコライフ生活』の点数をつける宿題が出ていた時で、

自家用車に乗らず、徒歩・自転車・公共交通機関を利用する・・・その生活をすると相当なエネルギーの節約になる事を、あらためて知らされて・・・反省


この暑さが収まったら、なるべく自転車乗~ろうっと♪


*****



読んであげるなら 6歳くらい~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

おにいちゃんがジャケットを着こんだ。

友だちのニッセとラッセといっしょに、自転車レースを見にでかけるんだ。

ホットドックをかじりながら歩道に立って、風のように走り抜けて行く選手たちを応援するんだろう。

ぼくも行きたかった。

ぼくはホッケー用のヘルメットをかぶると、おにいちゃんにきいた。

「いっしょに行っちゃ、だめ?」

「だめだ。おまえは小さすぎる」

「つれてってくれたら、ぼくのおこづかいあげるよ」

「うーん。なら、いいか」

おにいちゃんはいった。

そのとき、玄関のベルが鳴った。ニッセとラッセだった。

ラッセは、ぼくのヘルメットをコンコンとたたくと、おにいちゃんにきいた。

「まさか、こないよな?」

「だれが?」

「ウルフだよ」ニッセがいった。

「おれたち、ベビーシッターじゃにんだぜ」

「もちろん、つれてなんかいかないさ」

「えーっ、そんな。おにいちゃん!」

ぼくは、さけんだ・

「わるく思うなよ」

「思うよ。つれてってくれないなら、大声だすよ。パパとママに、おにいちゃんがぶったっていうからね。そしたら、おにいちゃんだって、行かせてもらえなくなる」

ぼくはおにいちゃんにむかって、にかっとほほえんだ・

こんなにいい作戦を思いついたのは、生まれてはじめてだった。

ぼくはまだ6さいだ。

すると、おにいちゃんはパパとママをよんで、「ウルフをたのむよ」といって、でていった。
 

* * * * *

(以下、あらすじです)

いつも迷子になっちゃうウルフ。

「パパとママと一緒に散歩に出かけよう、途中でアイスクリーム買ってあげるよ」

でも、一緒に行く気にならないウルフ。

「じゃあ、すきなようにしなさい。でも、ふらふら歩いて外に行ってはいけないよ。やくそくだ」

一人になったウルフはお兄ちゃんの部屋へ行き、隠してあるマンガを取り出して、表紙をながめた。

スーパーマン、バットマン、ファントム、みんな強そうだ。

誰もがぴったりした服を着てるけれど・・・ぼくだって。

この赤いパジャマ!

ということは、ぼくもこういう風になれるということだ。

時速1万キロで空を飛び、悪者を捕まえ、お兄ちゃんを自由に操り、人の虫歯を治し、自転車レースで必ず優勝するヒーローに!

そうだ!

ぼくはミラクル・ボーイだ!!!


ぼくは数字の『1』を紙に書き、パジャマの胸と背中に貼った。

そしてヘルメットを被ると、お兄ちゃんのお古の茶色い自転車に跨り、外へ・・・


あれっ?外!?

パパとの約束が!

ううん、そうじゃない。

パパとの約束は、「ふらふら歩いて外へ行かない」だ。

だったら、大丈夫。

だって、ぼくは自転車に乗って外へ出てきたんだから。

何もかも上手くいく。

迷子になったりなんかしない。

ぼくはミラクル・ボーイだ!

*****

ウルフ・スタルクのファンになったのは、この本 ↓ から。



これも弟の気持ちをよく表現しているお話でした。


ウルフ・・・あら、作者のファーストネーム!

ウルフ・スタルクも弟!?

『自伝的作品で、子どもを生き生きと描くとウルフ・スタルク』・・・とあります。

この「ミラクル・ボーイ」には、特にたいちが食いついておりました。



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by yomuyomuehon | 2014-07-29 06:59 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)
あっという間に九月も終わり。

残暑の厳しさを忘れてしまう様な涼しさに、なかなか体が付いていかない・・・

な~んて事はなく、毎日忙しくパワフルに!?活動中です(^^)

夏場、エアコン無し生活ですからね!

その上、走り始めた事でちょっと無理が効く様にもなったかな?

先週は運動会の予行があり、係りでもあるのでこちらにも参加。

元気な子ども達に、パワーチャージしてもらいました。

9月に入って、11月18日(日)の、幼稚園お母さん有志によるフェスタ準備も本格始動。

スケジュール帳はいっぱいです。

なかなか自分の事に手が廻らず、ブログ更新は益々遅れております。

と言っても、皆がやってくれているので、私は何もしていないかも!?

打ち上げの日程を決めたり、フェスタ後のクラス対抗球技大会の話なんかしていたり・・・

まあ、楽しく過ごしております。

ただ、前日準備当日の人手がまだまだ不足。

あちこちに声を掛け、お願いするのが私のお仕事。

たいちを園に迎えに行っても、そこでフェスタの打ち合わせが始まるので、つい子どもは二の次に(^^;)

話し込んでいると、たいちの方から見つけて出てきて、いつの間にか傍にいる。

先日も、気が付いたら傍にいて、「あら、早い!」なんて感心していたら、先生から私に報告されるのがイヤで、さっさと逃げだしてきたもよう。

家で夕食を食べていた7時過ぎ、先生から電話がありました。

おやつで出たお煎餅を食べずに、ポケットに隠し持っていたのだとか。

それが二回目だと言うことで・・・

本人に聞くと、「このおせんべいは、ママがもっていきなさいって、いえからもってきたもので、おやつにでたのじゃない。おやつのおせんべいはもうたべた」

「このお煎餅は幼稚園でしか食べれない特別なものだから、他では売ってないんだよ」と先生。

そして泣きながら「おせんべいはきらい」と言ったたいち。

幼稚園ではたとえおやつであっても、食べ残しは出来ません。

夕方5時過ぎに迎えに行くと、正座して苦手なおやつと格闘している子ども達の姿を見ることもあります。

で、園で出るお煎餅は、とっても堅いのだそうで、「いつもおやつに何を食べてますか?」と先生。

いつも!?と言っても、おやつは週末だけだよねぇ・・・

週末のおやつは・・・ゆるい?(^^;)

最近は忙しくて、手づくりじゃないし・・・

でも、家にあるお菓子は大抵おせんべい。

それをたいちは食べているから、おせんべいが嫌い!?なんて事はないよなあ・・・

「それは堅いですか?」

「う~ん、園のに比べたら・・・それ程堅くは無いかもしれませんけど・・・」

「今までは食べていたから、嫌いって事はないとは思うんですけど、ただ堅いものを食べるのが嫌なのか?一番に食べ終えたいのか?家でおやつに何を食べているのかなと思って」と先生。

電話を切って、たいちの歯を確認。

もしかしたら、歯の生え変わり!?

「たいちお煎餅嫌いだっけ?もしかして歯がぐらぐらしてる?」

「うん!」

「どれどれ?う~ん、ぐらぐらしてないよ~」

「でも、ここがいたい。このまえ やまでころんだから・・・」

「えっ?それを早く言ってよ~。そう言えば、先週の半ばだっけ?山でこけたって言ってたよね?でもさあ、歯をぶつけたとか、歯が痛いとか言わなかったじゃない!?」

と言うわけで、急遽歯医者さんに電話。

一時間位待てば、治療の合間に見てくれると言うので、急いで歯医者さんに。

レントゲンを撮ってもらった所、特に異常はなく、ぶつけた後だから違和感があるのでしょう。

一週間くらいは堅いものを食べないようにした方が良いですね、との事。

翌朝園に送って行き、事の次第を説明するも、納得した様子ではない先生。

そして、最近何だか匂うなあと思っていたたいちの引き出から、スルメの入ったズボンを発見!

う~ん?本当に歯が痛かったのか?

その後、おやつにお煎餅やスルメが出るも、まだ痛いから、反対側の歯で噛んで食べたと言うたいち。

さすがに避けては通れないと観念したようです。

十分遊びこんだ夏休みの延長保育、お友達の家にもお泊りに行き、園からそのまま遊びに行き・・・となかなかこの頃成長した様子のたいちでしたが、こんな所にハードルがあったなんて(^^;)

「もう たいちにはおやつは無いからね!」と言われ、「なんでっ!なんでっ!」と泣き叫んだそうで、人前で泣く事も愚図る事も無かったらしく、先生はかなり驚いたようなのですが、家ではいつもの事。

自分の気持ちを押し殺して影で泣くではなく、人前でぎゃーぎゃー言える様になって良かったかも!?

そんなたいちが最近気に入っているのは「ロボットカミイ」

古田足日さんは「子どもを見る目を問い直す」の中で、「自己中心で他人のことは考えられない子どものカミイが、他人の事を考えるようになる・・・幼児期における子どもの成長」を書いたものと仰っています。



舞台は幼稚園。

わがままでいたずらで、怒られると大泣きするカミイ。

ロボットなだけに、誰よりも力が強い。

そんなカミイも、園での集団生活をする内、皆に愛される存在になります。

後半は、えっ!?と子どもでも言葉を失う悲しい展開になるのですが、あったかいラストシーンに、涙する子もいるのではないでしょうか?

段ボールの空き箱で作ったカミイはリアルじゃないのですが、わがままなカミイに対する子ども達の態度や言葉は実にリアル!

大人にしてみれば不思議な世界なのですが・・・

きっとたいちももも組の一員になっていると思います。

まだカミイレベルなのか!?

それともハラハラしながらカミイを見守る主人公の「たけしとようこ」の立ち居地か!?

カミイと同レベルかちょっとばかり上のお友達レベルか!?

う~ん、どうでしょう(^^;)

Haneちゃんに対する態度を見ていると、少しはカミイより上かな(^^;)

そう言えば、年長の時だったか、そうたがカミイを作って園に持って行った事がありました。

たいちは古田足日さんのお話で、「ダンプえんちょうやっつけた」もお気に入り。

古田さんのお話を好むようになるなんて、集団の中で成長しているんだなあ・・・とつくづく思う今日この頃です。



*****



読んであげるなら 4、5 歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

おかあさんはたけしにいいました。

「このはこ、すててきてね」

大きな、ダンボールのはこでした。たてにして立ててみると、たけしのせのはんぶんぐらいもありました。

ごみばこところへいくと、となりのようこが、ほそながいはこを二つと、ま四かくなはこを一つ、すてにきていました。

そのはこを見て、たけしはおもいつきました。

「そうだ、ようこちゃん、ふたりはこをあわせたら、ロボットができるよ」

「ほんとだ、そうしよう。せかい一りっぱなロボットをつくろうよ」

「こうてつせいのピッカ、ピッカのやつを、だ」


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ちょっと長くて絵も少ない幼年童話なので、一度に読むのはキツイかも!

二晩三晩に分けてでも、是非読んであげて下さいね(^^)


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by yomuyomuehon | 2012-09-30 23:19 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)


読んであげるなら 6 歳~


これが幼年童話!?

う~ん、哲学じゃない?

なんて深いのだろう。

子供の頃に読んだ時には、そんな風には思わなかっただろう。

・・・って、読んだ記憶も無い???(^^;)


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

うーふーって うなるから、名前が くまの子 ウーフ。

あそぶのが 大すき、

なめるのと たべるのが 大すき。

それから、いろんなことを かんがえるのもね



この本に載ってるウーフの「どうして?」は以下のようなもの。

・さかなには なぜしたがない

・ウーフは おしっこでできているか?

・いざというときって どんなとき?

・ちょうちょだけに なぜなくの

・おっことさないもの なんだ?

・くま一ぴきぶんは ねずみ百ぴきぶんか
(その他いくつか)


子供のこんな疑問に、すぐ答えてやる事が出来ますか?

勿論出来る!という方もいらっしゃるでしょう。

でも子供に説明する時、例えば「ウーフはオシッコで出来ているか?」と同じく、「ぼくは何から出来てるの?」なんて問いに、血と骨と筋肉と脂肪と臓器と・・・・なんて真剣に答えようものなら、またそれは一つ一つに細胞が集まって・・・なんてウーフレベルの子供には面倒な説明になります。

それにこの本を読んでいると、大人の説明なんて不要なんだわ。

子供は自分で考えて持てる知識や体験から、自ら答えを導き出すものなんだわ・・・と納得!

例えそれが大人からすれば???と疑問を持つような答えであっても、子供がそう感じて考えて導き出したものならば、その時点ではそれが正しいのかもしれません。


ウーフは、卵を割ったらいつも決まったものが出てくるという事実に感動。

モノは何で出来ているのか?疑問を持ちます。

卵は何で出来ているんだろう・・・黄身と白身だ。

じゃあ、めんどりは?

めんどりが毎日卵を産むという事実から、めんどりは卵で出来ていると考えます。

すると友達のキツネのツネタに「ならば、ウーフはおしっこを体から出すから、おしっこで出来ている」と指摘され、ショックを受けたウーフ。

ツネタに怒って飛びかかろうとして転んでしまい、「血」も出ることに気付きました。

痛いようと泣いて、涙も出る事に気付きました。

草の上に寝転がって青い空とやわらかい草を感じていると、ころころ転がる事を面白いと考え、痛いと思ったり、食べたいと思ったり、怒ったり、喜んだりする自分を素敵!と思えました。

そして家に帰ったウーフがお母さんに言ったのは、

「ぼくはぼくでできてるの。ウーフは、ウーフでできてるんだよ。」


「ちょうちょだけに なぜなくの」の章では・・・

家の中に舞い込んできたちょうちょを捕まえようとして、窓に挟んで死なせてしまったウーフ。

お墓を作って泣いている所へツネタが来て言いました。

「この間僕とトンボ捕って遊ばなかった?羽がもげて死んじゃったけど、泣かなかったよね?

お尻でてんとう虫を潰した時は笑ってたよ。

魚も肉もパクパク食べるくせして、ちょうちょだけどうして可哀想なの?」

ツネタに指摘されて益々泣くウーフ。

お墓に供えたドロップに蟻が集まってきました。

「こら、ありんこ。そのドロップはちょうちょにあげたんだよ。なめちゃだめだ。」

ウーフはドロップを摘んでペロリ。

口の中で、「たすけてくれえ 戸をあけてくれえ」と、小さな声がしたようでした。


う~ん、これには私も絶句。



「???」の章の意味・・・まだまだそうたには分かりません(^^;)

うさぎのミミにウーフが訊ねました。

「うさぎ耳って、どうしてそんなに長いの。」

「それはね、なんでもよく音をきくためよ。」

「じゃ、ミミちゃんは、なんでもよくきこえるかい。」

「ええ、きこえるわよ。」

「ならさ、ミミちゃん。ぼくが、いまからいうこときこえるか。」


ウーフは口だけ動かして「・・・」

「ミミちゃん、きこえた?」

「きこえたけど、わかんなかった。もう一ぺんいってみて。」

「じゃ、いうよ。・・・きこえた?」

「きこえたけど、いま、耳のそばで、はちがぶんぶんいって、よくわかんなかった。もう一ぺん、いって。」

「じゃ、いうよ、ミミちゃん、大すき。」


ミミは嬉しそうにうふんと笑いながら、

「まだ、よくわかないのよ。もう一ぺんいって。」

「じゃ、もう一ぺんだよ。ミミちゃん、すき。」


ぽっと赤くなったミミですが、まだ聞こえないと。

キツネのツネタがそれを見て、

「ミミちゃんの耳って、ちっともよくないね。今度はウーフ、小さい声でこう言ってみろ。すぐ聞こえちゃうぞ。」

ツネタに教えられた通りに言ってみると、

「ウーちゃんのいじわるう。さっき、すきだっていったくせに、いじわるう。」

「な、わかったろ。いいかい、ウーフ。うさぎの耳ってのはなあ、その・・・さ、やっぱりよくきこえるんだよ。」とウーフの肩をぽんと叩いたツネタでした。


ちょっぴり大人になったウーフです(^^)


「熊一匹分はねずみ百匹分か」はこれまた深いお話。

幾日も雨が降らない日が続き、どこの家でも水が無くて困りました。

ウーフの家にはモーター付きの深い井戸があるのですが、モーターが壊れ、お母さんからミミの家に貰いに行ってと頼まれたウーフ。

ミミの家にはやぎとキツネが並んでいて、ウーフの後からりすとねずみがやって来ました。

ウーフのバケツを見て、「そんな大きなバケツじゃ、ミミちゃんちの井戸は小さいんだもの。ぼくらの分がなくなるよ。」と言うりすとねずみ。

「こまるなあ、くまなんか、いつもそうなんだ。山にいちごがなったって、かきやくりがなったって、くま一ぴきで、ぼくらの百ぴきぶんだべちまうんだ。」

ウーフはポケットのかたつむりとかにの分だけの水を貰って帰りました。

家に帰ると、モーターの修理が済んで、水が出るようになりました。

お父さんに、りすとねずみから言われた事を話したウーフ。

その三日後に雨が降り、四日間降り続きました。

ミミちゃんの家に、貯水池を作る相談に出かけるお父さん。

「みんなでつくるの?おとうさんもはたらくの。」

「そうだよ。おとうさんは力もちだからな。」


「ねずみ百ぴきぶんよりも!くまは百ぴきぶんたべるから、百ぴきぶんはたらけば、いいんだ。そうだよね、おとうさん。」

すると、お父さんは笑って・・・


ウーフの胸に閊えていた想い。それを吐き出すかのように言ったウーフの発言に対し、お父さんの答えは優しく大きい!

はて、子供の疑問に、こんな風に答えられるでしょうか?

*****

日曜日、学生時代からの友達家族4ファミリーで、二年振りに集まりました。

森下の老舗「みのや」の女将さんは、学生時代にダイビングを通して知り合った他大学のお友達。

旦那さんとは一年生の時からの知り合いで、これまた他大学のダイビングクラブの一つ先輩。

学生時代から飲んでる、そして潜ってた仲間です。

一人ずつだったのが、彼氏が加わり、伴侶になり、そして子供が増え・・・

話題もダイビングばかりだったのが、今や中学受験のお話(^^;)


北京から一時帰国中の友達家族のあちらでの話も面白く、超都心の中学受験事情も珍しく、出張先のドバイやインドの話など・・・話は尽きません。

皆他大学の女友達で、クラブ所属中は潜りに行くにも潜水計画表を出さなくてはならなかったのですが、引退後自由の身になってからは、気の合うこの女友達と毎週伊豆の海へ、そして沖縄へ、海外へと潜りまくっていた20代。

その中の一人はご主人のアメリカ西海岸への転勤中で暫く会っていません。

3年経ちましたが、きっとまだ帰らないでしょう(^^)

10年前にはその中の子供二人が生まれたばかりで、私達も若かった。

二年振りに集まると・・・いやはや皆(勿論私も含め)年を取りましたねえ(^^;)

それぞれのダイビングクラブは廃部の危機にあるらしく・・・

そうよねえ、今時の学生は遊んでばかりいられないもの。

いやいや良い時代だった。

学生時代はまさにバブル真っ只中。

超真剣に遊んでいました。

こんな友達を作れたのも、あの時代があったからこそ。

それにしても卒業してから20年も経ったのかと思うと・・・早い!早すぎるっ!!


今日子供たちと人生ゲームをやったのですが、一位でゴールしたそうたは、ゴール直前に月旅行に行き、大金を失いました。

ゴールした時の所持金は最下位。

それを嘆いていたそうたですが、人生最後にお金を持っているかどうかじゃないぞ!

月旅行なんて、普通の人が出来ない経験をしたわけだから、楽しい人生を送れたか否かという意味で満足じゃない?

人生は楽しまなきゃダメよ!


何が幸せか?

人それぞれです。

結婚前は年収比で、勝った!負けた!と言っていた時期もありました。

でも今お金では買えないもの・・・家族、子供、伴侶を得ることが出来た。

それでも仕事で出世している女友達に、ああ負けた!という想いもあり・・・

ちょっと複雑な気持ちも多少有るけれど・・・

とても結婚しそうにも無かった私が!

それも、子供3人居るなんて!(・・・って、会う度に叔母さんに言われる(^^;))

今のところ、人生〇(まる)なのかな・・・?





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2012-04-04 00:13 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)

龍の子太郎

今年は辰年。

お正月休みに、書店でこの絵本「たつのこたろう」を見かけ、帯の『龍の子太郎、誕生から50年! 国際アンデルセン賞優良賞に輝き、100万人の子どもたちが読んだ、日本でいちばん賢く逞しい太郎の物語』に惹かれ、朝倉摂さんの美しい絵にも魅了され、即買い。



・・・・が、しっくり来なくて、長編童話の「龍の子太郎」を読んでみました。


田代さんと朝倉さんの描く龍の子太郎の顔つきは、全く異なります。

長編童話「龍の子太郎」には、田代さんの描く龍の子太郎がぴったりかも!?


「龍の子太郎」は、そもそも劇団太郎座の脚本として生まれたもの。

太郎座とは、松谷さんのご主人の瀬川拓男さんと旗揚げした劇団です。

結婚後、日本各地に民話探訪の旅に出た松谷さん。

それぞれの土地に生きる人々の喜びや悲しみが込められている民話の数々に、東京生まれの松谷さんは甚く感動したそうです。

その中でもっとも心惹かれたものが、信州に伝わる小泉小太郎伝説。

それが、この龍の子太郎の素になりました。

龍の子太郎のお話には、どこかで聞いた事のある!?民話が多く散りばめられていて、色んなお話をくっつけて作られたという印象の(^^;)、創作民話です。

脚本ですから、舞台を面白く!という意図もあったのでしょうね。

色々出てきます。

話の筋が一本でなく、私にはあっちに飛んだり、こっちに飛んだり・・・折れ線的に感じちゃうのですが、舞台用だからですね、きっと。



読んであげるなら 5、6歳~

(以下、あらすじです)

龍の子太郎は、おばあさんと二人で暮らしています。

おばあさんは具合が良くないにも係わらず、母の無い太郎が不憫で、無理をして仕事をしています。

龍の子太郎は、毎日山で動物たちと遊んでばかりいる怠け者。

太郎が遊んでいると、笛を吹く女の子あやに出会い、二人は仲良くなって山で遊ぶ日が続きました。

ある日太郎が家に帰ると、おばあさんが倒れていました。

おばあさんは言っておかなければならない事があると、太郎に出生の秘密を教えてくれました。

太郎の母親は、身重の体で山の仕事に行き、龍になってしまった事。

沼で太郎を産み、おばあさんが預かった事。

今もどこかの沼で生きている事。

その時、あやが赤鬼にさらわれたと、あやのおじいさんが飛び込んできました。

それを聞いて、あやを助けに行く!と立ち上がった太郎。

あやを助けた足で、お母さんを探しに行くと言って、家を出ました。

話を分けるなら、ここまでが第一部という感じでしょうか。


続いて第二部、あやを助ける旅

旅の途中、てんぐに授けてもらった百人力が、あやをさらった鬼と対決する際に役立ちます。

あやをさらった赤鬼と、赤鬼からあやを奪った黒鬼と、二匹の鬼が登場します。

赤鬼は太郎に負けると、太郎に、その百人力で空の雷様の所に投げ飛ばしてくれと頼みます。

そして赤鬼は雷様になるのです。(後の湖を切り開くシーンでは雷さまとなって登場します)

次に黒鬼を倒した太郎は、麓の人々から巻き上げた金銀財宝やお米を、人々に返し、太郎は初めて米のお握りを食べました。

太郎の住む村は貧しく、お米なんか採れません。

広々した田んぼを見た太郎に、「こんな ひろい とちが あればなあ」と、今まで無かった感情が沸いて来ました。

鬼の岩屋では、一日に百里走る馬も手に入れました。

あやはその馬に乗って、家に帰って行きました。


最終章第三部、お母さんを探す旅

お母さんを探して、北へ北へと、龍の住んでいるような湖を探しに行く太郎。

にわとり長者といわれる強欲ばあさんの沼に、大蛇が住んでいると聞いて、訊ねて行ったところ、ばあさんの下男として働く事に!

太郎は、365人でやっていた田植えから稲刈りまでを一人でやってのけました。

しかし、沼にいたのはお母さんではなく、白い蛇でした。

ただ、蛇はりゅうが住んでいるらしい湖の話を教えてくれました。

その前に、力になってくれるばあさまも紹介してくれました。

暇をもらうと言い出した太郎に、強欲ばあさんは、給料として太郎に背負えるだけの稲を背負って行けと言いました。

・・・が、太郎はなんと全部背負って行ってしまいました。

太郎はその稲の束を、途中出会った米を食べた事の無い山の人々にあげました。

種を採って米つくりをしようと奮起した山の人々。

種にする分だけで良いから、他の山の人にもやってくれと言います。

太郎は胸が熱くなりました。

龍が住んでいる湖一つ干したら、広々とした土地が出来るのに・・・

それを聞いた太郎は、じっとしていられなくなりました。

蛇から聞いた山のばあさまは、太郎に知恵を授けてくれました。

雪が降ってきたから今行くのはやめろと言うばあさまを振り切って、飛び出した太郎。

しかし激しい雪の中で、倒れてしまいまいました。

そこへあやが白い馬に乗って、助けに駆けつけました。

百里走る馬は成長し、千里走る馬になっていました。

その馬に乗って、二人は母の住む湖を目指します。

湖に着き、あやが笛を吹くと集まって来た魚たちに、沼のそこに住む龍に、龍の子太郎が来た事と伝えてもらいました。

やがて現れたのは、目くらの龍。

龍の子太郎は、乳飲み子の頃、龍の目の玉をしゃぶって大きくなっていたのでした。

母が龍になった理由を聞いて、益々村の貧しさを嘆く太郎。

母に、旅の途中見聞きした事を話し、母と共にこの湖を切り開く事にしたのです。

*****

・・・と、200ページに渡る長いお話で、登場人物も多く、話も母を探す旅の一本ではありません。

これを絵本で読むと、切れ切れの印象。

途中で、何故?何故?と沸いてきた疑問が、童話を読んで解決しました(^^)

確かに朝倉摂さんの挿絵は美しい☆

・・・ですが、絵本で興味を持たれた方は是非、童話の方もお読み下さいね。

乳を飲ませる事の出来ない母が、目の玉をしゃぶらせて太郎を育てたなんて・・・涙が出ます。

結核の術後、子供に乳を飲ませながらこの話を書いていた松谷さん。

だからこそ生まれた一節なのでしょか?

壮大な母と子の愛の物語です。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2012-01-19 06:29 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)
終に大晦日!?

ですが、全く実感がありません。

毎日毎日粛々とこなす家事に子育ては、一年365日、変わることの無いルーチンワーク。

年末とて年始とて、休みはありません。

そこへ大掃除しなきゃ!お節を作らなきゃ!と仕事が増えるので、ついつい子ども達にガミガミ、がちゃがちゃ・・・小言が増えてしまいます。

それでも、深い眠りに付く前に、「ママ、だいすき」なんて・・・

その度深~く反省する冬休み。

『ああ、来年こそは、機嫌の良い母でありたし、大晦日』by yomu


さて、今日からパパの実家に行って来ま~す。

パパの実家で年越しです。

・・・と言っても都内なので、空いていれば車で一時間と少し。

でも今日は大晦日。きっと2時間は掛かるでしょう。


昨日から作り始めた、お煮しめとなますと黒豆。

城戸崎愛さんレシピのなますは、と~っても手間が掛かります。

急がないと!




* * * * *



読んであげるなら 5歳位~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

こぐまのくまくんは、あるひ、おじいちゃんと おばあちゃんを、たずねました。

ふたりは、もりのなかの ちいさないえに、すんでいます。

くまくんは、ここへくるのが だいすきでした。

いえのなかには、きれいなものや、おもしろいものが、たくさんあります。

えや、おばあちゃんのおはなや、おじいちゃんの おもちゃのこびとなど。

こびとのコブリンは、びんのなかにいて、とんだり はねたり するのです。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

くまくんは、おじいちゃんのぶかぶかの帽子が好き。

おばあちゃんの作ってくれるご馳走は、大大大好き。

「さあ、きょうは、うんとおもしろいことをしよう。おまえとわしでな。」

「でも、おとうさんが、おじいちゃんを くたびれさせちゃいけないって いったよ」

「わしは、ぜったいに くたびれたりはせんぞ!」


くまくんとおじいちゃんは、うんとこさ面白いことをして遊びました。

椅子に座って、くまくんにキセルを取りに行かせたおじいちゃん。

その内眠ってしまいました。

くまくんはがっかり。

でも、すぐ元気になっておばあちゃんを探しに行き、おばあちゃんにお話をしてもらいました。

それは、お母さんが小さい時のお話。


・・・で、第二話「おかあさんと こまどり」へ続きます。

おばあちゃんの話が終わった頃、おじいちゃんが起きました。

今度はおじいちゃんに小人のコブリンの話をねだります。

そして第三話「こびとの コブリン」へ続きます。


すっかりくたびれたくまくん。

ソファに腰掛けて、お父さんお母さんのお迎えを待っています。

「ぼく、くたびてない。

ぼく、目をつぶっていられるよ。

でも、ねるんじゃないよ。

ぼく、ちっとも くたびれてなんかいない」



「おじいちゃんとおばあちゃん」は、「はじめてよむどうわシリーズ」の、はじめてよむどうわ5です。

はじめてよむどうわ1 「こぐまのくまくん」
はじめてよむどうわ2 「かえってきたおとうさん」
はじめてよむどうわ3 「くまくんのおともだち」
はじめてよむどうわ4 「だいじなとどけもの」

このシリーズはどれも、心をほっとさせてくれる、ついクスっと笑ってしまうような、温かいショートストーリー。

それぞれの本の中に、4話程が収められています。

「はじめてよむどうわ」と言うだけあって、童話ほど字が多過ぎず、挿絵も豊富。

年中さんからでも、十分楽しめます。

この「おじいちゃんとおばあちゃん」の中に登場する小人のコブリン。

この話は実に面白い!

年末年始、おじいちゃんおばあちゃん宅へお出掛けの方も多いでしょう。

おじいちゃんおばあちゃんの愛は、親子間との愛とはまた違うもの。

ただただ可愛い!それに尽きるのでしょう。


パパ方のおじいちゃんは、子ども達と一緒に遊べたりはしない程高齢です。

年に2回程しか会わないのですが、全く同じ顔をしているhaneちゃんは、おじいちゃんが近しい人だと分かるようで・・・

最初は敬遠しながらも、徐々に近づいて行き、ちょっかいを出すのです。

孫って、きっとものすご~く可愛いものなんでしょうね。


眠っているくまくんを見て、

おばあちゃんは「こんないいこが ほかにいるかしら」

おじいちゃんは「それに、わしに にて、かしこい!」

ふふふっ、どこのおじいちゃんおばあちゃんも、こんな感じですよね(^^)

* * * * *

そして最近うちの子ども達が嵌っているのはこちら。


ぼくは5歳。幼稚園のたんぽぽぐみ。

おとうさんは38歳。

おじいちゃんは72歳、白いひげが生えています。

「ねえ、おじいちゃん、おじいちゃんのおとうさんは どんなひと?」

おじいちゃんは、ぼくにひいおじいちゃんと、ひいひいおじいちゃんの事を教えてくれました。

ぼくは、ひいおじいちゃんに聞きました。

「ねえ、ひいひいおじいちゃん、ひいひいおじいちゃんのおとうさんは どんなひと?」

さあそこから、どんどん時代がさかのぼり、ご祖先様を辿って行くと・・・


江戸時代のちゃんまげ姿の、ひいひいひいひいひいひいひいひいひいおじいちゃん位までは、読めるのですが、

その後は、ひいひいひいひいひいひいひいひいひい―――――と、大変(^^;)

だから適当にイントネーションを変えて、

ひ――――――ひ――――――ひ――――――ひ――――――ひひひひひ・・・・

な~んて読むのですが、

それが面白いらしく、

たいちに催促されて、そうたがよく読んであげていては大笑いしています。


さて辿り辿って行き着いた先は、もちろん猿なのですが、

そこでぼくには一つ疑問が!?

ぼくは・・・

だれの おじいちゃんに なるのかなあ・・・。



猿から進化したはずの私たち。

このままで行くと、一体どんな形になっているのでしょう?

う~ん、考えると恐ろしくなりますね~(^^;)

進化なのか!退化なのか!

頭ばかりでなく、体も心も使わないといけませんね。

不器用な子どもが増えているようです。

便利な暮らしは、子どもを退化させます。

少し前の暮らしに戻す事、色々あった今年は特にそれが大切だと感じました。


今年もお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

紹介しながらも、本当に良い絵本なのかどうか・・・疑問に思う事も多いです。

来年は、少なくとも今年よりは目を肥やせたら・・・と思います。

その為には勉強です。

毎日少しずつでもコツコツと!

子どもから教えられた一年でした。


皆様にとって、来年も素敵な一年でありますように


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-12-31 07:52 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)

ケンケンとムンムン



読んであげるなら 6、7 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

その1 ケンケンとムンムン

海をずっと南へいったところに、それも頭のずぐうえに太陽がてるほどの南の海に、小さな島がありました。

その島は、人間がほんのちょっぴりすんでいる、とてもしずかな島なのですが、よく目をこらしてみると葉っぱのような小さな妖精たちが、あっちこっちにとびまわっているのがみえることでしょう。

ケンケンとムンムンは、この島にすむ双子の妖精です。

お父さんのなまえは、ケンムンといいます。

ケンムンは、まいにち太陽を東の海からひっぱりだして、夕方には西の海にしずめます。太陽は、島の草や木にたっぷりと光をそそぐので、島は緑でいっぱいになって海のなかにうかびあがるのです。

お母さんのなまえは、ミンミンです。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

ミンミンの仕事は、月を呼ぶこと。

泉の水をわきださせるものや、風をおこして雲をはこぶもの、皆何かしらの仕事をしているのです。

でも、まだ子どもの妖精のケンケンとムンムンに、仕事はありません。

お父さんのように太陽を動かしたい!

それが出来たらお父さんも驚いて、仕事をくれるかもしれない!

そう考えたケンケンとムンムンは、ある朝ケンムンが起きる前に、島の東の海岸へやって来ました。

ケンケンが太陽をひっぱり出そうと両手を伸ばし、太陽を掴み、持ち上げようとしましたが、思ったよりも重くてびくともしません。

ムンムンも手伝って、もう少しという所で、太陽の熱さに手を離してしまい、太陽は海深く潜ってしまいました。

「おまえたち、なにをしているのだ」

振り向くと、そこにはケンムンが立っていました。

ケンムンに怒られたケンケンとムンムン。

仕事をしたいと言う気持ちが、益々強くなったのでした。


(その2)ケンケンとムンムンの仕事

年をとった妖精の磯じいの計らいで、仕事を与えられたケンケンとムンムン。

それは年老いた磯じいに代わって、海を呼んだり押し戻したりする仕事です。

磯じいはケンムンとの約束により、ケンムンの力でカニに姿を変えてしまいました。

いつの日か、磯じいの仕事を継ぐ者が現れた時に、以前よりなりたいと思っていたカニに姿を変える事、それがケンムンを磯じいの約束だったのです。


(その3)ケンケンとムンムンの失敗

晴れて、海をあやつる仕事を手にしたケンケンとムンムンでしたが、まだ子ども。

遊びたい盛りです。

ある日、森でチョウチョを追いかけ、すっかり仕事を忘れてしまった二人。

海は砂浜を覆い、森の木々にまで波がかかる程になっていました。

海は大喜びでジャブジャブし、森の中の小さな生き物達は大騒ぎで逃げ惑い、妖精たちも慌てて飛び回り、島中大騒ぎ。

「海よ、もどれもどれ」

ムンムンは慌てて言いますが、すっかり調子に乗った海は聞きません。

そこへカニになった磯じいがやってきました。

「弱音をはいてはいかん。いまいちど、心のそこからさけび、かたるのじゃ。海と心をひとつにせよ」

暫くして海は落ち着き、沖へ戻っていきました。

島には静けさが戻ってきました。

この事件はケンケンとムンムンを成長させたのでした。

島の妖精たちに説明に廻ったケンムンは、その後も心配で二人こっそり見張っていました。

ある日、ぎりぎりまで遊んで磯へ戻ろうとしていたケンケンとムンムン。

既に磯に隠れてみていたケンムンは心配でなりません。

とうとうケンムンは磯に立って、海に「沖にもどれ」と叫びましたが、まだ引き潮の時間でなかったので、不満な海は言う事を聞きません。

もっと強く言ったケンムンに、海はふくれて波を掛けました。

その様子を見ていた磯じいは、

「おまん、ふたりのことが心配できおったな。なあに、心配せんでもちゃんとくる」

「そうはいっても磯じいよ、仕事はじかんどおりにやらねばいかんのだ」

「ケンムン、いそぐな。まだそのじかんではないのだ、ほらふたりがもどってきたぞ」


ケンケンとムンムンは磯じいとケンムンに気付き、不思議そうな顔をしました。

ムンムンが海にもどれと言うと、したがった海。

その様子をじっと見ていたケンムンは、二人の頭を黙って撫でたのでした。

「お父さん、お母さんが月をだしたよ。太陽はしまわないでいいの」

「おおいかん、太陽をしずめるじかんがきていた」


ケンムンは慌てて西へ飛んでいったのでした。


(その4)ケンケンとムンムンの妹

ミユミユという名の妹が生まれました。

ミユミユは、手に触れるもの全てに、花を咲かしてしまうという、不思議な妖精です。

ある日、ミユミユのお守りを頼まれたケンケンとムンムン。

・・・ですが、お昼寝をしている間に、ユミユミが行方不明になってしまい・・・


(その5)ケンケンとムンムンの雪だるま

いつもは暑い島に、ひんやりとした風が吹いてきて、北へ行っていた兄さんのケンミンが帰ってきました。

雪を降らせること、それがケンミンの仕事です。

雪を見たいというケンケンとムンムン。

ですがここは南の島。

雪が降っては困ります。

そこでケンミンは・・・

* * * * *


ケンムンとは、奄美地方に伝わる妖精のことのようです。

田島さんが奄美を取材して、あらかた出来上がったお話を、甥の南部さんが素敵なお話に仕上げてくださったのだそうです。

ちょっと悪戯好きで、ガジュマルの木に住む、子供の妖精ケンムン。

沖縄地方のキジムナーに似ている感じでしょうか?

その、伝えられるケンムンとはちょっと違う感じもしますが、こちらは素敵なファンタジーです。

童話になるので、未就学児では長いかもしれませんね。

でも、そうたに読み聞かせていた側で、聞いていたのかいないのか、落ち着きなかったたいち(3歳)ですが、昨晩も「これよんで~!」と持って来たのは、そのたいちの方でした。

全てのページに、田島さんのイメージする妖精の、カラーイラスト。

だから字が多くて140ページにもなるのですが、飽きさせないのかも!?

勿論お話も魅力的で、あったかです♪

そして、あれやりたい!これやりたい!と、大人の仕事に興味を持ち始め、台所で手伝ってくれる!?(荒らしてくれる!?)年齢のたいちには、ぐっと来るものがあるのかもしれません。

 * * * * *

子どもに任せたら、ある程度の失敗には目を瞑り、言いたい気持ちもぐっと堪え・・・

ああ、そうしなくちゃね~!って、読んでいるこちらにも訴えるものがあります。

そうそう、大人だって子どもだって失敗から学ぶのよね!

どこか教育的内容ではありますが・・・そんな事は感じさせないファンタジー。

田島さんのほんわかした絵が良いのかな?


触れるもの全てに花を咲かしてしまう、素敵な妹ミユミユ。

どんな怖い虫も動物も、ミユミユの手に掛かれば、み~んなお友達♪

ミユミユと手を繋ぐと、とっても楽しい気分になるんですって!


大きな存在であるお父さんのケンムン。

静かで、包み込むような優しさのお母さんのミンミン。

外の世界へ出て、大きくなって帰って来た、お兄さんのケンミン。

素敵な家族の物語です♪



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-10-02 06:52 | 幼年童話 | Trackback | Comments(0)

ふしぎなのらネコ

そうたが、お友達3人とボードゲームをしていました。

それに気付いて近くに寄って行ったベビーちゃん。

悪戯しないようにベビーちゃんを見ていると、そこにはいや~な空気が流れていました。

「なにやってんだよ!こんどやったらぬけてもらうからねっ!」

「・・・・・」

ゲームのやり方を分かっていなそうなそうたと、もう一人。

あと一人は分かっていそうでしたが、早くやらないと文句が飛んでくるので、焦っています。

皆、びくびく顔色を伺いながら、楽しいわけの無いゲームを続けています。

たいちはその脇で、威張っている子の顔をじっと見ています。

「5・4・3・2・1 はい、おわりっ!ぬけてっ!」

ゲームから締め出されてしまった女の子。

泣きそうな顔で、そうたも抜けてしまいました。

「そうた、もう帰ろうか!?」

近くにいた女の子とそうたに、

「あんたたちは何にも悪くないよ。でも、やり方がわからなかったら、分からない!って言わなきゃね。」


その後用事のあった私は、そもそもお昼で退散の予定でした。

しかし、そのままで帰ることになったそうたは、後味の悪い結果になってしまいました。

う~ん、その後子供たちだけで関係修復させてから、帰った方が良かったか!?

でもあの子は元々、自分より下だと思える子には、ああいう態度を取る子であったし・・・

無理して遊ぶ必要も無いし・・・

他の遊びをしている時にも、同じような会話が聞こえてもいたし・・・


涙を堪えているそうたに、何が嫌がったのかを聞くと、

「ことば・・・」と。

そうたが言われていたわけではなかったようなのですが、側で言われている子へのキツイ言葉の暴力に、かなりショックだった様子。


イヤだと思う相手と、無理して遊ぶ必要は無い事。

嫌な事や分からない事は、相手にちゃんと言葉で伝えなきゃならない事。

そうたやたいちがあんな事をしたら、ママは悲しいと言う事。

車の中でそんな事を話しながら、用事に向かったのでした。


子供のストレスは、必ず弱い子の方へ向かいます。

それは大人になってからも同じですけれど・・・

たまに、子どもにギャーギャー喚きちらしている自分が、脳裏を横切ります。


幼稚園児の時は、お友達とのトラブルに、言葉が出なくて、泣いてばかりだったそうた。

小学生になって、説明能力がぐ~んとアップして、家でも私やパパが閉口するような切り替えしをしてきたりします。

お友達とのトラブルで(そうたの性格では、トラブルってものは無いんですけれどね)泣く事はなくなっても、相手に言い返す事はまだ出来ないようです。

嫌な事は、ちゃんと相手に伝える事が出来るようになって欲しいなあと思います。

一方たいちは次男で、年上と遊ぶ事が多く、同じ年の子では物足りない事もたまにあるようです。

それは今回トラブルを起こしていた子と一緒。

小さな子どもが弱い子をいじめるのは、動物としての本能なのかもしれませんが、今回の事を側で見ていたたいちも、良く無い事は感じたようでした。

* * * * *

昨夜読んだ、この夏の低学年の課題図書になっている「ふしぎなのらねこ」

あまりにもピッタリのお話でした。

私としては、教訓めいたお話は嫌いなんですが・・・(^^;)

くさの たき
金の星社
発売日:2010-09




(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

さきちゃんは、このはる、一年生になりました。

おいわいに、パパと ママが つくえを かってくれました。

つくえには、たくさんの ひきだしが ついています。

さきちゃんは うれしくて、ひきだしを あけたり しめたりしています。



 * * * * *


(以下、あらすじです)


その引き出しをいじる妹のななちゃん。

勿論、さきちゃんはななちゃんをバシン!

泣き出すななちゃん。

その声を聞いてやって来たお母さんに、理由を聞かれても、

さきちゃんは、

「だって・・・」


ある日、放課後クラブでの事。

まりちゃんにぶらんこを交代してもらいたくて、

「かわって!」と言ったのですが、まりちゃんは、

「もうちょっと!」となかなか譲ってくれません。

怒ったさきちゃんは、ぶらんこをいきなり止めて、背中をバシン!

泣き出すまりちゃん。

飛んできた先生が理由を聞いても、

「だって・・・」


その日の帰り、お母さんとケヤキ公園に寄りました。

ブランコにはすぐ乗れました。

その後は雨続き。

なかなか公園に寄ることが出来ません。

やっと行けた日、ブランコの側に黒い野良猫がいました。

さきちゃんは野良猫を追い飛ばしました。


それから公園に行く度に、その野良猫がいました。

ある日、さきちゃんが「どいてよ!」と言っても、野良猫は動きませんでした。

「のら!どいてって いってるでしょ!」

「どうして もっと やさしく いえないんだよ。だから だれとも なかよく あそべないんだよ。」


言い返そうとしても言葉が出ないさきちゃん。

涙が出てきました。

気が付くとさきちゃんはベッドの中。

夢だったのかしら!?


ある日、お父さんが白くてふわふわの赤ちゃんネコを連れて帰って来て・・・


* * * * *


課題図書なので、本当は子どもが自分で読むべきものかしら(^^;)

でも、国語の教科書があの程度なのに、課題図書は随分と字が多いですね!



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



 * * * * *


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by yomuyomuehon | 2011-08-20 07:01 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)


読んであげるなら 6、7歳~


タイトルが表す通り、七つのお話が散りばめられた短編集。

表紙のイラストが、それぞれのお話を要約しています。

絵本から物語へ足を伸ばした子ども達にピッタリ!

小学校低学年の子が、一人で読むのも楽しい作りになっています。

表紙を捲ると、「おはなしのタイトル」と「おはなしのじゅんばんのばんごう」があみだくじになっていたり、イラストも、白黒ですが大変多く、全ページに描かれています。


第1話 「まほうのめがね」

(以下、あらすじです)

森に住むフクロウの子ホーホは、何でも知っているおじいちゃんが不思議でなりません。

めがねを掛けているおじいちゃん。

そのめがねが何でも分かる魔法のめがねなんだ!と思っていました。

ある時、うとうとしていたおじいちゃんがめがねを落としました。

それを拾って掛けてみたホーホ。

いつものように、おじいちゃんの所へ相談にやって来た動物たちに、寝ているおじいちゃんに代わりホーホが答えようとするのですが・・・


* * * * *


そうたは、第2話の「いちばんほしいペット」がお気に入り♪

最近、「うさぎを飼いたい!うさぎを飼いたい」!と切望しているそうたです。

2年前から飼っているザリガニの世話も飽きたようで、冬眠から目覚めた今も、気が向いた時のみお世話(^^;)の息子。本当に気が向かない!

学校から帰ってくると、ランドセルを放り投げ、すぐさま遊びに出掛け、6時過ぎまで帰らず。

月曜日は放課後講座でマジックを習い、マジシャンを目指し練習中。

日曜・木曜日はスイミングクラブ。

毎晩夕食前にやる宿題とチャレンジ、そして夕食後の音読で精一杯。

朝は相変わらずゆっくりしている暢気な息子。

それでも、サッカークラブに入りたい!などと言い出し・・・

ペットどころではないでしょ!?

飼ったら飼ったで、ちゃんと世話出来るのかしら?

でも体力は益々付いて、散々遊んで帰って来てからやる宿題も、苦ではない様子。

そして寝る前に読む絵本や童話。

寝るのは9時半を過ぎてしまいます。

一緒に振り回されているたいちやベビーちゃんはクッタクタで、

二人は、いつの間にかその辺で、あらら、寝てる!?なんて事も頻繁です。


今日はスイミングで、夕方お留守のお兄ちゃん。

今朝はなかなか起きれなかったたいちも、漸く一息つけそうです(^^;)



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-06-16 09:50 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)

かっぱのぬけがら



読んであげるなら 6、7 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ここは夏の川のなかです。

つめたい水と、あたたかな水とが、しまもようにまじって流れています。

光とあそぶ、あかるい水の下には、おもく、くらい水がかくれています。

ゲンタは、りょう手もりょう足もひろげて、せいいっぱい水をかけていました。


するとふいに、顔に水草がかかりました。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

体中に絡み付いてきた水草は、カッパの網だったのです。

ゲンタは川底の、そのまた奥へとひっぱっていかれました。


目の前に、カッパが1匹立っています。

一匹で、家来と殿様の二役をこなすカッパ。

人間の子供を捕まえた事で、殿様にしてもらったカッパは、二役から御免。

目の前の寸劇(^^;)が終わり、暫くカッパとゲンタは睨めっこ。


「やい、ぼうず。かっぱにひっぱられた人間がどうなるか、しっているな」

「ううん。学校じゃカッパの事なんて勉強しないし、ほんとうにカッパがいるなんて、しらなかったよ」

「・・・しようがない。じっさい、カッパはへってるからな。ほんの百年くらい前までは、にぎやかなもんだった。それがいまじゃあ・・・・」


話を聞いているうちに、カッパが可哀想になったゲンタ。

「あのさ、なんか、ぼくにできることない?」


「あるぞ、あるぞー。おまえ、カッパになれ」



奥に部屋に、何とも気味の悪い、ぬらぬらしたものがぶら下がっています。

それは、百年に一度だけ脱皮をする、ぬぎたてほやほやのカッパの抜け殻でした。

ゲンタはそれを着て、立派なカッパに変身。


こうして、ゲンタの、カッパとしての生活がスタートしました。


* * * * *


1匹二役の寸劇に魅了されたのか!?

カッパの暮らしに興味があるのか!?

挿絵が楽しいのか!?

そうたはすっかり気に入った様子で、連日リクエストしてきます。


「おっきょちゃんとかっぱ」に似てますが、幼年童話なので、年長さん位から向けでしょうか。




『およぐなキケン!!』の立て看板。

カッパの存在を信じて、川や沼に近寄らない子って、今時は居るのでしょうか?(^^;)

いつ頃から、あのカッパの看板って有るのでしょうね。

この「おはなしパレード」シリーズには、なかなか面白いものが揃っています。

タイトルも魅力的!













絵本から童話へ移行する頃の子ども達にピッタリです。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-06-05 12:02 | 幼年童話 | Trackback | Comments(2)

いやいやえん



読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ちゅーりっぷほくえんには、子どもが三十人います。

その中の十八人、ほしぐみ、十二人は、ばらぐみです。

ほしぐみというのは、らいねん、がっこうへいくくみですから、

みんないばっています。



 * * * * *


(以下、あらすじです)


ばらぐみのしげるちゃん、4歳。

しげるちゃんは、幼稚園のお約束を全く守らない困ったちゃん。

そのしげるちゃんを主人公にした7つのお話です。

本のタイトルにもなっている「いやいやえん」は、第六話。


しげるは、朝から、顔も洗わず、洋服も着ず、ごはんも食べていません。

昨日お父さんが買ってきてくれた自動車が赤だったのが、気に入らないのでした。

お母さんは、あれもこれも嫌だと暴れているしげるを引っ張って、保育園にいきました。

お弁当なんか嫌だ、お姉ちゃんのお下がりの服も女の服は嫌だと愚図るしげる。

はるの先生は、お母さんにいいことを教えてくれました。

「いやいやえんにいらっしゃい」

いやいやえんには、おばあさん先生がいました。

「1時にお迎えにきてください」

「お弁当はどうしましょう?この洋服は?」

「いりません。嫌いなんだから。」

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「ここのドアは1時にならないとあかないのだよ。それまで、好きなことしておいで

泣きたけりゃ、お泣き、けんかしたけりゃ、けんかするし…」

部屋の中を見ると、積み木やままごとやお人形、絵本やボールなどが散らばっています。

エプロンかじっている子、指をしゃぶっている子、何にもしないでしゃがんだままの子がいます。

しげるくんは、足もとにある積み木で汽車をつくりました。

すると、胸にMの字をつけた子が、

「おい、どけろ、ぼくのだぞ」といいました。

「ちがうよ、ぼくのだい。ぼくがつくったんだぞ。」

その子は乱暴にしげるをつきのけると、汽車で遊びはじめました。

しげるくんは、おばあさんにいいました。

「あの子は、ぼくの積み木をとっちゃったよ」

「えむちゃんは、欲張りだからね。

いやいやえんじゃ、かえすのがいやな子は、返さなくていいんだよ」

しげるは、えむちゃんの側へ行くと、汽車をけっとばし、二人は大げんか。

「痛いよう!あの子は、積み木でぼくのお尻をぶったよう!」

「痛むかね?」

おばあさん先生が聞きます。

「うん」

「じゃあ、注射でなおそうかね?」

「注射なんていやだあ。いたくないよ」

しげるくんはあわてて逃げました。


お片づけの時間になりました。

でも、おにごっこが始まりました。

しげるはびっくり。

「いやいやえん」は大騒ぎ。


お十時になりました。・・・(おやつタイム?ってところかな。素敵な言葉です)

今日はりんごです。

しげるの大好きなまっ赤なりんご。

でも、しげるの前のお皿には・・・


* * * * *


中川李枝子さんが初めて書いた童話です。

保育士をされていた中川さんの経験を元に書かれたそうで、

ちゅーりっぷ保育園は、当時お仕事されていた駒沢にあった保育園が舞台。

そしてしげるちゃんは、モデルが居たそうで、

とっても可愛い子だったんですって。

今はもう、60歳過ぎのおじいさんですけどね(^^)・・・という話。

そしてこの「しげるちゃん」と言う名前は、当時の親友のご主人の名前。

その後出された、女の子を主人公にした「たかたかやまのたかちゃん」のたかちゃんは、

その親友の名前なんですって。


1日(日)三省堂書店の130周年記念の「中川李枝子さんの講演会」に出掛けてきました。

そしてこの「いやいやえん」にサインを頂きました。

この本は、そうたが幼稚園を嫌がっていた年少の頃を思い出しながら、

余裕の出てきた年中時に、何度か読みました。

こうして今、読み返してみると面白い!

今度はたいちが嵌りそう(^^)


中川さんが保育士をされていた時に一番感じた事は、

子どもはお母さんが大好き!ってことだそうで・・・

どんなに可愛がってあげても、お母さんには敵わない。

一方で、それに気づかないお母さんの多い事にもガッカリしたと。

そんなお母さんたちに是非読んでもらいたいのが、

「こぎつねコンチ」、「けんた・うさぎ」、「三つ子のこぶた」の三部作だそうです。


1935年生まれの中川さん。

本の少ない時代に育ち、活字に飢えていたので、何でも読まれたそうです。

小学校の先生が本を読んでくれた甘い記憶。

岩波少年文庫で夢見た少女時代。

それに出会った学校図書室の事。

岩波少年文庫の一番の魅力は、そこに登場する子供たちだった。

そして、その周りにはちゃんとした大人がいて、納得が出来た。

優れた少年文学には、必ず思慮深い大人が登場する。

どういう本に出会うか、どういう人に出会うかで、その人の運命は決まるのではないか。

人間ほど面白いものはない。

未来を背負って立つ子ども達には、是非人に関心を持ってもらいたい。

その為に、優れた文学に出会って欲しいし、大人はその手助けをして欲しい。

・・・というお話でした。

子どもの成長に伴って、一から絵本を読み返している自分は、

落としてきた何かを埋めている気がします。

子供のころ、岩波少年文庫を読んだ記憶が然程ないのですが、

今後、子ども達と一緒に読み返す機会を与えられた事は、大変嬉しい事です。


* * * * *


さて、そうたはインフルエンザでは無かったようなんですが、

土曜日から下痢。

くず練を与え、日曜日に下痢は治まりました。

昨日の月曜日は学校でしたが、お腹が痛いから休むと言っていたのですが、

朝食を食べても下痢をせず、お腹も痛くならなかったので、

二時間目から出席。

でも、度々腹痛に襲われたようで、念のため365クリニックに行ってきました。

念のため食中毒の検査をして、下痢止め腹痛止めの薬を処方してもらいましたが、

結局飲まず。

便は徐々に正常に戻りつつあります。

「がっこう、いかなきゃよかった。

おなかがいたくて、べんきょうするとあたまもいたくなった。」

とそうた。


でも夕べからは、とても元気です。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-05-03 08:11 | 幼年童話 | Trackback | Comments(7)