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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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本の愉しみ

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ぼくたち負け組クラブ (文学の扉)

アンドリュー・クレメンツ/講談社

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小学高学年向け

「負け組クラブ」?

このタイトルから、周りからダメ↓と言われている子ども達の成長記かと思いきや、違いました。

主人公のアレック6年生は読書の虫。

授業中も読書を続け、先生達から叱られること頻繁。

校長室にも呼び出されます。

でもやめられないこの衝動。

先生が目の前で怒っていても、

のことを考え始めます。

タランは真の戦士になった。・・・・ほんものの剣をふりまわすって、どんな感じだろう?・・・・戦うって・・・・。

先生の声は全く耳に入りません。


父さんと母さんが新しい仕事を始めることになり、アレックと弟のルークは放課後プログラム(学童ですね(^^))で、毎日放課後の三時間も学校で過ごさなければならなくなりました。

誰にも邪魔されずに本が読める!と思ったアレック。

しかし、

放課後プログラムでは、何かの班に属して活動をしなくてはならなかったのです。

スポーツ班、文化クラブ班、宿題班のうちの一つに。

ただ本を読んでいたいだけなのに・・・・

でも、二人以上いれば新しいクラブを作れるという話を聞いたアレック。

読書クラブを作るため、早速相方を捜し、ある女の子に目を付けたのです。

彼女はニーナ。

五次元世界のぼうけん (アメリカ編) (国際児童文学賞全集)

マドレイン・ラングル,マデレイン・レングル/あかね書房

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で意気投合したのでした。

さてこの読書クラブ。

たった二人だけでいたかったのす。

静かにひたすら本を読んでいたいのですから。

というわけで付けた名前が「負け組クラブ」だったのです。

この名前なら、だれも入りたいなんて思わないはずだ!というわけで・・・・

*****

この本にはたくさんの名作児童書が登場します。

無類の読書好きのhaneちゃんに、いずれ読んで欲しいなあと思います。

さて、ひたすら本を読むはずだったクラブが思わぬ方向に進みます。

そして、やはり児童書ですから、アレックはただの本の虫から大きく成長するのです。

恋いあり、友情あり(^^)

巻末に登場した本の一覧が載っています。

アレックは6年男子になっても尚、

が一番好き。癒やされたいときにはこれに帰るのです。

この本はhaneちゃんに読んで、嵌まりました。

今週haneちゃんが読んだ本はこちら↓

本の愉しみ_e0160269_08464917.jpg
春の文字が並びます。

ねずみのオスカーとはるのおくりもの

リリアン ホーバン/のら書店

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パピロちゃんとはるのおみせ (ポプラちいさなおはなし)

片山 令子/ポプラ社

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のはらクラブのこどもたち (おはなしパレード)

たかどの ほうこ/理論社

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ロージーちゃんのひみつ (幼年翻訳どうわ)

モーリス=センダック/偕成社

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ガスパールこいをする (リサとガスパールシリーズ)

アン・グットマン/ブロンズ新社

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きんのことり (とっておきのどうわ)

あまん きみこ/PHP研究所

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うさぎのなぞなぞ屋 (わくわくBOOKS)

さとう まきこ/教育画劇

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そらをとんだ けいこのあやとり (福音館創作童話シリーズ)

やまわき ゆりこ/福音館書店

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もりのおいしゃさん (日本の創作幼年童話 17)

村山 桂子/あかね書房

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おならゴリラ

もりや しげやす/偕成社

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そして夕べ読んでいたのが、

おさきにどうぞ

森山 京/文溪堂

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さらに、滅多に読まないtaichiから、面白いから読んでみれば!と勧められたのが、

でしたが、私にはあまり・・・(^^;)

そしてこちら↓も読んで、色々にわかうんちくをたれておりました。


私は昨日一昨日で、話題のこちら↓を読みました。

泣きながら(><)

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞

門井 慶喜/講談社

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絶対お勧めです!!!

宮澤賢治への見方が変わる(^^;)

賢治も人の子です。

どこまで子どもを信じて見守るべきか・・・悩んでいる世の親必見!

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by yomuyomuehon | 2018-03-02 09:05 | 童話 高学年向け