絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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「モモ 時間どろぼうと ぬすまれた時間を人間に取り返してくれた女の子のふしぎな物語」

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昨日、水泳練習がお休みだったtaichiは、幼稚園からの友だちや小学校に入ってずっと仲良しの友だちと連れだって、魚獲りやザリガニ釣りに興じたらしい。

練習がないととことん遊ぶ彼は、7時近くなっても帰らない。

やっと帰って来た彼の臭いこと!

「ママーっ、川に落ちたーっ!」

川?どぶじゃないのかね?

彼はざりがにと同じ臭いがした。

とにかくお風呂に入って!服も洗ってね!

洗濯板を持ち出し、お風呂で洗濯、そして入浴するtaichiは鼻歌交じり。

かなりすっきり遊んできたようだ。

最近、夜の水泳練習を考えると、あそびに行くのを躊躇するtaichi。

やはり子どもは遊ばなきゃあかん!

全身使って(浸かって?)とことん遊ばなきゃね。


先日、幼稚園の同窓会に行ったhaneちゃんも、先生や男友達と連れだってザリ釣りに興じた。

そして途中小川に飛び込んで全身びしょ濡れになった。

まだまだしばらくこれが出来る子どもで居て欲しい。


今朝の朝日新聞の「声」に、小4の妹が脱毛したいと泣く姿に驚く中学生の兄の投書があった。

最近小学生をJKと呼ぶそうで、小学生向けのファッション雑誌もあるそうだ。

そんなに急いで大人にならなくても良いのに・・・

今でなけりゃ出来ないこと、いっぱいあるのに、もったいない。

大人は、子どもが子どもで居られる時期を大事にしてあげる義務があると思う。


ところで、うちの小学校はチャイムが鳴らない。

それを、自分で考えて行動できるようになる!良いことだと思っていた。

が、最近これは違うのではないかと思うのだ。

昼休みは、給食後、掃除が始まる前の1時5分から1時30分。

読み聞かせは、1時25分に終えるようにしている。

先生から5分前の時間を言い渡されている子ども達(1.2年生)は、昼休みを25分までだと思っている。

さらに5分前行動が身についている(?)ために、1時20分に帰るのだ。

読み聞かせをする教室は1年生のいる校舎から離れているために、1年生が大勢やってくるのは10分近い

だから実質10分しかないことになる。

時間を説明しても、先生の言うことが絶対な低学年にとって、おばちゃんの話は信用できるものではない(^^;)

それでもお話が途中で、面白いと思う子は残る。

が、問題は、そこの部屋を掃除する2年生。

なんと、20分頃から掃除を始めようとする。

そして聞いている子達を追い出す。

が、最期まで読む私。

掃除にやって来た子が座り込んで聞く・・・変なことになってしまっている。


時間を気にして行動する事は確かに大事かも知れない。

でも、時間ばかりを気にしてしまって、その時間を十分楽しめないのは悲しすぎる。

子ども3人育ててきて、小学校という場で様々なボランティアをして、いろんな子どもの本を読んで、最近思うのは、もっと子どもに無駄な時間を過ごさせてあげるべきだということ。

時間ばかり気にして、空気ばかり読んで生きる事の息苦しさである。

早く、○○しなさい。早く、早く・・・

何度その言葉を発して来たことだろう。

最近思い出すのは、小学生の時の夏休み。

すご~く長い時間に感じられたなって思う。

今は一週間さえあっという間に終わってしまうのだけれど・・・・

そうそう、子どもの時間はゆったり流れている。

だから、ぼーっとしているんだと思う(^^;)

だから、無駄だと思う時間を、大人から見たら本当に無駄に過ごしているんだと思う。

いっぱいあるからね。

でも、最近の子ども達はどうだろう?

無駄な時間を過ごしているだろうか?


小学校の図書室で、”時の記念日”の企画で”時の本”として紹介した中の一冊。

(以下、あらすじです)

大都会の外れにある円形劇場跡に暮らす浮浪児の女の子モモ。

皆はモモに優しく、そしてモモは皆を幸せにするというふしぎな力を持つ。

あるとき、心豊かな暮らしをしていた人々のもとに、灰色の男たちなる不気味な集団が入ってくる。

彼らは人間の時間を盗む時間泥棒。

彼らにそそのかされた人々は、良い暮らしを求め、せかせか暮らすようになる。

見せかけの繁栄とは裏腹に、人々の心は荒んでいく。

やがてモモの元にはだれも来なくなった。

モモは時間を司るふしぎな老人の力を借りて、灰色の男たちと対峙し、人々の時間を取り戻す。


これは、効率優先の現代社会に対する痛烈な風刺である。

モモのふしぎな力・・・魔法が使えるわけではない。ただ、黙って注意深く話を聞く事。

”しゃべっている内に自分が間違っていたこと気付く。いや、おれはおれなんだ、世界中の人間の中で、俺という人間はひとりしかいない、だからおれはおれなりに、この世でたいせつな存在なんだ。
こういうふうにモモは人の話が聞けたのです!”

この本↓に通じる

最近、偶然が重なって必然となる、って事をつくづく感じる。


 ”時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところであまり意味はありません。というのは、だれでも知っているとおり、その時間にどんなことがあったかによって、わずか一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、ほんの一瞬と思えることもあるからです。
 なぜなら時間とは、生きるということ、そのものだからです。そして人のいのちは心を住みかとしているからです。”


子どもの無駄と思える時間を大事にするという事に気付くべき大人は、育児書よりも良質な児童書を読むべきではないかと思う。 


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Commented by キュートなうさぎ at 2017-06-26 10:53 x
子ども向けファッション雑誌に小4で脱毛。
そんなに急いで大人にならなくてもいいのにな~。
でも、そうさせているのは周りの大人なのですが。
taichiくん、力いっぱい遊んでますね。
目に浮かぶようです(^^)
我が息子も、先日友達とタニシを取りに行っていました。
中学生なのに大丈夫か?と逆に心配になりましたが・・・。

チャイムなしは、自ら行動する力がついて素晴らしいことだと思っていました。
でもそれが、子ども達の行動を窮屈にさせているとは。
一見無駄と思える時間を、大人が守っていかないといけませんね。
Commented by yomuyomuehon at 2017-06-27 13:59
うさぎちゃん、こんにちは(^^)
K、まだまだ良いんでな~い。
sotaも日曜日、スイミングの小学生を含む仲間と、水鉄砲びしょびしょ大会で楽しんでたよ~(^^)
普段は全くインドアな人ですけど。。。。
今やれる内に思う存分、やって欲しいね。
チャイムの件は、その話を読みボラの集まりで話したときに、子ども達が自分で時間を気にする方が良いと思う人の方もいるみたいで・・・(^^;)
私も前はそう思っていたし、うちの学校はチャイム鳴らないの!すごいでしょ!みたいな感覚だったんだよね。
でも、逆に管理されてるじゃん!って感じがものすごーくするんだよね。
せめて家では時間のことやら何やかや、とにかくうるさく言わない努力しなくちゃならぬ(^^;)
by yomuyomuehon | 2017-06-23 12:00 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)