「飛び込み台の女王」
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半年前、上のクラスに上がれると思っていた水泳選手コースの新クラス編成で、まさかの残留となったsohta。
そこで落ち込んで、もうやる気を失うかと思っていたのだが、
この半年、練習への取り組み方も気持ちも変わり、頑張っている。
中学校は全員が何らかしらのクラブに入る事になっているが、クラブチームに所属している場合、免除される事もある。
町内の中学に水泳部は無く、所属するSCの選手は、学校に名前だけの水泳部を作ってもらい、関東中学大会や全国中学大会に出場する。
中学以降SCに残れるのは、小学生に比べたら僅かで、結構な人数がSCを去っていく。
sohtaはどうしても中学でも水泳を続けたい!
その一心で、この半年頑張ってきた。
一昨日の中学説明会でも、部活に興味は無いと、一切見学をしなかった。
そして迎えた昨日の大会。
あらかじめコーチから言われていた、上のクラスに上がるタイムの条件。
もうsohtaのタイムなら上のクラスに入れるはずなのだが、
そこがsohtaがsohtaたる所で、要領が悪いと言うか、ポイントを外しちゃうというか(^^;)
大会前の練習後、コーチから、
「もう十分出せるタイムなんだけど、まあそこでこけちゃうのがsohtaだからなぁ・・・・」と言われたのだとか。。。。。
あはは(^^;)
そして昨日は朝から機嫌が悪かった。
今日が最後になるかもしれない・・・・そんな緊張感とプレッシャーからだろう。
先月のかなり泳ぎにくいプールでもベストを出していたので、今回は出るはず!そう思うも、やってみなくちゃ分からない。
何しろ30秒にも満たない世界。
何が起こるか分からない。
さあ、本番!
かなり暑がりのsohtaはこの時期学校へ行くにも、Tシャツに裏地も無いパーカで出掛けてしまうことも多い。
今まで召集所で上着を着ているのを見た事がない。
が、昨日はスタート台に立つ直前まで着ていた。
そしてスタート台の羽を冷静に調整していた。
行けるかも!
行けるはず!!
sohtaクラスになると、皆お高い高速水着を着ている。
この地域はかなりレベルが高いので、この辺りになるとリレーであれ、皆JO経験者ばかりなのである。
が、sohtaにはそんな高い水着は買わない。
水を弾く水着は伸縮性が低いので、何度か着ると伸びてしまう。
そしてかなりでっかくもなったので、う~ん残れるかどうか微妙なのに、この時期に水着を新調するの?と疑問だったが、小さいと言われては、伸びちゃったと言われては、買ってやらざるを得ない。
コーチには、その速い子達が着ている高い方を買ってもらえよ、と言われたらしいが、
JO出なくちゃ買ってもらえない、と言ったらしい。
その通り!
一枚2万円近くもするんだから(^^;)
スタート台に上がる。
よし!スタート!
行け、行けーっ
学校の持久走大会とは違い、静かに(^^;)DVDで見る私。
あらっ、反応悪っ(><)
スタートが遅れた。。。。。
でも、すぐにトップに立ち、そのレースでは他の子達に体一つの差を付けてゴール。
本来、泳ぐ順としてはもっと後ろの組でもいいはずなんだけど・・・
そしてタイムは・・・・
おお、ヤッターっ!!!!!
大幅更新。
そしてコーチの条件を見事大幅にクリア(^^)
今回は周囲の予想を裏切り、踏ん張った。
もう文句は言わせまい。
これで4月からもSCで練習をさせてもらえるはず!
ただ12歳のJO突破タイムにはまだまだ届かない。
トップグループの4皇ならぬ5皇はめちゃ速い。
sohtaはその次の第二グループだもんね(^^;)
続けさせてもらえれば、そして上のクラスでの練習になれば、夏は狙えるんじゃないか!そんな期待が出来る、最近のsohtaである。
ああ、ホッとした(^^;)
一方のtaichiくん、sohtaがそうであったように、まあうちの子達は早い内にはどうにもならないので・・・あはは(^^;)
生活全般を見ると、まだまだこれから。
様々なところで自覚というものが芽生えてこないと、どうにもならないのである。
君はまだまだこれからだ。
小学6年生位から
カルラはナージャの友達で、お隣さんで、そして同じ飛込みの選手。
でも大きな差があった。
カルラは誰から見ても飛び込み台の女王であり、ナージャの憧れの選手だった。
だった・・・と言うのは、カルラがある日を境に飛び込めなくなってしまったからだ。
そして、ナージャの目の前からいなくなってしまったからだ。
これはドイツ児童文学賞受賞作。
飛び込みという競技を巡る、思春期の少女達の友情や葛藤を描いている。
個人競技だから、周りはみなライバル。
敵わない相手・・・そう思っていた子がいつの間にか姿を消す。
何だかsohtaの環境に似てる。
そして人に負けるな!とけしかける親。
子どもが主役なんだけど、そこには親の葛藤もものすごーくある。
よく分かる~(><)
これは岩波のstamp bookという、海外のYA作品を紹介するシリーズの一冊で、このシリーズ中1,2を争う秀作らしい。
確かに読み応えがある。
YAって、思春期の子を持つ親も読むと良いんじゃないかな。
色々話さなくなるこの時期、彼ら彼女らの心の中では様々な事がぐるぐる渦巻いている。
かつて自分も経験した、この多感な時期。
それを少しでも思い起こす事が出来たら、子どもへの接し方の参考になるかもしれない。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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