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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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「むらの英雄」


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一昨日の火曜日は、市内小学校6年生の陸上大会でした。

なぜか!?

sohtaはハードルの選手で(^^;)

それを聞いたときは驚きで、

何で1000mじゃないの?

ハードルって・・・ムリでしょーっ(><)

速いから!って聞いていたのですが、半信半疑でした。

でもって、やっぱり↓の結果。

その時、驚いちゃって、笑っちゃったのが、sohtaも翌日の感想文で書いていたのですが・・・


「むらの英雄」_e0160269_09454544.jpg
(作文を盗み読み・・・イラストが面白かったので拝借)


なんと、市内の他の小学校に通う、スイミングの仲間・・・と言っても雲の上の存在であるU君と一緒の組のレース、それも隣のコース(^^;)

苦笑いする二人。

泳ぎではU君の背中しか見たことのないsohtaが、ハードルでは勝利。

・・・が、どっちも遅い(><)

二人揃って予選敗退です。

まあ、水泳で頑張って!

スイミングの大会と違い、期待が無い分、見ているこちらは気が楽です♪


それにしても、1000m走に出して欲しかったのに・・・・

何かが乗り移ったかのように毎朝走っていた昨年秋の持久走大会前と違い、最近は走っていないので、しっかり走れたかどうか微妙ではあるけれど、ハードルより、持久系の方がまだマシだったのではないかしら?

久喜市の誇る公務員ランナー川内優輝選手のペースメーカーも付いて、盛り上がる1000m走。

ああ、残念↓

「むらの英雄」_e0160269_15123113.jpg
(毎年恒例の、川内優輝選手と弟くんの登場に沸く大会会場)


最後はクラス全員のリレーなる40人リレー。

sohtaは2回の疾走、そして何故か!何故か!他に居ないのか!?アンカー。

どこのチームも、アンカーゼッケン付けてる子達は皆速い!メチャ格好イイ!

そして皆スニーカーがかなり目立って派手。

速い子は目立ちたいのです。

水泳もね、速くなって自信が付いて来ると、派手になっていくもので、同じですね。

sohtaのスニーカーと言えば、白ベース(^^;)

速くないもんなあ。。。。

で、やっぱり、あちゃーっ(><)、目を覆いたくなるような走り。

秋の運動会までには、あのへたれ走りを直さなきゃ。

小学校最後の運動会だもんね。

まあ、陸上大会は思い出作りかな(^^;)

でも、やっぱり足が速い方が格好イイな!

むらの英雄 (エチオピアのむかしばなし)

渡辺茂男/瑞雲舎

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読んであげるなら 6歳くらい~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、アディ・ニハァスという、むらの12にんの おとこたちが、こなを ひいてもらうために、マイ・エデガという まちへ いった。

そのかえりみち、こなのふくろかを せおい、まがりくねって つづいている みちを たどりながら、もりのなかを とおりかかった。

そのうち、ひとりが、むらを でたときと おなじように、なかまが 12にん そろっているかどうか きになりだした。

そこで そのおとこは、みんなを よびとめて、にんずうを かぞえてみた。

ところが、じぶんを かぞえてなかったので、11にんしか いなかった。

「たいへんだ!だれかが いないぞ!」

と そのおとこは さけんだ。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

「居なくなったのはだれだ?」

「今度はお前さんがかぞえてみてくれ。」

そこで2番目の男が数えてみたところが、やはり一人足りない。

こうして大騒ぎになった男達は、三番目、四番目・・・次々交代して人数を数えた。

しかし、誰が数えても11人。

「豹に食われてしまったに違いない。」

仲間を失った事を嘆き悲しみ、

そして、見てもいないのに・・・

「でっかい豹だった。気がふれたメスの豹だった」

「武器も持たず勇敢な男だった」

「この国で一番勇ましいやつだった」

と男を称え、12番目の男は(^^;)、

「勇敢だったばかりか、親切で優しいやつだった」と言った。

そうそう!皆自分の事を数えていない(^^;)

こうして村へ戻って来た男達。


最後は12人が無事戻って来たことを喜ぶのだが、果たしてこの間違いに気付くのは誰?

そして、間違いを指摘された男達は・・・・

*****

エチオピアの昔話だそうだが、エチオピアって国は、何とも朗らかな国ですね。

この絵本は、この本だいすきの会の例会で紹介され、とっても面白い本だったので、小学校の読み語りに使いたい!って声が多く上がりました。

絵をじっくり見て行くと、3番目の男が数えるページから12番目の男が居なくなった男を称えるページまで、なんと13ページに渡って絵が繋がっています。

コピーして繋げたら約4m!

やってないけどね(^^;)

お話を語りながら、段々とコピーした絵を広げていくのも面白いなあ・・・って思います。

ペンギン社から1983年初版だったこのお話。

長い間絶版だったようで、2013年に瑞雲舎より再版となりました。

再版にあたり、表紙を西村繁男さんが新しく描かれているので、ペンギン社版と瑞雲舎版は若干異なります。

うちの子達は、

男達が自分を人数に入れず、「やっぱり11人しか居ない。あいつはすごいやつだった!」という度に大爆笑でした。


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by yomuyomuehon | 2016-06-02 15:18