二宮由紀子さんに注目!
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気が付けば、これも二宮由紀子さん?こっちも二宮由紀子さん?
最近立て続けに二宮由紀子さんの絵本を読んでいた。
それぞれの内容は、この一つ前のブログをチェック!
で、二宮由紀子さんの本をもっと読んでみよう!と、
昨晩子ども達に読んだのが、
言葉一節一節、「あ」で始まるお話。
あるひ あひるが あるいていると あたまに あなのあいた あんころもちが あしもとからあらわれて・・・・
「あ」の次はもちろん「い」・・・そして、「「う」「え」「お」で始まる話へと続きます。
光村書籍版小学三年生の国語に紹介されています。
高畠純さんのとぼけたイラストがまた、このお話を更にすっ呆けたものにしていて楽しい♪
「あひる」と「あなのあいた あんころもち」の絡み・・・想像できますか?
う~ん、ありえへん。
だからこそ、おもしろい。
子ども達が一番面白がっていたのは、「おきゃくさんは おおかみさん」の「お」の話。
言葉遊びの本ですから、是非声に出してお読み下さい。
*****
それから、
この本は、小学高学年向けでしょうか?
何がきらいか、どうしてきらいなのかが延々と書かれている絵本です。
それは、右の長靴から見た左の長靴や、ピアニストから見たピアノ、傘から見た雨の日のお出掛けなど。
なるほどねぇ(^^;)とか、それって人間関係にも・・・・なんて思ったりもして。
で、その中の一つに
「すいかはフルーツキャンディーがきらい」・・・というのがあります。
なぜかと言うと、赤いキャンディーを見て、すいかだった験しが殆どないからで。
たいていはいちごたったり、さくらんぼだったり。
それならまだ我慢できるけど、ひどいのはりんごだったりするわけで。
りんごなんて赤なのは外側だけじゃないか、と。
それで自分はもしかしたら緑グループなのかなと思って緑グループを見ると、今度はメロンだったり、マスカットだったり。
それにはまだ我慢できるけど、ひどい時は青りんご!
なんでりんごばかりえこひいきするのか!とすいかは大変怒っているわけです。
こういう類の話って、中に面白くないものが含まれていたりするのですが、これは最初から最後まで面白くて、共感出来ちゃったりするのです。
いやあ、二宮由紀子さんの作品にはハズレが無い。
それから、この本の永島正人さんのイラストがとっても素敵。
クレパス画家の永島さん。
なん、サクラクレパス12色で、たいてい描いちゃっているようなんです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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