やっぱり後藤竜二さん!☆「ないしょ」「どーだっ!」
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対象・・・小学2年生くらい~
1969年に発行された小学生向け週間新聞に掲載されていた「ないしょ」
既に発行されたものとあわせて三冊目となるこの「どーだっ!」
タイトルにもある「どーだっ!」は、傷の自慢大会の話(^^;)
教室でふざけあっていたら腕を切ってしまった私。
みんなが集まって来て・・・
ゆう君はガラスで切った時のお腹の傷を自慢げに見せました。
すると、ごんちゃんが靴下脱いで足の縫った傷を見せ、
わあわあ言い合っていたら、
「えーい、だまれ!おれなんか、ストックささって、きぜつしたんだぞ。どーだっ!」
ゆう君はズボンをぺろんと脱いでお尻を見せました。
というお話。
どれも二頁程度の短いお話なんですが、なんだかほっこり、思わずにっこり(^^)
そしてこちらも読んでみました。
そうしたら、これがまたと~ってもイイのだ(><)
子どもには色んな内緒がある。
大人からしてみたら、そんなの大したことないじゃん!って思う様な事も、子どもにしてみたらすっごく重大な問題で・・・
それから、もうすっかり忘れてしまった(^^;)恋バナもあったり。
子どもの頃を思い出すのと、子どもの気持ちを理解するのに、大人も読むべき本。
haneちゃんに読んでいたら、なになにとsohtaがやって来て・・・
あら、やっぱり恋バナが気になるのねえ。
子どもの頃、よく黒板とかに相々傘があったりしたけど、今もある?って聞いたら、
「ない」と一言。
ふ~ん、そうなんだぁ。。。。
この相々傘の話「ゆるす!」って言うのも良いんだけど、
「花〇」ってのが、またイイ!
わたし、まだ、やる気、ありません。
自分でも、いやに なっちゃいます。
さんすうのテストも、
ぜんぜん かきませんでした。
テストのうらに アニメのヒーローたちを、
いっぱい、かきました。
テストは、もちろん、0てん。
くしゃくしゃにして、すてようとおもったら、
うらの らくがきに
花〇が かいてありました。
びっくりしました。
先生。
わたしも、先生に 花〇 あげる!
この先生は素敵なんだけど、今そんな先生居るかな?って話にはしたくない。
そりゃこういう先生が居たら良いけれど、いなきゃいないで親がやっても良いのかな?って思う。
この本を読んだ大人がそんな気持ちを持って子どもに接する事が出来たら良いのかな(^^)
そりゃあ、先生にも読んでもらいたいけれどさ(^^;)
新聞連載のないしょの中から先に選ばれた話だけあって、「ないしょ」の方がぐっと来る話が多いと思う。
雨の境目を見つけたときの驚き、自分の絵を真似した描いた友達が入選してしまった時の悔しさ、隠れてアリを踏み潰している自分・・・・自分だけの心の中に、または友達と秘密にしておきたいこと、そんなないしょがたくさんつまった絵本。
最近あまり読まれていなそうな後藤竜二さんの作品には、絶対に読むべきものがたくさんあります。
一年生、もうすぐ一年生には、
3年生には
4年生には
5年生には
6年生には
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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