よりみち☆「ふうた みちくさ」
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読んであげるなら 3歳くらい~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
ふうたくんは じてんしゃが だいすき。
ころころ ころころ おかいもの。
「なにしているの?こいぬくん」
「わん」
「いっしょに いこう」
「わん」
「これは なんていう はなかしらん?」
「わん」
「へえー、なるほどねえ」
「くもは どこへ いくのかなあ・・・
* * * * *
幼児絵本として出ているので、とっても短い。
でも、果たしてこれを幼児絵本で済ませていいのかしら?
私は、園児のhaneちゃんでなく、むしろ上のお兄ちゃん達にこそ読んであげたい!と思う。
寄り道・道草・脱線・回り道・・・どれも子どもには大事な時間ではなかろうか?
「子どもたちには、まずはたくさん遊んで体全体の機能をフル稼働させて、敏感で、健やかな体をつくってほしいですね。本を読むのはそれからでいいんです。遊びの中で、無意識のうちに感性が磨かれていきます。外で遊ぶことで、体中のセンサーを成長させるんです。たくさん遊んで五感を磨いている子が絵本を1冊読むのと、そうでない子が読むのとでは、感じるものも違ってくるはずです。
だから僕は、講演会で子どもたちに話す機会があると、「遊べ遊べ」と言っています。「たくさん遊べばかっこいい生き物になれる、そうするとなんでもおいしく食べられるし、いろんなことが楽しくなるよ」と。全身を使うって、すごくうれしいことなんですよ。」
村上康成さんはインタビューで以上のように仰っている。
小学校の帰り道、道草しようものなら、習い事に間に合わない!とお迎えに車を走らせるお母さんたち。
子どもは、放課後ほど開放されるものはない。
小学校から家まで4キロあった田舎育ちのわたし。
1時間で帰るところを、様々ないたずらをしながら3時間かけて帰った事も少なからず。
あまりに遠いので、友達のお父さんが迎えに来てくれると、かなり嬉しかったんだけどね(^^;)
『無駄』こそ、子どもの『貯金』
大人になると忘れちゃうんだよね。
かつては『無駄』の固まりだった子ども時代を。
一学期から一週間前まで、2年生でtaichiのクラスだけ驚きの宿題量。
計算ドリル6ページに漢字ドリル4ページ、算数プリント2枚に計算カードと音読!
そんな呆れて驚くべき宿題が、先週一日のうちに出た。
いくらなんでも多すぎないかと、先生に手紙を書いて、学年主任の先生にも相談。
学校から帰って来るなり遊びに行くtaichiを止めることはない。
むしろ、どんなに宿題があっても遊びに行くことを勧める。
毎晩6時には、スイミングの練習に出かける息子達。
暗くなる前に帰って来るように、スイミングに行く前に宿題と自分の仕事(お風呂掃除と洗濯物の片付けを兄弟で交代制)を終えるようにとは言うけれど、
最近めちゃくちゃな量が出ていたので、絶対に終わらない。
遊んで帰って来てから、まずはスイミングに行く前の腹ごしらえもある。
だから9時に帰って来てからの後にやるか、朝やるか。
10時には寝かせたいので、必ず残る。
朝6時に起きた所で、即取り掛かるわけでは無いので(^^;)朝ごはんを食べる時間がないままに、集合時間になってしまう。
息子達の夜の過ごし方は他の子と違うしなあ・・・と我慢していたしtaichiは頑張って頑張って終わらせていた。
が、この宿題の量はおかしい!
私の考える優先順位は、
①友達と遊ぶこと ②お手伝い ③腹ごしらえ ・・・・・ ④通学班の集合時間を守ること・・・あとの順位は子どもに任せる
なので、宿題はやらなくても良いから学校へ行きなさい。
しかし、宿題が終わらないと絶対に行かないと、集合時間が過ぎても終わらない宿題をやるtaichi
理由は、先生に怒られるし、給食のおかわりが出来ないから。
うちの事情が特殊とはいえ、みんな終わらせて来ているのか!?
taichiの話では、やって来ないのは1人か2人。
みんな凄いね(^^;)
〇付けはお母さんなんだから、お母さんも凄いね。
働いているお母さんはもっと凄いね。
よく今まで苦情が出なかったものだ。
担任に手紙を書き、学年主任の先生に相談してから、バタっと減った宿題の量。
ドリルは算数・漢字共に1ページ以内になった。
プリントも減った。単元に無関係のチョー難題プリントも出たりするんだけど(^^;)
そしてtaichiの睡眠時間は確保され、朝ごはんもちゃんと食べて行けるようになった。
小学校の図書ボラで学校へ行くこともあるわたし。
休み時間の様子を見ていると、taichiのクラスだけ、なかなか休み時間にならない。
昼休みも無くなる事があると聞いた。
やればやるほど力が付くと考えるは間違えだ。
学校とはどういう場所か?
勉強だけする場所と考えるのであれば、行く必要はない。
その程度の勉強なら家でも出来る。
「この本だいすきの会」代表の小松崎進先生は、
「学校は人間を育てるところだ」と仰っていた。
様々なしつけは家庭ですべきと思うが、集団の中でしか育たないもの・・・それは家庭では育たない。
友達に育ててもらい、友達を育てる。
または先生に育ててもらい、先生をも育てる。
そんな場所であって欲しい。
机に向かって教科書を開くだけの学校では勿体なさ過ぎる。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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