うちの父さんはすごい!☆「えいっ」
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読んであげるなら 3、4歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
くまのとうさんと くまの子どもが、まちへ ポップコーンを、かいにいきました。
あるいていると、どうろのしんごうが赤にかわりました。
「あぶいないから、わたっては いけないよ。」
と とうさんが いいました。
「うん。」
くまの子が いいました。
くるまが どんどん とおっていきます。
いくらまっても、赤です。
「とうさん、まだ わたれないよ。」
「よし、よし。」
とうさんが いいました。
「いま、青にしてあげるから、まっていなさい。」
それから、ころあいを みはからって
「えいっ。」
といいました。
しんごうは青になりました。
(ふうん。うちのとうさん、すごいんだ。)
くまの子は、かんしんしました。
(「えいっ。」っていえば、しんごう、かわっちゃうんだものな。)
* * * * *
(以下、あらすじです)
ポップコーンを買って歩いていると、くまの子がお父さんに聞きました。
「青の信号を赤にすることも出来る?」
「できるとも。」
次の信号は青でした。
父さんはころあいを見計らって、「えいっ。」
すると、信号はくまの子が望んだ赤ではなく、黄色に(^^;)
すかさず父さんはまたまた「えいっ。」
そして信号は赤に変わり、益々父さんを尊敬するくまの子。
ぼくも父さんみたいになりたい。しっかり勉強するよ!と誓ったのであります。
やがて日が沈んで辺りは暗くなり、
調子に乗った父さん、今度は星を出して見せようか?と言いました。
「えいっ。」
父さんが指した方向には、何にも見えません。
もう一度「えいっ」
やはり何にも見えません。
「あ、あそこだ」
父さんが指差した方向は別の場所(^^;)
(父さんなかなかだ)感心するくまの子。
「でも、とうさん、どうしてべつのところに でたの。」
困った父さんの言い訳は・・・
*****
なかなか楽しいお話です。
父と子・・・その関係は微妙であり、母と子の関係とは違うものがあります。
特に男同士の親子関係は、母親の入りにくい世界です。
年齢が上がるにつれ、男の子には父親の存在が大きく、そして必要になってくる気がしています。
私には言わないことも、父親には話していたり・・・まあ、私が口うるさいからだとは思いますが・・・
ふざけた事、悪い事(?)、あまり食べて欲しくないもの(?)は、父親と・・・そんな母親にはないしょの関係?同盟?が成り立っているようです。
この話に出て来るのは、そこまで大きくないくまの男の子ですが、この先の親子のいい関係を予想させます。
なぜなら、父親が出来すぎていないから(^^;)
外で出来るお父さんも、家ではダメなお父さんくらいが丁度イイのかも!
お話は、家に帰るまでにまだ幾つかお父さんの「えいっ」が続くのですが・・それが笑えます(^^)
是非、お父さんがこどもに読んで欲しいお話です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
* * * * *
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