感覚を研ぎ澄まそう☆「しろいゆき あかるいゆき」
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読んであげるなら 5、6歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
しずかなよるに ふうわり おっとり
きたのそらから しいんと しろく
ひひと ふる ふりつもる こっそりと まいおりて
しずかなよるに ふうわり おっとり
●
しろいゆき あかるいゆき なめらかに ふかく
かろやかなゆき よるのゆき ねむったように しずか
ふってくる ふってくる おともなく
ふってくる ふってくる こおれる ちじょうに
●
みちをおおい かきねをかくし
すべてのすきまに あらゆるみぞに
いくおくもの ゆきのかけら ちいさくて みがるな
しずかなよるに ふうわり おっとり
* * * * *
(以下、あらすじです)
雪が降って来る気配を感じる郵便屋さん、お百姓さん、そしてお巡りさんとその奥さん。
雪の匂いにつま先の痛み・・・それらはそれぞれが感じる、雪の予兆
動物達は勿論、雪の気配を感じています。
子どもたちは今か今かと待っています。
静かに、誰にも気付かれずに、雪は舞い落ちてきて、
気が付くと、空は柔らかな粉雪でいっぱいに。
郵便屋さん、お百姓さん、そしてお巡りさんとその奥さんは、それぞれ雪に備えて準備をします。
子どもたちは雪の舞う中で笑ったり踊ったり・・・
うさぎは巣穴にじっと隠れ・・・
どんどん降る雪で、地面はたちまちまっ白に。
夜、冷たく凍った雪は街灯に照らされて、きらきら輝きます。
足を滑らせた郵便屋さん。
雪かきをするお百姓さん。
両脚をぐっしょり濡らしたお巡りさん。
そのお巡りさんが風邪を引かないように手当てをする奥さん。
暖かい巣穴で寝返りをするうさぎ達。
気持ちの良いベッドで、雪の家や雪だるまの夢を見る子ども達。
夜、雪は止んでたくさんの星が夜空を彩ります。
そして、すっきりと晴れて青空の広がった朝。
勿論、子どもたちは大喜びで雪遊び。
風が吹き、木の枝から雪の粉が落ち、
屋根の雪は解け、
日ごとに陽差しは強くなり、雪は解けていきました。
しっとり湿った土の匂いが暖かな空気にいっぱい満ちて、
銀色の猫柳が茶色の皮を破ります。
郵便屋さんも、お百姓さんも、お巡りさんも奥さんも、皆春の兆しを感じているようです。
そして、春が来た事を子ども達に最初に告げたのは・・・・
*****
雪の降る前はつま先が痛むと言っていたのは、作者アルビン・トレッセントのお母さんでした。
他の人たちにも、雪の前ぶれを感じるやり方があるはずだと思ったトレッセント。
それが、このコールデコット賞を取った「しろいゆき あかるいゆき」の物語になりました。
ただ私・・・あまり江国さんの訳が好きではなくて・・・(^^;)
別の、絵本や児童書など子どもの本を自らも書いている方が訳したのを読んでみたい。
原作知らないし、英語は苦手なので(><)
アルビン・トレッセントがどう表現しているのか分からないんですが、
江国さんの表現は、大人っぽく感じるんですよね。
雑貨屋さんに置いちゃいそうな絵本でもあるので、ますます大人好み?
そう考えると、「ぽとんぽとんは なんおおと」 とか 「はなをくんくん」とか、実に良くできてるなあって思います。
子どももそっちの方が断然好きですものね。
だけど、雪の降る前ぶれとか、冬から春になる感じとか、
体で心で季節の移ろいを感じるお話って、素敵ですよね。
実際、天気予報がなくても、雨が降りそうだなとかもうすぐ雪になるなとか、明日は晴れるなとか、そうそういう兆しを本当は肌で感じる事が出来るはずなんですよね。
雲や空の様子で知る天気を学ぶ方法もあるけれど、
自然界の一部である私たち、自然に対しての感覚を、もっと研ぎ澄ましたいものです。
ところで私、今朝は頭痛がする程、右の肩甲骨から首筋までが痛くて・・・
残念ながら、雪の前ぶれではありません(><)
週に一度のバトミントン。
昨日は頑張りすぎた!?
徐々に心と体がかみ合わなくなって来ているのに・・・無理してる!?
昨夜は、左側のお尻から太ももが鈍く痛くて、なかなか寝れませんでした(^^;)
そして、こうも寒いと益々肩がこります(><)
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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