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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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三兎を追え☆「ねずみのすもう」

そうたがスイミングの選手コースに入ってまもなく早くも六ヶ月。

今朝6時過ぎ、五回目の出場となる大会に出掛けて行きました。


泣きながらの7、8月の練習。

ダッシュの連続の苦しさで、過喚起になっていた9月。

練習に行く前、どうにか気分を上げさせようと、大好きなワンピースの主題歌集をかけて・・・

今となっては、そんな日々が懐かしい(^^;)


昨夜、久し振りに通して見た練習の様子は、

今までと違い、力強い泳ぎになっていて、

かなりひどかった飛び込みも、まるで別人!?

日々の積み重ねが如何に大事かを実感。

そして、ここまで頑張ってきたそうたに拍手!

と言っても、漸くスタートラインに立った感じです。

さあ、ここから!

そして今日はこの半年の集大成。

なんと、1月に埼玉放送で放映される試合だとか。

と言うのも、JO(ジュニアオリンピック)への出場が掛かった大会だから。

まあ、そうたはそういうレベルじゃないので(^^;)

映る事は無いのですが・・・


昨日見たワンピースのDVDに、こんな台詞が出てきました。   

「諦めなければ、軌跡は起こる!」

これを何度も繰り返すそうた。



ブックオフオンライン


でも・・・

同じクラブで、同じ種目(平泳ぎ)で、大会ではいつも優勝の、

マジでJOへの出場権が掛かっている同級生の男の子とは、

まだまだ差があり過ぎて・・・

奇跡が起こるとしても、それはま~だまだ先の事。

入ったばかりのそうたに比べ、

こなして来た練習量が違い過ぎ。

現実が見えてない、相当甘ちゃんのそうたです。


試合の前夜の練習は1時間ですが、

帰宅して夕飯食べて準備して、寝るのはいつも通りの10時。

そして試合当日の朝は6時過ぎに集合してアップとなるわけですから、

皆鍛えられる。


ジュニアコースの練習の後、毎晩行われる選手コースの練習。

休館日も練習です。

元旦と二日を除き、盆暮れ正月も休みはありません。

昨日は女子の部の大会だったので、夜の練習は男子のみ。

大会会場から大急ぎで戻って来て、男子の練習を見るコーチ達。

恐れ入ります(><)

皆、真剣です。

その熱心さに応えないとね。

ジュニアコースの後、思い思いの水着でプールサイドに出て来る選手コースの子達は、

さっきまで、ランドセル背負ってた小学生の顔と違って、勝負士の顔。

ほんと、格好いい!!!

そして自信のある子ほど、水着もキャップも派手なのです(^^)

小学校の運動会でもそうでした。

足の速い子ほど、目立つ靴を履いていました。

そうたにも、いつかピンクとかオレンジとかの海パン履いちゃって欲しいなあ。

昨夜やっと、剣豪ゾロの「俺は負けねえ」バージョンのキャップを被れたばかりのそうたなので、

ピンクはまだまだ先だなあ・・・


さて12月20日の朝日新聞に、

東大合格者数、公立No1の名門浦和高校ラグビー部の記事が載っていました。

27日開幕の全国高校大会(花園)出場を54年ぶりに決めた浦高。

部員のほとんどが高校から競技を始めた初心者で、

(そりゃそうだ!中学にラグビー部は少ないもの)

授業の予習復習は欠かさず、朝夜に学校で机に向かう部員も多い。

文字通りの文武両道。

これには、学校が掲げる理念の一つ「少なくとも三兎(さんと)を追え」があるとのこと。

「少なくとも!」ってのが凄いんだけど・・・

練習は週6日で、1日3時間弱。

午後3時40分からの練習を終え、着替えて弁当を食べ、校舎4階の教室の机で自習。

午後10時まで勉強し、電車で約40分の自宅に帰る日々だそうで・・・

杉山剛士校長曰く

「大学に入ることが目標じゃない。『お前に代わりはいない』といわれる人間作り、10年後を考えた人材育成のカリキュラムを組んでいる」。


そして浦高は、心身を鍛える年間行事の多さも特色の一つ。

11月の「強歩大会」は全校生徒が参加し、約50キロを7時間以内で完歩。

普通に歩いてはゴールできない仕組み。

「世の中は無理難題だらけ。そこに立ち向かう人間になってほしい」と杉山校長。


勉強、行事、部活に代表される「三兎」を追え、と生徒に説く。

無理難題に挑戦し、考え抜く過程に意味を見いだせ。

部員たちに「勉強とラグビーを両立することが貴重な体験になる」と伝える小林剛監督。

「両立は不可能じゃない。どちらかをあきらめても将来につながらない」と応える部員。


「頑張り過ぎない〇×」が世の中には溢れていますね。

「頑張り過ぎない子育て」とかね。

授乳に始まり、トイレトレーニングも・・・

自然に任せるのが良いみたいな本もいっぱい出ていて、

子育てもそれが主流になっているようです。

果たしてそうなのかな?


私は古い人間なので、努力とか忍耐と刻まれた土産物を、

子どもの頃から目にしていましたが、

そう言えば最近見ません。

時代遅れの言葉なんでしょうか?

努力は報われる!努力した先に結果が付いてくると考えているのは、

バルブを前に就職出来た、ギリギリ私たちの世代までなのでしょうか。

勿論、頑張ったからって全てに良い結果が付いてくるわけじゃありません。

でも、やらなきゃ何も起こらない。

少なくとも自分の子ども達には、

何もしないで、結果を人のせい、世の中のせいにするような大人には育って欲しくない。

大人になれば、頑張ってもどうにもならない事があり、折れちゃう事も度々ありますが、

子どもの内は、頑張ったら頑張っただけの結果が付いてくるもの。


子ども達には、二兎も三兎も追って欲しい。

欲深い子に育って欲しいので、そのサポートが出来るよう頑張らなくちゃ!

その為には、私も日々鍛錬。



ずっと気になっているのですが、まだ読んでないのがこれ ↓


自分で読むなら、小学校3年生位から



読んであげるなら、3、4歳位から

太った長者どんのところのねずみと、じっさまのうちの痩せねずみ。

二匹が「でんかしょ でんかしょ」と相撲を取る様子を見たじっさま。

どうしても勝てない弱い痩せねずみの為に、

取っておいた貴重なもち米でもちを搗きます。

その力餅を食べて、ついに長者どんの所のねずみに勝った痩せねずみ。

それに対して、長者どんのねずみは・・・

*****

幾つかの「ねずみのすもう」が出ていますが、

こちらもオススメ → 





ブックオフオンライン

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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by yomuyomuehon | 2013-12-23 08:32 | 昔ばなし