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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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妹の結婚☆「100万回生きたねこ」

先の日曜日、妹の結婚式がありました。


付き合い始めてから12年程経って、漸くの事なんですが・・・

この12年の間、良い事ばかりではなく、

二人にとっては恐らく筆舌に尽くし難い時期もあったはず。


難病を乗り越えての門出です。


既に妹は新妻ではありますが、若妻ではなく(^^;)

って、私もかつて言われた事があったけど・・・

まあ、どちらの家族にとっても、ホッとした日であったに違いありません。


向こうのご両親は、特にお母さんはこてこての(?)大阪のお母さん(^^)

大変乗りの良いご両親でして・・・

神社での婚礼の後の食事会でも、

会話がポンポン弾んだのでありました。

うちの家族も相当しゃべる方だけれど、

何しろ会話のスピードが早っ。


かつて証券会社で大阪に居たパパと、

地元のディープな話で会話が弾んじゃって(^^)

兎に角、楽しい一夜でした。



義弟は色んなメーカーの車の、クレイモデルを作っています。

その仕事の話をしていた義弟と義弟のお母さん。

「仕事、楽しいかぁ?」

「めっちゃ、楽しいわぁ」

「そうかぁ、良かったなあ。おかん、ほんま嬉しいわぁ」

(ちょっと、大阪弁がおかしいかもしれないけど、まあ、こんな感じの会話だった)


食事を終えて、

ホテルに帰って飲み直すと仰るご両親。

そして、お父さんが実は昨夜も泣きながら飲んでたと聞いて・・・

「ぱぱーっ、ほんま?泣いてたんかーっ!?」と義弟。

(いつもはパパなんて言わへん。「おとん」でんねん(^^))

「そうやねん、うれしゅうて、うれしゅうて」

「ぱぱーっ!」


(^^;)


と義弟と義弟のご両親の関係を見ていて、

帰宅後、主人と、

「良い親子関係だよね・・・ああいう親になりたいね」

と話しました。



親は、我が子に

まあ、経済的・社会的地位を求めがちです。

お金が無い、仕事が無いは困るけれども・・・・


他人より成功しているか否かじゃなく、

今を幸せに暮らしている、

楽しく日々を送っている、

そこを喜べる親でありたい、

そう思ったパパとママです。


義弟の大変だった日々があったからこそ、

今の親子関係があるのかもしれませんが、


子どもたちが大人になっても、

生まれてきてくれた事に感謝する気持ちを忘れないでいたい。



結婚・・・

昔・・・(大分昔かな?)と異なり(?)

今時は違うかなと思ったらリセット出来るもののようです。

うちも、お互い(?)何度か違うかな・・・と思った瞬間はあったかも・・・しれないが(^^;)


「結婚とは、忍耐と努力」と、私が結婚する時、ある先輩が仰いました。

「結婚とは、妥協とリスペクト」と、言うのは主人です。


単純な人間関係と違い、イヤだからX(バツ)とならないのが結婚・・・のはず。

結婚することによって、さらに子どもを得た事によって、

人として全く駄目だった私も、

少しはまともになった・・・かな?

う~ん、まだまだだだけど・・・

それでも、少しはマシになったはず!


あの頃、私が結婚するとは、周りのだ~れもが思わなかったに違いないっ!

私とて、このまま仕事人間で終わるだろうって思ってた。


結婚式の夜、寝付けなかった私は、YouTubeで一人カラオケをしておりました。

(正確にはカラオケでは無いけれど・・・)

♪「揺れる想い」ZARD

こだわ~ってた まわり~を~ 全て 捨て~て~

今 あなた~に 決め~た~の~

こんな~ 自分に~ 合う人はァ

もう いないと~ 半分 あきらめてた~


ここのフレーズにめっちゃ共感(><)


ああ良かった結婚できて

今は幸せです♪


さて、妹に捧げるお話は、

100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))

佐野 洋子/講談社

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ブックオフオンライン   


読んであげるなら 小学高学年~


100万回も死んで、100万回も生きたねこがいました。

ある時は、王様のねこ、

ある時は船乗りのねこ、

ある時は手品使いのねこ、

ある時はどろぼうのねこ、

ある時はおばあさんのねこ、

ある時は女の子のねこ、

と、100万人の人がそのねこをかわいがり、

100万人の人がそのねこが死んだときに泣きました。

が、ある時ねこは誰のねこでもない、のらねこになりました。

メスねこたちにちやほやされて有頂天になるねこでしたが、

一匹の白く美しいねこに魅せられ・・・

*****

これは愛のお話。

大人に人気の絵本というのも頷けます。
 
愛する人を得て子どもを育て、年を取って死ぬ・・・

かつては当たり前で、普通だった事が、

今の時代、難しい事になっているかもしれません。

でも、このシンプルな生き方こそが一番幸せじゃないかと、

この本を読み返す度に思うのです。


妹よ!末永く幸せに!!!



この絵本は、最近200万部を突破したとか!

媚びない、強い、佐野洋子さんの素敵な魅力も随所に感じる事が出来ます。

私にとっては憧れの女性の一人。

佐野洋子〈追悼総特集〉100万回だってよみがえる (文藝別冊)

河出書房新社

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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2013-12-21 08:18 | 愛のある絵本