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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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最近読んだ絵本2

またもや、紹介しきれない最近子ども達に読んだ本を一挙紹介。

私の、一番のお気に入りは「わたしのろばはベンジャミン」です。

haneちゃん2歳1ヶ月のお気に入りは「ぴょーん」

たいち4歳年中さんのお気に入りは「せんろはつづくまたつづく」

さちが庭で遊んでいると、雨が降ってきました。「でも平気、さちには隠れる場所がある」葉っぱの屋根の隠れ場は素敵な場所。昆虫達も雨宿りにやって来ました。カマキリ、モンシロチョウ、コガネムシにてんとうむし。シロツメクサを摘むさち。まさに今の時期にぴったり♪カマキリにビクビク。ありさんには「ひとやすみしたら!ぱんがぬれちゃうよ」なんて声掛けに、小さな女の子が夢中になる事間違いなし。事実、年少さんへの読み語りでは、女の子達が前へ前へ出てきて、じーっと絵に見入ってましたよ。誰が文章を書いていても、林明子さんのイラストを付けると林明子ワールドになってしまうところが凄いですね(^^)


ワニのバルボンさんのお仕事。それは動物園で「ガガガオーン」大きな口を開け、動物園に来たお客さんを喜ばせる事。バルボンさんはバスに乗って通勤します。カンガルー家族にシロクマ家族、ゴリラ家族にゾウ家族・・・み~んな乗り物に乗って通勤です。カンガルーはジャンプ、シロクマは水の中に飛び込み、ゴリラはブランコ・・・そうしてお客さんを喜ばせるのですが・・・あれれ?一緒に通勤してきた子供達はどこ?動物の子供達の姿が無い!大人がお仕事しているその間、そうそう!人間と一緒です。そう言えば、最近職場に託児所がある会社も少しずつ増えている様子。それを先取りしていたのかしら?


たたたん、たたたん列車が走る。線路の上をたたたん、たたたん。
あっ、工事中。どうする?スイカがいっぱいで通れない。どうする?お客さんがいっぱい来たよ。どうする?今度は高い崖!続いて凄い谷だ!さあ、どうする?
「ヤッホー!」なんとこの谷を、そんな方法で越えちゃうの!?まあ、なんてスリリング!そして子供たちの楽しそうな事!
男の子が特に大好きな「せんろはつづく」シリーズ第二弾。うちの子も好きだけど、年少さんへの読み語りでも知ってる子が多く、特に男の子は身を乗り出して見てました。「どうする」?の後、答えもバンバン。乗り物絵本の登竜門ですね。 


かえるが・・・ぴょーん
こねこが・・・ぴょーん
いぬが・・・・ぴょょょょーん
うさぎが、ばったが・・・そして、かたつむりが!?

飛ぶ前と飛んでる顔のギャップが面白い(^^)大体飛ぶことが得意な動物や虫が出てくるので、飛んでる時は、どや顔になっています。かたつむり?勿論オチです。赤ちゃん絵本とは言われてますが、赤ちゃんにかたつむりのオチを理解するのは不可能。ただ、「ぴょーん」をそれぞれの動物や虫で言い方を変えてみると、受ける事間違いなし!


森の傍にある古い一軒家。それがイエコさん。この前まで住んでいたトコロさんは、イエコさんを残して町に引っ越してしまいました。一人ぼっちでも楽しく暮らすわ。美味しい物を食べてエクササイズ、エクササイズ。手と足を伸ばしてまげて右、左、右、左。
そんなイエコさんの所にやって来た美味しいものとは?歌うちょろネズミに自称美人ネコ、ブタを丸飲みしたばかりの食いしん坊オオカミ等など。それをイエコさんはパッと手を出して捕まえて、ぱくり、ぺろり。更に次々飲み込むイエコさん。次第にイエコさんはぱんぱんに膨れあがり・・・獲物を飲み込む度に「さあ、元気を出してエクササイズ、エクササイズ。手と足を伸ばして曲げて右、左、右、左」恥ずかしがらずに元気に読みましょう(^^)


海それとも地面?(赤いんだけど・・・)の中からにゅーっと突き出た手!?おじさんの乗る車をつかんでするするする・・・あらら入っていっちゃった!?またもやにゅーっと出て来た手。猫も、えっ飛行機までも!?そしておばさんも、おじさんも引きずり込んだ!?ここまで来ると怖い。そしてまたまた出て来た手、ひょっとして私を!?・・・そんな事は無かったけれど、今見た事をしゃべるなって、口止めされた!う~ん、怖い、とっても怖い。年少さんに読んでみたら、ハハハッ(笑)みんな固まっちゃった(^^;)でも小さい子って、怖いのが面白かったりもするみたいで、特に次男4歳はこういった類のものが好き(^^)年中・年長と他のクラスにも読んで反応を確かめたくなる一冊!


ギリシャのロードス島に住む小さな女の子スージーとその家族。パパと散歩中、生まれて間もないロバの赤ちゃんを見つけ家に連れて帰りました。ベンジャミンと名前をつけて可愛がり、二人は大の仲良し。ある朝起きるとベンジャミンが家を抜け出し、通りを走っていくのが見えました。慌てて後を追うスージー。ベンジャミンを追ううち、知らない場所へ迷い込み・・
スイスのモノクロ写真絵本です。スージーとベンジャミンの愛らしさ、そしてギリシャロードス島の家や風景がとっても魅力的。色々と世間をお騒がせしているギリシャですが、やはり素敵な場所である事に間違いはありません。ああ、地中海、一度は行ってみたいなあ・・・ほんとに可愛い絵本です。


パプアニューギニア、ブーゲンビル島に伝わるお話。
大昔、貴重な火を持っていたのは、山の中程に住む魔女だけでした。村の人々は煮炊きをしたり暖を取ったりするために火が欲しいのですが、魔女は分けてくれません。そこで人間は犬に頼み、犬は動物達に頼み、協力しあって魔女から火種をとって来るのです。犬・ブタ・蛙・クスクス・オウムの連携プレーいワクワクハラハラドキドキ。蛙に尻尾が無い理由、クスクスの尻尾の先に毛が無い理由、オウムの胸が赤い理由。それらにも納得したりして。昔話ってどこの国でも面白いものですね。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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by yomuyomuehon | 2012-05-16 05:47