木いちごの王さま
読んであげるなら 5、6 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
小さな きょうだいが、
山もりの 木いちごを
あらっていました。
「うわっ!」
テッサが、ひめいを あげました。
「いやっ!」
アイナが、ふるえながら いいました。
「どうしたって いうの?」
大きい お姉さんが 聞きました。
「木いちごに 虫がいるのよ!」
* * * * *
(以下、あらすじです)
「ころしちゃえ!」
「ふみつぶしちゃえ!」
と言う弟のラウリ。
テッサとアイナは、葉っぱの上に、虫をそうっと掬い上げ、
藪の中に隠してやりました。
お昼は、木いちごとクリーム。
全部食べちゃったので、冬のジャムにする分が無くなってしまいました。
そこでテッサとアイナは、森へ木いちご摘みに出掛けました。
木いちごを探して、森の奥の奥へと進んだ二人。
やっと大きな木いちごの茂みを見つけ、籠をいっぱいにしました。
しかし、こんなに森の奥に来た事が無かったので、二人は迷子になってしまいました。
夜が更けて森が暗くなった頃、見回すと、また元の木いちごの森へ戻って来たことが分かり、
二人はがっかりして、大きな石に腰掛けて泣き始めました。
「おなかが すいた! ああ、バターパンと お肉が 少し あったら!」
そう言った途端、
二人の膝の上に、落ちてきたものがありました。
それはなんと、鳥のフライが乗ったバター付きパン。
「これで ミルクが あったら!」
そう言った途端、
二人の手の中には、ミルクの入ったコップがありました。
食べ終えたアイナがあくびをして、
「ちょっとで いいから、やわらかいベッドで ねむれたら いいのにねえ。」
と言うと・・・
* * * * *
これは誰の仕業?
それとも夢?
「ロバのシルベスターとまほうのこいし」では、
シルベスターを石の姿に変えてしまった魔法の小石。
ひょっとして、テッサとアイナが腰掛けた大きな石って、魔法の石だったの!?
誰の仕業か、それは読んでのお楽しみ♪
タイトルが、少しヒント?・・・になるかな(^^;)
原作者のサカリアス・ペトリウスは、「フィンランドのアンデルセン」と呼ばれるそうです。
お隣の国スウェーデンの絵本作家、エルサ・ベスコフのお話も、
大自然を舞台に、小人やトムテと呼ばれる小さな(可愛らしい)妖怪が登場しますよね?
ちょっと、似てますか?(^^)
* * * * *
4月7日、岸田衿子さんがお亡くなりになりました。
「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」の主題歌の歌詞も、岸田さんの手に依るものだそうです。
ご存知でしたか?
私は知らなかったのですが、納得!です。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
* * * * *
一昨日の土曜日、あの悪天候の中!?いちご摘みに行って来ました。
今年は相次ぐ余震と放射能の為に中止となった、幼稚園で行く予定だったいちご摘み。
残念です。
車に乗り込むや否や、えーっ、どしゃ降り!?
パパが、駐車場はハウスの目の前だから雨が降っても大丈夫!と言うので、
何だか気が引けるなあ・・・と思いながらも出発。
しかし、農園に着くと止み・・・
そしてハウスに入ると、またどしゃ降り!?
ビニルハウスを叩きつけるように降る雨の音に、たいちはびくびくし通し。
集中して摘む所では無く、
そして「ママ~っ、おしっこ!」
年少さんを連れてのいちご摘みはきっと大変(^^;)
ましてや、ハウスの中の細い通路で、大きな地震があったら・・・と思うと。
今年は仕方ないのかな・・・
行ける方は家族でね!
・・・って、今月いっぱいだそうですよ。
それに、今年はうどんこ病が大発生!
味も昨年より落ちるかも・・・
そして、摘み過ぎた!?
6.9キロ。
1キロ1000円です。
少しおまけしてもらいましたが・・・(^^;)
それにしても、ジャムを煮ている間は、う~ん何とも言えない良い香り♪
ああ、幸せです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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