森は生きている 12月のものがたり
読んであげるなら 4、5 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
第1幕
第1場 冬の森
冬の森。ひっそりとした ちいさな雪の原っぱです。
あたりには だれの足あともなく、雪の ふきだまりが なみのように うねっています。
木々は、雪のぼうしを すっぽりと かぶっています。
たいへんしずかです。
やがて、お日さまのひかりが、雪の上をはしり、
やぶからのぞいている オオカミ、マツの木に とまっている カラス、
木の ほらあなのなかの リスを てらしだしていきます。
カサコソという音、はばたく音、かわいた木の はじける音が きこえてきます。
森が 生きかえってきました。
♪「森は生きている」
もりは~ いきている~
かぜだ~って くもだって
おがわ~の せせらぎだって い~き~ている~
もりは~・・・・・
* * * * *
(以下、あらすじです)
新年を迎えようとしている大晦日。
14歳のわがままな女王が、四月に咲くマツユキ草が欲しいと言い出しました。
そして、マツユキ草を摘んできた者には、褒美として、
籠いっぱいの金貨と銀ぎつねの毛皮の付いたビロードのオーバーをくれると、
おふれを出したのです。
ほうびの金貨に目がくらむ継母の言い付けで、マツユキ草を採ってくるように言われた一人の娘。
娘は、真っ暗な森に追いやられます。
そこでは、十二月の精たちがたき火を囲んで、新年の儀式の真っ最中。
娘の話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」を譲ってもらいます。
すると、冬の中に春がやって来て、
娘はマツユキ草を手に入れる事が出来たのです。
この事を忘れないように、そして困った時に使うようにと、指輪も貰いました。
継母とあね娘が、このマツユキ草をお城へ届けると、
女王はマツユキ草が咲いている所を見たいと言い出し、吹雪の森へと出かけます。
しかし、そこで待ちうけていたものは…
* * * * *
この絵本は楽譜付きです。
息子たちに読んで、一緒に歌って・・・なんてやってると、一時間位かかります。
そうたの通う幼稚園は、この絵本の作者斉藤公子さんの「さくらさくらんぼ幼稚園」の流れを汲んでいます。
年長さんのクリスマス、毎年12月25日に観劇する「森は生きている」
昨年末、そうたたち年長さんは、電車に乗って、新宿の紀伊国屋ホールに出掛けました。
年少さん・年中さんは、2月初め、
お母さん有志たちによる「森は生きている」のペープサート劇を、園で観ることになります。
いよいよ、その練習が昨日から始まりました。
そうたが年少時、歌のお母さんとして参加した私。
素人のお母さん達によるものとは思えないほどの素晴らしい出来栄えに、
すっかり感心、そして感激した私。
よ~し、年長さんになったらやるぞ!と思って、早いもので、もう2年が経ちました。
勿論、出ます!
やらせて下さい!
と熱い想いを訴えて、役を頂ました。
(・・・って、そんな大げさなものではなかったけど(^^;))
そして、私の役は・・・
希望通りの、継母
意地悪な継母です(^^)
先日の歌の会での配役発表の時、
「娘、Kさん」
「女王、Mさん」
「継母、yomuyomuさん」
「おおーっ!!!」 (大勢の声)
「えっ、何?なんでおおーっな訳?」
「ピッタリって事だよっ」 (同じクラスのママたち)
「・・・」
まあ、まあ、良いとして、ねっ(^^;)
それぞれ自分で台本を直してきて、昨日、初の読み合わせ。
私の台詞に、
「うわあ、いじわる~っ」
って、みんな喜んでくれた!?みたいで・・・(^^)
でもね、毎年、この役やってるお母さんは、ほんと上手いのよね~(^^;)
だから私も負けずに、毎日イメージトレーニング!
って、家の中険悪になりそうだぞ
それにしても、高校生の部活みたいで楽しいの♪
配役は10名程ですが、裏方としてやってくれるお母さんたちもた~くさん。
それから、音大の受験生にピアノを教えているというピアノの達人の伴奏に、
プロのミュージシャンであるパパの打楽器も加わり、
更にキーボードで効果音を出してくれるお母さん。
そして、20名程の歌のお母さん。
・・・・と総勢30名から40名で作り上げる一大イベント!
私たちのを観て、「私もやりたい!」って思ってもらえるような、楽しいものにしたいね。
そして昨日の練習中、うちのお猿さんたちの面倒を看てくれたお母さんたちにも感謝です。
ありがとう(^^)
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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