じごくのそうべえ
読んであげるなら 5、6 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
とざい とうざい。
かるわざしの そうべえ。
いっせいいちだいの かるわざでござあい。
* * * * *
(以下、あらすじです)
松の枝から酒蔵の屋根まで渡した縄をわたるそうべえ。
そうれ。
ペペン ペンペン ペーン
おっとっとっとっと。
あ・・・・・・。
綱から落ちて、命を落としてしまったそうべえ。
じごくへの超特急、火の車に乗ってしまいました。
そこで出会った歯抜き師のしかい、山伏のふっかい、医者のちくあん。
三途の河を渡って閻魔大王の前へ。
4人とも地獄行きを命ぜられますが、それぞれの持つ特性を武器に、知恵と機転で暴れまわり、
糞尿地獄に投げ込まれても、鬼に飲まれても、釜茹でにされても、針の山に放り込まれても・・・
へっちゃらです(^^)
弱り果てた閻魔大王は、とうとう!?
* * * * *
上方落語の巨匠、桂米朝の大傑作と言われる「地獄八景亡者戯」を元に描かれたこの絵本。
関西語のイントネーションとリズムの良さが楽しいお話なんですが、
関東人が読むのは至難の業!?
ああ、関西弁は難しい(><)
でも上手く読めたら、読んでる方も聞いてる方もかなり楽しいお話です。
落語絵本って聞くと、小さい子にはムリ?って敬遠される方も多いかもしれませんが、
小さな子も飛びつくような、大笑いするような あれ! が出てくるんですよ。
チョイト下品ですが(^^;)
シリーズの中では、私はこれが一番面白いかな。
息子は「どろんこそうべえ」もかなりのお気に入り。
理由は、「じごくのそうべえ」と一緒の、 あれ! がふんだんに出てくるからです。
* * * * *
2日は、父の18回目の命日でした。
亡くなった年も残暑の厳しい年でしたが、今年はそんなもんじゃ無いですね(><)
実家のすぐ裏にあるお寺に、父や先祖の眠る墓があります。
18年前の9月1日、会社から帰宅したばかりの私と、高校生の下の妹、そして父と母で夕食中、
気分が悪いと寝室に上がり、それっきりになってしまった父。
上の妹は大学の夏休み中で、北海道に旅行中の事でした。
そうべえのように、あの世で力を貸してくれる仲間に出会って、
まだ娘達がだれも結婚してないんだよ!
孫の顔も見たいんだよ!
な~んて訴えたら、戻って来れたかもしれなかったのに・・・・・
って、有りあえないか。
49歳という、かなり短い人生でした。
親の年齢に近づくにつれ、遣り残した事、やりたい事が整理しきれないほど出てきます。
当面、私の仕事は子育てなので、そこに重点を置きたいのですが、これが一番難しいのかも!
今日、園であった竹馬つくりの最中に、前の園長先生と話したそうたの事。
客観的に冷静に分析してくれる先生が居るって、心強く有難いものです。
普段気が付かない事を言ってもらうと、絡まっていた糸が少し解れそうな気がしてきます。
その辺はまた後日。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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