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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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じごくのそうべえ



読んであげるなら 5、6 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

とざい とうざい。

かるわざしの そうべえ。

いっせいいちだいの かるわざでござあい。


じごくのそうべえ_e0160269_15353924.jpg


 * * * * *


(以下、あらすじです)


松の枝から酒蔵の屋根まで渡した縄をわたるそうべえ。

そうれ。

ペペン ペンペン ペーン


おっとっとっとっと。

あ・・・・・・。


綱から落ちて、命を落としてしまったそうべえ。

じごくへの超特急、火の車に乗ってしまいました。

そこで出会った歯抜き師のしかい、山伏のふっかい、医者のちくあん。

三途の河を渡って閻魔大王の前へ。

4人とも地獄行きを命ぜられますが、それぞれの持つ特性を武器に、知恵と機転で暴れまわり、

糞尿地獄に投げ込まれても、鬼に飲まれても、釜茹でにされても、針の山に放り込まれても・・・

へっちゃらです(^^)

弱り果てた閻魔大王は、とうとう!?


* * * * *



上方落語の巨匠、桂米朝の大傑作と言われる「地獄八景亡者戯」を元に描かれたこの絵本。

関西語のイントネーションとリズムの良さが楽しいお話なんですが、

関東人が読むのは至難の業!?

ああ、関西弁は難しい(><)

でも上手く読めたら、読んでる方も聞いてる方もかなり楽しいお話です。

落語絵本って聞くと、小さい子にはムリ?って敬遠される方も多いかもしれませんが、

小さな子も飛びつくような、大笑いするような あれ! が出てくるんですよ。

チョイト下品ですが(^^;)

シリーズの中では、私はこれが一番面白いかな。

息子は「どろんこそうべえ」もかなりのお気に入り。

たじま ゆきひこ
童心社
発売日:2007-01



理由は、「じごくのそうべえ」と一緒の、 あれ! がふんだんに出てくるからです。


 * * * * *


2日は、父の18回目の命日でした。

亡くなった年も残暑の厳しい年でしたが、今年はそんなもんじゃ無いですね(><)

実家のすぐ裏にあるお寺に、父や先祖の眠る墓があります。


18年前の9月1日、会社から帰宅したばかりの私と、高校生の下の妹、そして父と母で夕食中、

気分が悪いと寝室に上がり、それっきりになってしまった父。

上の妹は大学の夏休み中で、北海道に旅行中の事でした。



そうべえのように、あの世で力を貸してくれる仲間に出会って、

まだ娘達がだれも結婚してないんだよ!

孫の顔も見たいんだよ!

な~んて訴えたら、戻って来れたかもしれなかったのに・・・・・

って、有りあえないか。



49歳という、かなり短い人生でした。



親の年齢に近づくにつれ、遣り残した事、やりたい事が整理しきれないほど出てきます。

当面、私の仕事は子育てなので、そこに重点を置きたいのですが、これが一番難しいのかも!


今日、園であった竹馬つくりの最中に、前の園長先生と話したそうたの事。

客観的に冷静に分析してくれる先生が居るって、心強く有難いものです。

普段気が付かない事を言ってもらうと、絡まっていた糸が少し解れそうな気がしてきます。


その辺はまた後日。




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2010-09-04 15:39 | おもしろ絵本